■永遠に妹を愛することを誓います (影乃いりす)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・妹
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説。
・その他: カラー(6P)、短編×14(うち「Innocent Wish」×3、
「ぴーべりー」×2、「I can’t fly」×2、「Stay」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「影乃いりす(かげの・いりす)」センセの「永遠に妹を愛することを誓います」です。
本好きな皆さま、成果は如何ですか?
今週は色々と発売があったので、書店であれやこれやと迷った方も多いことでしょう。
ひでるさんはうっかり店内徘徊したことで、漫画以外の本まで買ってきてしまいました。
読む暇もさしてないというのに…。
暗記パン、は1ページしか頭入らないか。
なんか本の内容が短時間ですっぱーって頭に入るような、ひみつ道具が欲しいですよドラえも~ん。
そんなこんなで、こちらブログで「たとえばそんなこともあるかもっ!?」を紹介している「影乃いりす」センセ。
9冊目単行本(通算だと12冊目だって)は「永遠に妹を愛することを誓います」です。
タイトル通りに妹をネタとした漫画集。
なんと、全ての短編がそれ関係になっていました。
相変わらずですね、「影乃いりす」センセ。
意外なことに、全て妹ネタというのはこれが初めてだそうです。
今回単行本のメイン「Innocent Wish」は3話。
兄と病弱な妹「永遠」ちゃんの、あま~いラブ近親話です。
各話には直接の繋がりなく、別シチュエーションでの2人が描かれていました。
※左:永遠ちゃん、右:成美さん
どっちも妹なんですが…やたら対照的な2人ですね。別人の絵みたい(笑)
1話目「Innocent Wish」
生まれつき病弱で、ほとんど家にいる妹「永遠ちゃん」
彼女が誕生日に言ったわがままとは…という流れ。
冒頭で、普通にお風呂入っているシーンが良かったです。ちょっと羨ましいですね、アレ。
察するところ、これが初えっちなのかなぁ。
ラブラブというのも無論あるんですが、やや重めだった「永遠ちゃん」の台詞をチェック!
まぁ、抜群の大義名分なんですけれど。
続く「Innocent Wish POTATO」は、カラー原稿のあるエピソード。
前話オチはあんなんでしたが、やっぱり「永遠ちゃん」は身体丈夫でないのね。
(※あとがきによると、もともとは短編だった様子)
デート当日に「永遠ちゃん」は体調を崩してしまうんですが…その後のお兄ちゃんは、なかなか恥ずかしくなるようなことをしてました。
馬と鹿な感じのラブラブっぷりです。
掃除大変そう(笑)
体調に気を使いながらも、結局えっちに流れていました。
検査入院していた「永遠ちゃん」がナースコスプレをするという「Innocent Wish ぴゅあ」
コスはメンソレみたいな感じのやつですね。
よく似合ってます。
お兄ちゃんがえっちネタとして喜ぶのも無理からぬ感じ。
ちょっと気になったのが、担当ナースの「尾形」さん。
彼女は2人の事情どこで知ったんだろう。
そちらがスタンダード(?)な妹ネタとすれば、収録で4話もある「Stay」のシリーズは変化球。
”捨て妹”という、捨てられていた妹を拾う漫画群ですね。
ごく簡単には。
要するに、”妹がいなくともお兄ちゃんになれる”という、お好きな方にはすぱーと刺さる(かもしれない)作品です。
「血の繋がりあってこそ」と断言してしまう人には合わないかも。
※左:捨て妹、右:伊吹さん
ひでるさんお気に入り、”捨て妹”シリーズです。拾って下さい、が可愛いです。
1話目「Stay」は完全に捨て猫・犬という風情で、当初は喋りすらカタコト。
添い寝からえっちに発展する流れなんですが…他の実妹話よりよっぽと「妹」との関係をタブーとする認識がありました。
2話目「Stay second」からは基本設定のみ引き継いだ別モノ。
こちらは「結城」くんと眼鏡な委員長「涼」さんのカップル。
ロリ趣味なお兄ちゃんに捨てられ、”捨て妹”となった「涼さん」はクラスメイト「結城くん」に拾われたのでした。
(※なにげに眼鏡趣味もあったらしく、彼女のソレは伊達眼鏡)
お風呂に入らせた後、着替えとしてメイド服に着替えさせていました。
うむむ、これはなかなか良い方法ですよ!
オチ部分ではかなりめろめろとしており、1ページ目と比較するとびっくりするくらいでした。
「Staysecond 2」はその続編。
兄妹となり(いちおう)、家だけでなく学校でもラブラブな2人は…という展開。
言動かなり可愛らしくなっており、「涼さん」は完全に別人ですねー。
諸々の事柄について、「兄妹なら仕方ない」であっさり流れていたのが可笑しいです。
2人のクラスメイト「貴広」くんにスポットを当てた「Stay third stage」
こちらは彼のお姉ちゃん「伊吹」さんが相手で、彼氏に捨てられたお姉ちゃんが自ら”捨て妹”となる流れ。
当初のあれは正確に言うと”捨て彼女”だったんですが…妹にもなれるのね。
立場逆転した感じがなかなか面白く、「貴広くん」の希望そのままネコ耳コスプレでのえっちでした。
八重歯もいいです。
えっち最中の台詞「だって私たちは…」の返答「兄妹だろ」にて、あっさりゴーとなっていました。
この世界で兄妹というのはタブーではないみたい(笑)。
※亜美ちゃん
縛られ慣れているみたいですね。
したたかな妹さんの「ぴーべりー」
家族が揃う食事シーンにての妹「亜美」ちゃんの行動に驚きましたが…なるほど、そういった事情でしたか。
なかなか恐ろしい妹さんですよ。
特にオチ部分には注目下さい。
えっちは軽く縛りがあり、2話目「ぴーべり-2」にもそんなプレイがありました。
お兄ちゃんがお好きなのかと思いましたが…あれはどちらかと言うと「亜美ちゃん」が誘導してるのかも。
2話収録の「I can’t fly」は、そのカップルより倒錯した兄妹のお話。
学校にていじめに遭っている兄妹が、お互いの傷を舐め合うようなえっちでした。
何があったのかは知りませんが、ラブラブ関係より説得力があるように思います。
より退廃的な続編「I can’t fly #2」
前回言葉だけで示されていた妹「成美さん」の現実が描かれておりました。
酷い事するなぁ。
ただ、「今日からは違う」と言っていたそのまま、彼女の中では同じ行為でもまるで意味が異なっているでしょう。
ある意味愛情は深く、やや狂ったようなそんなんが素敵でした。
他短編とはかなり毛色の異なるエピソードですね。
ほか、「まな板1000円」はどさくさ紛れでえっちになだれ込む展開。
ひでるさんはこんなん好きです。
胸を見たの見てないだのという議論から、千円でのえっち価値はどんなくらいだーという具合で裸エプロンにされる「愛(まな)」ちゃんなのでした。
オチ部分は金銭に絡めてほしかったかなー。
短編「どきどきスパイス」はちょっとした三角関係、「記憶のようなもの」は兄妹の記憶喪失なコメディーでした。
やわらかな線のすっきり絵柄。
濃淡はちょうど良いくらいで、全体的に白比率がありました。
あまりごっちゃり描かれないため、見易いです。
バランス崩れず、線にも安定感もあり、描き込みも適度なくらいかと思います。
さらりとした清涼感のある絵ですね。
くりくりとした丸い目と幅広い輪郭という可愛らしい絵柄。
ほわほわとした妹は無論のこと、「ぴーべりー」の「亜美ちゃん」、「I can’t fly」の「成美さん」、「Stay third stage」の「伊吹さん」みたいな、ちょっと強さも感じられるキャラもあちこち巧かったです。
前回も書いておりましたが、昔に比べてかなり良くなっていると思いました。
やはりカラーより白黒の方なので、判断は紹介帯裏面が最適です。
妹テーマで統一されながら、ストレートから変化球まで様々な漫画群でした。
様々な~というのがネックとなるかもしれませんが、妹好きならチェックしておきたい単行本でしょう。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・妹
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説。
・その他: カラー(6P)、短編×14(うち「Innocent Wish」×3、
「ぴーべりー」×2、「I can’t fly」×2、「Stay」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「影乃いりす(かげの・いりす)」センセの「永遠に妹を愛することを誓います」です。
本好きな皆さま、成果は如何ですか?
今週は色々と発売があったので、書店であれやこれやと迷った方も多いことでしょう。
ひでるさんはうっかり店内徘徊したことで、漫画以外の本まで買ってきてしまいました。
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そんなこんなで、こちらブログで「たとえばそんなこともあるかもっ!?」を紹介している「影乃いりす」センセ。
9冊目単行本(通算だと12冊目だって)は「永遠に妹を愛することを誓います」です。
タイトル通りに妹をネタとした漫画集。
なんと、全ての短編がそれ関係になっていました。
相変わらずですね、「影乃いりす」センセ。
意外なことに、全て妹ネタというのはこれが初めてだそうです。
今回単行本のメイン「Innocent Wish」は3話。
兄と病弱な妹「永遠」ちゃんの、あま~いラブ近親話です。
各話には直接の繋がりなく、別シチュエーションでの2人が描かれていました。
※左:永遠ちゃん、右:成美さん
どっちも妹なんですが…やたら対照的な2人ですね。別人の絵みたい(笑)
1話目「Innocent Wish」
生まれつき病弱で、ほとんど家にいる妹「永遠ちゃん」
彼女が誕生日に言ったわがままとは…という流れ。
冒頭で、普通にお風呂入っているシーンが良かったです。ちょっと羨ましいですね、アレ。
察するところ、これが初えっちなのかなぁ。
ラブラブというのも無論あるんですが、やや重めだった「永遠ちゃん」の台詞をチェック!
まぁ、抜群の大義名分なんですけれど。
続く「Innocent Wish POTATO」は、カラー原稿のあるエピソード。
前話オチはあんなんでしたが、やっぱり「永遠ちゃん」は身体丈夫でないのね。
(※あとがきによると、もともとは短編だった様子)
デート当日に「永遠ちゃん」は体調を崩してしまうんですが…その後のお兄ちゃんは、なかなか恥ずかしくなるようなことをしてました。
馬と鹿な感じのラブラブっぷりです。
掃除大変そう(笑)
体調に気を使いながらも、結局えっちに流れていました。
検査入院していた「永遠ちゃん」がナースコスプレをするという「Innocent Wish ぴゅあ」
コスはメンソレみたいな感じのやつですね。
よく似合ってます。
お兄ちゃんがえっちネタとして喜ぶのも無理からぬ感じ。
ちょっと気になったのが、担当ナースの「尾形」さん。
彼女は2人の事情どこで知ったんだろう。
そちらがスタンダード(?)な妹ネタとすれば、収録で4話もある「Stay」のシリーズは変化球。
”捨て妹”という、捨てられていた妹を拾う漫画群ですね。
ごく簡単には。
要するに、”妹がいなくともお兄ちゃんになれる”という、お好きな方にはすぱーと刺さる(かもしれない)作品です。
「血の繋がりあってこそ」と断言してしまう人には合わないかも。
※左:捨て妹、右:伊吹さん
ひでるさんお気に入り、”捨て妹”シリーズです。拾って下さい、が可愛いです。
1話目「Stay」は完全に捨て猫・犬という風情で、当初は喋りすらカタコト。
添い寝からえっちに発展する流れなんですが…他の実妹話よりよっぽと「妹」との関係をタブーとする認識がありました。
2話目「Stay second」からは基本設定のみ引き継いだ別モノ。
こちらは「結城」くんと眼鏡な委員長「涼」さんのカップル。
ロリ趣味なお兄ちゃんに捨てられ、”捨て妹”となった「涼さん」はクラスメイト「結城くん」に拾われたのでした。
(※なにげに眼鏡趣味もあったらしく、彼女のソレは伊達眼鏡)
お風呂に入らせた後、着替えとしてメイド服に着替えさせていました。
うむむ、これはなかなか良い方法ですよ!
オチ部分ではかなりめろめろとしており、1ページ目と比較するとびっくりするくらいでした。
「Staysecond 2」はその続編。
兄妹となり(いちおう)、家だけでなく学校でもラブラブな2人は…という展開。
言動かなり可愛らしくなっており、「涼さん」は完全に別人ですねー。
諸々の事柄について、「兄妹なら仕方ない」であっさり流れていたのが可笑しいです。
2人のクラスメイト「貴広」くんにスポットを当てた「Stay third stage」
こちらは彼のお姉ちゃん「伊吹」さんが相手で、彼氏に捨てられたお姉ちゃんが自ら”捨て妹”となる流れ。
当初のあれは正確に言うと”捨て彼女”だったんですが…妹にもなれるのね。
立場逆転した感じがなかなか面白く、「貴広くん」の希望そのままネコ耳コスプレでのえっちでした。
八重歯もいいです。
えっち最中の台詞「だって私たちは…」の返答「兄妹だろ」にて、あっさりゴーとなっていました。
この世界で兄妹というのはタブーではないみたい(笑)。
※亜美ちゃん
縛られ慣れているみたいですね。
したたかな妹さんの「ぴーべりー」
家族が揃う食事シーンにての妹「亜美」ちゃんの行動に驚きましたが…なるほど、そういった事情でしたか。
なかなか恐ろしい妹さんですよ。
特にオチ部分には注目下さい。
えっちは軽く縛りがあり、2話目「ぴーべり-2」にもそんなプレイがありました。
お兄ちゃんがお好きなのかと思いましたが…あれはどちらかと言うと「亜美ちゃん」が誘導してるのかも。
2話収録の「I can’t fly」は、そのカップルより倒錯した兄妹のお話。
学校にていじめに遭っている兄妹が、お互いの傷を舐め合うようなえっちでした。
何があったのかは知りませんが、ラブラブ関係より説得力があるように思います。
より退廃的な続編「I can’t fly #2」
前回言葉だけで示されていた妹「成美さん」の現実が描かれておりました。
酷い事するなぁ。
ただ、「今日からは違う」と言っていたそのまま、彼女の中では同じ行為でもまるで意味が異なっているでしょう。
ある意味愛情は深く、やや狂ったようなそんなんが素敵でした。
他短編とはかなり毛色の異なるエピソードですね。
ほか、「まな板1000円」はどさくさ紛れでえっちになだれ込む展開。
ひでるさんはこんなん好きです。
胸を見たの見てないだのという議論から、千円でのえっち価値はどんなくらいだーという具合で裸エプロンにされる「愛(まな)」ちゃんなのでした。
オチ部分は金銭に絡めてほしかったかなー。
短編「どきどきスパイス」はちょっとした三角関係、「記憶のようなもの」は兄妹の記憶喪失なコメディーでした。
やわらかな線のすっきり絵柄。
濃淡はちょうど良いくらいで、全体的に白比率がありました。
あまりごっちゃり描かれないため、見易いです。
バランス崩れず、線にも安定感もあり、描き込みも適度なくらいかと思います。
さらりとした清涼感のある絵ですね。
くりくりとした丸い目と幅広い輪郭という可愛らしい絵柄。
ほわほわとした妹は無論のこと、「ぴーべりー」の「亜美ちゃん」、「I can’t fly」の「成美さん」、「Stay third stage」の「伊吹さん」みたいな、ちょっと強さも感じられるキャラもあちこち巧かったです。
前回も書いておりましたが、昔に比べてかなり良くなっていると思いました。
やはりカラーより白黒の方なので、判断は紹介帯裏面が最適です。
妹テーマで統一されながら、ストレートから変化球まで様々な漫画群でした。
様々な~というのがネックとなるかもしれませんが、妹好きならチェックしておきたい単行本でしょう。
永遠に妹を愛することを誓います (TENMAコミックス RiN) (2009/09/18) 影乃 いりす 商品詳細を見る |
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