■完全凌辱遊戯 (杏咲モラル)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・複数
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「杏咲モラル(あんざき・もらる)」センセの「完全凌辱遊戯 PERFECT DISGRACE PLAY」です。
ついに今年最後までなんとかこぎつけました。
そんなこんなで、2007年をしめくくるに相応しい本ということで…こちら。
年始が「放課後奴隷倶楽部/まぐろ帝國」だったので、そちらに合わせて「完全凌辱遊戯」なのです。
タイトルの響きだけで決めちゃいました(笑)
さて、「杏咲モラル」センセの漫画はこちらで一般系「ここでキスして」、「生半熟柔穴授業」などを紹介しております。
今回の「完全凌辱遊戯」は成年指定の短編集なんですね。
ちょっと期待をしていたんですけれど、これが案外普通。
複数だったり、無理やりだったりと、若干ハードではありましたが、全体的にはタイトルの響きほどではありません。
※上:ヘルパー「恵さん」、下:漫研「白石さん」です。
この2話はまとまりよく、いいお話でした。「白石さん」には何が起こったのでしょう??
色々と犯罪ちっくな、ヤバいお話「監禁遊戯」
いつからか出席しなくなっていた「白石」さんは、同じ部員に監禁されておりました。
様子を見に来た主人公「堀」くんが取った行動は…。
ごく簡単ですが、そんなん。
全てに救いがない真っ黒な展開で、葛藤に苦しむ「堀くん」、拒絶する「白石さん」などの描写が秀逸。
えっちからオチまで、ページ内で非常に良くまとまった短編でした。
絶賛するのもなんだか妙ですが(笑)、これはいい話。
詳しくは読んでみて。
単行本には、人助けからトンでもない事態へ発展する「生贄若妻」、実際にありそな、一見はえっちと無縁そうな舞台での話「幼妻緊縛乱交」など、人妻系もいくつか収録されておりました。
そんな中で、最も良かったのが「ヘルパー4P輪姦」
デイケアサービスの人妻「恵」さんは、些細なことを切っ掛けに訪問先の「鈴木玄八」さんと関係をもってしまっておりました。
それを見ていた「鈴木さん」の妻は…という流れ。
現在の社会問題を反映したような短編ですね。
本気でこんなん実際にありそうな気がしました。あるいは、これから出てくるのかな?
「今日はもうそれくらいにして下さい」
とにかく、足が悪くて寝たきりという「玄八さん」に、恥ずかしがりながらも従ってしまうというシチュエーションがいやらしいのです。
やっぱり年をとっても、ああいう感覚だけは持ち続けていたいものですね(笑)
切っ掛けが”密告”というのもブラックなのですよ。
※左:2000年「絵里子さん」、右:2007年「茜ちゃん」
比較サンプルです。センセの絵は新旧どちらも味があるので、いい感じだと思います。
ほか、ヌードモデルからのよくある王道展開な芸術系えっち話「快感・個人指導」
「つまらない羞恥と芸術とどっちが大切なんだ?」
…という台詞に嬉し泣きです。
うわうわ、ずるい文句だなー。もしひでるさんが芸術家なら、ぜひ使ってみたい台詞でした。
潰れたメイド喫茶店員の一人「三田村茜」ちゃんが元店長のとこで修行するという「メイド調教凌辱紀」
説明不足なのか途中の流れが弱く、メイドえっち以外は見るべきところがありません。
ファーストフード店員のお話「ご褒美ほしいな」も同様。
制服とか店内えっちなどのビジュアル面はいいんですが、お話はバラバラな印象でした。
陵辱系ならトコトンまで堕ちてもらわないと、中途半端になってしまいます。
えっちシーンに相当ページを割かなければいけない関係もあるでしょう、起承転結のきっちり結末まで描こうとすると、こんなんが限界なのかなぁ…。
いい話もあるんですが、全体的には駆け足で描ききれていないように感じました。
こちらの収録で、後半の短編4話は2000年から2001年とだいぶ古いもの。
「杏咲モラル」センセの絵柄はそう落差があるものではないですが、やっぱりもさもさっと重い感じです。
新しい絵のがやっぱり洗練されてスッキリしてますね。
柔らかそうな、肉感的な女の子キャラが巧い方です。
可愛いには違いないんですが、外観が似通っているだけでなく、没個性でキャラ的に弱いところが難点。
なお、詳細部分の表現については、前述しているような一般系とさして変化はありませんでした。
ちなみに、裏まで続く↓表紙絵はカバー裏、折り返し、もくじ背景などあちこちで使いまわされており、がっかり。
もうちょっと色々なんかして欲しいものだけれど…。
完全凌辱遊戯 (ダイトコミックス 226)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・複数
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「杏咲モラル(あんざき・もらる)」センセの「完全凌辱遊戯 PERFECT DISGRACE PLAY」です。
ついに今年最後までなんとかこぎつけました。
そんなこんなで、2007年をしめくくるに相応しい本ということで…こちら。
年始が「放課後奴隷倶楽部/まぐろ帝國」だったので、そちらに合わせて「完全凌辱遊戯」なのです。
タイトルの響きだけで決めちゃいました(笑)
さて、「杏咲モラル」センセの漫画はこちらで一般系「ここでキスして」、「生半熟柔穴授業」などを紹介しております。
今回の「完全凌辱遊戯」は成年指定の短編集なんですね。
ちょっと期待をしていたんですけれど、これが案外普通。
複数だったり、無理やりだったりと、若干ハードではありましたが、全体的にはタイトルの響きほどではありません。
※上:ヘルパー「恵さん」、下:漫研「白石さん」です。
この2話はまとまりよく、いいお話でした。「白石さん」には何が起こったのでしょう??
色々と犯罪ちっくな、ヤバいお話「監禁遊戯」
いつからか出席しなくなっていた「白石」さんは、同じ部員に監禁されておりました。
様子を見に来た主人公「堀」くんが取った行動は…。
ごく簡単ですが、そんなん。
全てに救いがない真っ黒な展開で、葛藤に苦しむ「堀くん」、拒絶する「白石さん」などの描写が秀逸。
えっちからオチまで、ページ内で非常に良くまとまった短編でした。
絶賛するのもなんだか妙ですが(笑)、これはいい話。
詳しくは読んでみて。
単行本には、人助けからトンでもない事態へ発展する「生贄若妻」、実際にありそな、一見はえっちと無縁そうな舞台での話「幼妻緊縛乱交」など、人妻系もいくつか収録されておりました。
そんな中で、最も良かったのが「ヘルパー4P輪姦」
デイケアサービスの人妻「恵」さんは、些細なことを切っ掛けに訪問先の「鈴木玄八」さんと関係をもってしまっておりました。
それを見ていた「鈴木さん」の妻は…という流れ。
現在の社会問題を反映したような短編ですね。
本気でこんなん実際にありそうな気がしました。あるいは、これから出てくるのかな?
「今日はもうそれくらいにして下さい」
とにかく、足が悪くて寝たきりという「玄八さん」に、恥ずかしがりながらも従ってしまうというシチュエーションがいやらしいのです。
やっぱり年をとっても、ああいう感覚だけは持ち続けていたいものですね(笑)
切っ掛けが”密告”というのもブラックなのですよ。
※左:2000年「絵里子さん」、右:2007年「茜ちゃん」
比較サンプルです。センセの絵は新旧どちらも味があるので、いい感じだと思います。
ほか、ヌードモデルからのよくある王道展開な芸術系えっち話「快感・個人指導」
「つまらない羞恥と芸術とどっちが大切なんだ?」
…という台詞に嬉し泣きです。
うわうわ、ずるい文句だなー。もしひでるさんが芸術家なら、ぜひ使ってみたい台詞でした。
潰れたメイド喫茶店員の一人「三田村茜」ちゃんが元店長のとこで修行するという「メイド調教凌辱紀」
説明不足なのか途中の流れが弱く、メイドえっち以外は見るべきところがありません。
ファーストフード店員のお話「ご褒美ほしいな」も同様。
制服とか店内えっちなどのビジュアル面はいいんですが、お話はバラバラな印象でした。
陵辱系ならトコトンまで堕ちてもらわないと、中途半端になってしまいます。
えっちシーンに相当ページを割かなければいけない関係もあるでしょう、起承転結のきっちり結末まで描こうとすると、こんなんが限界なのかなぁ…。
いい話もあるんですが、全体的には駆け足で描ききれていないように感じました。
こちらの収録で、後半の短編4話は2000年から2001年とだいぶ古いもの。
「杏咲モラル」センセの絵柄はそう落差があるものではないですが、やっぱりもさもさっと重い感じです。
新しい絵のがやっぱり洗練されてスッキリしてますね。
柔らかそうな、肉感的な女の子キャラが巧い方です。
可愛いには違いないんですが、外観が似通っているだけでなく、没個性でキャラ的に弱いところが難点。
なお、詳細部分の表現については、前述しているような一般系とさして変化はありませんでした。
ちなみに、裏まで続く↓表紙絵はカバー裏、折り返し、もくじ背景などあちこちで使いまわされており、がっかり。
もうちょっと色々なんかして欲しいものだけれど…。
完全凌辱遊戯 (ダイトコミックス 226)
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comment
おめでとうございます
ぽごさん、コメントありがとうございます。
いつまで続けていられるかわかりませんが、今年も宜しくお願いします。
ひでるは偏っているので気をつけて!
いつまで続けていられるかわかりませんが、今年も宜しくお願いします。
ひでるは偏っているので気をつけて!
はじめまして&お疲れさまでした!
いつも参考にさせてもらっています。
来年もよろしくお願いします。
よいお年を(*^^*)
いつも参考にさせてもらっています。
来年もよろしくお願いします。
よいお年を(*^^*)