■シトロン・ヴェール (宮下未紀)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ライト&ダーク
・おまけ: あとがき。
・その他: 別タイプで再発売あり。(↓その表紙は旧単行本)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮下未紀」センセの「シトロン・ヴェール」です。
いいですね~「宮下未紀」センセ。
ひでるさんは同人誌の詰め合わせ単行本「アリスたちの輪舞」の頃から好きだった漫画家さんです。
(※↑コレ、発売1996年頃のことだって。ふるー)
収録されたエヴァの淡々とした重い話は、ぴーんと張り詰めたような雰囲気で良かったんですよ。タイトルも凝ってました。
最近では一般誌にも進出され、漫画版の「まぶらほ」など描かれています。
名前を知っている方もかなり増えたでしょう。
ひでるさん単なる読者で全然関係ないですが、なんだか嬉しく思います。
さて、こちら「シトロン・ヴェール」はライト&ダークという表現がぴったりな漫画です。
最近の虐待事件にも通じるような「瞳の傷痕」、終始暗い雰囲気の「埋み火」、ちょっと捻りのきいた「結婚記念」など、とにかく重い、肩にずしーんとくるような話は緊張感抜群で、官能的。描写としてはソフトなんですが、えっちです。
それとは逆に、ライトな話になると極端にトコトン軽くなるのが宮下センセの特徴。後で書きますが、あっさりとした絵が手伝って100%ノンフライなさっくり風味(笑)となるんです。脱力します。
このあたりは、最近の一般誌漫画にも生かされています。
「まぶらほ」とかね。(※でも、ひでるさんはこの頃のようなえっち系のが好き。合ってると思う)
これらを褒め言葉にすると、「明・暗どちらも巧い漫画家さん」となるのでしょう。
絵柄は丁寧で、柔らかな線がすっきりとした成年漫画調。目がぱっちりと丸く、優しい人物絵はやや少女漫画ちっくでもあります。
全体的には白めで、見やすいです。これがライトな話はより軽く、ダークな話は淡々とした重さを演出していると思います。
クドイ系統が好きな方には物足りなく感じるでしょう。
これは仕方ないですけどね。
また、独特の間を持った漫画家さんで、ふと空いたコマには静かな緊張感があります。
……こんなだから、暗い系統のが似合っていると思うんですよ。ええ。
なお、カラーでも雰囲気が変わらない漫画家さんです。↓表紙絵そのまんまですね。
ちなみに、最近の絵柄はこの頃より、さらにデフォルメが進んだ、漫画っぽいものになっています。
最近知られた方は若干だけ注意して下さい。
シトロン・ヴェール / 宮下 未紀
※こちら(下)が改装版。
シトロン・ヴェール / 宮下 未紀
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ライト&ダーク
・おまけ: あとがき。
・その他: 別タイプで再発売あり。(↓その表紙は旧単行本)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮下未紀」センセの「シトロン・ヴェール」です。
いいですね~「宮下未紀」センセ。
ひでるさんは同人誌の詰め合わせ単行本「アリスたちの輪舞」の頃から好きだった漫画家さんです。
(※↑コレ、発売1996年頃のことだって。ふるー)
収録されたエヴァの淡々とした重い話は、ぴーんと張り詰めたような雰囲気で良かったんですよ。タイトルも凝ってました。
最近では一般誌にも進出され、漫画版の「まぶらほ」など描かれています。
名前を知っている方もかなり増えたでしょう。
ひでるさん単なる読者で全然関係ないですが、なんだか嬉しく思います。
さて、こちら「シトロン・ヴェール」はライト&ダークという表現がぴったりな漫画です。
最近の虐待事件にも通じるような「瞳の傷痕」、終始暗い雰囲気の「埋み火」、ちょっと捻りのきいた「結婚記念」など、とにかく重い、肩にずしーんとくるような話は緊張感抜群で、官能的。描写としてはソフトなんですが、えっちです。
それとは逆に、ライトな話になると極端にトコトン軽くなるのが宮下センセの特徴。後で書きますが、あっさりとした絵が手伝って100%ノンフライなさっくり風味(笑)となるんです。脱力します。
このあたりは、最近の一般誌漫画にも生かされています。
「まぶらほ」とかね。(※でも、ひでるさんはこの頃のようなえっち系のが好き。合ってると思う)
これらを褒め言葉にすると、「明・暗どちらも巧い漫画家さん」となるのでしょう。
絵柄は丁寧で、柔らかな線がすっきりとした成年漫画調。目がぱっちりと丸く、優しい人物絵はやや少女漫画ちっくでもあります。
全体的には白めで、見やすいです。これがライトな話はより軽く、ダークな話は淡々とした重さを演出していると思います。
クドイ系統が好きな方には物足りなく感じるでしょう。
これは仕方ないですけどね。
また、独特の間を持った漫画家さんで、ふと空いたコマには静かな緊張感があります。
……こんなだから、暗い系統のが似合っていると思うんですよ。ええ。
なお、カラーでも雰囲気が変わらない漫画家さんです。↓表紙絵そのまんまですね。
ちなみに、最近の絵柄はこの頃より、さらにデフォルメが進んだ、漫画っぽいものになっています。
最近知られた方は若干だけ注意して下さい。
シトロン・ヴェール / 宮下 未紀
※こちら(下)が改装版。
シトロン・ヴェール / 宮下 未紀
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