■憧れの女 (藤原俊一)
★まんがデーター [5/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : 成年・漫画サークル
・おまけ: あとがき、加筆・修正。
・その他: 全て表題作(全11話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤原俊一(ふじわら・しゅんいち)」センセの「憧れの女【あこがれのひと】」です。
「藤原俊一」センセの漫画は以前紹介しました、「アフタースクール」に続く2冊目。
↓表紙はまだいいんですが、裏表紙や中扉などのカラー絵はぺたーっとして、まだ塗りかけみたいな風情。
購買意欲が削がれますね。
また、もくじ・折り返しは同一イラストだったりして、がっかりな出来栄え。
さらに、漫画は成年系では珍しい、まるまる1冊分の長編ということで期待したんですが……長編の必要はありません。
前回も似たようなこと書きましたが、ゆるーいお話。
残念ながら、この程度なら短編のがまだマシかもしれません。
※ヒロイン「観崎さおり」さんです。
コスプレを二つほど。ちなみに、浮気がバレるシーンも肌寒いものでした。
大学生「小早川圭」は見学に立ち寄った「オタク文化研究会」にて、高校時代に陸上部での先輩「観崎さおり」さんと再会しました。
当時補欠だった「圭くん」にとって、インターハイで活躍する「さおりさん」は憧れの人。
しばらく見ないうちに大人っぽくなっていた「さおりさん」と、ちょっとした切っ掛けから告白、えっちしてしまうのでした。
とっかかりはそんなん。
ちょっと水がこぼれた程度のことで、いきなり「憧れの人」に襲い掛かってしまう、ある意味積極的、ある意味動物的(笑)な「圭くん」
そうして、いままで憧れていた人と何の障害もなく、あっさり恋人関係になってしまうのでした。
こうした漫画では実に珍しい展開ですね。
そのため、タイトルとは裏腹に正ヒロインを追っかけ、ラブラブになるのは目的でありませんでした。
うーん…えっちが必須な成年漫画ですが、いきなり二人を恋人関係にまでしなくても色々やり方があると思うんだけれど……。
なお、眼鏡の先輩「優」さん、デビューしている同人誌仲間の「大嶋朝霞」さんなど、こうした漫画のセオリー通り周囲には不思議と女の子が集まり、しっかり浮気もしていました。
また、所属するサークルが↑そんなん、二人ともそういう趣味なので、漫画描いたり同人誌売ったりという描写がありますが、業界ネタという訳でなく、漫画で身を立てようという話でもありません。
(※同人誌をそれなりに売っており、ラストで”絵が巧くなった”と評価される「さおりさん」に対し、主人公の「圭くん」は物語中盤になってようやく「シナリオ入門」を読み、後半に書いたシナリオもどきは大笑いされてしまう始末)
要するに、作り手の苦労とか、成長話でもないのです。
付け加えるなら、コメディーでもえっちに傾倒していくものでもありませんでした。
前述した”ゆるーいお話”というのはそういったことで、その場しのぎみたいな弱いエピソードな集大成。
何をしたいのかまったく伝わってきません。
まるまる1冊使っている割にお話は曖昧で薄っぺら、キャラもぼやぼやしたもので、魅力ありませんでした。
※ひでるさんのお気に入り「大嶋朝霞」さんです。
参考にするため、服を脱ぎだす娘さんです。ぜひアシスタントしたいですね(笑)
だいたい、えっちっぽいコスプレのまま拉致され、見知らぬ男らに囲まれた「さおりさん」が聞かれた自分の名前を普通に答えているところが物凄く変。
後半でのシーンもそうですが、そういった関係にまっったく抵抗しない娘さんなの。
(※1話目での「圭くん」の時のがよっぽど抵抗していました。…かと言って、彼に開発されてしまった風でもないですし)
なんだかよく分かりませんね。
ひでるさんとしては、”漫画の参考のため”、単に近くにいた「圭くん」をえっち相手としている「朝霞さん」の方がよっぽどキャラとしてしっかりしていると思いました。
そーんな娘が、だんだん感情を持ってしまうというのが、パターンとしては好きなんですが…。これはベタですけれどね。
やや強い線のあっさり絵。
たまに乱れたり、バランスが悪くなる箇所が見受けられました。
ある程度期間があるのか、全体的に作画は不安定気味。
白黒絵のが味ありますけれど、おおむね↓表紙での判断で問題ないでしょう。
とりあえず、これだけ単行本が発売されている現在ではオススメするような内容でありません。
絵柄が好みであれば、見てみるのもいいでしょう。
…以上、感じたそのままを書かせて頂きました。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
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・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : 成年・漫画サークル
・おまけ: あとがき、加筆・修正。
・その他: 全て表題作(全11話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤原俊一(ふじわら・しゅんいち)」センセの「憧れの女【あこがれのひと】」です。
「藤原俊一」センセの漫画は以前紹介しました、「アフタースクール」に続く2冊目。
↓表紙はまだいいんですが、裏表紙や中扉などのカラー絵はぺたーっとして、まだ塗りかけみたいな風情。
購買意欲が削がれますね。
また、もくじ・折り返しは同一イラストだったりして、がっかりな出来栄え。
さらに、漫画は成年系では珍しい、まるまる1冊分の長編ということで期待したんですが……長編の必要はありません。
前回も似たようなこと書きましたが、ゆるーいお話。
残念ながら、この程度なら短編のがまだマシかもしれません。
※ヒロイン「観崎さおり」さんです。
コスプレを二つほど。ちなみに、浮気がバレるシーンも肌寒いものでした。
大学生「小早川圭」は見学に立ち寄った「オタク文化研究会」にて、高校時代に陸上部での先輩「観崎さおり」さんと再会しました。
当時補欠だった「圭くん」にとって、インターハイで活躍する「さおりさん」は憧れの人。
しばらく見ないうちに大人っぽくなっていた「さおりさん」と、ちょっとした切っ掛けから告白、えっちしてしまうのでした。
とっかかりはそんなん。
ちょっと水がこぼれた程度のことで、いきなり「憧れの人」に襲い掛かってしまう、ある意味積極的、ある意味動物的(笑)な「圭くん」
そうして、いままで憧れていた人と何の障害もなく、あっさり恋人関係になってしまうのでした。
こうした漫画では実に珍しい展開ですね。
そのため、タイトルとは裏腹に正ヒロインを追っかけ、ラブラブになるのは目的でありませんでした。
うーん…えっちが必須な成年漫画ですが、いきなり二人を恋人関係にまでしなくても色々やり方があると思うんだけれど……。
なお、眼鏡の先輩「優」さん、デビューしている同人誌仲間の「大嶋朝霞」さんなど、こうした漫画のセオリー通り周囲には不思議と女の子が集まり、しっかり浮気もしていました。
また、所属するサークルが↑そんなん、二人ともそういう趣味なので、漫画描いたり同人誌売ったりという描写がありますが、業界ネタという訳でなく、漫画で身を立てようという話でもありません。
(※同人誌をそれなりに売っており、ラストで”絵が巧くなった”と評価される「さおりさん」に対し、主人公の「圭くん」は物語中盤になってようやく「シナリオ入門」を読み、後半に書いたシナリオもどきは大笑いされてしまう始末)
要するに、作り手の苦労とか、成長話でもないのです。
付け加えるなら、コメディーでもえっちに傾倒していくものでもありませんでした。
前述した”ゆるーいお話”というのはそういったことで、その場しのぎみたいな弱いエピソードな集大成。
何をしたいのかまったく伝わってきません。
まるまる1冊使っている割にお話は曖昧で薄っぺら、キャラもぼやぼやしたもので、魅力ありませんでした。
※ひでるさんのお気に入り「大嶋朝霞」さんです。
参考にするため、服を脱ぎだす娘さんです。ぜひアシスタントしたいですね(笑)
だいたい、えっちっぽいコスプレのまま拉致され、見知らぬ男らに囲まれた「さおりさん」が聞かれた自分の名前を普通に答えているところが物凄く変。
後半でのシーンもそうですが、そういった関係にまっったく抵抗しない娘さんなの。
(※1話目での「圭くん」の時のがよっぽど抵抗していました。…かと言って、彼に開発されてしまった風でもないですし)
なんだかよく分かりませんね。
ひでるさんとしては、”漫画の参考のため”、単に近くにいた「圭くん」をえっち相手としている「朝霞さん」の方がよっぽどキャラとしてしっかりしていると思いました。
そーんな娘が、だんだん感情を持ってしまうというのが、パターンとしては好きなんですが…。これはベタですけれどね。
やや強い線のあっさり絵。
たまに乱れたり、バランスが悪くなる箇所が見受けられました。
ある程度期間があるのか、全体的に作画は不安定気味。
白黒絵のが味ありますけれど、おおむね↓表紙での判断で問題ないでしょう。
とりあえず、これだけ単行本が発売されている現在ではオススメするような内容でありません。
絵柄が好みであれば、見てみるのもいいでしょう。
…以上、感じたそのままを書かせて頂きました。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
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