まんがさんぽ

★まんがデーター　［１２／１５］
・絵　　　：■■■■□
・話　　　：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性　：　［成年］近親・母親
・おまけ：　あとがき、カバー裏に表紙没案・あとがき、
　　　　　　描き下ろし「モーニングコール」、加筆修正あり。
・その他：　カラー（４Ｐ）、短編×１０。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ＳＨＩＵＮ（しゆん）」センセの「妹以上母親未満」です。

ちょっと機会がありまして。
”今年は貧乳”ということもあって、こないだ「神河美音」さんのを見たんですが。

着衣のまま性的いたずら [DVD] (2010/09/20) 不明 商品詳細を見る

…この娘は、かなりイイ感じでした。
思わずファンになってしまいそう。
（※現在は休業とのことで、残念）


さて、関係ない前置きはそれくらいに、本日は「ＳＨＩＵＮ」センセです。
こちらでは初単行本「妄想少女」、２冊目「らぶいちゃ☆」などを紹介していますね。

なお、今回の↓表紙なんですが。
タイトル文字のデザインとか、全体的な色彩（※教室なシチュエーション）が…前巻と似ていますよね。
なんとなく。
珍しく記憶に残ってたひでるさんは、一瞬”もう買ってたっけ”、という錯覚におそわれました。
あらためて並べてみると全然違うんですけどね。


※左：妹「加奈」と母親、右：「望くん」の母親
　ぽってりとした唇がえっちな雰囲気ですよ。

最新刊は「妹以上母親未満」になります。
全て短編での収録。
タイトルそのままに、一部以外は母親・妹の近親漫画が揃っておりました。
母親系はなかなか問題ありげでしたが、お好きな方にはいいでしょう。

まずは母親系の漫画から。
いちおう妹・母親の両方出演がある、表題作「妹以上母親未満」
兄「元樹」は妹「加奈」にラブラブで、過剰なスキンシップがためにやや引かれておりました。
そんな「加奈」が友達の家へ遊びに行ってしまったため、代わりに母が近づいてきたのです。
透け透けなネグリジェで、ゆっくりと接近しております。
「ママに全部任せればいいから…」
そんな感じに、じわじわえっちに引きずり込んでおりました。
旦那のと比べたりしないように（笑）
厚い唇と目の下のほくろがセクシーです。
「元樹くん」があんな感じになってしまうほど「加奈ちゃん」は可愛いものの、こちらの出番はちょっとだけで残念。
いちおう、↓後述する「おとなの階段」のヒロインが似たデザインです。

母親とお風呂なシチュエーションである「はじめての…」
クラスメイトから告白された「真」くん。
しかし、彼はなんだかピンとこないのでした。
その理由は…と、いう感じ。
いちおう、これまでえっちな事にまでは至っていないようでしたが。
母親があーなためか、彼はだいぶ幼い印象ですね。
先の母子関係もそうですが、どっぷりドロ沼のように甘えさせるパターン。
かなり問題ありげ。
「困ったものね」
とかなんとか、自分を棚に上げて真っ当っぽい事を言っていました。アンタもだ。
オチの１ページもスゴイですね。
「裕美」ちゃん（彼に告白した娘ね）は、ちょっと考えた方がいいと思う。
気付かぬまま付き合うんだろうけど。

えっち後の後日談という雰囲気の「ママごと」は、息子から求める展開。
一度のそんなんですっかり虜となった彼は、成績下がるという理由で二度目を懇願するのでした。
これは…眼鏡でいかにも真面目そうな母親が、似合わないスクール水着を着させられるというシチュエーション。
「望」くんは良い趣味ですね。
若いのに（笑）
また、えろい事するだけでいいのに、リクエストに応じてスクール水着を着た母親も大したもの。
オチの描写とか、もともとコスプレ好きそうでしたねー。
えっち最中での２人の会話に注目下さい。
なお、本人も驚いてましたが母乳出たりもしています。
短編「母性愛」も息子から。
ただしこちらの場合は、慕っていた母親のエロい一面を知って子「浩志」くんが暴走するという流れ。
あれを変態とか言って欲しくないなぁ。
別に夫婦愛のカタチの１つだと思うんですが…まあ、確かにあんなんいきなり見たらショックだろうけど。
こうした切っ掛けでのお約束な展開になります。
なにしろ母は経験者ですし、彼も素質あるみたいでしたよ。


※左：妹「美弥ちゃん」、右：麻衣ちゃん
　妹ネタではこの「美弥ちゃん」につきるでしょう。

続いて妹系統な作品群。
「いもうとみるく」は過去描写から始まる短編。
お兄ちゃんとのアレコレで、見事に大当たりしたらしい妹「美弥」ちゃん。
安定期になったため、久しぶりにお兄ちゃんと～という流れ。
お、お腹が…。
あのロリ顔で、貧乳とポコっとなったお腹がなかなか凶悪。
やや人を選びそう。
脱いだらまたスゴイですねー。
ウサギとかリンゴ柄なのに、母乳をたらかしたりしてました。
ラストページでもまた物凄い発言をしてますね。
両親とかなんとかはどうなっているんだろう。

兄「則之」と妹「恵利」の「かごめかごめ」
引き籠りな彼に翻弄される妹という風情。
ヒロイン「恵利ちゃん」は眼鏡な優等生なんですが、どっちかというといじめて系なオーラの持ち主。
”怯える子犬”
とか比喩されてますね。
当初は拒否していたものの、強引っぽい展開にふらふらとしていました。
「今日で最後…」
そんな風に考えてる時点で、すっかり調教済み（笑）な感じよ。

冒頭話「モーニングコール」はカラー４ページの描き下ろし。
↓表紙の娘で、眼鏡・縞パンにファミレス制服というえっちでした。
オチ部分では母親も登場してます。

不幸のメールを受け取った「小林」さん。
”メールを送るか、さもなくば数人とえっちする”
そんな内容であったため、馴染みの「後藤」くんらグループにえっちをお願いするのでした。
「らぶめーる」はそうした展開で、妹・母親な系統ではありません。
体育用具室での複数でした。
彼女は天然か、あるいは計算か…。
ああしたシチュエーションでしたが、ある程度彼らをコントロールしているような描写もあり、どっちかというと後者なのかな。
あるいは「後藤くん」のこと好きなのかなーって思いましたが、オチなどを見る限りそうでもないみたい。
「おとなの階段」は、素人モデルな「麻衣」ちゃん。
金銭受け取っての個人撮影会で、じわじわエロいムードになっていくのは当然でしょう。
ビキニがまた面積小さいんだ。
なんのかんの言いつつも、さして抵抗もせぬままのえっち展開となります。
それなりに金銭得ていたようですが、おそらく男性らは別で荒稼ぎしてるだろうしなぁ。
飲尿健康法を試すという、「ケンコー同好会」
これはコメディーですね。
１０ページとやや短めですが、丁度良いくらいな軽いネタ。
ややトロそうなヒロイン「弥生」ちゃんは、童顔な割に素晴らしいサイズの持ち主。
ぜひ彼女の別パターンが見たいですね。


※弥生ちゃん
　今回収録ではこの娘ですね。仕上げ処理が違うみたい。

全体的にふんわりとした印象。
細く柔らかな曲線で、スッキリとまとまっています。
不足感ないくらいの描き込みで、濃淡は適度なくらいかやや薄めか。
どっかん目立つ派手な描写はないものの、どちらも見易く綺麗な作画でした。
バランスにも優れていると思います。
構図や表現的に違和感ある部分もなく、特に引っ掛かる箇所はありません。
カラーだとやや雰囲気が異なりますが、だいたい↓表紙の判断で良いかと。
あるいは、「コミックプラム」ＨＰでのサンプルが良いでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】　大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵４：　良かったものの、パンチに欠ける印象もあったので。
・話４：　母親とのドロドロ甘いのは…人選ぶかも。
・独４：　でも、やっぱり個性が光るのは母親とのそうした短編。
合計：［１２／１５］

収録位が置最後であることも手伝ってか、個人的には「弥生ちゃん」が良かったです。
何度もイケるネタだと思うので、また別パターンで登場してほしいですよ。

妹以上母親未満 (ムーグコミックス) (2011/07/28) SHIUN 商品詳細を見る

★よかったな、と思ったらクリックして下さい：【人気blogランキング】

tag : スクール水着コスプレコメディー