■Mind of Sisters (木谷椎)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・姉妹
・おまけ: カバー裏にあとがき・別絵。
・その他: カラー(4P)、短編×8
(うち「Mind of Sisters」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「木谷椎(きや・しい)」センセの「Mind of Sisters」です。
昨日の続きで、一日中眠気が覚めませんでした。
座ると、猛烈な睡魔に襲われますね。
実にしんどいですが…休暇まであともう一歩。
皆さん、もうひと踏ん張りです。
さて、年末ということでか、週末は出版各社とも力が入っておりました。
そんな中でひでるさんがメインとして考えていた2冊は、昨日の「鬼束直」センセと、「乙女の恋愛情事」を過去に紹介している「木谷椎」センセですね。
2冊目の単行本は「Mind of Sisters」です。
表題の連続話を中心とした構成で、短編ともども姉・妹みたいな近親ネタという仕上がりでした。
比較的単行本のページ数が少なめなのは今回も同様。
(※151ページだったので、ほぼ前回と同じ)
しかし、通常の単行本よりも紙質がイイのです。
1ページが厚く、単行本自体がやや重めなのでした。
これでひっぱたかれたら、ただでは済まないでしょう(笑)
※マインド・オブ・シスターズのヒロインたち
ドジはいいんですが…洗濯物は下着ばかりなのです(笑)
母親が他界し、天涯孤独となった主人公「正晴」くん。
しかし、離婚していた父親の遺言にあったということで、そちらの家族に引き取ることとなったのでした。
こうして、メイドつきな由緒正しいお屋敷と、腹違いな三姉妹を得たのです。
兄として慕われる「正晴くん」の生活は良いことばかりでなく、広大な屋敷の家事担当として忙しい日々。
それに、ちょっとした秘密もあったのです…という表題作「Mind of Sisters」
「リアル麻雀P7」みたいなキャラ配置ですねー。
(※あれは三姉妹ではないですが)
各話それぞれヒロインがバトンタッチしていくハーレム系の基本展開で、オープニングとラストだけ複数。
簡単には、タイプの異なる女性たちとのえっち漫画でした。
ストーリー仕立てにはなっているものの、あまり大したものではありません。
うーん、もうひと捻りほしかったなぁ…というのが正直な感想。
1話目担当「美鶴」さん。
年齢としては中間で、本来の流れであれば正ヒロインの第一候補という存在。
ショートカットにカチューシャだったりして、活発な印象なんですが…そこまでは掘り下げられておりません。残念。
彼女とはお風呂場えっちなんですが、制服姿のカラー・5話部分の方が良かったかなぁ。
”男に逃げられるくらいにH好き”というアダルト担当、「琴美」さんが2話目。
行為を目撃された1話の続きで、おしおきえっち。
状況説明が不要なこともあり、えっちシーンは長めでしたが…もっと極端でもいいと思いました。
ただ、薬を使うくだりについてはいいですねー。
3話目担当は、登場ヒロイン中もっとも際立つロリキャラ「るみ」ちゃん。
やっぱり、ひとり犯罪ちっくなためか、あちこち目立っていました。
彼女は前半の主導権を握っている時のが輝いております。
そして、メイド「七海」さんが4話目。
詳細は伏せますが、実は漫画のメインヒロインは彼女なのです。
えっちシーンでも必ずメイド服を着ており、完全に脱がなかったのは…プロ意識?
これは有効なポイントでしょう。
せっかくドジっ娘という設定があったので、どうせなら各話にそうした”うっかりシーン”を盛り込んでほしかったですね。
…と、各キャラはそれなりに個性を見せていましたが、どうにもいっぱい・いっぱいな感じ。
5話の連続でそこそこページ数があった割には、お話が浅くがっかりしました。
まぁ、成年漫画としてはこれで問題ないかもしれませんけど。
※左:摩耶ちゃん、右:ハル姉
短編の女性たちのが、キャラはっきりしていたように思います。
ヒロイン「上北摩耶」のパンチラを楽しむ漫画「春風ドロップ」
ジャージ姿も可愛かったんですが、なにより彼の只者ではなさそうな縛りに注目。
ひでるさんとしては、そっちで引っ張ってほしかったです。
なお、収録の「姉奴隷」がそっち方面で引っ張ったような、やや調教ちっくな短編。
「梓」姉ちゃんはあれで幸せなようなのでいいんですけれど、年齢と裏腹な「雄哉」くんは何かあったの!?
同じく姉弟の短編「Love Love Lingerie」
こちらはスタンダード(?)な姉弟関係で、”お姉ちゃんが優しく教えてあげる”、みたいなお話。
王道展開で読み易く、「ハル」姉も素敵に描かれていました。
ラストまでまとまりも良かったです。
くっきりとした強い線の絵柄。
キャラは無論のこと、背景から小物まで抜群に絵の巧い方です。
それでいて全体の安定感もあり、漫画としての強弱も適度にあるので、こちらに関してはまったく問題ありません。
カラーも上手ですねー。
ちなみにカラー原稿部分は↓表紙よりも若干濃い目な塗り方で、そちらのが好みでした。
白黒絵とほぼ変化ないため、そのまま↓表紙の判断でいいでしょう。
絵柄に関しては文句ないものの、お話についてはもうふた捻りくらいほしかったですね。
「木谷椎」センセは短編のがいいかなぁ。
Mind of Sisters (いずみコミックス)
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・姉妹
・おまけ: カバー裏にあとがき・別絵。
・その他: カラー(4P)、短編×8
(うち「Mind of Sisters」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「木谷椎(きや・しい)」センセの「Mind of Sisters」です。
昨日の続きで、一日中眠気が覚めませんでした。
座ると、猛烈な睡魔に襲われますね。
実にしんどいですが…休暇まであともう一歩。
皆さん、もうひと踏ん張りです。
さて、年末ということでか、週末は出版各社とも力が入っておりました。
そんな中でひでるさんがメインとして考えていた2冊は、昨日の「鬼束直」センセと、「乙女の恋愛情事」を過去に紹介している「木谷椎」センセですね。
2冊目の単行本は「Mind of Sisters」です。
表題の連続話を中心とした構成で、短編ともども姉・妹みたいな近親ネタという仕上がりでした。
比較的単行本のページ数が少なめなのは今回も同様。
(※151ページだったので、ほぼ前回と同じ)
しかし、通常の単行本よりも紙質がイイのです。
1ページが厚く、単行本自体がやや重めなのでした。
これでひっぱたかれたら、ただでは済まないでしょう(笑)
※マインド・オブ・シスターズのヒロインたち
ドジはいいんですが…洗濯物は下着ばかりなのです(笑)
母親が他界し、天涯孤独となった主人公「正晴」くん。
しかし、離婚していた父親の遺言にあったということで、そちらの家族に引き取ることとなったのでした。
こうして、メイドつきな由緒正しいお屋敷と、腹違いな三姉妹を得たのです。
兄として慕われる「正晴くん」の生活は良いことばかりでなく、広大な屋敷の家事担当として忙しい日々。
それに、ちょっとした秘密もあったのです…という表題作「Mind of Sisters」
「リアル麻雀P7」みたいなキャラ配置ですねー。
(※あれは三姉妹ではないですが)
各話それぞれヒロインがバトンタッチしていくハーレム系の基本展開で、オープニングとラストだけ複数。
簡単には、タイプの異なる女性たちとのえっち漫画でした。
ストーリー仕立てにはなっているものの、あまり大したものではありません。
うーん、もうひと捻りほしかったなぁ…というのが正直な感想。
1話目担当「美鶴」さん。
年齢としては中間で、本来の流れであれば正ヒロインの第一候補という存在。
ショートカットにカチューシャだったりして、活発な印象なんですが…そこまでは掘り下げられておりません。残念。
彼女とはお風呂場えっちなんですが、制服姿のカラー・5話部分の方が良かったかなぁ。
”男に逃げられるくらいにH好き”というアダルト担当、「琴美」さんが2話目。
行為を目撃された1話の続きで、おしおきえっち。
状況説明が不要なこともあり、えっちシーンは長めでしたが…もっと極端でもいいと思いました。
ただ、薬を使うくだりについてはいいですねー。
3話目担当は、登場ヒロイン中もっとも際立つロリキャラ「るみ」ちゃん。
やっぱり、ひとり犯罪ちっくなためか、あちこち目立っていました。
彼女は前半の主導権を握っている時のが輝いております。
そして、メイド「七海」さんが4話目。
詳細は伏せますが、実は漫画のメインヒロインは彼女なのです。
えっちシーンでも必ずメイド服を着ており、完全に脱がなかったのは…プロ意識?
これは有効なポイントでしょう。
せっかくドジっ娘という設定があったので、どうせなら各話にそうした”うっかりシーン”を盛り込んでほしかったですね。
…と、各キャラはそれなりに個性を見せていましたが、どうにもいっぱい・いっぱいな感じ。
5話の連続でそこそこページ数があった割には、お話が浅くがっかりしました。
まぁ、成年漫画としてはこれで問題ないかもしれませんけど。
※左:摩耶ちゃん、右:ハル姉
短編の女性たちのが、キャラはっきりしていたように思います。
ヒロイン「上北摩耶」のパンチラを楽しむ漫画「春風ドロップ」
ジャージ姿も可愛かったんですが、なにより彼の只者ではなさそうな縛りに注目。
ひでるさんとしては、そっちで引っ張ってほしかったです。
なお、収録の「姉奴隷」がそっち方面で引っ張ったような、やや調教ちっくな短編。
「梓」姉ちゃんはあれで幸せなようなのでいいんですけれど、年齢と裏腹な「雄哉」くんは何かあったの!?
同じく姉弟の短編「Love Love Lingerie」
こちらはスタンダード(?)な姉弟関係で、”お姉ちゃんが優しく教えてあげる”、みたいなお話。
王道展開で読み易く、「ハル」姉も素敵に描かれていました。
ラストまでまとまりも良かったです。
くっきりとした強い線の絵柄。
キャラは無論のこと、背景から小物まで抜群に絵の巧い方です。
それでいて全体の安定感もあり、漫画としての強弱も適度にあるので、こちらに関してはまったく問題ありません。
カラーも上手ですねー。
ちなみにカラー原稿部分は↓表紙よりも若干濃い目な塗り方で、そちらのが好みでした。
白黒絵とほぼ変化ないため、そのまま↓表紙の判断でいいでしょう。
絵柄に関しては文句ないものの、お話についてはもうふた捻りくらいほしかったですね。
「木谷椎」センセは短編のがいいかなぁ。
Mind of Sisters (いずみコミックス)
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