■ピンクチェリーぱい (さめだ小判)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・色々
・おまけ: あとがき、、加筆修正あり。
・その他: 紹介帯折り返しにコメント、カラー(32P)、
短編×15+4コマ漫画(うち「わがママ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さめだ小判(さめだ・こばん)」センセの「ピンクチェリー ぱい」です。
あとちょっとなんですが…。
やたら疲れてもともと弱い頭も普通には働いていないので、前置きそこそこに始めますね。
漫画ほかイラスト、デザインの仕事もされております「さめだ小判」センセ。
3冊目の単行本は「ピンクチェリー ぱい」でした。
前回の「桃園学園男子寮へようこそっ!」は長編でしたが、こちらは初単行本「BEASTIE GIRLS」と似て色々な要素満載というもの。
良く言えばバラエティ豊かですが、悪く言えば統一感のない詰め込み系。
カラーページは多いものの、そのほとんどはショート短編。
収録された話数としてはたくさんでしたが、収録で「ダイオウグソクムシたん」はえっちなしの4コマだったりします。
ファン向けな内容ですね。
ひでるさんもそうですが、お話っぽいのが好きな方は検討した方がいいかもしれません。
※左:やよいさん、右:結ちゃん
「結ちゃん」はちんちくりんな感じですが、そこそこ大きいです。
「わがママ」、「もっと!わがママ」は同キャラの連続もの。
カラーのショート「わがママ」が今回の冒頭話でした。
海水浴に来た、という設定なのかな。
「ななみ」ちゃんはある取り引きによって、彼氏「コーちゃん」を母親「やよい」さんに提供したのでした。
「やよいさん」は(性格)若いですねー。
普通の白黒漫画形式「もっと!わがママ」でも同様。
前回は彼を差し出していたものの、いちおう「ななみちゃん」は嫉妬しているみたい。
そんな娘は関係なく、ガンガン迫ってくる「やよいさん」が良かったです。
しかも黒い下着なんかで…。
後半は「ななみちゃん」も参加して複数に発展しているんですが…並べられていた際、なにげに「やよいさん」を優先していましたね。
ノスタルジーちっくな短編「サマーデイズ」
こちらは兄の彼女とのお話で…2人は同級生なのかな。
何と言ってもヒロインの日焼け跡。
こちらではビキニ着用なんですが、ワンピースタイプの日焼け跡というのがやはりポイントになるでしょう。
あんなんいいなぁ。
やっぱりこうした漫画は川辺でのえっちになるのね。
6ページのカラー原稿から始まる「もなみレボリューション!」
”来るもの拒まず”というスタンスの「もなみ」ちゃんは、次々男子生徒に身体をひらく、まさに女神的な存在。
その友人「雅(みやび)」ちゃんは常識人で、そんな彼女のブレーキ役だったんですが…。
メインヒロインはタイトルの「もなみちゃん」でなく、八重歯な「雅ちゃん」
感化され、その導きによってえっちメンバーに加えられてしまう展開でした。
↓表紙は「もなみちゃん」ですね。
彼女が相当に非常識なキャラであるためか、「雅ちゃん」のが可愛く感じます。
「一球入魂」は野球部で投手の「弾」くんとマネージャー「榎本結」ちゃんのラブコメ。
エース「弾くん」に想いを寄せる「結ちゃん」
しかし、野球一筋な彼にタイミングは合わず、なかなか告白できなかったのです。
そんな彼女に救いの手を差し伸べたのが、チアガールの先輩たち。
うまく個室で2人きりにさせてもらった「結ちゃん」は…というもの。
ラブラブな2人と裏腹に、良いコメディー具合な隣の先輩らに注目です。
閉じ込められるパターンの漫画「スウェットトラップ」
よくあるのは体育用具室ですが、こちらは美術の用具室。
密室で暑い~服を脱ぐという王道パターン。
「ぜったいこっち見ないでよ」
という「竹宮」さんの台詞が素敵ですね。
良いシチュエーションです。
ぜひそんなこと言われたいですよ。
縞模様の下着も素敵でしたが…セオリーを逆手にとったオチが「なるほど」という感じでした。
※左:茜さん、右:竹宮さん
縞模様な下着の「竹宮さん」です。
ブラック系な「EYES OF BEAST」は「智沢渚優」センセがお得意のパターン。
ロリではないですけどね。
とある秘密がある「中川小夜」さんが出会った「良嗣」くん。
初めて信頼のできる男性と出会い、穏やかな時を過ごす「小夜さん」でしたが…という展開。
彼はさぞショックだろうなぁ。
まぁ、あーいった反応も仕方ないか。
でも…これは物悲しいお話ですねー。
なお、短編「あぶない・せれぶりてぃ」は新体操の女王「百瀬」さん。
えっち写真をネタに脅迫される…と思いきや、逆に主導権を握るお話になっていました。
”言葉は通じても話が通じない”という表現は実に的確。
彼女はお金持ちなようですし、かなり非常識な存在でした。
あれは無理でしょうね。
ボーイッシュな「茜」さんの短編「マイティが~る」
昔は女の子っぽかった彼女ですが、日々逞しくなっていき…いつしか不良相手に喧嘩を挑むようになっていたのでした。
そんな彼女と、幼馴染み「寛太」くんというお話ですね。
漫画中でも言われてましたが、危ないなぁ。
先の短編と違ってぎりぎりで間に合い、なんだか安心。
(※ちなみに収録順では逆)
「寛太くん」は迫力ある3名相手にどうやら勝利したようですが、実際のところボコボコにされ、さらに最悪な展開になってもおかしくない状況でした。
終始身の安全を優先していた女の子はリアル
でも、せめて警察呼ぶとかしようよ。
ほか、卒業式なカラー部分が良かった「はぷえろ」はWカップル話。
ちょっとお話はガチャガチャとした印象です。
カラーのショート漫画「闘将!卓球拳」、「押忍!バニー部」はコメディー系です。
うち「卓球拳」はチャイナ服で馬鹿馬鹿しい修業もの。
「バニー部」は網タイツでなく、また紐バニー、着ぐるみバニーと本来の良さを無視したコスチュームでがっかり。
特に紐バニーに至っては全然刺さりません。
「おねおね」、「夏の性的な思い出」も同じくカラーで4ページのショート。
まず「おねおね」は彼女が見守る中、その妹「綾」ちゃんとのえっちでした。
「夏の性的な思い出」は水着姿な「可奈」ちゃんの寝込みを襲う展開。
お話としては、断然こっち系のが好きです。
「夏の性的な思い出」は後の2人がまたどうなるのか、見てみたいですね。
「ひみつの奥様」は相当な巨乳の眼鏡奥様。
ここは…なんだか線がふらふらしてるように感じました。
大きい胸と広いオデコがためか、バランスもあまり良くないような…。
※おまけ:ダイオウグソクムシたん
これでえっちだったら完璧だったんですが(笑)
また、収録のうち「ダイオウグソクムシたん」は4コマ漫画。
可愛くも不気味で、ほのぼのしたもの。
検索して実物の写真をしっかり見てきましたが…センセ、昆虫もお上手ですねー。
体長は普通20~40センチって結構デカく、不気味でした。
うぞうぞ動いてたら、さぞ気持ち悪いだろうなぁ。
そんなんでも女の子(※「ぐーたん」)がかぶっているだけで可愛く見えるから不思議。
これが最も独特で面白いんですが、えっちではなく、成年単行本の収録で考えると微妙かなぁ。
巻末・奥付部分のような感じが欲しかったです。
柔らかな線の絵柄。
適度、あるいはやや薄めなくらいの濃淡で、比較的大きめなコマ割り。
枠間のスペースも広めでした。
カラーの時はいいんですが、白黒絵の場合は色の薄さがためごっちゃり気味。
縦長な輪郭で目は小さめ、ふんわりとした曲線によるキャラ絵です。
漫画っぽいバランスですかね。
個性はあるものの強くはないので、万人向きだと思います。
時期の開きがためか、各話では微妙な差がありました。
もともと巧い方なので問題はないものの、全体的に不安定。
うーん、嫌いではないんですが…お話的にも絵(漫画)もひでるさんと合わないのかなぁ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・カラーは特に巧い方ですが…白黒絵でちらほら気になる箇所がありました。
・普通の短編集で読みたかったです。ただ、悪くはないと思います。
・目立っていたのはえっち系でなく、4コマ「ダイオウグソクムシたん」でしょう。
合計:[11/15]
特に今回の↓表紙は構成・表題デザインまで好みではなく、店頭ではちょっとスルーしかかったほど。
そんな感じでした。
合わないんでしょうねー。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・色々
・おまけ: あとがき、、加筆修正あり。
・その他: 紹介帯折り返しにコメント、カラー(32P)、
短編×15+4コマ漫画(うち「わがママ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さめだ小判(さめだ・こばん)」センセの「ピンクチェリー ぱい」です。
あとちょっとなんですが…。
やたら疲れてもともと弱い頭も普通には働いていないので、前置きそこそこに始めますね。
漫画ほかイラスト、デザインの仕事もされております「さめだ小判」センセ。
3冊目の単行本は「ピンクチェリー ぱい」でした。
前回の「桃園学園男子寮へようこそっ!」は長編でしたが、こちらは初単行本「BEASTIE GIRLS」と似て色々な要素満載というもの。
良く言えばバラエティ豊かですが、悪く言えば統一感のない詰め込み系。
カラーページは多いものの、そのほとんどはショート短編。
収録された話数としてはたくさんでしたが、収録で「ダイオウグソクムシたん」はえっちなしの4コマだったりします。
ファン向けな内容ですね。
ひでるさんもそうですが、お話っぽいのが好きな方は検討した方がいいかもしれません。
※左:やよいさん、右:結ちゃん
「結ちゃん」はちんちくりんな感じですが、そこそこ大きいです。
「わがママ」、「もっと!わがママ」は同キャラの連続もの。
カラーのショート「わがママ」が今回の冒頭話でした。
海水浴に来た、という設定なのかな。
「ななみ」ちゃんはある取り引きによって、彼氏「コーちゃん」を母親「やよい」さんに提供したのでした。
「やよいさん」は(性格)若いですねー。
普通の白黒漫画形式「もっと!わがママ」でも同様。
前回は彼を差し出していたものの、いちおう「ななみちゃん」は嫉妬しているみたい。
そんな娘は関係なく、ガンガン迫ってくる「やよいさん」が良かったです。
しかも黒い下着なんかで…。
後半は「ななみちゃん」も参加して複数に発展しているんですが…並べられていた際、なにげに「やよいさん」を優先していましたね。
ノスタルジーちっくな短編「サマーデイズ」
こちらは兄の彼女とのお話で…2人は同級生なのかな。
何と言ってもヒロインの日焼け跡。
こちらではビキニ着用なんですが、ワンピースタイプの日焼け跡というのがやはりポイントになるでしょう。
あんなんいいなぁ。
やっぱりこうした漫画は川辺でのえっちになるのね。
6ページのカラー原稿から始まる「もなみレボリューション!」
”来るもの拒まず”というスタンスの「もなみ」ちゃんは、次々男子生徒に身体をひらく、まさに女神的な存在。
その友人「雅(みやび)」ちゃんは常識人で、そんな彼女のブレーキ役だったんですが…。
メインヒロインはタイトルの「もなみちゃん」でなく、八重歯な「雅ちゃん」
感化され、その導きによってえっちメンバーに加えられてしまう展開でした。
↓表紙は「もなみちゃん」ですね。
彼女が相当に非常識なキャラであるためか、「雅ちゃん」のが可愛く感じます。
「一球入魂」は野球部で投手の「弾」くんとマネージャー「榎本結」ちゃんのラブコメ。
エース「弾くん」に想いを寄せる「結ちゃん」
しかし、野球一筋な彼にタイミングは合わず、なかなか告白できなかったのです。
そんな彼女に救いの手を差し伸べたのが、チアガールの先輩たち。
うまく個室で2人きりにさせてもらった「結ちゃん」は…というもの。
ラブラブな2人と裏腹に、良いコメディー具合な隣の先輩らに注目です。
閉じ込められるパターンの漫画「スウェットトラップ」
よくあるのは体育用具室ですが、こちらは美術の用具室。
密室で暑い~服を脱ぐという王道パターン。
「ぜったいこっち見ないでよ」
という「竹宮」さんの台詞が素敵ですね。
良いシチュエーションです。
ぜひそんなこと言われたいですよ。
縞模様の下着も素敵でしたが…セオリーを逆手にとったオチが「なるほど」という感じでした。
※左:茜さん、右:竹宮さん
縞模様な下着の「竹宮さん」です。
ブラック系な「EYES OF BEAST」は「智沢渚優」センセがお得意のパターン。
ロリではないですけどね。
とある秘密がある「中川小夜」さんが出会った「良嗣」くん。
初めて信頼のできる男性と出会い、穏やかな時を過ごす「小夜さん」でしたが…という展開。
彼はさぞショックだろうなぁ。
まぁ、あーいった反応も仕方ないか。
でも…これは物悲しいお話ですねー。
なお、短編「あぶない・せれぶりてぃ」は新体操の女王「百瀬」さん。
えっち写真をネタに脅迫される…と思いきや、逆に主導権を握るお話になっていました。
”言葉は通じても話が通じない”という表現は実に的確。
彼女はお金持ちなようですし、かなり非常識な存在でした。
あれは無理でしょうね。
ボーイッシュな「茜」さんの短編「マイティが~る」
昔は女の子っぽかった彼女ですが、日々逞しくなっていき…いつしか不良相手に喧嘩を挑むようになっていたのでした。
そんな彼女と、幼馴染み「寛太」くんというお話ですね。
漫画中でも言われてましたが、危ないなぁ。
先の短編と違ってぎりぎりで間に合い、なんだか安心。
(※ちなみに収録順では逆)
「寛太くん」は迫力ある3名相手にどうやら勝利したようですが、実際のところボコボコにされ、さらに最悪な展開になってもおかしくない状況でした。
終始身の安全を優先していた女の子はリアル
でも、せめて警察呼ぶとかしようよ。
ほか、卒業式なカラー部分が良かった「はぷえろ」はWカップル話。
ちょっとお話はガチャガチャとした印象です。
カラーのショート漫画「闘将!卓球拳」、「押忍!バニー部」はコメディー系です。
うち「卓球拳」はチャイナ服で馬鹿馬鹿しい修業もの。
「バニー部」は網タイツでなく、また紐バニー、着ぐるみバニーと本来の良さを無視したコスチュームでがっかり。
特に紐バニーに至っては全然刺さりません。
「おねおね」、「夏の性的な思い出」も同じくカラーで4ページのショート。
まず「おねおね」は彼女が見守る中、その妹「綾」ちゃんとのえっちでした。
「夏の性的な思い出」は水着姿な「可奈」ちゃんの寝込みを襲う展開。
お話としては、断然こっち系のが好きです。
「夏の性的な思い出」は後の2人がまたどうなるのか、見てみたいですね。
「ひみつの奥様」は相当な巨乳の眼鏡奥様。
ここは…なんだか線がふらふらしてるように感じました。
大きい胸と広いオデコがためか、バランスもあまり良くないような…。
※おまけ:ダイオウグソクムシたん
これでえっちだったら完璧だったんですが(笑)
また、収録のうち「ダイオウグソクムシたん」は4コマ漫画。
可愛くも不気味で、ほのぼのしたもの。
検索して実物の写真をしっかり見てきましたが…センセ、昆虫もお上手ですねー。
体長は普通20~40センチって結構デカく、不気味でした。
うぞうぞ動いてたら、さぞ気持ち悪いだろうなぁ。
そんなんでも女の子(※「ぐーたん」)がかぶっているだけで可愛く見えるから不思議。
これが最も独特で面白いんですが、えっちではなく、成年単行本の収録で考えると微妙かなぁ。
巻末・奥付部分のような感じが欲しかったです。
柔らかな線の絵柄。
適度、あるいはやや薄めなくらいの濃淡で、比較的大きめなコマ割り。
枠間のスペースも広めでした。
カラーの時はいいんですが、白黒絵の場合は色の薄さがためごっちゃり気味。
縦長な輪郭で目は小さめ、ふんわりとした曲線によるキャラ絵です。
漫画っぽいバランスですかね。
個性はあるものの強くはないので、万人向きだと思います。
時期の開きがためか、各話では微妙な差がありました。
もともと巧い方なので問題はないものの、全体的に不安定。
うーん、嫌いではないんですが…お話的にも絵(漫画)もひでるさんと合わないのかなぁ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・カラーは特に巧い方ですが…白黒絵でちらほら気になる箇所がありました。
・普通の短編集で読みたかったです。ただ、悪くはないと思います。
・目立っていたのはえっち系でなく、4コマ「ダイオウグソクムシたん」でしょう。
合計:[11/15]
特に今回の↓表紙は構成・表題デザインまで好みではなく、店頭ではちょっとスルーしかかったほど。
そんな感じでした。
合わないんでしょうねー。
ピンクチェリー ぱい (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (2009/12/18) さめだ小判 商品詳細を見る |
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まんがさんぽ ■ピンクチェリーぱい (さめだ小判)
まんがさんぽ ■ピンクチェリーぱい (さめだ小判)http://hideruaobu.blog71.fc2.com/blog-entry-1299.html
絵はいいのにはっちゃけ過ぎてエロ漫画じゃなくなってるんだよなあwww
ピンクチェリー ...
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なんか
本文でも書きましたが、今回の単行本であまり合わないのかなぁ、と思ってしまいました。
No title
絵はいいのにはっちゃけ過ぎてエロ漫画じゃなくなってるんだよなあwww
麻呂はZIPを要求しているッッ!!:まんがさんぽ ■ピンクチェリーぱい (さめだ小判)
http://blog.livedoor.jp/zipmaro/archives/2030030.html
麻呂はZIPを要求しているッッ!!:まんがさんぽ ■ピンクチェリーぱい (さめだ小判)
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