■小中ロック2 (バー・ぴぃちぴっと)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、巫女島・解説、
描き下ろし「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」、
・その他: 短編×13(うち「巫女島シリーズ」×7、「強引ぐマイウェイ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「バー・ぴぃちぴっと」センセの「小中ロック2」です。
巻数表記にしたんですね。
ちょっと昔にはタブーとされていたのに…時代が変わったのかな。
確かに前巻から繋がる漫画もありましたが、別タイトルでも全然おかしくはないんですけど…。
「バー・ぴぃちぴっと」センセの配慮なのかな。
いちおう、センセのHPには”悩んだ結果、分かり易く~”というように書かれていましたが。
ちなみに、前作「小中ロック」は2009年で最も売れた様子。
(※紹介帯による)
面白かったからなぁ。
そう考えると、確実に続けて買ってもらうことを狙ったのかもしれません。
※左:唯ちゃん、右:綾香ちゃん
なにげに眼鏡比率も高めでした。
さて、そんな訳で2冊目「小中ロック2」です。
紹介文には「まだまだ超加速を続けるバー・ぴぃちぴっと先生の閃光の如き軌跡をご堪能下さい」
…とか書いてありました。
”閃光の如き軌跡”とはずいぶん恥ずかしい感じに大げさな気もしますね。
しかし、確かに前回に負けない、魅力あふれる仕上がりになっていました。
特に、前巻から続く今回のメインシリーズ「巫女島」は、その結末に驚くことと思います。たぶん。
まずは短編から。
なぜか短編(※シリーズでないもの)のヒロイン3名は、皆さん眼鏡キャラになっていました。
いきなり「人間五十年~」の「敦盛」から始まっていた「妹ハザード」
兄妹の近親話で、コメディーちっくなつくり。
「男性として好きです」
とか言っていた妹「綾香」ちゃんに対して、お兄ちゃんの反応は成年漫画とは思えないくらいに真っ当。
「お前の母ちゃんが整形でめちゃくちゃかわいく若くなったとして…告白されてセックスしようって言われたらどう思う?」
…だって。
なるほど、スゲエ例え話ですよ。
鍵をかけられていたものの、次々にピッキングの腕が上達していく「綾香ちゃん」に注目。
兄妹という立場すら利用して、親がいながらも関係なく、風呂場や部屋へと侵入していました。
ほぼ楽しい感じのまま進みますが、ラスト前での「綾香ちゃん」はちょっぴりシリアスでした。
「音楽室の優等生」は教師「中島」と生徒「原口ほのか」ちゃんのラブえっち話。
彼女からの告白で付き合うこととなった2人は、いつしか深い関係になっていました。
優等生で、普段はどちらかと言うと抑え気味な彼女。
収録では捻りなく展開する短編で、どっちかと言うとオチ以降のが気になりますねー。
「ギリギリ火遊び」は「天上唯」・「マモル」という、お外でのえっちが好きなカップル。
「こんな性癖の持ち主とは思ってなかったよド畜生」
とかなんとか、露出ぎりぎりなえっちに対して悪態をついてた彼女。
かなりおかしい「綾香ちゃん」、優等生な「ほのかちゃん」らとは異なって、もっとも普通な感覚の女の子でしょう(だと思う)
こちらの漫画は、ヒロイン「唯ちゃん」の視点になっているのがポイント。
ラブラブな感じと、もどかしさがよく表現されていました。
「わかんないや」がいいですね。
※左:美津軽りんご、右:宮本ゆかり
「りんごちゃん」はチェック柄のスカートがいいですねー。
ここから前作「小中ロック」との続き漫画。
「強引ぐマイウェイ 番外編」、描き下ろし「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」は、ひでるさんお気に入り「なっちゃん」こと「大江山夏」さんの続編です。
うち、「強引ぐマイウェイ 番外編」は「なっちゃん」のお友達「神崎沙織」さんのエピソード。
頭からスタイル、性格まで良いという「沙織さん」は先生とのカップル。
教室でのえっちなんですが、とある理由で「なっちゃん」は掃除道具入れに隠れたままなのでした。
漫画は行為を覗く「なっちゃん」視点で進み、2人のえっちを観察しているような風情です。
収録ではトップクラスなバストの「沙織さん」と、計ったことすらない(笑)という「なっちゃん」をお楽しみください。
描き下ろしの「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」は、そのまま撮影ちっくな構成。
局部のアップが多いのもそれがためですかね。
8ページとやや少なめですが、冒頭からオチまで彼女の魅力が満載でした。
相変わらず「直人」くんとの仲も良好でしたよ。
収録のメインは前巻から続く「巫女島シリーズ」で、7話ほど収録されています。
人口1,800名のうち、9割が女性という夢の島”巫女島”
その全員は小さい頃より巫女(娼婦)として教育されているという、特殊な売春島なのでした。
島の外からの客は「神様」として崇められ、ほぼ自由に島民である娘らから”感謝と誠意の御奉仕”を受けることができるのでした。
しかし、
1 巫女がいやがることは強要しない、巫女を傷つけない。
2 立ち入り禁止区域には侵入しない。
3 巫女に「外」のことを教えない。
…という、重要なルールも存在していたのです……。
都合の良い、単なるえっち設定かと思いきや…なかなか深いお話に仕上がっていました。
各話でヒロインが変わる、オムニバスちっくな構成。
彼女らとのはっちゃけたロリえっちの裏で、チラホラと垣間見える巫女島の実情に迫っていきます。
できれば、前回の1話も単行本内にまとめたかったところでしたねー。
収録での1話目「巫女島-ゆかり-」は人気の高い「宮本ゆかり」ちゃん。
眼鏡の巨乳さんで、母乳プレイが楽しめる彼女。
ここはえっちよりも、ちょっとした一言で即座に対処していた”巫女島管理部”が最大のポイント。
緊張感ある結末になっており、前半の巨乳ロリえっちを軽く吹き飛ばしてくれました。
また、名物小学生として前回登場の三倉姉妹ほか数名が描かれておりますが、そのうちの1人、超元気なショタ系女児「西村まこと」ちゃんは、続く「巫女島鬼ごっこ」でのヒロイン。
最強と呼ばれる彼女は「条件付き巫女」であり、鬼ごっこで捕まえられるとえっちできるのでした。
やたら高いテンションにシャツと短パンという格好、さらにはくだらんトラップにお約束で引っ掛かるなど、オモロイ娘さん。
人気の高さがため複数えっちで、寝てる間までされています。
※左:西村まこと、右:皿家うさぎ
同じシリーズの漫画なんですが…「うさぎちゃん」はちと怖いよ。
「巫女島カメラマン」ではポニーテールな「青山ちあき」ちゃん。
ここでの写真は島外持ち出し厳禁でした。
…徹底してますねー。
メインは緊張していた「ちあきちゃん」とのえっち。
こちらも1話目と同じく、独特な世界”巫女島”の暗部が見えます。
ちょっとだけでしたけど。
「巫女島S嬢」は名物小学生の1人「美津軽りんご」さん。
S系巫女でトップクラスの人気という彼女。
今回の↓表紙は…たぶん彼女ですよね。
主人公である男性はほったらかし、他で複数えっちをしていました。
オチ部分が可笑しいです。
少し年齢の上がる「巫女島中学」
ここは眼鏡の「雪」ちゃん。
彼女に恋した男性のお話で、この独特な島ゆえの切なさに溢れるお話になってます。
なお、授業風景も描かれているんですが、
「せんせーが一番集中してないじゃーん」
のあたりが好き。わはは。
シリーズ結末となる、「巫女島終幕前夜」、「巫女島最終日」の2話。
ここでのヒロインは、ミステリアスな「皿家うさぎ」ちゃん。
巫女島神社の次女で、彼女も名物小学生の1人。
”なぜかヤらせてくれない難攻不落の4年生”という彼女がラストを飾っておりました。
前半にて妹「三倉ともよ」、姉「三倉登美子」ほか、「まことちゃん」、「ゆかりちゃん」などが登場していましたが…気軽にえっちを楽しむ彼女らと、徹底的にそれを拒否続ける彼女。
その理由が明かされる「巫女島最終日」は秀逸な出来栄えです。
ここは凄かった。
「バー・ぴぃちぴっと」センセが期待した展開はNGになったようですが、結果的に深いテーマとえっちがバランス良く混ざった傑作になったと思います。
よくこんな話を考えるなぁ。(←無論イイ意味で)
極細・繊細な線の絵柄。
キャラはどちらかというとすっきりしてますが、服装や背景などは良く描き込まれています。
丁寧かつ適度なくらいの濃淡で、全体は見易く仕上がっていました。
「なっちゃん」の弾けたコメディーから、「巫女島」での緊張感ある描写まで、幅広い漫画を描ける方。
特に普段が可愛らしいだけ、シリアスになった際の冷たさは抜群。
よく描き込まれた背景などが効果的でした。
カラーよりも白黒絵のが巧いと思うので、↓表紙からプラス判定で良いでしょう。
今回↓の表紙・裏表紙は、それぞれの面だけで見るとイマイチよく分かんない感じですね。
購入した方は、カバーを外して広げるのをオススメしておきます。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 多少目につくコマもありましたが些細なこと。高いクオリティです。
・話5: 短編・中編どちらも良い出来栄え。
・独5: 今回単行本は「巫女島」でしょう。非常に良かったです。
合計:[15/15]
某専門書店では、小冊子がオマケとなっているので1話ほどお得。
ネタは「巫女島」なんですが、前回単行本に出ていた男性キャラとのコラボになってます。
回想程度ですが、褐色肌の娘さんらが顔を見せるので、そちらが好きだった方は必見!
数に限りあるため、お早めにどうぞ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、巫女島・解説、
描き下ろし「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」、
・その他: 短編×13(うち「巫女島シリーズ」×7、「強引ぐマイウェイ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「バー・ぴぃちぴっと」センセの「小中ロック2」です。
巻数表記にしたんですね。
ちょっと昔にはタブーとされていたのに…時代が変わったのかな。
確かに前巻から繋がる漫画もありましたが、別タイトルでも全然おかしくはないんですけど…。
「バー・ぴぃちぴっと」センセの配慮なのかな。
いちおう、センセのHPには”悩んだ結果、分かり易く~”というように書かれていましたが。
ちなみに、前作「小中ロック」は2009年で最も売れた様子。
(※紹介帯による)
面白かったからなぁ。
そう考えると、確実に続けて買ってもらうことを狙ったのかもしれません。
※左:唯ちゃん、右:綾香ちゃん
なにげに眼鏡比率も高めでした。
さて、そんな訳で2冊目「小中ロック2」です。
紹介文には「まだまだ超加速を続けるバー・ぴぃちぴっと先生の閃光の如き軌跡をご堪能下さい」
…とか書いてありました。
”閃光の如き軌跡”とはずいぶん恥ずかしい感じに大げさな気もしますね。
しかし、確かに前回に負けない、魅力あふれる仕上がりになっていました。
特に、前巻から続く今回のメインシリーズ「巫女島」は、その結末に驚くことと思います。たぶん。
まずは短編から。
なぜか短編(※シリーズでないもの)のヒロイン3名は、皆さん眼鏡キャラになっていました。
いきなり「人間五十年~」の「敦盛」から始まっていた「妹ハザード」
兄妹の近親話で、コメディーちっくなつくり。
「男性として好きです」
とか言っていた妹「綾香」ちゃんに対して、お兄ちゃんの反応は成年漫画とは思えないくらいに真っ当。
「お前の母ちゃんが整形でめちゃくちゃかわいく若くなったとして…告白されてセックスしようって言われたらどう思う?」
…だって。
なるほど、スゲエ例え話ですよ。
鍵をかけられていたものの、次々にピッキングの腕が上達していく「綾香ちゃん」に注目。
兄妹という立場すら利用して、親がいながらも関係なく、風呂場や部屋へと侵入していました。
ほぼ楽しい感じのまま進みますが、ラスト前での「綾香ちゃん」はちょっぴりシリアスでした。
「音楽室の優等生」は教師「中島」と生徒「原口ほのか」ちゃんのラブえっち話。
彼女からの告白で付き合うこととなった2人は、いつしか深い関係になっていました。
優等生で、普段はどちらかと言うと抑え気味な彼女。
収録では捻りなく展開する短編で、どっちかと言うとオチ以降のが気になりますねー。
「ギリギリ火遊び」は「天上唯」・「マモル」という、お外でのえっちが好きなカップル。
「こんな性癖の持ち主とは思ってなかったよド畜生」
とかなんとか、露出ぎりぎりなえっちに対して悪態をついてた彼女。
かなりおかしい「綾香ちゃん」、優等生な「ほのかちゃん」らとは異なって、もっとも普通な感覚の女の子でしょう(だと思う)
こちらの漫画は、ヒロイン「唯ちゃん」の視点になっているのがポイント。
ラブラブな感じと、もどかしさがよく表現されていました。
「わかんないや」がいいですね。
※左:美津軽りんご、右:宮本ゆかり
「りんごちゃん」はチェック柄のスカートがいいですねー。
ここから前作「小中ロック」との続き漫画。
「強引ぐマイウェイ 番外編」、描き下ろし「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」は、ひでるさんお気に入り「なっちゃん」こと「大江山夏」さんの続編です。
うち、「強引ぐマイウェイ 番外編」は「なっちゃん」のお友達「神崎沙織」さんのエピソード。
頭からスタイル、性格まで良いという「沙織さん」は先生とのカップル。
教室でのえっちなんですが、とある理由で「なっちゃん」は掃除道具入れに隠れたままなのでした。
漫画は行為を覗く「なっちゃん」視点で進み、2人のえっちを観察しているような風情です。
収録ではトップクラスなバストの「沙織さん」と、計ったことすらない(笑)という「なっちゃん」をお楽しみください。
描き下ろしの「強引ぐマイウェイ なっちゃんハメ撮り」は、そのまま撮影ちっくな構成。
局部のアップが多いのもそれがためですかね。
8ページとやや少なめですが、冒頭からオチまで彼女の魅力が満載でした。
相変わらず「直人」くんとの仲も良好でしたよ。
収録のメインは前巻から続く「巫女島シリーズ」で、7話ほど収録されています。
人口1,800名のうち、9割が女性という夢の島”巫女島”
その全員は小さい頃より巫女(娼婦)として教育されているという、特殊な売春島なのでした。
島の外からの客は「神様」として崇められ、ほぼ自由に島民である娘らから”感謝と誠意の御奉仕”を受けることができるのでした。
しかし、
1 巫女がいやがることは強要しない、巫女を傷つけない。
2 立ち入り禁止区域には侵入しない。
3 巫女に「外」のことを教えない。
…という、重要なルールも存在していたのです……。
都合の良い、単なるえっち設定かと思いきや…なかなか深いお話に仕上がっていました。
各話でヒロインが変わる、オムニバスちっくな構成。
彼女らとのはっちゃけたロリえっちの裏で、チラホラと垣間見える巫女島の実情に迫っていきます。
できれば、前回の1話も単行本内にまとめたかったところでしたねー。
収録での1話目「巫女島-ゆかり-」は人気の高い「宮本ゆかり」ちゃん。
眼鏡の巨乳さんで、母乳プレイが楽しめる彼女。
ここはえっちよりも、ちょっとした一言で即座に対処していた”巫女島管理部”が最大のポイント。
緊張感ある結末になっており、前半の巨乳ロリえっちを軽く吹き飛ばしてくれました。
また、名物小学生として前回登場の三倉姉妹ほか数名が描かれておりますが、そのうちの1人、超元気なショタ系女児「西村まこと」ちゃんは、続く「巫女島鬼ごっこ」でのヒロイン。
最強と呼ばれる彼女は「条件付き巫女」であり、鬼ごっこで捕まえられるとえっちできるのでした。
やたら高いテンションにシャツと短パンという格好、さらにはくだらんトラップにお約束で引っ掛かるなど、オモロイ娘さん。
人気の高さがため複数えっちで、寝てる間までされています。
※左:西村まこと、右:皿家うさぎ
同じシリーズの漫画なんですが…「うさぎちゃん」はちと怖いよ。
「巫女島カメラマン」ではポニーテールな「青山ちあき」ちゃん。
ここでの写真は島外持ち出し厳禁でした。
…徹底してますねー。
メインは緊張していた「ちあきちゃん」とのえっち。
こちらも1話目と同じく、独特な世界”巫女島”の暗部が見えます。
ちょっとだけでしたけど。
「巫女島S嬢」は名物小学生の1人「美津軽りんご」さん。
S系巫女でトップクラスの人気という彼女。
今回の↓表紙は…たぶん彼女ですよね。
主人公である男性はほったらかし、他で複数えっちをしていました。
オチ部分が可笑しいです。
少し年齢の上がる「巫女島中学」
ここは眼鏡の「雪」ちゃん。
彼女に恋した男性のお話で、この独特な島ゆえの切なさに溢れるお話になってます。
なお、授業風景も描かれているんですが、
「せんせーが一番集中してないじゃーん」
のあたりが好き。わはは。
シリーズ結末となる、「巫女島終幕前夜」、「巫女島最終日」の2話。
ここでのヒロインは、ミステリアスな「皿家うさぎ」ちゃん。
巫女島神社の次女で、彼女も名物小学生の1人。
”なぜかヤらせてくれない難攻不落の4年生”という彼女がラストを飾っておりました。
前半にて妹「三倉ともよ」、姉「三倉登美子」ほか、「まことちゃん」、「ゆかりちゃん」などが登場していましたが…気軽にえっちを楽しむ彼女らと、徹底的にそれを拒否続ける彼女。
その理由が明かされる「巫女島最終日」は秀逸な出来栄えです。
ここは凄かった。
「バー・ぴぃちぴっと」センセが期待した展開はNGになったようですが、結果的に深いテーマとえっちがバランス良く混ざった傑作になったと思います。
よくこんな話を考えるなぁ。(←無論イイ意味で)
極細・繊細な線の絵柄。
キャラはどちらかというとすっきりしてますが、服装や背景などは良く描き込まれています。
丁寧かつ適度なくらいの濃淡で、全体は見易く仕上がっていました。
「なっちゃん」の弾けたコメディーから、「巫女島」での緊張感ある描写まで、幅広い漫画を描ける方。
特に普段が可愛らしいだけ、シリアスになった際の冷たさは抜群。
よく描き込まれた背景などが効果的でした。
カラーよりも白黒絵のが巧いと思うので、↓表紙からプラス判定で良いでしょう。
今回↓の表紙・裏表紙は、それぞれの面だけで見るとイマイチよく分かんない感じですね。
購入した方は、カバーを外して広げるのをオススメしておきます。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 多少目につくコマもありましたが些細なこと。高いクオリティです。
・話5: 短編・中編どちらも良い出来栄え。
・独5: 今回単行本は「巫女島」でしょう。非常に良かったです。
合計:[15/15]
某専門書店では、小冊子がオマケとなっているので1話ほどお得。
ネタは「巫女島」なんですが、前回単行本に出ていた男性キャラとのコラボになってます。
回想程度ですが、褐色肌の娘さんらが顔を見せるので、そちらが好きだった方は必見!
数に限りあるため、お早めにどうぞ。
小中ロック2 (TENMAコミックス LO) (2010/04/16) バー・ぴぃちぴっと 商品詳細を見る |
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良かったですよね
私は「なっちゃん」の続きが見れたので大満足です。
特に描き下ろし部分が。
この方は短編も巧いですよねー。
特に描き下ろし部分が。
この方は短編も巧いですよねー。
おきにいり
個人的には前巻の「惚れた女は10才児」のその後が見たかったですね~
しかし前巻はなかなか気に入っていたのでこの方の新刊が読めるだけでもありがたいです
しかし前巻はなかなか気に入っていたのでこの方の新刊が読めるだけでもありがたいです