■はめでれっ (朝倉満)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(10P)、短編×8
(うち「黒服」×3、「朝練りたーんず」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「朝倉満(あさくら・みつる)」センセの「はめでれっ」です。
初単行本の前巻「熱視線」は07年の年末でしたか。
こちら「はめでれっ」は、「ANGEL倶楽部」期待の「朝倉満」センセ2冊目の単行本です。
今回は中編と短編という構成。
登場するヒロインは誰もがえろえろで、やたらえっちに貪欲というのが特徴でした。
「熱視線」から続くエピソードもあり、そちらを読んでいればより楽しめると思います。
※左:先輩「伊織さん」、右:生徒会長「朝霧ゆりかさん」
短編の2人をチョイスしました。皆さん大きいですねー。
単行本のメインである、全3話の連続話「黒服」シリーズ。
のんびり・おっとりで、言動が世間ズレしていた同じクラスの「竜宮沙代子」
そんな「沙代子」に気に入られた主人公「浦島太郎」は、彼女の陰謀にハマってまんまと竜宮家に連れられ、育成計画を受けるようになってしまったのです。
多数の黒服(執事)、メイドなどを従え、並ぶよくわからない料理など、ただのお金持ちではない屋敷での生活は、軍事教練のような特訓から男女双方にえっちを狙われるなど、気の置けない日々で…と、だいたいそんなお話。
名前など、浦島太郎モチーフなコメディーですね。
ちゃんとラストのオチでは髪の毛真っ白になるイベントがあるんですが…なぜそうなってしまうのか、単行本にてご確認下さい。
※竜宮家・母子
笑顔の「沙代子ちゃん」がスゴイ。
「黒服 第1話:マダムの誘惑」は物語の導入部分と、その母「竜宮リョウコ」さん。
彼女は↓表紙・裏表紙ほか折り返し部分から漫画カラー原稿部分にまで登場しており、扱いとしては娘「沙代子ちゃん」を横目にメインな状態でした。
センセのお気に入りなのかなぁ。
”気に入られている”という割に、
「そのうち黒服から花ムコに昇格できるかもしれないわよ?」
という「リョウコさん」の言葉もあり、また連れてきた「沙代子ちゃん」も彼の育成計画を練っているなど、実際はなかなか微妙な待遇なのでした。
そして「黒服 第2話:メイド指南」では、メイド部隊という3名が登場。
彼女らに言わせると、黒服らは雑魚で、完全武装したメイド部隊が最新鋭なのだそうです。
そうした彼女らより特訓を受けさせられるんですが…
「3ヶ月で戦闘機械に変えてアゲル」
という、超ハードなもの。
さらに、”えっち技術の向上”ということでメイドらとの複数えっちまでも展開されるのでした。
全て計画に含まれていたそうですが…「沙代子ちゃん」はどんな計画立てたんだろう。
ただ、竜宮家は相当の金持ち家でしたね。
”いざとゆうときはお嬢様を守る”ため、その相手となる旦那は知力・体力に優れていなければならない、というのもなんだか納得。
なるほど、確かにそうかも。
よく漫画では、お嬢様より気に入られて訳も分からぬまま婿の座に着くパターンありましたが、勉学から訓練まできっちり受けさせられる、それに耐えなければいけない、というこちらの漫画は、ある意味リアルなのかもしれません。
メイドらは無論のこと、母親から他の黒服連中まで彼とのえっちを狙っているなど、微妙に嬉しくなさげであるのがコメディーでしたけど。
カラー原稿もある最終話「黒服 第3話:黒服道」は、毎日の特訓から母「リョウコさん」との関係も相変わらずで、つにい逃亡を決意するお話。
正ヒロインの「竜宮沙代子ちゃん」がついに登場するんですが…どうなるのか、後はぜひ単行本にてどうぞ。
やっぱり「沙代子ちゃん」は変わった娘でしたねー。
前単行本に収録の「朝練 ASA-REN」から続く「朝練りたーんず asa-ren returns」は前後編のお話。
部外者の男子生徒(奴隷くん)を捕獲した武術の達人、「美夏」先生。
その日常は、以前と違って充実しておりました。
しかし、体力を持て余していた「美夏先生」に付き合わされていた「奴隷くん」は、過労で倒れてしまったのです。
悶々とする気を道場で発散しようとしたものの、叶う生徒がいる訳もなく…と、だいたいそんな導入部。
※左:美夏先生、右:奈々美先生
なかなか良いコンビであったと思います。どっちもイイなぁ。
保健医「奈々美」先生登場。
成年漫画ではお約束というえろ教師で、「美夏先生」によってボコボコにされた生徒らを囲ってウハウハしておりました。
前半はそんな「奈々美先生」の複数えっちで、5名以上を相手に大活躍です。
えろくていいなぁ。
…って、この学校はこんなんばっかか(笑)
ちなみに後編の台詞にて、なんとその人数が倍の10名だったことが判明。
えっち最中に眼鏡を外してしまったのは、人によってがっかりするでしょう(笑)
そうした「奈々美先生」とは違ったエロさの「美夏先生」
待遇改善のため逆襲した「奴隷くん」を返り討ちにしたものの、「奈々美先生」の特製薬によってふにゃふにゃになり…という展開です。
終始好き勝手に主導していた「美夏先生」がされてしまう流れなのですよ。
普段とは異なる可愛らしい言動がいいですねー。
ずっと「奴隷くん」と呼んでいたため、名前を知らなかったというのも凄い。
ただ、なんのかんの言ってもお互い幸せそうで微笑ましいですね。
ちなみに、「美夏先生」の講義場面がちょっとだけ描かれていましたが…あれはどんな授業だったんだろう。
範囲そちらだけ、というテスト問題も見たいなぁ。
生徒会長「朝霧ゆりか」さんの「生徒会密室」
こちらも好き勝手していた「ゆりかさん」に逆襲するような短編ですね。
結果として、お互いの距離が縮まったようでなにより。
ほか、短気で粗暴な先輩「伊織」さんに呼び出された「次郎」くんは…という「駄目妻」、子「シン」くんと義母「美鈴」さんの短編「ままごと」などが収録されておりました。
しっかりとした線の絵柄。
ややテカテカとしたトーン処理と黒の強さがため、こってり風味です。
ヒロインは大きめに描かれ、コマ割りも広め。
じゅるじゅるな液体描写も濃厚で、大変迫力がありました。
バランス良く、安定感にも優れた方なので見易いです。
カラーでも落差はないので、判断は↓表紙などで問題ないでしょう。
そんなに癖が目立つ絵ではないと思いましたが。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(10P)、短編×8
(うち「黒服」×3、「朝練りたーんず」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「朝倉満(あさくら・みつる)」センセの「はめでれっ」です。
初単行本の前巻「熱視線」は07年の年末でしたか。
こちら「はめでれっ」は、「ANGEL倶楽部」期待の「朝倉満」センセ2冊目の単行本です。
今回は中編と短編という構成。
登場するヒロインは誰もがえろえろで、やたらえっちに貪欲というのが特徴でした。
「熱視線」から続くエピソードもあり、そちらを読んでいればより楽しめると思います。
※左:先輩「伊織さん」、右:生徒会長「朝霧ゆりかさん」
短編の2人をチョイスしました。皆さん大きいですねー。
単行本のメインである、全3話の連続話「黒服」シリーズ。
のんびり・おっとりで、言動が世間ズレしていた同じクラスの「竜宮沙代子」
そんな「沙代子」に気に入られた主人公「浦島太郎」は、彼女の陰謀にハマってまんまと竜宮家に連れられ、育成計画を受けるようになってしまったのです。
多数の黒服(執事)、メイドなどを従え、並ぶよくわからない料理など、ただのお金持ちではない屋敷での生活は、軍事教練のような特訓から男女双方にえっちを狙われるなど、気の置けない日々で…と、だいたいそんなお話。
名前など、浦島太郎モチーフなコメディーですね。
ちゃんとラストのオチでは髪の毛真っ白になるイベントがあるんですが…なぜそうなってしまうのか、単行本にてご確認下さい。
※竜宮家・母子
笑顔の「沙代子ちゃん」がスゴイ。
「黒服 第1話:マダムの誘惑」は物語の導入部分と、その母「竜宮リョウコ」さん。
彼女は↓表紙・裏表紙ほか折り返し部分から漫画カラー原稿部分にまで登場しており、扱いとしては娘「沙代子ちゃん」を横目にメインな状態でした。
センセのお気に入りなのかなぁ。
”気に入られている”という割に、
「そのうち黒服から花ムコに昇格できるかもしれないわよ?」
という「リョウコさん」の言葉もあり、また連れてきた「沙代子ちゃん」も彼の育成計画を練っているなど、実際はなかなか微妙な待遇なのでした。
そして「黒服 第2話:メイド指南」では、メイド部隊という3名が登場。
彼女らに言わせると、黒服らは雑魚で、完全武装したメイド部隊が最新鋭なのだそうです。
そうした彼女らより特訓を受けさせられるんですが…
「3ヶ月で戦闘機械に変えてアゲル」
という、超ハードなもの。
さらに、”えっち技術の向上”ということでメイドらとの複数えっちまでも展開されるのでした。
全て計画に含まれていたそうですが…「沙代子ちゃん」はどんな計画立てたんだろう。
ただ、竜宮家は相当の金持ち家でしたね。
”いざとゆうときはお嬢様を守る”ため、その相手となる旦那は知力・体力に優れていなければならない、というのもなんだか納得。
なるほど、確かにそうかも。
よく漫画では、お嬢様より気に入られて訳も分からぬまま婿の座に着くパターンありましたが、勉学から訓練まできっちり受けさせられる、それに耐えなければいけない、というこちらの漫画は、ある意味リアルなのかもしれません。
メイドらは無論のこと、母親から他の黒服連中まで彼とのえっちを狙っているなど、微妙に嬉しくなさげであるのがコメディーでしたけど。
カラー原稿もある最終話「黒服 第3話:黒服道」は、毎日の特訓から母「リョウコさん」との関係も相変わらずで、つにい逃亡を決意するお話。
正ヒロインの「竜宮沙代子ちゃん」がついに登場するんですが…どうなるのか、後はぜひ単行本にてどうぞ。
やっぱり「沙代子ちゃん」は変わった娘でしたねー。
前単行本に収録の「朝練 ASA-REN」から続く「朝練りたーんず asa-ren returns」は前後編のお話。
部外者の男子生徒(奴隷くん)を捕獲した武術の達人、「美夏」先生。
その日常は、以前と違って充実しておりました。
しかし、体力を持て余していた「美夏先生」に付き合わされていた「奴隷くん」は、過労で倒れてしまったのです。
悶々とする気を道場で発散しようとしたものの、叶う生徒がいる訳もなく…と、だいたいそんな導入部。
※左:美夏先生、右:奈々美先生
なかなか良いコンビであったと思います。どっちもイイなぁ。
保健医「奈々美」先生登場。
成年漫画ではお約束というえろ教師で、「美夏先生」によってボコボコにされた生徒らを囲ってウハウハしておりました。
前半はそんな「奈々美先生」の複数えっちで、5名以上を相手に大活躍です。
えろくていいなぁ。
…って、この学校はこんなんばっかか(笑)
ちなみに後編の台詞にて、なんとその人数が倍の10名だったことが判明。
えっち最中に眼鏡を外してしまったのは、人によってがっかりするでしょう(笑)
そうした「奈々美先生」とは違ったエロさの「美夏先生」
待遇改善のため逆襲した「奴隷くん」を返り討ちにしたものの、「奈々美先生」の特製薬によってふにゃふにゃになり…という展開です。
終始好き勝手に主導していた「美夏先生」がされてしまう流れなのですよ。
普段とは異なる可愛らしい言動がいいですねー。
ずっと「奴隷くん」と呼んでいたため、名前を知らなかったというのも凄い。
ただ、なんのかんの言ってもお互い幸せそうで微笑ましいですね。
ちなみに、「美夏先生」の講義場面がちょっとだけ描かれていましたが…あれはどんな授業だったんだろう。
範囲そちらだけ、というテスト問題も見たいなぁ。
生徒会長「朝霧ゆりか」さんの「生徒会密室」
こちらも好き勝手していた「ゆりかさん」に逆襲するような短編ですね。
結果として、お互いの距離が縮まったようでなにより。
ほか、短気で粗暴な先輩「伊織」さんに呼び出された「次郎」くんは…という「駄目妻」、子「シン」くんと義母「美鈴」さんの短編「ままごと」などが収録されておりました。
しっかりとした線の絵柄。
ややテカテカとしたトーン処理と黒の強さがため、こってり風味です。
ヒロインは大きめに描かれ、コマ割りも広め。
じゅるじゅるな液体描写も濃厚で、大変迫力がありました。
バランス良く、安定感にも優れた方なので見易いです。
カラーでも落差はないので、判断は↓表紙などで問題ないでしょう。
そんなに癖が目立つ絵ではないと思いましたが。
はめでれっ (エンジェルコミックス) (2009/05/16) 朝倉 満 商品詳細を見る |
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