■キスキスコンマ （あかＢＯＮ）
★まんがデーター ［５／１５］
・絵 ：■■□□□
・話 ：■□□□□
・独創性：■■□□□
・属性 ： 成年・ＳＭ
・おまけ： あとがき、カラーページ。
・その他： カラー（４Ｐ）、短編×１１。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あかＢＯＮ（あか・ぼん）」センセの「キスキスコンマ」です。
これまたなんちゅータイトルだ。
なんだか逆から読みたくなりますね（笑）
別の名前「しまたか」名義でも単行本を出されている「あかＢＯＮ」センセ。
こちら「キスキスコンマ」は総計４冊目くらいな単行本です。
正直なところ、予定にはなかったんですが…裏表紙に釣り上げられてしまいました。
あの、濃い目な色のおもちゃにぐるりと取り囲まれたやつ。
なんとなく、「オイスター」センセのヘアピン漫画「先住者」を思い出したのが決め手なのです。
もしかしたら気色悪い短編あるかなって、怖いもの見たさだったのですよ。
そんな訳で、手に取らなければ、現在は絶対に手元になかった単行本。
不思議なもんですよね。
漫画に呼ばれたのかなー、という思いがあり、紹介してみることとしたんですが…コレが全然合いませんでした。
※左から雛子さん、透子ちゃん、歌穂ちゃん。
これらは比較的良い方の作画。…ね、全員「歯」が見えてるんです。
収録は全て短編もの。
ほぼ即えっちで、軽いＳＭちっくさと、ノスタルジー感ある舞台設定が特徴です。
お話は無いに等しく、またキャラとしてもかなり弱め。
後述しますが作画も非常に不安定で、ひでるさん的には良い箇所がほとんど見当たりませんでした。
豊作祈願のため、村を代表して山神さまに献上された「雛子」さんの短編「ヒサカキ」
村の儀式を描いた冒頭収録の漫画なんですが…とくにヒネりなく。
１ページ目の風景など、雰囲気良かっただけにやや肩透かし。
ノスタルジーとは外れるかもしれませんが、廃○○という各短編。
「おめでとう。」は廃工場が舞台。
明るく同意な複数えっちでしたが…うーん……「明星」さんのキャラが弱いなぁ。
おそらく初めてな筈なのに、あの反応はどうでしょう。
だいたい、あんなんで泣くか？
廃校になった校舎での「ブービートラップ」
同じく複数なんですが、こちらは無理やり。
年齢差があり、追いかけられる恐怖が強い筈なのに、明日も来ようとしている「さわ」ちゃんは変。
廃病院の「Ｈｅｎｔａｉ ｄａｙ’ｓ まぐあうのがお好き」
「ひろみ」ちゃんと「順」くんのえっちですね。
首輪をつけていたのもそうですが、言葉攻めな短編でした。
以上、どちらも今三歩、四歩という感じでしたが、３話中では「ブービートラップ」が最も廃○○という舞台を生かしていたと思います。
※左：さわちゃん、右：マリちゃん
右はマッサージ・シーンですよ、念のため（笑）
短編「ガリバー」は「歌穂」、「透子」という年下２人に色々されるお話。
ベットに拘束された先生ということで、タイトルそのままなのです。
なお、冒頭に”原稿の手伝い”とあったので、教師ではなさそうでした。
同じく、先生がベットに拘束される「蒼井瑛子の場合」は特別教室でのＳＭ実演。
生徒からの言葉攻めを受ける教師という構図です。
レポートを書かせるためとはいえ、ガラリと態度を変えるノリノリな彼が馬鹿馬鹿しいですね。
「おな輪ちョーだい」は兄妹の近親モノ。
こちらでは妹「チィー」ちゃんが自ら望んで縛られておりました。
ほか、もっと何かあるのかなー、って思った「田宮さんと宮田くんの相互関係」はラプコメ話、「狭皮の味」は双子とのお風呂場えっち、眼鏡な「志穂」ちゃんの「ａｍｂｉｖａｌｅｎｃｅ」はひとオチある短編です。
「キツいのがいい」とか、いかにも「マリ」ちゃんとえっちな行為が始まりそうで、そうでなかった「交感情献」
”椅子に座ったミニスカートな女の子の足裏をマッサージする”、というのが幸せなことだと分かりました（笑）
太い線の濃い絵柄。
良い絵もあるんですが、全体的にバランスは悪く、不安定なキャラ絵。
時期が古いものも収録されており、そちらは線も乱れ気味です。
↓表紙・裏表紙とか、漫画中でも背景は比較的良かっただけに、あの崩れっぷりは残念でした。
実際の白黒絵と差があるため、判断し辛いです。
気をつけて下さい。
よく「歯」を描かれているセンセの特徴について。
軽く口を開いた程度でも、しっかり描いているんですね。
別に悪くないと思うんですが…あれは人間（男性）心理的に微妙な効果ではないかなぁ。
濃い目の作画は当初の見立てそのまま、ホラーっぽいのに合っていると思います。たぶん。
３話も収録されていた廃○○シリーズと絡め、やや不可思議ちっくなサスペンスとか良い方向になりそうな気が…。
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・絵 ：■■□□□
・話 ：■□□□□
・独創性：■■□□□
・属性 ： 成年・ＳＭ
・おまけ： あとがき、カラーページ。
・その他： カラー（４Ｐ）、短編×１１。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あかＢＯＮ（あか・ぼん）」センセの「キスキスコンマ」です。
これまたなんちゅータイトルだ。
なんだか逆から読みたくなりますね（笑）
別の名前「しまたか」名義でも単行本を出されている「あかＢＯＮ」センセ。
こちら「キスキスコンマ」は総計４冊目くらいな単行本です。
正直なところ、予定にはなかったんですが…裏表紙に釣り上げられてしまいました。
あの、濃い目な色のおもちゃにぐるりと取り囲まれたやつ。
なんとなく、「オイスター」センセのヘアピン漫画「先住者」を思い出したのが決め手なのです。
もしかしたら気色悪い短編あるかなって、怖いもの見たさだったのですよ。
そんな訳で、手に取らなければ、現在は絶対に手元になかった単行本。
不思議なもんですよね。
漫画に呼ばれたのかなー、という思いがあり、紹介してみることとしたんですが…コレが全然合いませんでした。
※左から雛子さん、透子ちゃん、歌穂ちゃん。
これらは比較的良い方の作画。…ね、全員「歯」が見えてるんです。
収録は全て短編もの。
ほぼ即えっちで、軽いＳＭちっくさと、ノスタルジー感ある舞台設定が特徴です。
お話は無いに等しく、またキャラとしてもかなり弱め。
後述しますが作画も非常に不安定で、ひでるさん的には良い箇所がほとんど見当たりませんでした。
豊作祈願のため、村を代表して山神さまに献上された「雛子」さんの短編「ヒサカキ」
村の儀式を描いた冒頭収録の漫画なんですが…とくにヒネりなく。
１ページ目の風景など、雰囲気良かっただけにやや肩透かし。
ノスタルジーとは外れるかもしれませんが、廃○○という各短編。
「おめでとう。」は廃工場が舞台。
明るく同意な複数えっちでしたが…うーん……「明星」さんのキャラが弱いなぁ。
おそらく初めてな筈なのに、あの反応はどうでしょう。
だいたい、あんなんで泣くか？
廃校になった校舎での「ブービートラップ」
同じく複数なんですが、こちらは無理やり。
年齢差があり、追いかけられる恐怖が強い筈なのに、明日も来ようとしている「さわ」ちゃんは変。
廃病院の「Ｈｅｎｔａｉ ｄａｙ’ｓ まぐあうのがお好き」
「ひろみ」ちゃんと「順」くんのえっちですね。
首輪をつけていたのもそうですが、言葉攻めな短編でした。
以上、どちらも今三歩、四歩という感じでしたが、３話中では「ブービートラップ」が最も廃○○という舞台を生かしていたと思います。
※左：さわちゃん、右：マリちゃん
右はマッサージ・シーンですよ、念のため（笑）
短編「ガリバー」は「歌穂」、「透子」という年下２人に色々されるお話。
ベットに拘束された先生ということで、タイトルそのままなのです。
なお、冒頭に”原稿の手伝い”とあったので、教師ではなさそうでした。
同じく、先生がベットに拘束される「蒼井瑛子の場合」は特別教室でのＳＭ実演。
生徒からの言葉攻めを受ける教師という構図です。
レポートを書かせるためとはいえ、ガラリと態度を変えるノリノリな彼が馬鹿馬鹿しいですね。
「おな輪ちョーだい」は兄妹の近親モノ。
こちらでは妹「チィー」ちゃんが自ら望んで縛られておりました。
ほか、もっと何かあるのかなー、って思った「田宮さんと宮田くんの相互関係」はラプコメ話、「狭皮の味」は双子とのお風呂場えっち、眼鏡な「志穂」ちゃんの「ａｍｂｉｖａｌｅｎｃｅ」はひとオチある短編です。
「キツいのがいい」とか、いかにも「マリ」ちゃんとえっちな行為が始まりそうで、そうでなかった「交感情献」
”椅子に座ったミニスカートな女の子の足裏をマッサージする”、というのが幸せなことだと分かりました（笑）
太い線の濃い絵柄。
良い絵もあるんですが、全体的にバランスは悪く、不安定なキャラ絵。
時期が古いものも収録されており、そちらは線も乱れ気味です。
↓表紙・裏表紙とか、漫画中でも背景は比較的良かっただけに、あの崩れっぷりは残念でした。
実際の白黒絵と差があるため、判断し辛いです。
気をつけて下さい。
よく「歯」を描かれているセンセの特徴について。
軽く口を開いた程度でも、しっかり描いているんですね。
別に悪くないと思うんですが…あれは人間（男性）心理的に微妙な効果ではないかなぁ。
濃い目の作画は当初の見立てそのまま、ホラーっぽいのに合っていると思います。たぶん。
３話も収録されていた廃○○シリーズと絡め、やや不可思議ちっくなサスペンスとか良い方向になりそうな気が…。
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