■魔法教えます!! (鈴木狂太郎)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、描き下ろし「魔法教えます!!#+1」、
折り返しに「魔法教えまちゅ!?」×2、
カバー裏に「魔法教えまちゅ!?」×3。
・その他: カラー(6P)、短編×10
(うち「何の変哲も無い二人」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴木狂太郎(すずき・きょうたろう)」センセの「魔法教えます!!」です。
これって「ヴァルキリーコミックス」か?
…とか、本気で一度カバーを確認した今回の単行本。
ようやく見つけました。
そちらの店でも冊数はごく少なく、やっぱりセールス的にも成功したのかな。
そんな訳で、今回は探していた「鈴木狂太郎」センセの初単行本、「魔法教えます!!」なのですよ。
ちょっと分かり辛いですが、↓表紙・裏表紙にも描かれているそのまま、触手も活躍しちゃう内容。
表題作ほか短編もファンタジー、アクションとまとめられており、まんま「キルタイムコミュニケーション」さんのような内容だったんですが…発売は「ヒット出版社」さんなのでした。
※次期頭首「咲耶さん」
左のコマがお気に入りです。パンチラはともかく凛々しくて素敵ですよね。
描き下ろしなどを含め、全7話の「魔法教えます!!」
人知れず世界に存在する”邪霊”、それらを狩る魔法使いたち。
魔法使いのうち、「咲耶」は”五百人に一人という強大な魔力”の持ち主。
4名ほどいる魔法界の次期頭首として、あまりに強大過ぎる魔力を制御すべく特訓に励んでおりました。
主人公の「貴也」も、”百人に一人の才能”と言われる逸材で、まだ半人前な彼女の付き人兼教育係として、生活を共にしていたのです。
ある日、純粋な「咲耶」は魔導書の文言をまったく勘違いして、性欲を高める魔法水を生成してしまい…と、大雑把ですがだいたいそんなん。
ファンタジー色の強い、アクション・ラブコメな漫画です。
お話はこうしたネタの王道というべき展開で、確かにベタではあったものの成年漫画でここまで描かれたのは立派なこと。
キチンとした設定に話数もあっただけ深く、読み応えも抜群です。
華奢で貧乳な「咲耶さん」
幼くないため、ロリではなく貧乳ね。
収録された他ヒロインらも同様なスタイルであり、これが「鈴木狂太郎」センセの趣味なのでしょう(たぶん)
先ほどラブコメと書きましたが、えっちシーンは触手から暴走「貴也くん」まで、ぷちハードという風情なものでした。
一度経験してした「咲耶さん」はそれにハマっており、”色恋沙汰は御法度”という掟もなんのその、ご褒美として可愛くねだっております。
ひとつ屋根の下に同居する教育係、「貴也くん」が羨ましいですね。
学校にも生徒として同行していた彼は、全ての面においてのサポート役。
(※いま流行り(?)の執事みたいなもんですねー)
家事全般から戦闘支援・後始末までをも担当しており、こと魔法に関しては”百人に一人”という才をあちこちで見せつけておりました。
「咲耶さん」曰く、
「沢山の教官と出会いましたけど、こんな事できる人は貴也さんだけですッ!!!」
と感動していた、”二本の指で同時に複数の魔術を起動させる”スキルの持ち主なのです。
…また、それを知った直後に試してみている「咲耶さん」が可愛いのよ。
彼女はなかなかのうっかりさんで、冒頭のシーンでもうっかり「貴也くん」を殺しかかっていました。
危ないよぅ。
※おまけ:後半はこんな感じ
「貴也くん」、ガンバレ!
姿を見せたことがない現頭首「此ノ花(このか)」とか、「宗司」ほか幹部である13人委員会とか…そんなんを経て、ラストへと繋がる”頭首継承”の儀式。
運命を受け入れてなお笑顔を見せていた、「咲耶さん」に思わず感動しました。
また、その後に彼女泣いちゃうんですよねー。
(※当然のように、共に泣いていたひでるさん(笑))
やや性急な感もありましたが、後半は熱い展開でした。
「貴也くん」も格好良かったです。
直後の姿は…実はあんな具合でも「咲耶さん」の治療した後なのかなぁ…。
ちょっとした事柄までしっかり生かされており、特にえっちしていた事までもが伏線だったのは思わず脱帽。
成年漫画ですし、流しても別に変ではないのに。
素直にセンセが凄いと思った1コマでした。
まだ続けられそうだったので、もっと見たいんですが…このまま終わるのがベストなような…不思議な感覚。
それだけまとまり良かったんですねー。
あるいはバットエンディングになるだろう、「此ノ花(このか)」・「宗司」のカップルで番外編はどうでしょうか?
「貴也くん」は運命に逆らうカッコイイ役でしたが、たいていの人はその2人のように受け入れ、歯を食いしばって生きていく道を選択する筈です。
そっちのが現代サラリーマン的な現実感があり、多くの共感を呼ぶ…かもしれません。
そんなん出されたら、間違いなくひでるさんはまた泣くと思いますが。
「デザイア(※シーズウェア)」みたいな感じよ。
この表現って分かるかなぁ。
※合気道「舞ちゃん」
収録で古い原稿でもこんな感じです。
ほか、そちらと同じファンタジーな短編「その剣は誰の為に?」
合気道な「舞」ちゃんとの近親系「らぶみっしょん」、「茜」ちゃんとのラブコメ「茜色!見ていろ!」の2話は現代モノでした。
それらも決して悪くはないんですが、今回は表題作が良過ぎましたねー。
もともとイラストを描かれていたらしく、絵の巧い方です。
柔らかな細線の絵柄。
トーン・ベタで色は濃く、描き込まれる方なので画面はごっちゃりとしていました。
大小あるコマ割りは迫力があり、多少気になる部分はあったものの漫画としても良かったです。
人物絵もややコテコテと濃い目で、縦長の輪郭が特徴。
ほぼ個性を確立され、さすがに最近の絵は線は洗練されていたものの…単行本全体としては不安定です。
ちょっとだけ、ですが。
初単行本であることを考えれば、絵柄は十分過ぎる出来栄えでしょう。
また、前述しているように表題作はベタではあるものの素晴らしく、↓表紙が気になった方は満足頂けるだろう内容でした。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、描き下ろし「魔法教えます!!#+1」、
折り返しに「魔法教えまちゅ!?」×2、
カバー裏に「魔法教えまちゅ!?」×3。
・その他: カラー(6P)、短編×10
(うち「何の変哲も無い二人」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴木狂太郎(すずき・きょうたろう)」センセの「魔法教えます!!」です。
これって「ヴァルキリーコミックス」か?
…とか、本気で一度カバーを確認した今回の単行本。
ようやく見つけました。
そちらの店でも冊数はごく少なく、やっぱりセールス的にも成功したのかな。
そんな訳で、今回は探していた「鈴木狂太郎」センセの初単行本、「魔法教えます!!」なのですよ。
ちょっと分かり辛いですが、↓表紙・裏表紙にも描かれているそのまま、触手も活躍しちゃう内容。
表題作ほか短編もファンタジー、アクションとまとめられており、まんま「キルタイムコミュニケーション」さんのような内容だったんですが…発売は「ヒット出版社」さんなのでした。
※次期頭首「咲耶さん」
左のコマがお気に入りです。パンチラはともかく凛々しくて素敵ですよね。
描き下ろしなどを含め、全7話の「魔法教えます!!」
人知れず世界に存在する”邪霊”、それらを狩る魔法使いたち。
魔法使いのうち、「咲耶」は”五百人に一人という強大な魔力”の持ち主。
4名ほどいる魔法界の次期頭首として、あまりに強大過ぎる魔力を制御すべく特訓に励んでおりました。
主人公の「貴也」も、”百人に一人の才能”と言われる逸材で、まだ半人前な彼女の付き人兼教育係として、生活を共にしていたのです。
ある日、純粋な「咲耶」は魔導書の文言をまったく勘違いして、性欲を高める魔法水を生成してしまい…と、大雑把ですがだいたいそんなん。
ファンタジー色の強い、アクション・ラブコメな漫画です。
お話はこうしたネタの王道というべき展開で、確かにベタではあったものの成年漫画でここまで描かれたのは立派なこと。
キチンとした設定に話数もあっただけ深く、読み応えも抜群です。
華奢で貧乳な「咲耶さん」
幼くないため、ロリではなく貧乳ね。
収録された他ヒロインらも同様なスタイルであり、これが「鈴木狂太郎」センセの趣味なのでしょう(たぶん)
先ほどラブコメと書きましたが、えっちシーンは触手から暴走「貴也くん」まで、ぷちハードという風情なものでした。
一度経験してした「咲耶さん」はそれにハマっており、”色恋沙汰は御法度”という掟もなんのその、ご褒美として可愛くねだっております。
ひとつ屋根の下に同居する教育係、「貴也くん」が羨ましいですね。
学校にも生徒として同行していた彼は、全ての面においてのサポート役。
(※いま流行り(?)の執事みたいなもんですねー)
家事全般から戦闘支援・後始末までをも担当しており、こと魔法に関しては”百人に一人”という才をあちこちで見せつけておりました。
「咲耶さん」曰く、
「沢山の教官と出会いましたけど、こんな事できる人は貴也さんだけですッ!!!」
と感動していた、”二本の指で同時に複数の魔術を起動させる”スキルの持ち主なのです。
…また、それを知った直後に試してみている「咲耶さん」が可愛いのよ。
彼女はなかなかのうっかりさんで、冒頭のシーンでもうっかり「貴也くん」を殺しかかっていました。
危ないよぅ。
※おまけ:後半はこんな感じ
「貴也くん」、ガンバレ!
姿を見せたことがない現頭首「此ノ花(このか)」とか、「宗司」ほか幹部である13人委員会とか…そんなんを経て、ラストへと繋がる”頭首継承”の儀式。
運命を受け入れてなお笑顔を見せていた、「咲耶さん」に思わず感動しました。
また、その後に彼女泣いちゃうんですよねー。
(※当然のように、共に泣いていたひでるさん(笑))
やや性急な感もありましたが、後半は熱い展開でした。
「貴也くん」も格好良かったです。
直後の姿は…実はあんな具合でも「咲耶さん」の治療した後なのかなぁ…。
ちょっとした事柄までしっかり生かされており、特にえっちしていた事までもが伏線だったのは思わず脱帽。
成年漫画ですし、流しても別に変ではないのに。
素直にセンセが凄いと思った1コマでした。
まだ続けられそうだったので、もっと見たいんですが…このまま終わるのがベストなような…不思議な感覚。
それだけまとまり良かったんですねー。
あるいはバットエンディングになるだろう、「此ノ花(このか)」・「宗司」のカップルで番外編はどうでしょうか?
「貴也くん」は運命に逆らうカッコイイ役でしたが、たいていの人はその2人のように受け入れ、歯を食いしばって生きていく道を選択する筈です。
そっちのが現代サラリーマン的な現実感があり、多くの共感を呼ぶ…かもしれません。
そんなん出されたら、間違いなくひでるさんはまた泣くと思いますが。
「デザイア(※シーズウェア)」みたいな感じよ。
この表現って分かるかなぁ。
※合気道「舞ちゃん」
収録で古い原稿でもこんな感じです。
ほか、そちらと同じファンタジーな短編「その剣は誰の為に?」
合気道な「舞」ちゃんとの近親系「らぶみっしょん」、「茜」ちゃんとのラブコメ「茜色!見ていろ!」の2話は現代モノでした。
それらも決して悪くはないんですが、今回は表題作が良過ぎましたねー。
もともとイラストを描かれていたらしく、絵の巧い方です。
柔らかな細線の絵柄。
トーン・ベタで色は濃く、描き込まれる方なので画面はごっちゃりとしていました。
大小あるコマ割りは迫力があり、多少気になる部分はあったものの漫画としても良かったです。
人物絵もややコテコテと濃い目で、縦長の輪郭が特徴。
ほぼ個性を確立され、さすがに最近の絵は線は洗練されていたものの…単行本全体としては不安定です。
ちょっとだけ、ですが。
初単行本であることを考えれば、絵柄は十分過ぎる出来栄えでしょう。
また、前述しているように表題作はベタではあるものの素晴らしく、↓表紙が気になった方は満足頂けるだろう内容でした。
魔法教えます!! (セラフィンコミックス) (2009/05/28) 鈴木狂太郎 商品詳細を見る |
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tag : ラブコメパンチラファンタジーアクションヴァルキリーコミックスキルタイムコミュニケーションヒット出版社サラリーマン
comment
ああ!
なるほど、そう言えば似てますねー!
カラー絵とかも。
カラー絵とかも。
大槍葦人そっくりの絵
大槍葦人の絵が好きで、高価なエロゲー買う金のない人は、これ買うといいと思います。お手軽に楽しめるマジカルウィッチアカデミー(違うか)