■マカレル☆ちっきん (さばのにわとり)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(6P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さばのにわとり」センセの「マカレル☆ちっきん」です。
「小林徹郎」という、一般での名義がありました。
どんなか分かりませんでしたが、「SUNNY SIDE UP」という連載もあるようです。
そんな訳で、本日の「マカレル☆ちっきん」は成年名義で「さばのにわとり」センセ。
こちらが初単行本です。
収録は全て短編。
↓表紙から紹介帯までロリちっくな色が強めになっていますが、収録では色々。
これが、”新しい絵の方が刺さらなかった”という、珍しいパターンなのでした。
※左:レイナさん、右:このみさん
メイドロボットの2人です。今回サンプルは色々な感じが分かるようにしてみました。
ロリキャラがためか頭が縦長に大きく、小さく華奢な身体というバランスがどうにも違和感。
…慣れません。
ただ、中盤以降の各話はヒロインの年齢が上がっているためかそうした感じなく、こちらについては良好でした。
このまま絵柄の話題を続けますね。
原稿時期は07年から10年まで。
仕上げなどが異なるのか、各話でけっこう雰囲気が変わっております。
「かいちょーデッサン教室(0711)」はスラリとした身長の大人っぽいキャラで、シャープなタッチ。
「ちんまい先パイ(0901)」、「ばんぱいあ・ミュールカ!(0810)」、「このみ1号突貫します!(0804)」の3話は濃い線でごっちゃり気味。
「コーチと私(0712)」はそれらの中間みたいでした。
最近はすっきりと丁寧でロリちっくに描かれています。
紆余曲折を経て、そんなんに落ち着いたのかな。
個人的には、「かいちょーデッサン教室」、「しーなちゃんとたかのぶくん(0903)」くらいが好きです。
器用で巧い方だと思いますが、そうした感じでバラついてるため不安定。
今後どう落ち着くかでしょうね。
前述したように、新しい原稿のヒロインは↓表紙を含めて極端に感じましたが、あとがきのラフ絵などは良い感じ。
どうなるのか、見守りたいと思います。
続いてお話について。
「レイナさん熱暴走?」、「このみ1号突貫します!」という2話は同じ世界観であるメイドロボット(女性型人造人間)な短編。
2人して裏表紙を飾っております。
うち、前者はカラーページからの冒頭話で「レイナ」さん。
カラー部分はオプションというネコ耳をつけてのえっち。
それによって不具合が生じ、記憶データのほとんどが破損してしまうのでした。
同じく性格データも壊れており、
「ややこしい人ねアナタ……」
とか、いわゆるメイドロボット然とした感じでなくなっているのがポイントです。
ぶっちゃけ、壊れた「レイナさん」の性格のが好き。
さんざんエロい事をやってきたと思うので…あのオチはどうかなぁ。
後者は開発元である矢田研究所が舞台。
開発者「矢田」博士に尽くすべく、夜のお勤めをしようとする「このみ」さんでしたが…女嫌いなのか、ホモ趣味なのか、電源をオフされてしまうのでした。
「さばのにわとり」センセは”関節線が萌える!”と書かれており、そんなんお好きな様子。
メンテナンス場面では「このみさん」の全裸が描かれていましたが、先の「レイナさん」よりも極端でした。
そのためか、袖の長いメイド服で、えっちシーンでは着たままになっています。
※左:姉「藤田三枝」、右:赤城千秋
ロリちっくな年上さんが良い感じです。
多くのヒロインから↓表紙を飾ったのが、短編「しーなちゃんとたかのぶくん」の「椎名」さん。
デザインが気に入っている、との事でした。
小さい委員長で、普段は眉毛上がり気味なツンデレちっく。
ひょいって、持ち上げられるくらいです。
いーなー、あれ。
なんのかんの言ってても「三田」くんにラブラブでした。
こちらの短編はオチが好き。
ギザギザ歯のコメディー崩れしている「椎名さん」も良かったです。
「ちんまい先パイ」は1つ上の大学生「水原知子」さん。
幼い容姿のため、寄って来るのが変態ばかりという、なかなか不幸な彼女。
いーじゃん、ランドセルくらい背負ってあげれば。
本編はサークルの後輩「ただちゃん」とのえっち。
やけ酒にも付き合う親しい友人の彼がチャンスを逃すことなく告白するというもの。
見事な貧乳っぷりで、オチの続きが解説のラフ絵にありました。
えっちに興味津々な妹「桜子」ちゃんとのお話「妹は欲求不満!」
八重歯が可愛いですね。
ちんちくりんな容姿でしたが、実は収録ヒロインで上位に位置するというなかなかな巨乳の持ち主でした。
そりゃー、欲求不満にもなるでしょう。
近親ネタであったものの、あっさりえっちに至っております。
そんな「桜子ちゃん」と同じく、アホ毛の目立つ姉「藤田三枝(ふじた・みえ)」の「ぶらこんおねーちゃん」
弟「たけちゃん」は…「三枝」って呼び捨てなのね。
まぁ、確かに年上っぽくない感じでしたが。
彼を溺愛しており、ちょっと女の子と喋っていただけで不満顔になっていました。
かなり可愛く描かれており、特に”お口ゆすぐ”際のやりとりが良好。
「三枝が1番なんだから」
そんな台詞に喜んでいました。
やっぱり1番なんです、2番でいいわけがありませんね。
タッチが大人っぽい「かいちょーデッサン教室」
活動不透明な美術部と、部の存続と共にヌードモデルを賭けたんですが…見事絵画コンクールにて入賞を果たし、生徒会長はヌードモデルをすることとなってしまったのです。
彼女はまたいいなぁ。
プライド高く、律儀に約束を守っていました。
3名との複数えっちが展開されています。
そんなえっちシーンもいいですが、冒頭のやりとり部分が好き。
他シチュエーションで見たいんですけど…”絵が変わって描けなくなりました”とかあとがきに…。
※生徒会長さん
こちらが最もお気に入りだったんですが…。
「KAMAって☆KAMAって」は家庭教師「飯塚」と「有紗」ちゃん。
手のかからない優等生なので、彼女のラブラブな想いとは逆に接触が少なくなっており…という感じ。
皮肉なことですねー。
ラストのアレを見る限りでは、なるほど家庭教師なんていらないじゃない。
えっちでもそうした傾向が表れており、
「頑張ります!大丈夫ですっ!!」
とか言ってました。
「コーチと私」は特訓話です。
大会が近いため、特別特訓するというものなんですが…1年間見続けて”何をやらせてもダメ”という「赤城千秋」さん。
他はともかく、平均台での失敗は素人よりも酷いですね。
柔軟シーンでもカチカチでしたし…やめれば?
犬耳・首輪・尻尾にレオタード姿。
「俺の趣味だバカモンッ!!!」
などと言っておりましたが、実際に結果を出していたのがコーチ凄まじいですね。
もっと早くやればいいのに。
ほか、「いつも二人で」はデビュー作品。
枠線がやたら濃いですね。
幼馴染み「真希」ちゃんとのお話で、彼女のデザインは良かったと思います。
「ばんぱいあ・ミュールカ!」はロリなばんぱいあ(←本編でも喋りがほぼ平仮名)の「ミュールカ」さん。
こうした受難話がよく似合ってます。
同パターンで、あちこちなシチュエーションでえっちされてほしいですね。
全体でややバラバラとはしていたものの、どちらも明るく楽しいお話群でした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 絵柄が大きく変わってきており、人を選ぶと思います。
・話3: どちらも可愛く仕上がっていました。
・独3: 年上ロリなヒロインがいい感じ。収録はちょっとバラついてました。
合計:[9/15]
方向性がばちっと定まればいいかなぁ。
前述しておりますが、絵柄の癖が大きくなっていたのが気になります。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(6P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さばのにわとり」センセの「マカレル☆ちっきん」です。
「小林徹郎」という、一般での名義がありました。
どんなか分かりませんでしたが、「SUNNY SIDE UP」という連載もあるようです。
そんな訳で、本日の「マカレル☆ちっきん」は成年名義で「さばのにわとり」センセ。
こちらが初単行本です。
収録は全て短編。
↓表紙から紹介帯までロリちっくな色が強めになっていますが、収録では色々。
これが、”新しい絵の方が刺さらなかった”という、珍しいパターンなのでした。
※左:レイナさん、右:このみさん
メイドロボットの2人です。今回サンプルは色々な感じが分かるようにしてみました。
ロリキャラがためか頭が縦長に大きく、小さく華奢な身体というバランスがどうにも違和感。
…慣れません。
ただ、中盤以降の各話はヒロインの年齢が上がっているためかそうした感じなく、こちらについては良好でした。
このまま絵柄の話題を続けますね。
原稿時期は07年から10年まで。
仕上げなどが異なるのか、各話でけっこう雰囲気が変わっております。
「かいちょーデッサン教室(0711)」はスラリとした身長の大人っぽいキャラで、シャープなタッチ。
「ちんまい先パイ(0901)」、「ばんぱいあ・ミュールカ!(0810)」、「このみ1号突貫します!(0804)」の3話は濃い線でごっちゃり気味。
「コーチと私(0712)」はそれらの中間みたいでした。
最近はすっきりと丁寧でロリちっくに描かれています。
紆余曲折を経て、そんなんに落ち着いたのかな。
個人的には、「かいちょーデッサン教室」、「しーなちゃんとたかのぶくん(0903)」くらいが好きです。
器用で巧い方だと思いますが、そうした感じでバラついてるため不安定。
今後どう落ち着くかでしょうね。
前述したように、新しい原稿のヒロインは↓表紙を含めて極端に感じましたが、あとがきのラフ絵などは良い感じ。
どうなるのか、見守りたいと思います。
続いてお話について。
「レイナさん熱暴走?」、「このみ1号突貫します!」という2話は同じ世界観であるメイドロボット(女性型人造人間)な短編。
2人して裏表紙を飾っております。
うち、前者はカラーページからの冒頭話で「レイナ」さん。
カラー部分はオプションというネコ耳をつけてのえっち。
それによって不具合が生じ、記憶データのほとんどが破損してしまうのでした。
同じく性格データも壊れており、
「ややこしい人ねアナタ……」
とか、いわゆるメイドロボット然とした感じでなくなっているのがポイントです。
ぶっちゃけ、壊れた「レイナさん」の性格のが好き。
さんざんエロい事をやってきたと思うので…あのオチはどうかなぁ。
後者は開発元である矢田研究所が舞台。
開発者「矢田」博士に尽くすべく、夜のお勤めをしようとする「このみ」さんでしたが…女嫌いなのか、ホモ趣味なのか、電源をオフされてしまうのでした。
「さばのにわとり」センセは”関節線が萌える!”と書かれており、そんなんお好きな様子。
メンテナンス場面では「このみさん」の全裸が描かれていましたが、先の「レイナさん」よりも極端でした。
そのためか、袖の長いメイド服で、えっちシーンでは着たままになっています。
※左:姉「藤田三枝」、右:赤城千秋
ロリちっくな年上さんが良い感じです。
多くのヒロインから↓表紙を飾ったのが、短編「しーなちゃんとたかのぶくん」の「椎名」さん。
デザインが気に入っている、との事でした。
小さい委員長で、普段は眉毛上がり気味なツンデレちっく。
ひょいって、持ち上げられるくらいです。
いーなー、あれ。
なんのかんの言ってても「三田」くんにラブラブでした。
こちらの短編はオチが好き。
ギザギザ歯のコメディー崩れしている「椎名さん」も良かったです。
「ちんまい先パイ」は1つ上の大学生「水原知子」さん。
幼い容姿のため、寄って来るのが変態ばかりという、なかなか不幸な彼女。
いーじゃん、ランドセルくらい背負ってあげれば。
本編はサークルの後輩「ただちゃん」とのえっち。
やけ酒にも付き合う親しい友人の彼がチャンスを逃すことなく告白するというもの。
見事な貧乳っぷりで、オチの続きが解説のラフ絵にありました。
えっちに興味津々な妹「桜子」ちゃんとのお話「妹は欲求不満!」
八重歯が可愛いですね。
ちんちくりんな容姿でしたが、実は収録ヒロインで上位に位置するというなかなかな巨乳の持ち主でした。
そりゃー、欲求不満にもなるでしょう。
近親ネタであったものの、あっさりえっちに至っております。
そんな「桜子ちゃん」と同じく、アホ毛の目立つ姉「藤田三枝(ふじた・みえ)」の「ぶらこんおねーちゃん」
弟「たけちゃん」は…「三枝」って呼び捨てなのね。
まぁ、確かに年上っぽくない感じでしたが。
彼を溺愛しており、ちょっと女の子と喋っていただけで不満顔になっていました。
かなり可愛く描かれており、特に”お口ゆすぐ”際のやりとりが良好。
「三枝が1番なんだから」
そんな台詞に喜んでいました。
やっぱり1番なんです、2番でいいわけがありませんね。
タッチが大人っぽい「かいちょーデッサン教室」
活動不透明な美術部と、部の存続と共にヌードモデルを賭けたんですが…見事絵画コンクールにて入賞を果たし、生徒会長はヌードモデルをすることとなってしまったのです。
彼女はまたいいなぁ。
プライド高く、律儀に約束を守っていました。
3名との複数えっちが展開されています。
そんなえっちシーンもいいですが、冒頭のやりとり部分が好き。
他シチュエーションで見たいんですけど…”絵が変わって描けなくなりました”とかあとがきに…。
※生徒会長さん
こちらが最もお気に入りだったんですが…。
「KAMAって☆KAMAって」は家庭教師「飯塚」と「有紗」ちゃん。
手のかからない優等生なので、彼女のラブラブな想いとは逆に接触が少なくなっており…という感じ。
皮肉なことですねー。
ラストのアレを見る限りでは、なるほど家庭教師なんていらないじゃない。
えっちでもそうした傾向が表れており、
「頑張ります!大丈夫ですっ!!」
とか言ってました。
「コーチと私」は特訓話です。
大会が近いため、特別特訓するというものなんですが…1年間見続けて”何をやらせてもダメ”という「赤城千秋」さん。
他はともかく、平均台での失敗は素人よりも酷いですね。
柔軟シーンでもカチカチでしたし…やめれば?
犬耳・首輪・尻尾にレオタード姿。
「俺の趣味だバカモンッ!!!」
などと言っておりましたが、実際に結果を出していたのがコーチ凄まじいですね。
もっと早くやればいいのに。
ほか、「いつも二人で」はデビュー作品。
枠線がやたら濃いですね。
幼馴染み「真希」ちゃんとのお話で、彼女のデザインは良かったと思います。
「ばんぱいあ・ミュールカ!」はロリなばんぱいあ(←本編でも喋りがほぼ平仮名)の「ミュールカ」さん。
こうした受難話がよく似合ってます。
同パターンで、あちこちなシチュエーションでえっちされてほしいですね。
全体でややバラバラとはしていたものの、どちらも明るく楽しいお話群でした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 絵柄が大きく変わってきており、人を選ぶと思います。
・話3: どちらも可愛く仕上がっていました。
・独3: 年上ロリなヒロインがいい感じ。収録はちょっとバラついてました。
合計:[9/15]
方向性がばちっと定まればいいかなぁ。
前述しておりますが、絵柄の癖が大きくなっていたのが気になります。
マカレル☆ちっきん (TENMAコミックス RiN) (2010/06/18) さばのにわとり 商品詳細を見る |
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