■LOVE DOLL (西安)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・複数
・おまけ: あとがき漫画「西安の部屋」、加筆修正あり。
・その他: 折り返しに著者近影、カラー(32P)、短編×16。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西安(にしいおり)」センセの「LOVE DOLL」です。
「コミック快楽天」の表紙イラストを担当しているという「西安」センセ。
基本的に上手な方が集まる成年雑誌の看板を背負っているだけあって、さすがな仕上がりでした。
カラーページも多く、絵を重視して見られる方には文句のない単行本です。
快楽天での表紙イラストも収録されていたのは、嬉しい構成でしょう。
※左:月3万円の「ゆみちゃん」、右:桜井綾音
年下組です。えー、えっち絵ばかりで選別に苦労しました(笑)
とりあえず、欠点の見当たらない絵について。
非常に強く、やや太めなしっかりとした線の絵柄です。
トーン処理に黒ベタ、そして人物や文字がごっちゃり乱れる描き方で、画面はかなり濃厚。
イラストな方に顕著である、絵の強弱もありませんでした。
…ここは逆に力が入り過ぎなくらいかなぁ。
キャラ絵はふんわり広めな輪郭と、太すぎない程度のふっくらスタイルです。
レンズのような目と、口の感じも独特。
あちこち巧いんですが特にバランス感覚に優れ、”あまり極端ではない違い”で、ロリからアダルトな女性までを描き分けておられます。
しっかりとした個性があるだけ、癖も強めです。
カラーでも雰囲気の変化はないので、そのまま↓表紙の判断で良いでしょう。
どっちが先だか分かりませんが、白黒絵の良い面がそのままカラーでも表現されているみたいですねー。
そうした巧さの光るカラー原稿ほか、短編がずらりと収録されたお話群。
うーん、コレがちょっとやり辛いんですねー。
こないだの「小中ロック/バー・ぴぃちぴっと」の正反対で、数が多いため各話のページ数としては少なめです。
それぞれ短編でさっくりと終わってしまうため、確かにえっちではありましたが…お話的にはやや弱いのでした。
カラー原稿の短編は4話ほど収録。
調教された生徒「赤山里奈」と教師らの複数系「LOVE DOLL」
これは、しましまなハイソックス、そしてカチューシャと赤ブルマでしょう。
「ぽよよん先生の記録映像」もブルマな複数系短編。
仮装行進のため、ブルマ姿となった教師「みのり」が生徒らに…という流れ。
先の「里奈ちゃん」と異なる、むちむち具合を堪能下さい。
父親、兄との近親「三丁目の妹姫」は、まるで抵抗しない眼鏡の「なつみ」ちゃんが印象的。
ツインテールないとこ「玲」ちゃんとの、「おてつだいマッシーン1号」
「玲ちゃん」のえっちなお手伝いをさせられていた主人公の、自己主張・逆襲話です。
後半の彼女は可愛く、こちらはオチまでまとまり良いお話でした。
※左:マネージャー「高橋まほ」、右:従姉「ゆりさん」
年上組です。この2人がお気に入り。
白黒漫画ではトップに位置していた「おにいちゃん2といっしょ」は、ツインテールな従妹「真琴」と兄弟のえっち話。
しっかりお尻も開発されており、前後でサンドイッチ状態なのでした(笑)
幼い雰囲気なのに…えろえろでしたねー。
家庭教師とその生徒「桜井綾音」のえっち話「しょじょびっち」
”膜守れば何してもOK”というブッ飛んだ思考の持ち主「綾音ちゃん」
コレがどうなるのかなーと見ていたら…意外にコメディーな結末でした。
ほか、お隣に住む「ゆみ」ちゃんとのえっち短編「契約妹」
…月3万円だそうです。安い!
後輩「あゆ」、「ゆみ」とのえっち旅行「SEX旅行道中記」、眼鏡「美咲」ちゃんの開発される「ぼくとわたしの資源開発」などが年下系でした。
アイドル「由宇」の裏接待な短編「アイドル伝説」
そのマネージャーである「高橋まほ」も同じ道を歩んできた様子。
お約束ですねー。
えっちでは「由宇ちゃん」メインでしたが、やっぱり主役は「まほさん」ですね。
「蛋白宣言」は幼馴染み「萩原まゆか」さんが実は複数えっちをしていて…という、ちょっと特殊なアプローチ。
後にあったそれぞれの表情変化にはドキリとします。
こちらもページ数に合った、よくまとまった短編でしょう。
お互い寝込みを襲い合う関係(笑)という、「毎日元気君」
従姉の「ゆり」さんとの朝食時、そわそわなキスシーンが可愛かったー。
メインはお尻で、あんなオチになるとは予想外。
ほか、大きな屋敷に住む奥様とその召使の「奥壺」
「直人」くんの誕生日プレゼントとして、父親が自らの秘書を送ってきたという「どっちの」、「松山」、「秋沢」という両先生がお気に入りの生徒「新山」くんと乱れる「先生の午後」などがありました。
後者の2話はどちらも3人プレイでしたね。
担任「秋沢」先生の、
「エコひいきしちゃいそう~~~~」
という発言など、複数な現場を目撃されたにも関わらず、ノリノリな2人が印象的でした。
…以上、ほぼどちらも即えっちな印象なのです。
ファンの方すみません、正直なところひでるさん的には微妙。
短いためかモノローグを多用される特徴があり、それがためテキストは多め。
また、キャラやシチュエーションが多少異なるだけで、それがお話的な変化も薄くしていたように思います。
ここは、”読み手が何を重視するか”、となるでしょうね。
前述したように、絵の魅力に溢れた方でした。
お話の弱さはありますが、決してそれも悪いほどではありません。
漫画ではなく”「西安」センセの作品集”として眺めるのが適切な単行本かも。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・複数
・おまけ: あとがき漫画「西安の部屋」、加筆修正あり。
・その他: 折り返しに著者近影、カラー(32P)、短編×16。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西安(にしいおり)」センセの「LOVE DOLL」です。
「コミック快楽天」の表紙イラストを担当しているという「西安」センセ。
基本的に上手な方が集まる成年雑誌の看板を背負っているだけあって、さすがな仕上がりでした。
カラーページも多く、絵を重視して見られる方には文句のない単行本です。
快楽天での表紙イラストも収録されていたのは、嬉しい構成でしょう。
※左:月3万円の「ゆみちゃん」、右:桜井綾音
年下組です。えー、えっち絵ばかりで選別に苦労しました(笑)
とりあえず、欠点の見当たらない絵について。
非常に強く、やや太めなしっかりとした線の絵柄です。
トーン処理に黒ベタ、そして人物や文字がごっちゃり乱れる描き方で、画面はかなり濃厚。
イラストな方に顕著である、絵の強弱もありませんでした。
…ここは逆に力が入り過ぎなくらいかなぁ。
キャラ絵はふんわり広めな輪郭と、太すぎない程度のふっくらスタイルです。
レンズのような目と、口の感じも独特。
あちこち巧いんですが特にバランス感覚に優れ、”あまり極端ではない違い”で、ロリからアダルトな女性までを描き分けておられます。
しっかりとした個性があるだけ、癖も強めです。
カラーでも雰囲気の変化はないので、そのまま↓表紙の判断で良いでしょう。
どっちが先だか分かりませんが、白黒絵の良い面がそのままカラーでも表現されているみたいですねー。
そうした巧さの光るカラー原稿ほか、短編がずらりと収録されたお話群。
うーん、コレがちょっとやり辛いんですねー。
こないだの「小中ロック/バー・ぴぃちぴっと」の正反対で、数が多いため各話のページ数としては少なめです。
それぞれ短編でさっくりと終わってしまうため、確かにえっちではありましたが…お話的にはやや弱いのでした。
カラー原稿の短編は4話ほど収録。
調教された生徒「赤山里奈」と教師らの複数系「LOVE DOLL」
これは、しましまなハイソックス、そしてカチューシャと赤ブルマでしょう。
「ぽよよん先生の記録映像」もブルマな複数系短編。
仮装行進のため、ブルマ姿となった教師「みのり」が生徒らに…という流れ。
先の「里奈ちゃん」と異なる、むちむち具合を堪能下さい。
父親、兄との近親「三丁目の妹姫」は、まるで抵抗しない眼鏡の「なつみ」ちゃんが印象的。
ツインテールないとこ「玲」ちゃんとの、「おてつだいマッシーン1号」
「玲ちゃん」のえっちなお手伝いをさせられていた主人公の、自己主張・逆襲話です。
後半の彼女は可愛く、こちらはオチまでまとまり良いお話でした。
※左:マネージャー「高橋まほ」、右:従姉「ゆりさん」
年上組です。この2人がお気に入り。
白黒漫画ではトップに位置していた「おにいちゃん2といっしょ」は、ツインテールな従妹「真琴」と兄弟のえっち話。
しっかりお尻も開発されており、前後でサンドイッチ状態なのでした(笑)
幼い雰囲気なのに…えろえろでしたねー。
家庭教師とその生徒「桜井綾音」のえっち話「しょじょびっち」
”膜守れば何してもOK”というブッ飛んだ思考の持ち主「綾音ちゃん」
コレがどうなるのかなーと見ていたら…意外にコメディーな結末でした。
ほか、お隣に住む「ゆみ」ちゃんとのえっち短編「契約妹」
…月3万円だそうです。安い!
後輩「あゆ」、「ゆみ」とのえっち旅行「SEX旅行道中記」、眼鏡「美咲」ちゃんの開発される「ぼくとわたしの資源開発」などが年下系でした。
アイドル「由宇」の裏接待な短編「アイドル伝説」
そのマネージャーである「高橋まほ」も同じ道を歩んできた様子。
お約束ですねー。
えっちでは「由宇ちゃん」メインでしたが、やっぱり主役は「まほさん」ですね。
「蛋白宣言」は幼馴染み「萩原まゆか」さんが実は複数えっちをしていて…という、ちょっと特殊なアプローチ。
後にあったそれぞれの表情変化にはドキリとします。
こちらもページ数に合った、よくまとまった短編でしょう。
お互い寝込みを襲い合う関係(笑)という、「毎日元気君」
従姉の「ゆり」さんとの朝食時、そわそわなキスシーンが可愛かったー。
メインはお尻で、あんなオチになるとは予想外。
ほか、大きな屋敷に住む奥様とその召使の「奥壺」
「直人」くんの誕生日プレゼントとして、父親が自らの秘書を送ってきたという「どっちの」、「松山」、「秋沢」という両先生がお気に入りの生徒「新山」くんと乱れる「先生の午後」などがありました。
後者の2話はどちらも3人プレイでしたね。
担任「秋沢」先生の、
「エコひいきしちゃいそう~~~~」
という発言など、複数な現場を目撃されたにも関わらず、ノリノリな2人が印象的でした。
…以上、ほぼどちらも即えっちな印象なのです。
ファンの方すみません、正直なところひでるさん的には微妙。
短いためかモノローグを多用される特徴があり、それがためテキストは多め。
また、キャラやシチュエーションが多少異なるだけで、それがお話的な変化も薄くしていたように思います。
ここは、”読み手が何を重視するか”、となるでしょうね。
前述したように、絵の魅力に溢れた方でした。
お話の弱さはありますが、決してそれも悪いほどではありません。
漫画ではなく”「西安」センセの作品集”として眺めるのが適切な単行本かも。
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