まんがさんぽ　2006年08月01日

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★まんがデーター　［９／１５］
・絵　　　：■■■■□
・話　　　：■■■□□
・独創性：■■□□□
・属性　：　原作ゲーム・ホームコメディ
・おまけ：　あとがき
・その他：　作者はそのままゲームキャラデザイン担当。全１５話。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「結城みつる」センセの「木漏れ日の並木道」です。

原作は同タイトルのゲーム（Ｆ＆Ｃ）で、漫画の「結城みつる」センセはそのままキャラデザインをやっていたそうです。
実際製作に関わっていた人がそのまま漫画を書くというのは、ファンにとっては嬉しいことではないでしょうか？
ちなみに、ひでるさんはゲームの存在すら知りませんでした。（※「結城みつる」センセなので購入）
いまだにどんなんか知りません。

主人公「中里光一」は奥様を亡くした独り身で、娘の「さくらちゃん」と共に暮らしています。住んでいるアパート「すめらぎ」のにぎやかな住人らと、毎日を元気で楽しく生きていくのでした。…だいたいこんなん。
逆「めぞん一刻」的な漫画ですね。
現代社会に薄れつつある、住人（赤の他人）が生活にちょこちょこ介入してくるホームコメディで、主人公のまわりにやたら女性が多く群がるのはもうお約束。

正直、やりつくしたパターンだと思うので、漫画を読めばお腹いっぱいです。
上にも書きましたが、原作がどんなだろうとか、ゲームもやってみたいという気には残念ながらなりませんでした。
…あ、つまんなくはないですよ。一応。
ただね、なんというかありがちストーリーなので、目新しさは感じないと思います。
良く言えば王道。大きくブレることないので、この手のホームコメディが好きな方にはオススメです。
（※主人公が子持ちの独り身という設定でやたら落ち着いているので、ラブコメ要素はやや薄い）

結城センセの絵はすっきりとした線の、見やすいアニメ調。過去に成年漫画を出しているだけあって女性はかわいく・美しく・魅力的に描かれています。やや強引なほどのサービスシーンは、これまたお約束なんでしょう。
こちらのカラー表紙↓は中身の雰囲気そのままなので、判断基準にじゅうぶんなると思います。

原作ゲームやった人は固有のキャラに強い思い入れがあると思いますので、おそらく基本ルートであろう本作品は微妙かもしれません。
わかんないけど。
やっていない人は、先に書いたようにホームコメディ好きかどうか、ですね。