■どっちもLOVE!? (木谷椎)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき、、カバー裏に作品解説。
・その他: カラー(4P)、短編×8(うち「どっちもLOVE!?」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「木谷椎(きや・しい)」センセの「どっちもLOVE!?」です。
大変失礼ながら…。
またまた、非常に薄い単行本です。(←厚ければいいって訳ではないですが)
全部で150ページでしたね。
オールカラーかと思いましたが、さにあらず。
ごめんなさい。
だって、最近はブ厚いのが続いていて…また、並べると極端な差があったので…。
ただ、前巻「Mind of Sisters」と同様に、紙質は普通より良いようです。
ひでるさんは専門家ではないため詳しい事分かりませんが、なんだかそんな感じ。
よりクリアーな白で厚みがあり、線がクッキリしてます。
少なくとも、1冊目「乙女の恋愛情事」よりいい紙であることは間違いないでしょう。たぶん。
※左:桃花ちゃん、右:静奈さん
こうしたWヒロイン漫画が中編です。どちらか刺さったなら間違いないです。
と、そんなこんなで、「木谷椎」センセの新刊が発売になりました。
たぶん4冊目「どっちもLOVE!?」ですね。
構成としても前巻「Mind of Sisters」と似て、メイン中編の5話と短編3話によるもの。
そちらの表題作はいまいち刺さらなかったんですが…今回は別。
非常に良いです。
個人的には、「木谷椎」センセの最高傑作という漫画・単行本に仕上がっていると思いました。
表題作「どっちもLOVE!?」は5話の連続ストーリー。
幼馴染み「静奈」さんに告白した主人公「日下部恭一」くん。
気さくに会話をするような間柄で付き合いも長く、ほぼ成功間違いないと思われていたものの、その返事は…
「ごめんなさい」
…だったのです。
ずーんと落ち込む「恭一くん」に対し、その妹「日下部桃花」ちゃんはいきなりキスをしてきたのです。
「桃花が…恋人代わりに、お兄ちゃんを慰めたげるよ」
Wヒロインのラブコメ漫画。
ツンデレ同級生と、小悪魔ちっくな妹さんです。
それぞれの単独えっちを交互に、ラストを複数で飾るというスタンダードなパターンになっていました。
王道ネタですよ。
正直なところ、コレという目新しさはありません。
ただ、それがために読み易く、またヒロインも魅力的に描かれていたため、えっちで面白い漫画となっています。
キャラをほぼ3名だけに絞ったのは正解だったと思います。
(※↓表紙・裏表紙なども2人で良くおさまってます。ぶっちゃけ、「静奈さん」にはもう少し大人っぽさがほしかったですが)
1話目担当の実妹「桃花ちゃん」
カラー原稿はその半月後の描写ですね。
こちらは「桃花ちゃん」が独占しており、いきなり近親ラブえっちでした。
頻繁に「お兄ちゃん」とか言っており、いかにも妹という容姿(胸大きいけど)がため、この時点で刺さる人も多いでしょう。
ひでるさんのお気に入りは、カラー原稿のラスト付近。
「…今日は安全日だから…」
あっさり見破っていた「恭一くん」は突っ込んでいましたけど、コレはテキトー発言でした。
「えへ」
だって。
そうした感じから察せられるだろうそのまま、漫画ではこの娘がポイントになっています。
振られて、落ち込んでいた「恭一くん」
したたかに、確実に、そのチャンスを見逃さなかった「桃花ちゃん」がスゴイ。
初えっちでしたが、見事に主導権を握っています。
(おそらく彼が通常の精神状態だったら、拒否されて終わっていたでしょう)
えっちシーンからラストのページまで、後半の「桃花ちゃん」がまたやたらに良かったです。
ちらっと視線を送るくだりは最高。
ここでひでる撃沈でした。
※宣戦布告の「桃花ちゃん」
ぐっさーと刺さりました。いいぞー!!
直接続いている2話目。
あの後、しっかりアピールをしていた「桃花ちゃん」
さすがに同性だけあって、「静奈さん」の性格を「恭一くん」以上に理解しています。
2人のえっちすら予想していたんですが、この際に彼女がどんな行動を取るのか、お楽しみに。
そんな訳で、年下の女の子にしっかり見破られていましたが、妹に発散するくらいなら…と、一度は彼を振った筈の「静奈さん」がえっち解禁です。
「仕方ないから…」
とかなんとか、気持ちとは裏腹なのはお約束。
先の「桃花ちゃん」と違って初々しく、また彼女のおかげで経験値を積んでいた「恭一くん」にも注目下さい。
しっかり駆け引きとかしてましたよ。
「静奈さん」のぎこちなさに安心するというのは、分かるなぁ。
ついに玩具(笑)を持ち出す3話目。
両親が一週間留守になっていたんですが、その間の食費を全てえっちアイテムに使っていました。
「桃花ちゃん」いいですねー。
しっかり、お仕置きプレイに持ち込んでいます。
えっち方面では最強ですね。
逆に、ネットで勉強しているらしい「静奈さん」も素敵。
ぜひ、家でえっちキーワード検索している姿が見たかったです。
久しぶりにWヒロインの揃う4話、ラストの5話。
複数えっちでした。
観念して素直になる「静奈さん」に対し、複雑な心境だろう「桃花ちゃん」の表情をお見逃しなく。
そんなんもいいですが、やっぱり5話の前半で見せていた、
「~ぐったりしたい」
というコマの、キラキラ顔が彼女の魅力ですよね。
登場キャラで最も空気が読め、察し良過ぎる「桃花ちゃん」
関係をぐるぐるとかき回しつつも、なんのかんの最終的には適度に落ち着いていました。
揉める描写はひでるさん大好物ですが、彼女はああした娘でしょう。
(お兄ちゃんの気持ちも理解しているだろうし)
ラストではお風呂で複数えっちなんてのもありましたよー。
散々書いてきたように、とにかく妹「桃花ちゃん」が絶妙なほどに良いキャラクター。
よく動き、えっちもし、漫画を支え・牽引していたように感じます。
※左:母「香澄さん」、右:ロリ少女「柊さん」
いいおっぱい、いいお尻でした。また登場しないかなぁ。
続いて短編群。
母子の近親もの「授乳願望」
やたら若い反応を見せていた母「香澄」さん。
息子「良太」くんのリクエストから、えっちに発展していました。
充実した腰回りがエロスです。
メインはパジャマでしたが、冒頭のジーンズえっちが見たいー。
「ひとりじめ」は逆にロリ少女「柊」さん。
教師とのカップルなんですが、優等生っぽい容姿とは裏腹にえっちだった年下の「柊さん」に翻弄されています。
オチはいちおう静かなものでしたけど、たぶん彼はこの後不幸になるだろうなぁ。
「恋人ごっこ」はメイン「どっちもLOVE!?」の逆で姉弟の近親。
お姉ちゃん「愛香」さんの視点になっています。
だんだん余裕なくなる、実は弟「真人」くんのが~といった感じで、練習からえっちに流れておりました。
丁寧でしっかり描き込まれた、完成度の高い絵柄。
↓表紙などのカラーも巧いですが、白黒絵もまた異なる良さがありました。
安定感あります。
深い黒な瞳の人物絵はバランスに優れていました。
母「香澄さん」のようなアダルトから、「柊さん」のようなロリ少女まで幅広い対応のできる方です。
可愛くまとまっており、多少の癖はあったものの極端に人は選ばないと思います。
こちらに関しては、特に問題は見当たりません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: やや濃いめで全体きゅっと締まった感じがあり、綺麗にまとまってます。
・話4: 中編をベタ誉めしてますが、短編の「授乳願望」なども良かったです。
・独4: やはり妹「桃花ちゃん」ですね。
合計:[13/15]
絵のクオリティは高く、また今回収録の漫画は良作揃いでした。
ファンは無論のこと、初見な方にもオススメな単行本でしょう。
どっちもLOVE!? (いずみコミックス)
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき、、カバー裏に作品解説。
・その他: カラー(4P)、短編×8(うち「どっちもLOVE!?」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「木谷椎(きや・しい)」センセの「どっちもLOVE!?」です。
大変失礼ながら…。
またまた、非常に薄い単行本です。(←厚ければいいって訳ではないですが)
全部で150ページでしたね。
オールカラーかと思いましたが、さにあらず。
ごめんなさい。
だって、最近はブ厚いのが続いていて…また、並べると極端な差があったので…。
ただ、前巻「Mind of Sisters」と同様に、紙質は普通より良いようです。
ひでるさんは専門家ではないため詳しい事分かりませんが、なんだかそんな感じ。
よりクリアーな白で厚みがあり、線がクッキリしてます。
少なくとも、1冊目「乙女の恋愛情事」よりいい紙であることは間違いないでしょう。たぶん。
※左:桃花ちゃん、右:静奈さん
こうしたWヒロイン漫画が中編です。どちらか刺さったなら間違いないです。
と、そんなこんなで、「木谷椎」センセの新刊が発売になりました。
たぶん4冊目「どっちもLOVE!?」ですね。
構成としても前巻「Mind of Sisters」と似て、メイン中編の5話と短編3話によるもの。
そちらの表題作はいまいち刺さらなかったんですが…今回は別。
非常に良いです。
個人的には、「木谷椎」センセの最高傑作という漫画・単行本に仕上がっていると思いました。
表題作「どっちもLOVE!?」は5話の連続ストーリー。
幼馴染み「静奈」さんに告白した主人公「日下部恭一」くん。
気さくに会話をするような間柄で付き合いも長く、ほぼ成功間違いないと思われていたものの、その返事は…
「ごめんなさい」
…だったのです。
ずーんと落ち込む「恭一くん」に対し、その妹「日下部桃花」ちゃんはいきなりキスをしてきたのです。
「桃花が…恋人代わりに、お兄ちゃんを慰めたげるよ」
Wヒロインのラブコメ漫画。
ツンデレ同級生と、小悪魔ちっくな妹さんです。
それぞれの単独えっちを交互に、ラストを複数で飾るというスタンダードなパターンになっていました。
王道ネタですよ。
正直なところ、コレという目新しさはありません。
ただ、それがために読み易く、またヒロインも魅力的に描かれていたため、えっちで面白い漫画となっています。
キャラをほぼ3名だけに絞ったのは正解だったと思います。
(※↓表紙・裏表紙なども2人で良くおさまってます。ぶっちゃけ、「静奈さん」にはもう少し大人っぽさがほしかったですが)
1話目担当の実妹「桃花ちゃん」
カラー原稿はその半月後の描写ですね。
こちらは「桃花ちゃん」が独占しており、いきなり近親ラブえっちでした。
頻繁に「お兄ちゃん」とか言っており、いかにも妹という容姿(胸大きいけど)がため、この時点で刺さる人も多いでしょう。
ひでるさんのお気に入りは、カラー原稿のラスト付近。
「…今日は安全日だから…」
あっさり見破っていた「恭一くん」は突っ込んでいましたけど、コレはテキトー発言でした。
「えへ」
だって。
そうした感じから察せられるだろうそのまま、漫画ではこの娘がポイントになっています。
振られて、落ち込んでいた「恭一くん」
したたかに、確実に、そのチャンスを見逃さなかった「桃花ちゃん」がスゴイ。
初えっちでしたが、見事に主導権を握っています。
(おそらく彼が通常の精神状態だったら、拒否されて終わっていたでしょう)
えっちシーンからラストのページまで、後半の「桃花ちゃん」がまたやたらに良かったです。
ちらっと視線を送るくだりは最高。
ここでひでる撃沈でした。
※宣戦布告の「桃花ちゃん」
ぐっさーと刺さりました。いいぞー!!
直接続いている2話目。
あの後、しっかりアピールをしていた「桃花ちゃん」
さすがに同性だけあって、「静奈さん」の性格を「恭一くん」以上に理解しています。
2人のえっちすら予想していたんですが、この際に彼女がどんな行動を取るのか、お楽しみに。
そんな訳で、年下の女の子にしっかり見破られていましたが、妹に発散するくらいなら…と、一度は彼を振った筈の「静奈さん」がえっち解禁です。
「仕方ないから…」
とかなんとか、気持ちとは裏腹なのはお約束。
先の「桃花ちゃん」と違って初々しく、また彼女のおかげで経験値を積んでいた「恭一くん」にも注目下さい。
しっかり駆け引きとかしてましたよ。
「静奈さん」のぎこちなさに安心するというのは、分かるなぁ。
ついに玩具(笑)を持ち出す3話目。
両親が一週間留守になっていたんですが、その間の食費を全てえっちアイテムに使っていました。
「桃花ちゃん」いいですねー。
しっかり、お仕置きプレイに持ち込んでいます。
えっち方面では最強ですね。
逆に、ネットで勉強しているらしい「静奈さん」も素敵。
ぜひ、家でえっちキーワード検索している姿が見たかったです。
久しぶりにWヒロインの揃う4話、ラストの5話。
複数えっちでした。
観念して素直になる「静奈さん」に対し、複雑な心境だろう「桃花ちゃん」の表情をお見逃しなく。
そんなんもいいですが、やっぱり5話の前半で見せていた、
「~ぐったりしたい」
というコマの、キラキラ顔が彼女の魅力ですよね。
登場キャラで最も空気が読め、察し良過ぎる「桃花ちゃん」
関係をぐるぐるとかき回しつつも、なんのかんの最終的には適度に落ち着いていました。
揉める描写はひでるさん大好物ですが、彼女はああした娘でしょう。
(お兄ちゃんの気持ちも理解しているだろうし)
ラストではお風呂で複数えっちなんてのもありましたよー。
散々書いてきたように、とにかく妹「桃花ちゃん」が絶妙なほどに良いキャラクター。
よく動き、えっちもし、漫画を支え・牽引していたように感じます。
※左:母「香澄さん」、右:ロリ少女「柊さん」
いいおっぱい、いいお尻でした。また登場しないかなぁ。
続いて短編群。
母子の近親もの「授乳願望」
やたら若い反応を見せていた母「香澄」さん。
息子「良太」くんのリクエストから、えっちに発展していました。
充実した腰回りがエロスです。
メインはパジャマでしたが、冒頭のジーンズえっちが見たいー。
「ひとりじめ」は逆にロリ少女「柊」さん。
教師とのカップルなんですが、優等生っぽい容姿とは裏腹にえっちだった年下の「柊さん」に翻弄されています。
オチはいちおう静かなものでしたけど、たぶん彼はこの後不幸になるだろうなぁ。
「恋人ごっこ」はメイン「どっちもLOVE!?」の逆で姉弟の近親。
お姉ちゃん「愛香」さんの視点になっています。
だんだん余裕なくなる、実は弟「真人」くんのが~といった感じで、練習からえっちに流れておりました。
丁寧でしっかり描き込まれた、完成度の高い絵柄。
↓表紙などのカラーも巧いですが、白黒絵もまた異なる良さがありました。
安定感あります。
深い黒な瞳の人物絵はバランスに優れていました。
母「香澄さん」のようなアダルトから、「柊さん」のようなロリ少女まで幅広い対応のできる方です。
可愛くまとまっており、多少の癖はあったものの極端に人は選ばないと思います。
こちらに関しては、特に問題は見当たりません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: やや濃いめで全体きゅっと締まった感じがあり、綺麗にまとまってます。
・話4: 中編をベタ誉めしてますが、短編の「授乳願望」なども良かったです。
・独4: やはり妹「桃花ちゃん」ですね。
合計:[13/15]
絵のクオリティは高く、また今回収録の漫画は良作揃いでした。
ファンは無論のこと、初見な方にもオススメな単行本でしょう。
どっちもLOVE!? (いずみコミックス)
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tag : ラブコメ