■Honey Come (憧明良)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・学生
・おまけ: あとがき、大幅加筆・修正あり、
描き下ろし「おまけ」「その後」
・その他: 短編×8、カラー(4P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「憧明良(しょう・あきら)」センセの「Honey Come ハニ・カム」です。
こちらの「憧明良」センセの漫画は過去に見た記憶あったと思っていたんですが…どうやら勘違いでした。
どなたと間違えていたのか、アマゾンさんのページをかたっぱしに227までめくって挫折。
確か似た名前の漫画家さんがいたと思ったんですけれどねー。
ともかく、そうした関係で敬遠していたんですが、今回は↓表紙に釣り上げられてみたのです。
数ページ読み進めて、「あれ、違ったかな」って気付いたの。
そんなこんなで、「憧明良」センセのおそらく7冊目の単行本「Honey Come ハニ・カム」です。
全て短編で学生モノなお話が多く、特にコレという目立つ作品はないものの、どちらも綺麗にまとまった良作品群でした。
※左:眼鏡の「麻生さん」、右:外人「エイダちゃん」です。
お二人とも立派なものを持っておられます。うーん、「麻生さん」その服装はラフ過ぎるかなー。
カラーページでばっちり金髪に塗られていた「金髪は日本人がお好き?」
日を間違え、予定より早く来日してしまった兄嫁の妹「エイダ」さん。
親が出かけ、一人留守番していた「ゆうじ」くんはその面倒を見ることとなってしまうのでした。
ごく簡単にはそんなん。
本来、漫画で外人キャラが出た場合はカタコトな喋りと異国な雰囲気を表現するため、片仮名表記になりますよね。
こちらのヒロイン、中学生くらいの「エイダさん」は”日本好きで日本語に精通している”という都合よい設定がため、ふきだしの喋りは普通なのでした。
不思議なもので、片仮名となっただけで電報のように読みづらくなってしまうので、この設定は正解。
(※日本好きというのは他でも活かされていましたし…)
それでも、外観と性格によって、ちゃんと外人として見えるのはセンセの巧さなのかもしれません。
こちらの「エイダさん」はウエーブな髪と横長の目が独特で、ちょっと神秘的な外観。
…これがイイんですよ、なにげに。
微笑んだ表情にひでるさんは狙撃されてしまいました。
こういうのもいいねぇ(笑)
※おまけ:エイダちゃんの微笑。
携帯電話には気をつけよう、と思わされる「RAINS」
長期休みの登校日、憧れの「麻生あゆみ」さんと一緒に帰ることとなった主人公「河合」くん。
突然の雨にびしょ濡れにされたこともあり、誘われるまま「麻生さん」の自宅に寄る事となったのでした。
トイレを借りるため、脱衣所の隣まで来た「河合くん」はちょっとした出来心から…。
自宅でのラフな格好にドキドキってなパターンですね。
たまにあるゲームの描写が邪魔臭いですが、基本的にはセオリーそのまま王道展開な作品。
「残念!私なら上げるわね」
…とか言う嬉しいヒロイン「麻生さん」は同年代という設定ながら、”優しく教えてア・ゲ・ル”というような大人のお姉さんっぽい雰囲気。
眼鏡キャラなんですが、そうした型にはまらない、可愛くも色っぽい女性でした。
こっちもいいですねー。
今後がちょっと恐い「Maiden innocence」は、結婚を意識した女性の子が実は自らの生徒だった、というお話。
中学生の「木村」さんは冴えない教師に嬉々として付き合う母親の理由を探るべく、その彼にえっちを強要するのです。
「こんな格好で悲鳴あげたらヤバイよね?」
そのあたりは今時の生意気な娘さんという感じでしたが、しだいに年相応な可愛らしさが見えてくるのがポイント。
当初は「一回だけでいーんだ」と言っていたのが、いつの間にか常習化してしまう、なにげに恐ろしい漫画です。
あの雰囲気だと、終わらすことはだいぶ難しそうですからねー。
この教師の今後はどっちだ!?
左から、妹「知里ちゃん」、友達「朋美ちゃん」、妹「唯子さん」
どちらのお兄さんも妹に振り回される、悲しくも嬉しい(笑)お話でした。「朋美ちゃん」もいいですね。
ほか、ちゃっかりした妹「唯子」さんとややボーイッシュなその友達「朋美」ちゃんに攻められる「ちょっとしちゃう?」、いきなり丸出しとなった「OTONA Girl」はカチューシャの似合う「坂井」さんとロッカーに閉じ込められるお話、ややツンデレちっくな妹「知里」ちゃんに迫られる「妹Troublous」など、上の「エイダさん」「麻生さん」もそうでしたが、実に魅力的な女性ヒロインたちでした。
お話としては、単にベタベタなラブコメでない、成年漫画らしい色々な意味でのドキドキ短編です。
大きく脱線しない基本的なものですが、絵柄・雰囲気・キャラと合っているので問題ないでしょう。
柔らかくも強い黒線での絵柄。
ふんわりとしたトーン処理はしなやかに、濃めな黒が全体を引き締めております。
横に長めな目とすらりとした人物絵が特徴で、ベタ塗りしない髪の毛の描き方がひでるさん的にぐっときました。
服や下着などのデザインも細かい方ですね。
あまり人を選ばない系統だと思いますが、↓表紙の色付き絵はやや雰囲気違うので、判断になりづらいと思います。
毎度無茶を言いますが、うまーくソレを脳内で線画に置き換えて下さい。
さきほど前述しましたが、「憧明良」センセの描かれるヒロインがどちらも素敵にえっちでした。
(※書き忘れましたが、女の子のが積極的なの)
次はキャラを掘り下げられる、中編とか見てみたいですね。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・学生
・おまけ: あとがき、大幅加筆・修正あり、
描き下ろし「おまけ」「その後」
・その他: 短編×8、カラー(4P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「憧明良(しょう・あきら)」センセの「Honey Come ハニ・カム」です。
こちらの「憧明良」センセの漫画は過去に見た記憶あったと思っていたんですが…どうやら勘違いでした。
どなたと間違えていたのか、アマゾンさんのページをかたっぱしに227までめくって挫折。
確か似た名前の漫画家さんがいたと思ったんですけれどねー。
ともかく、そうした関係で敬遠していたんですが、今回は↓表紙に釣り上げられてみたのです。
数ページ読み進めて、「あれ、違ったかな」って気付いたの。
そんなこんなで、「憧明良」センセのおそらく7冊目の単行本「Honey Come ハニ・カム」です。
全て短編で学生モノなお話が多く、特にコレという目立つ作品はないものの、どちらも綺麗にまとまった良作品群でした。
※左:眼鏡の「麻生さん」、右:外人「エイダちゃん」です。
お二人とも立派なものを持っておられます。うーん、「麻生さん」その服装はラフ過ぎるかなー。
カラーページでばっちり金髪に塗られていた「金髪は日本人がお好き?」
日を間違え、予定より早く来日してしまった兄嫁の妹「エイダ」さん。
親が出かけ、一人留守番していた「ゆうじ」くんはその面倒を見ることとなってしまうのでした。
ごく簡単にはそんなん。
本来、漫画で外人キャラが出た場合はカタコトな喋りと異国な雰囲気を表現するため、片仮名表記になりますよね。
こちらのヒロイン、中学生くらいの「エイダさん」は”日本好きで日本語に精通している”という都合よい設定がため、ふきだしの喋りは普通なのでした。
不思議なもので、片仮名となっただけで電報のように読みづらくなってしまうので、この設定は正解。
(※日本好きというのは他でも活かされていましたし…)
それでも、外観と性格によって、ちゃんと外人として見えるのはセンセの巧さなのかもしれません。
こちらの「エイダさん」はウエーブな髪と横長の目が独特で、ちょっと神秘的な外観。
…これがイイんですよ、なにげに。
微笑んだ表情にひでるさんは狙撃されてしまいました。
こういうのもいいねぇ(笑)
※おまけ:エイダちゃんの微笑。
携帯電話には気をつけよう、と思わされる「RAINS」
長期休みの登校日、憧れの「麻生あゆみ」さんと一緒に帰ることとなった主人公「河合」くん。
突然の雨にびしょ濡れにされたこともあり、誘われるまま「麻生さん」の自宅に寄る事となったのでした。
トイレを借りるため、脱衣所の隣まで来た「河合くん」はちょっとした出来心から…。
自宅でのラフな格好にドキドキってなパターンですね。
たまにあるゲームの描写が邪魔臭いですが、基本的にはセオリーそのまま王道展開な作品。
「残念!私なら上げるわね」
…とか言う嬉しいヒロイン「麻生さん」は同年代という設定ながら、”優しく教えてア・ゲ・ル”というような大人のお姉さんっぽい雰囲気。
眼鏡キャラなんですが、そうした型にはまらない、可愛くも色っぽい女性でした。
こっちもいいですねー。
今後がちょっと恐い「Maiden innocence」は、結婚を意識した女性の子が実は自らの生徒だった、というお話。
中学生の「木村」さんは冴えない教師に嬉々として付き合う母親の理由を探るべく、その彼にえっちを強要するのです。
「こんな格好で悲鳴あげたらヤバイよね?」
そのあたりは今時の生意気な娘さんという感じでしたが、しだいに年相応な可愛らしさが見えてくるのがポイント。
当初は「一回だけでいーんだ」と言っていたのが、いつの間にか常習化してしまう、なにげに恐ろしい漫画です。
あの雰囲気だと、終わらすことはだいぶ難しそうですからねー。
この教師の今後はどっちだ!?
左から、妹「知里ちゃん」、友達「朋美ちゃん」、妹「唯子さん」
どちらのお兄さんも妹に振り回される、悲しくも嬉しい(笑)お話でした。「朋美ちゃん」もいいですね。
ほか、ちゃっかりした妹「唯子」さんとややボーイッシュなその友達「朋美」ちゃんに攻められる「ちょっとしちゃう?」、いきなり丸出しとなった「OTONA Girl」はカチューシャの似合う「坂井」さんとロッカーに閉じ込められるお話、ややツンデレちっくな妹「知里」ちゃんに迫られる「妹Troublous」など、上の「エイダさん」「麻生さん」もそうでしたが、実に魅力的な女性ヒロインたちでした。
お話としては、単にベタベタなラブコメでない、成年漫画らしい色々な意味でのドキドキ短編です。
大きく脱線しない基本的なものですが、絵柄・雰囲気・キャラと合っているので問題ないでしょう。
柔らかくも強い黒線での絵柄。
ふんわりとしたトーン処理はしなやかに、濃めな黒が全体を引き締めております。
横に長めな目とすらりとした人物絵が特徴で、ベタ塗りしない髪の毛の描き方がひでるさん的にぐっときました。
服や下着などのデザインも細かい方ですね。
あまり人を選ばない系統だと思いますが、↓表紙の色付き絵はやや雰囲気違うので、判断になりづらいと思います。
毎度無茶を言いますが、うまーくソレを脳内で線画に置き換えて下さい。
さきほど前述しましたが、「憧明良」センセの描かれるヒロインがどちらも素敵にえっちでした。
(※書き忘れましたが、女の子のが積極的なの)
次はキャラを掘り下げられる、中編とか見てみたいですね。
Honey Come (TENMAコミックス) (2007/07/27) 憧 明良 商品詳細を見る |
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