■アルティメットレイプ （くりつよしひろ）
★まんがデーター ［１２／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■■
・属性 ： 成年・複数
・おまけ： 描き下ろし「黒匣華恩最後の事件」
・その他： カラー（４Ｐ）、短編×７
（うち「黒匣華恩の冒険」×３）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「くりつよしひろ」センセの「アルティメットレイプ」です。
…何とかしたかったんですが、どうにもなりませんでした。
この世は、とかくままならないものですね。
時間が押しているので、前置きはそこそこに始めます。
過去にブログでは「少女品評会」を紹介している、「くりつよしひろ」センセの最新刊です。
ひでるさんはそちらでだーいぶ深く刺さった（笑）ので、実はあの後に過去単行本も読ませていただきました。
※生徒会長「河宮此葉」
彼女のインパクトが強かったです。
ちょっと馬鹿馬鹿しいくらいのコメディーと、濃厚なえっち描写の「くりつよしひろ」センセ。
絵柄・お話どちらも癖が強く、人によってはまったく合わないでしょう。
しかし、ハードで派手な高いえっちさありながら、まるで暗さのないところは大きな魅力だと思います。
なお、前回は３冊目とか書きましたが…実は「紺屋たかし」というお名前でも活躍されていました。
ざーっと検索してきましたが、たぶん「ＴＨＥ Ｍ－ＦＩＬＥＳ（ミステール・ファイル）」は過去に読んだような…。
まぁ、いいか。
さて、気になったのが冒頭のカラーページ。
…これ、短編を１つ飛び越した、「天才少女探偵 黒匣華恩の冒険」のオープニングです。
直後に収録された漫画は、「ただいま暴走中！？」なんですね。
この構成はどうなの？
いちおう、２つの漫画は同じ舞台で、重複しているキャラもいるんですけど…分かり辛いかな。
そんな訳で、ちょっと混乱した短編「ただいま暴走中！？」から。
イベント好きな生徒会長「河宮此葉（かわみや・このは）」
”鬼の男子が逃げる女子を捕まえて、同意が得れればえっちできる～”という、夢の鬼ごっこ企画「ただいま暴走中」を開催するのでした。
逃げ切った、あるいは１人でも捕まえた勝者には商品が出ることに加え、陸上部のエースにして学園一の美少女「島凪彼方（しまなぎ・かなた）」も参加したことで、大会は盛り上がるのです。
…と、そんな中、本当にえっちしていたカップルに驚いた「此葉さん」
からかって楽しんでいた幼馴染み「福永栄士」に、捕まってしまったのでした。
ぱっと見では過激ですが、ルール的にはだいぶ女子が有利。
最悪捕まったとしても、拒否（リタイア）すればえっちすることなく解放されるのね。
そんな中、捕まって律儀にえっちを許していた、「彼方ちゃん」が可愛いのです。
複数の男子を手玉に取るほどの俊足であった彼女が、どうしてそんなことになったのか、ぜひ漫画でご確認ください。
…実にくだらんことですけどね。
個人的には、もう少しクールな顔も見たかったです。
そんな彼女からの流れで、えっちすることとなってしまった「此葉さん」
ややツンデレちっくなキャラですかね。
過去初対面での、フリフリとした服が可愛かったです。
ただ、先の「彼方ちゃん」と扱いが半々程度であったため、お話としては中途半端になっていました。
だらっとしたオチもそんな感じでしたよ。
※左：陸上部「島凪彼方」、右：探偵「黒匣華恩」
「彼方ちゃん」もどちらかで登場してほしかったですねー。
続いて「此葉さん」が登場する、「天才少女探偵 黒匣華恩の冒険」は前・中・後の３話構成。
カラーページの続きですね。
孤島全てが敷地という巨大な学園「聖騎士団（セント・ナイツ）」
こちらでは、理事長の孫娘「九条藤名」、「霧島魅愛」、そして生徒会副会長「零宮日和」という３名が連続で襲われる事件が起きていました。
通称「淫魔（インキュバス）」と名付けられた犯人を追い詰めるべく、理事長は天才の名を持つ探偵「黒匣華恩（くろばこ・かおん）」に依頼したのです。
生徒会が支援（※邪魔）することで、先のエピソードに続いて生徒会長「此葉さん」、書記「栄士くん」が登場。
残念ながらえっちシーンはないものの、性格がためかなりよく目立っていました。
（※えっちでは眼鏡の副会長「日和さん」が頑張ってます）
「此葉さん」は完全にコメディー要員でしたね。
よりキャラが掘り下げられ、また違った魅力も出ていたので、出番これだけというのは惜しいなぁ。
一方、ヒロイン「華恩さん」はハンチング帽が特徴な美少女探偵。
ページ半分ほどに渡って複数にえっちされるなど、しっかりメインらしい活躍（？）をしておりました。
あのじっくり解説されるのは、恥ずかしいでしょうねー。
このあたりは単行本のクライマックスという風情なので、注目です。
しれっと冷たい感じであった彼女が、「此葉さん」と絡むうち面白い表情をするようになるのもポイントでしょう。
なんというか、彼女の成長話みたいな感覚ですよ。
（※それほど大袈裟ではないけれど）
そのまま縮尺変更しただけ、みたいな子供の頃がまた可愛らしく、ちょっとだけでしたがスクール水着も良かったです。
※おまけ：昔の２人
ロリっぽくはないですが、この絵もなかなか魅力的。
その目的は一応理解できるものの、犯人「淫魔」がいまひとつ。
もうちょっとドキドキ・探偵漫画ちっくでもいいかなぁ、とか思いましたが…いかにも「くりつよしひろ」センセらしい漫画の仕上がりでした。
ちなみに、描き下ろし「黒匣華恩最後の事件」もそんな感じです（笑）
ほか、いちおうラブコメな短編「本条夏美の恋」はえっち度高く、Ｗヒロインに対決ちっくな流れと、これまたセンセらしい漫画です。
学園の女神「藤沢留奈」さんの「ＡＶラヴァーズ」は電車内での撮影という露出ネタにクラスメイトが絡んで、恥ずかし描写に拍車がかかっておりました。
ラストページが可愛く、こちらはよくまとまっていたと思います。
強い線が目立つ、こってり絵柄。
ページにはごっちゃりと描かれるタイプで、細かいコマ割りでベタもくっきり。
非常に濃厚です。
特に、よく描き込まれた局部は実に肉感的でリアル。
ここは相変わらずえろえろで素敵ね。
ヒロインによっては胸露出がなく、完全にそっちが売りなのでした。
こんなん、人によって好き嫌いがはっきり分かれるでしょうけど…まぁいいんじゃないでしょうか（笑）
ひでるは好きです。
ただ、あえて苦言を呈するなら…キャラによって色合いや濃さ・厚さなど、もう少しそれぞれの変化がほしいところですかね。
何はともあれ、次も期待しております。
アルティメット・レイプ (MUJIN COMICS)
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・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■■
・属性 ： 成年・複数
・おまけ： 描き下ろし「黒匣華恩最後の事件」
・その他： カラー（４Ｐ）、短編×７
（うち「黒匣華恩の冒険」×３）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「くりつよしひろ」センセの「アルティメットレイプ」です。
…何とかしたかったんですが、どうにもなりませんでした。
この世は、とかくままならないものですね。
時間が押しているので、前置きはそこそこに始めます。
過去にブログでは「少女品評会」を紹介している、「くりつよしひろ」センセの最新刊です。
ひでるさんはそちらでだーいぶ深く刺さった（笑）ので、実はあの後に過去単行本も読ませていただきました。
※生徒会長「河宮此葉」
彼女のインパクトが強かったです。
ちょっと馬鹿馬鹿しいくらいのコメディーと、濃厚なえっち描写の「くりつよしひろ」センセ。
絵柄・お話どちらも癖が強く、人によってはまったく合わないでしょう。
しかし、ハードで派手な高いえっちさありながら、まるで暗さのないところは大きな魅力だと思います。
なお、前回は３冊目とか書きましたが…実は「紺屋たかし」というお名前でも活躍されていました。
ざーっと検索してきましたが、たぶん「ＴＨＥ Ｍ－ＦＩＬＥＳ（ミステール・ファイル）」は過去に読んだような…。
まぁ、いいか。
さて、気になったのが冒頭のカラーページ。
…これ、短編を１つ飛び越した、「天才少女探偵 黒匣華恩の冒険」のオープニングです。
直後に収録された漫画は、「ただいま暴走中！？」なんですね。
この構成はどうなの？
いちおう、２つの漫画は同じ舞台で、重複しているキャラもいるんですけど…分かり辛いかな。
そんな訳で、ちょっと混乱した短編「ただいま暴走中！？」から。
イベント好きな生徒会長「河宮此葉（かわみや・このは）」
”鬼の男子が逃げる女子を捕まえて、同意が得れればえっちできる～”という、夢の鬼ごっこ企画「ただいま暴走中」を開催するのでした。
逃げ切った、あるいは１人でも捕まえた勝者には商品が出ることに加え、陸上部のエースにして学園一の美少女「島凪彼方（しまなぎ・かなた）」も参加したことで、大会は盛り上がるのです。
…と、そんな中、本当にえっちしていたカップルに驚いた「此葉さん」
からかって楽しんでいた幼馴染み「福永栄士」に、捕まってしまったのでした。
ぱっと見では過激ですが、ルール的にはだいぶ女子が有利。
最悪捕まったとしても、拒否（リタイア）すればえっちすることなく解放されるのね。
そんな中、捕まって律儀にえっちを許していた、「彼方ちゃん」が可愛いのです。
複数の男子を手玉に取るほどの俊足であった彼女が、どうしてそんなことになったのか、ぜひ漫画でご確認ください。
…実にくだらんことですけどね。
個人的には、もう少しクールな顔も見たかったです。
そんな彼女からの流れで、えっちすることとなってしまった「此葉さん」
ややツンデレちっくなキャラですかね。
過去初対面での、フリフリとした服が可愛かったです。
ただ、先の「彼方ちゃん」と扱いが半々程度であったため、お話としては中途半端になっていました。
だらっとしたオチもそんな感じでしたよ。
※左：陸上部「島凪彼方」、右：探偵「黒匣華恩」
「彼方ちゃん」もどちらかで登場してほしかったですねー。
続いて「此葉さん」が登場する、「天才少女探偵 黒匣華恩の冒険」は前・中・後の３話構成。
カラーページの続きですね。
孤島全てが敷地という巨大な学園「聖騎士団（セント・ナイツ）」
こちらでは、理事長の孫娘「九条藤名」、「霧島魅愛」、そして生徒会副会長「零宮日和」という３名が連続で襲われる事件が起きていました。
通称「淫魔（インキュバス）」と名付けられた犯人を追い詰めるべく、理事長は天才の名を持つ探偵「黒匣華恩（くろばこ・かおん）」に依頼したのです。
生徒会が支援（※邪魔）することで、先のエピソードに続いて生徒会長「此葉さん」、書記「栄士くん」が登場。
残念ながらえっちシーンはないものの、性格がためかなりよく目立っていました。
（※えっちでは眼鏡の副会長「日和さん」が頑張ってます）
「此葉さん」は完全にコメディー要員でしたね。
よりキャラが掘り下げられ、また違った魅力も出ていたので、出番これだけというのは惜しいなぁ。
一方、ヒロイン「華恩さん」はハンチング帽が特徴な美少女探偵。
ページ半分ほどに渡って複数にえっちされるなど、しっかりメインらしい活躍（？）をしておりました。
あのじっくり解説されるのは、恥ずかしいでしょうねー。
このあたりは単行本のクライマックスという風情なので、注目です。
しれっと冷たい感じであった彼女が、「此葉さん」と絡むうち面白い表情をするようになるのもポイントでしょう。
なんというか、彼女の成長話みたいな感覚ですよ。
（※それほど大袈裟ではないけれど）
そのまま縮尺変更しただけ、みたいな子供の頃がまた可愛らしく、ちょっとだけでしたがスクール水着も良かったです。
※おまけ：昔の２人
ロリっぽくはないですが、この絵もなかなか魅力的。
その目的は一応理解できるものの、犯人「淫魔」がいまひとつ。
もうちょっとドキドキ・探偵漫画ちっくでもいいかなぁ、とか思いましたが…いかにも「くりつよしひろ」センセらしい漫画の仕上がりでした。
ちなみに、描き下ろし「黒匣華恩最後の事件」もそんな感じです（笑）
ほか、いちおうラブコメな短編「本条夏美の恋」はえっち度高く、Ｗヒロインに対決ちっくな流れと、これまたセンセらしい漫画です。
学園の女神「藤沢留奈」さんの「ＡＶラヴァーズ」は電車内での撮影という露出ネタにクラスメイトが絡んで、恥ずかし描写に拍車がかかっておりました。
ラストページが可愛く、こちらはよくまとまっていたと思います。
強い線が目立つ、こってり絵柄。
ページにはごっちゃりと描かれるタイプで、細かいコマ割りでベタもくっきり。
非常に濃厚です。
特に、よく描き込まれた局部は実に肉感的でリアル。
ここは相変わらずえろえろで素敵ね。
ヒロインによっては胸露出がなく、完全にそっちが売りなのでした。
こんなん、人によって好き嫌いがはっきり分かれるでしょうけど…まぁいいんじゃないでしょうか（笑）
ひでるは好きです。
ただ、あえて苦言を呈するなら…キャラによって色合いや濃さ・厚さなど、もう少しそれぞれの変化がほしいところですかね。
何はともあれ、次も期待しております。
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