■おしえてまりあ (朝森瑞季)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・同棲
・おまけ:
・その他: 9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「朝森瑞季(あさもり・みずき)」センセの「おしえてまりあ 1巻」です。
積まれた漫画をさばき中です。
こちらでも紹介しています「タビと道づれ/たなかのか」は6巻で完結。
不確かな冒頭から、じわじわ種明かしされるパターンで、こざっぱりとした絵柄ながらゾクっとさせる怖い描写もあり、非常に良かったです。
バトルもの「爆熱戦湯姫/海瀬壮祐」、「スプライトシュピーゲル/さめだ 小判」の2冊はちと期待外れ。
前者は温泉バトル然とした、もうちょっと巧い言葉遊びとか、刺さる描写がほしかったです。
後者はなんだかありがちで特に魅力を感じません。ぶっちゃけ、読み易さなくただややこしい印象でした。
「夏の前日/吉田基已」は重々しく、想像したそのままな出来栄え。
個人的に、あまり巻数続くと読み辛くなるんですが…オススメ。
後でブログにて紹介するかも。
…まだまだあるんですが、キリがないのでここまでに(笑)
さて、本日は「朝森瑞季」センセです。
全3巻となった長編「ガラスの女神」、ビジネス系短編集「つゆだくめしべ」などを紹介しております。
この「おしえてまりあ」は6冊目になるのかな。
こちらも巻数表記があり、何冊か続く長編ラブコメになりそうです。
※正ヒロイン「信濃川まりあ」
スコープ越しですね。なかなかキュートです。
主人公「来光タケル(らいこう・たける)」は20歳を迎えた大学生。
旅行研究会でのアイドル的存在「ゆうな」を、半年かけて口説き続けたのです。
その甲斐あって、デートからキス、さらには部屋へ来る約束まで取りつけていました。
彼女を迎えるため、張り切る「タケル」でしたが…。
「あなたのお嫁さんになりに来ました!」
玄関に顔を見せたのは、許嫁と名乗る「信濃川まりあ」だったのです。
だいたいそんなお話。
可愛い女の子と突然同棲生活が始まるという、よくあるパターンのラブコメ。
曾祖父(※ひいじいさん)が決めたという許嫁。
わざわざ訪ねてきた「まりあさん」は当然ながらそれを受け入れており、自然に家事全般をしていたほか、えっちもし放題なのでした。
容姿的にも、2話で対面した友人「ヒロシ」は「美少女」と評しており、海へ旅行に出かける5話では着ていた水着(※裏表紙参照)もあって「清楚」とか言われていました。
性格も良く従順であり、特にえっちに関しては様々なプレイを恥ずかしがりながらも受け入れています。
いい娘さんです。
徹底的に可愛らしく描かれており、男性にとってはやや都合良過ぎる女の子。
前半では「帰れ」と言われ、中盤では「従妹」として扱われながらも不平不満なくそれに合わせております。
なんでも無垢に嬉しそうな反応をしていた彼女に対して、「ヒロシくん」は「アホでは」とか随分失礼なことを考えていました。
コイツ最低ですねー。
1巻は何事もなく進んでいましたけど、2巻あたりからしっぺ返しされるかな。
漫画は「ヒロシくん」の視点で進んでおり、「まりあさん」の心情についてはあまり触れられていません。
たぶん彼女の側では、様々に揺れ動いていたのではないかなぁ。
※可愛らしい「まりあさん」
なんだか狙っているような気もしますが(笑)ちなみに、中央が「ゆうなちゃん」です。
もう1人のヒロイン「ゆうなちゃん」
田舎育ちらしい「まりあさん」に対して、洗練された女の子として描かれています。
(※2人並んだ姿は「弟」とか「ダサイ追っかけ」とか言われてる)
彼女とはまだえっち関係でないため、漫画は「まりあさん」が中心。
唯一の見せ場は試着室の3話ですが…まぁ、ココはお約束でしたね。
なかなかマメで努力も感じられる「ヒロシくん」の熱烈なラブコールによって、部屋に上がるまでの関係になっていた様子。
皆で海へ出掛けた5話では腕を組む描写があり、他にも水着の試着を見せる(3話)、同居を気にする(6話)、単独で映画・カラオケに誘う(8話)…など、いちおう彼女っぽい立ち位置。
ただ、いまいち話に絡むことなく、初えっちを期待していた「ヒロシくん」とは裏腹に感情面では開きがある様子でした。
「まりあさん」が押し掛けてくる1話目。
勘違いした「ゆうなちゃん」にひっぱたかれたりしているんですが…まったく空気を読まない彼女がスゴイ。
「おめでとうございます」
とか言ってました。
あーまでだと、逆に違った思惑がありそうですね。
なお、そちらに続く2話では、必死に我慢していた彼に対して「まりあさん」からえっちに誘っていました。
3話目は「ゆうなちゃん」
「ヒロシくん」の頑張りと共に、あっさりとした反応を見せる彼女が描かれています。
ここは「まりあさん」とのえっちがない、唯一のエピソードでした。
洗い物をしていた「まりあさん」を背中から~という4話目は、ちょっとした勘違いもあって、「ヒロシくん」からのお手付きです。
なるほど、いいお尻ですね、彼女。
海へ旅行の5、6話目は浜辺から温泉えっち。
特に温泉シーンは、かなり無理ありましたけど…漫画ですからね。
スクール水着を見事に着こなしていた「まりあさん」に注目です。
お風呂場での7話、夢から続く8話、スカートからの9話は、ラブラブカップルという感じでした。
そう言えば「まりあさん」は意外にパンツルックばかりでしたねー。
※えっちな「まりあさん」
基本的に、えっちには抵抗しない「まりあさん」なのでした。
最終の9話にて、お互いにちょっと変化があった様子。
やや仕掛けが遅いようにも感じます。
逆に言えば、「まりあさん」の魅力はたっぷり描かれており、正ヒロインたる地位を確固たるものにしていました。
あの↓表紙で買った方は、満足されるだろう内容です。
柔らか線のすっきり絵柄。
適度な濃淡で安定しており、全体は良くまとまっていました。
あっさりとした描き込みは見易く、一般系らしい軽いタッチです。
好みはあるかもしれませんが、広い間口で幅広く受け入れられると思います。
ゆったりとした輪郭で、大き過ぎない目・鼻・口というバランスの人物絵。
可愛く、清潔な感じに仕上がっています。
カラーになるとより洗練された感じになりますが、だいたい↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ちらほら弱めなコマもありますが、大きく影響しない程度でしょう。
・話3: ゆっくりなペースで、あまり変化ありません。現時点では判断し辛いです。
・独3: 甘い同棲漫画です。キャラの心情まで描いてほしいところでしたが、作戦なのかも。
合計:[10/15]
タナボタで好き勝手できる「まりあさん」
もともと憧れていた相手で、なかなか手に入らない存在の「ゆうなちゃん」
この2人で…「ヒロシくん」が自然と「ゆうなちゃん」を追いかけてしまうのは、無理からぬところかもしれませんね。
今後の展開に期待しましょう。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・同棲
・おまけ:
・その他: 9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「朝森瑞季(あさもり・みずき)」センセの「おしえてまりあ 1巻」です。
積まれた漫画をさばき中です。
こちらでも紹介しています「タビと道づれ/たなかのか」は6巻で完結。
不確かな冒頭から、じわじわ種明かしされるパターンで、こざっぱりとした絵柄ながらゾクっとさせる怖い描写もあり、非常に良かったです。
バトルもの「爆熱戦湯姫/海瀬壮祐」、「スプライトシュピーゲル/さめだ 小判」の2冊はちと期待外れ。
前者は温泉バトル然とした、もうちょっと巧い言葉遊びとか、刺さる描写がほしかったです。
後者はなんだかありがちで特に魅力を感じません。ぶっちゃけ、読み易さなくただややこしい印象でした。
「夏の前日/吉田基已」は重々しく、想像したそのままな出来栄え。
個人的に、あまり巻数続くと読み辛くなるんですが…オススメ。
後でブログにて紹介するかも。
…まだまだあるんですが、キリがないのでここまでに(笑)
さて、本日は「朝森瑞季」センセです。
全3巻となった長編「ガラスの女神」、ビジネス系短編集「つゆだくめしべ」などを紹介しております。
この「おしえてまりあ」は6冊目になるのかな。
こちらも巻数表記があり、何冊か続く長編ラブコメになりそうです。
※正ヒロイン「信濃川まりあ」
スコープ越しですね。なかなかキュートです。
主人公「来光タケル(らいこう・たける)」は20歳を迎えた大学生。
旅行研究会でのアイドル的存在「ゆうな」を、半年かけて口説き続けたのです。
その甲斐あって、デートからキス、さらには部屋へ来る約束まで取りつけていました。
彼女を迎えるため、張り切る「タケル」でしたが…。
「あなたのお嫁さんになりに来ました!」
玄関に顔を見せたのは、許嫁と名乗る「信濃川まりあ」だったのです。
だいたいそんなお話。
可愛い女の子と突然同棲生活が始まるという、よくあるパターンのラブコメ。
曾祖父(※ひいじいさん)が決めたという許嫁。
わざわざ訪ねてきた「まりあさん」は当然ながらそれを受け入れており、自然に家事全般をしていたほか、えっちもし放題なのでした。
容姿的にも、2話で対面した友人「ヒロシ」は「美少女」と評しており、海へ旅行に出かける5話では着ていた水着(※裏表紙参照)もあって「清楚」とか言われていました。
性格も良く従順であり、特にえっちに関しては様々なプレイを恥ずかしがりながらも受け入れています。
いい娘さんです。
徹底的に可愛らしく描かれており、男性にとってはやや都合良過ぎる女の子。
前半では「帰れ」と言われ、中盤では「従妹」として扱われながらも不平不満なくそれに合わせております。
なんでも無垢に嬉しそうな反応をしていた彼女に対して、「ヒロシくん」は「アホでは」とか随分失礼なことを考えていました。
コイツ最低ですねー。
1巻は何事もなく進んでいましたけど、2巻あたりからしっぺ返しされるかな。
漫画は「ヒロシくん」の視点で進んでおり、「まりあさん」の心情についてはあまり触れられていません。
たぶん彼女の側では、様々に揺れ動いていたのではないかなぁ。
※可愛らしい「まりあさん」
なんだか狙っているような気もしますが(笑)ちなみに、中央が「ゆうなちゃん」です。
もう1人のヒロイン「ゆうなちゃん」
田舎育ちらしい「まりあさん」に対して、洗練された女の子として描かれています。
(※2人並んだ姿は「弟」とか「ダサイ追っかけ」とか言われてる)
彼女とはまだえっち関係でないため、漫画は「まりあさん」が中心。
唯一の見せ場は試着室の3話ですが…まぁ、ココはお約束でしたね。
なかなかマメで努力も感じられる「ヒロシくん」の熱烈なラブコールによって、部屋に上がるまでの関係になっていた様子。
皆で海へ出掛けた5話では腕を組む描写があり、他にも水着の試着を見せる(3話)、同居を気にする(6話)、単独で映画・カラオケに誘う(8話)…など、いちおう彼女っぽい立ち位置。
ただ、いまいち話に絡むことなく、初えっちを期待していた「ヒロシくん」とは裏腹に感情面では開きがある様子でした。
「まりあさん」が押し掛けてくる1話目。
勘違いした「ゆうなちゃん」にひっぱたかれたりしているんですが…まったく空気を読まない彼女がスゴイ。
「おめでとうございます」
とか言ってました。
あーまでだと、逆に違った思惑がありそうですね。
なお、そちらに続く2話では、必死に我慢していた彼に対して「まりあさん」からえっちに誘っていました。
3話目は「ゆうなちゃん」
「ヒロシくん」の頑張りと共に、あっさりとした反応を見せる彼女が描かれています。
ここは「まりあさん」とのえっちがない、唯一のエピソードでした。
洗い物をしていた「まりあさん」を背中から~という4話目は、ちょっとした勘違いもあって、「ヒロシくん」からのお手付きです。
なるほど、いいお尻ですね、彼女。
海へ旅行の5、6話目は浜辺から温泉えっち。
特に温泉シーンは、かなり無理ありましたけど…漫画ですからね。
スクール水着を見事に着こなしていた「まりあさん」に注目です。
お風呂場での7話、夢から続く8話、スカートからの9話は、ラブラブカップルという感じでした。
そう言えば「まりあさん」は意外にパンツルックばかりでしたねー。
※えっちな「まりあさん」
基本的に、えっちには抵抗しない「まりあさん」なのでした。
最終の9話にて、お互いにちょっと変化があった様子。
やや仕掛けが遅いようにも感じます。
逆に言えば、「まりあさん」の魅力はたっぷり描かれており、正ヒロインたる地位を確固たるものにしていました。
あの↓表紙で買った方は、満足されるだろう内容です。
柔らか線のすっきり絵柄。
適度な濃淡で安定しており、全体は良くまとまっていました。
あっさりとした描き込みは見易く、一般系らしい軽いタッチです。
好みはあるかもしれませんが、広い間口で幅広く受け入れられると思います。
ゆったりとした輪郭で、大き過ぎない目・鼻・口というバランスの人物絵。
可愛く、清潔な感じに仕上がっています。
カラーになるとより洗練された感じになりますが、だいたい↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ちらほら弱めなコマもありますが、大きく影響しない程度でしょう。
・話3: ゆっくりなペースで、あまり変化ありません。現時点では判断し辛いです。
・独3: 甘い同棲漫画です。キャラの心情まで描いてほしいところでしたが、作戦なのかも。
合計:[10/15]
タナボタで好き勝手できる「まりあさん」
もともと憧れていた相手で、なかなか手に入らない存在の「ゆうなちゃん」
この2人で…「ヒロシくん」が自然と「ゆうなちゃん」を追いかけてしまうのは、無理からぬところかもしれませんね。
今後の展開に期待しましょう。
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comment
そのとおり
ご指摘の通りでした。
ごめんなさい。
途中ですっっかり間違ってましたねー。
ごめんなさい。
途中ですっっかり間違ってましたねー。
No title
ヒロシ?主人公はタケルじゃないんですか??
あああああ
何度か書いているように、漫画は読み手によって感覚は変わります。
あくまでも参考程度でお願いしますー。
ちなみに、「マルドゥック~」は読んだことありません。
あくまでも参考程度でお願いしますー。
ちなみに、「マルドゥック~」は読んだことありません。
No title
さめだ小判が原作者の大ファンで自分から描かせてくれって
いったらしいけどそんなに駄目だったのか
いったらしいけどそんなに駄目だったのか
同原作者のマルドゥック・スクランブルのコミカライズは良かったですね
信者補正があるので参考になるかは分かりませんが…
信者補正があるので参考になるかは分かりませんが…
そうですか…
原作読まないとダメ、読んだ人にし進めにくいって…。
「さめだ小判」センセなんで期待したんですけどねー。
るるる。
「さめだ小判」センセなんで期待したんですけどねー。
るるる。
スプライトは原作を読んでくれとしか…
あーでも原作の方が何万倍も人に勧めにくいw
あーでも原作の方が何万倍も人に勧めにくいw