■蜜色樹るり (智沢渚優)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・複数
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「樹界に宿る―Pre-Erosion―」、
描き足し「樹界に宿る 1話」
・その他: カラー(8P)、短編×11(うち「樹界に宿る」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「智沢渚優(ともざわ・しょう)」センセの「蜜色樹るり」です。
前回の単行本「蜜色の舞姫」は09年08月のこと。
今年も無事(?)に蜜色シリーズが発売されました。
「智沢渚優」センセ、お疲れ様です。
…と、そのタイトルに驚き。
「蜜色樹るり」だってー。
これで「じゅ・るり」と読ませるようです。
すげぇなぁ。
ブログでも紹介していた過去タイトル(↓下記参照)らを見ても、いかに今回がぶっ飛んでいるか、オモロいかが伝わると思います。
もっと以前でしたが、「蜜色繰夢人形」の際にもびっくりしましたが(笑)
さて、今回はタイトルに含まれる「樹」が関係するメイン中編ほか、ちらほら短編という構成。
だいたい比率高いのは、いつもの凌辱系。
しかし、短編にはひでるさん好みなコメディーちっくなものもありました。
あれは良かった。
また、各ヒロインはいつもより年齢高めです。
これは最近の事情がためかな。
※左:真鱗・真羽、右:田崎愛
個人的には完全にこの2話。こんなん読みたかった!
そんな訳で、個人的に好きなラブコメちっくなお話から。
双子姉妹との短編「し~クレット・ハイテンしょん(Secret・High-Tension)」
生徒会の会長「真鱗(まりん)」、副会長「真羽(まう)」は双子姉妹。
ハイテンションな姉「真鱗」、そして冷静な妹「真羽」の2人は、生徒から絶大な人気を得ていました。
会計の「航也」は生徒会役員として2人を手伝っていましたが、ある秘密を知ってしまったのです。
2ページ目の扉絵が非常に良い短編。
あの絵はヤバイ。
若干タイトルでも匂わされていましたが、実は放尿ネタです。
下着を下ろした双子姉妹が並んだ絵は、そりゃー凄まじい破壊力でした。
異なる性格も良く、特に「真羽ちゃん」がイイ味を出しています。
2人の詳しい秘密については、いちおう伏せておきますね。
ぜひ別シチュエーションでも見たいお話でした。
短編「みつめてアイズ」は教師・人妻・義姉と3つの顔を持つ「田崎愛」さんとのお話。
こちらの「愛さん」は、幼馴染みなお姉さん。
ある意味非常に仲の良い義弟「つげたか」は学校で不意打ちされ、
”田崎愛先生のちょっとエッチな性教育講座 実施編”
のモデルにされてしまうのでした。
可愛い(憧れな)お姉ちゃんキャラに弄ばれるお話。
こちらはより「智沢渚優」センセのラブコメちっくな面白さが発揮されてます。
講座は”実施編”ということで、拘束された彼は次々にクラスメイトとえっちすることとなるのでした。
布袋・耳センで正体が分からない~というのはフェイク。
「愛さん」は教師という割りに、はっちゃけてて良いですね。
冒頭での寝ぼけてるシーンも好き。
いちおうクラスメイト「氷室」さんが複数女子の中で若干目立ってはいましたが、やっぱり「愛さん」でしょう。
どうなるかなーって思ってましたが、期待通りに最後はちゃんと相手をしてくれました。
「いつも通り…にね」
とか言ってたので、これが初めてという訳ではないようです。
彼の兄は海外へ出張中とのことでしたが、さぞ同居生活はドキドキするでしょうねー。
ラストで明らかになりますが、「愛さん」はもう1点ほど重要なことを教えておらず、良いオチになってました。
先の「し~クレット・ハイテンしょん」を含め、ひでるさんの期待する「智沢渚優」センセの漫画でした。
ぜひ、続きが見たいです。
※左:妹「幸恵ちゃん」、右:お嬢さま「神奈ちゃん」
この2人は…もしかしたらアレで良かったのかも。
”ここのエンピツで受験勉強すると、必ず合格する”
そんな噂のある、小さな神社のお話「樹界に宿る」が描き下ろしを含むメイン中編です。
家族の期待を一身に受ける「鷹森大輝」は受験の真っ最中。
やや極端なほどで、その妹「幸恵」はサポート役に徹するよう求められていました。
言うことを聞くよう躾られていた彼女は、「大輝」の言うがままを受け入れていたんですが…ある切っ掛けがためご神木に選ばれ、その依代「供御音(くみね)」さまとなったのです。
そんな訳で、ややファンタジーちっくな連続話。
健気な妹「幸恵ちゃん」はえっちシーンをほぼ1人で支えておりました。
1話目は兄「大輝くん」との近親、2話目は同じアパートの男連中と複数、3、4話目は細かく伏せますが、触手になってます。
いちおう…同意でしたけどね。
えっちほか健気にお世話をしているものの、「幸恵ちゃん」はお兄ちゃんが好きという訳ではありません。
感情的には、どっちかと言うと逆でしょう。
あれは両親の教育が最も間違っているものの、お兄ちゃんはなかなか最低な人間。
昔話ちっくな結末になっています。
教訓的で良く出来てました。
「智沢渚優」センセはまたこうしたお話お上手ですねー。
なお、「幸恵ちゃん」は”ムダに栄養がまわってる”という巨乳キャラで、妹っぽさはあったもののロリではないです。
「くすみ輝く誕生宝石」はお嬢さま・メイドなお話。
施設から引き取られた「神奈(かんな)」は、18歳の誕生日を迎えようとしていました。
何不自由なく育った彼女は、自身に向けられる義父の視線を感じており、その望みを叶えるべく決意をするんですが…と、そんな流れ。
いちおう娘である「神奈ちゃん」に手を出せないため、同年代なメイドさんらにお手付きをしている御主人が素敵。
なかなかエロいシチュエーションに期待していたところ、まさかあーなるとはびっくり。
メイドさんたちが~という部分までは予想しましたが、その直後・後半にまさかあんな展開になるとは思いませんでした。
※白谷凛佳
こちらは悲劇的なラストを迎えるお話。
ほか、カラー原稿もある「三つどもえ螺旋模様」は生徒会長「工門アテナ」さんとその妹「工門ルナ」さん、そして副会長「米子」という三角関係なお話。
真面目な姉「アテナさん」を陥落させる流れでしたが、最終ページの「ルナさん」の一言が素敵でした。
「エール!教育実習生」は教育実習の「阿備梗花」さん。
生徒らとの複数えっちになってます。
「Encount Moment」は「白谷凛佳」さん。
10年前に会っていた、年上な男性との再会に心躍らせていた「凛佳さん」
しかし…と、なかなかトンデもな事態になってしまうお話。
おそらく、ちょっと読めば後半の流れが想像つくでしょう。
それだけに、漫画として見せられると非常に残酷なものでした。
救いないですねー。
強い線のごっちゃり系。
また今回は複数・触手などがため、そうした傾向がありました。
濃淡は濃い目でよく描き込まれています。
幅広でふっくら・丸めなキャラ絵。
可愛くまとまっているんですが、お話によって若干タッチが変化していました。(←なんとなく)
前述しておりますが、「智沢渚優」センセの漫画で期待されるようなロリキャラは不在。
ヒロインらの年齢は高めに設定されています。
ただ、そんなんが逆に漫画の間口を広げる結果となっており、普段敬遠していた人にオススメな単行本になっていたと思います。
いつもの感じを期待した方はがっかりするかも。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 濃い目です。いつもより年齢層高く、万人向けな仕上がりです。
・話4: 明暗の差が大きいです。センセのラブコメちっく話が好き。
・独4: 複数が多いですね。双子姉妹が非常に良かったです。
合計:[13/15]
できれば教師「愛さん」か双子姉妹でぺかぺかまとめてほしいです。
ただ、「くすみ輝く~」、「三つどもえ~」、「「Encount~」の3話も正直好きなお話。
★「智沢渚優」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
[蜜色の舞姫]
[蜜色ミルクホール]
[蜜色に溶ける欠片]
[蜜色の刻印]
[蜜色幼辱館]
[蜜色幼夢淫]
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・複数
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「樹界に宿る―Pre-Erosion―」、
描き足し「樹界に宿る 1話」
・その他: カラー(8P)、短編×11(うち「樹界に宿る」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「智沢渚優(ともざわ・しょう)」センセの「蜜色樹るり」です。
前回の単行本「蜜色の舞姫」は09年08月のこと。
今年も無事(?)に蜜色シリーズが発売されました。
「智沢渚優」センセ、お疲れ様です。
…と、そのタイトルに驚き。
「蜜色樹るり」だってー。
これで「じゅ・るり」と読ませるようです。
すげぇなぁ。
ブログでも紹介していた過去タイトル(↓下記参照)らを見ても、いかに今回がぶっ飛んでいるか、オモロいかが伝わると思います。
もっと以前でしたが、「蜜色繰夢人形」の際にもびっくりしましたが(笑)
さて、今回はタイトルに含まれる「樹」が関係するメイン中編ほか、ちらほら短編という構成。
だいたい比率高いのは、いつもの凌辱系。
しかし、短編にはひでるさん好みなコメディーちっくなものもありました。
あれは良かった。
また、各ヒロインはいつもより年齢高めです。
これは最近の事情がためかな。
※左:真鱗・真羽、右:田崎愛
個人的には完全にこの2話。こんなん読みたかった!
そんな訳で、個人的に好きなラブコメちっくなお話から。
双子姉妹との短編「し~クレット・ハイテンしょん(Secret・High-Tension)」
生徒会の会長「真鱗(まりん)」、副会長「真羽(まう)」は双子姉妹。
ハイテンションな姉「真鱗」、そして冷静な妹「真羽」の2人は、生徒から絶大な人気を得ていました。
会計の「航也」は生徒会役員として2人を手伝っていましたが、ある秘密を知ってしまったのです。
2ページ目の扉絵が非常に良い短編。
あの絵はヤバイ。
若干タイトルでも匂わされていましたが、実は放尿ネタです。
下着を下ろした双子姉妹が並んだ絵は、そりゃー凄まじい破壊力でした。
異なる性格も良く、特に「真羽ちゃん」がイイ味を出しています。
2人の詳しい秘密については、いちおう伏せておきますね。
ぜひ別シチュエーションでも見たいお話でした。
短編「みつめてアイズ」は教師・人妻・義姉と3つの顔を持つ「田崎愛」さんとのお話。
こちらの「愛さん」は、幼馴染みなお姉さん。
ある意味非常に仲の良い義弟「つげたか」は学校で不意打ちされ、
”田崎愛先生のちょっとエッチな性教育講座 実施編”
のモデルにされてしまうのでした。
可愛い(憧れな)お姉ちゃんキャラに弄ばれるお話。
こちらはより「智沢渚優」センセのラブコメちっくな面白さが発揮されてます。
講座は”実施編”ということで、拘束された彼は次々にクラスメイトとえっちすることとなるのでした。
布袋・耳センで正体が分からない~というのはフェイク。
「愛さん」は教師という割りに、はっちゃけてて良いですね。
冒頭での寝ぼけてるシーンも好き。
いちおうクラスメイト「氷室」さんが複数女子の中で若干目立ってはいましたが、やっぱり「愛さん」でしょう。
どうなるかなーって思ってましたが、期待通りに最後はちゃんと相手をしてくれました。
「いつも通り…にね」
とか言ってたので、これが初めてという訳ではないようです。
彼の兄は海外へ出張中とのことでしたが、さぞ同居生活はドキドキするでしょうねー。
ラストで明らかになりますが、「愛さん」はもう1点ほど重要なことを教えておらず、良いオチになってました。
先の「し~クレット・ハイテンしょん」を含め、ひでるさんの期待する「智沢渚優」センセの漫画でした。
ぜひ、続きが見たいです。
※左:妹「幸恵ちゃん」、右:お嬢さま「神奈ちゃん」
この2人は…もしかしたらアレで良かったのかも。
”ここのエンピツで受験勉強すると、必ず合格する”
そんな噂のある、小さな神社のお話「樹界に宿る」が描き下ろしを含むメイン中編です。
家族の期待を一身に受ける「鷹森大輝」は受験の真っ最中。
やや極端なほどで、その妹「幸恵」はサポート役に徹するよう求められていました。
言うことを聞くよう躾られていた彼女は、「大輝」の言うがままを受け入れていたんですが…ある切っ掛けがためご神木に選ばれ、その依代「供御音(くみね)」さまとなったのです。
そんな訳で、ややファンタジーちっくな連続話。
健気な妹「幸恵ちゃん」はえっちシーンをほぼ1人で支えておりました。
1話目は兄「大輝くん」との近親、2話目は同じアパートの男連中と複数、3、4話目は細かく伏せますが、触手になってます。
いちおう…同意でしたけどね。
えっちほか健気にお世話をしているものの、「幸恵ちゃん」はお兄ちゃんが好きという訳ではありません。
感情的には、どっちかと言うと逆でしょう。
あれは両親の教育が最も間違っているものの、お兄ちゃんはなかなか最低な人間。
昔話ちっくな結末になっています。
教訓的で良く出来てました。
「智沢渚優」センセはまたこうしたお話お上手ですねー。
なお、「幸恵ちゃん」は”ムダに栄養がまわってる”という巨乳キャラで、妹っぽさはあったもののロリではないです。
「くすみ輝く誕生宝石」はお嬢さま・メイドなお話。
施設から引き取られた「神奈(かんな)」は、18歳の誕生日を迎えようとしていました。
何不自由なく育った彼女は、自身に向けられる義父の視線を感じており、その望みを叶えるべく決意をするんですが…と、そんな流れ。
いちおう娘である「神奈ちゃん」に手を出せないため、同年代なメイドさんらにお手付きをしている御主人が素敵。
なかなかエロいシチュエーションに期待していたところ、まさかあーなるとはびっくり。
メイドさんたちが~という部分までは予想しましたが、その直後・後半にまさかあんな展開になるとは思いませんでした。
※白谷凛佳
こちらは悲劇的なラストを迎えるお話。
ほか、カラー原稿もある「三つどもえ螺旋模様」は生徒会長「工門アテナ」さんとその妹「工門ルナ」さん、そして副会長「米子」という三角関係なお話。
真面目な姉「アテナさん」を陥落させる流れでしたが、最終ページの「ルナさん」の一言が素敵でした。
「エール!教育実習生」は教育実習の「阿備梗花」さん。
生徒らとの複数えっちになってます。
「Encount Moment」は「白谷凛佳」さん。
10年前に会っていた、年上な男性との再会に心躍らせていた「凛佳さん」
しかし…と、なかなかトンデもな事態になってしまうお話。
おそらく、ちょっと読めば後半の流れが想像つくでしょう。
それだけに、漫画として見せられると非常に残酷なものでした。
救いないですねー。
強い線のごっちゃり系。
また今回は複数・触手などがため、そうした傾向がありました。
濃淡は濃い目でよく描き込まれています。
幅広でふっくら・丸めなキャラ絵。
可愛くまとまっているんですが、お話によって若干タッチが変化していました。(←なんとなく)
前述しておりますが、「智沢渚優」センセの漫画で期待されるようなロリキャラは不在。
ヒロインらの年齢は高めに設定されています。
ただ、そんなんが逆に漫画の間口を広げる結果となっており、普段敬遠していた人にオススメな単行本になっていたと思います。
いつもの感じを期待した方はがっかりするかも。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 濃い目です。いつもより年齢層高く、万人向けな仕上がりです。
・話4: 明暗の差が大きいです。センセのラブコメちっく話が好き。
・独4: 複数が多いですね。双子姉妹が非常に良かったです。
合計:[13/15]
できれば教師「愛さん」か双子姉妹でぺかぺかまとめてほしいです。
ただ、「くすみ輝く~」、「三つどもえ~」、「「Encount~」の3話も正直好きなお話。
蜜色樹るり (ホットミルクコミックス) (2010/08/10) 智沢渚優 商品詳細を見る |
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comment
そうなのか
現代的には古めかしいんですね?
まるでそんな感覚なかったんですが…私も感覚古い人間ですからねぇ。
エロはいいですが、グロは苦手です。
ソフトなのがすき。
まるでそんな感覚なかったんですが…私も感覚古い人間ですからねぇ。
エロはいいですが、グロは苦手です。
ソフトなのがすき。
てん
更新お疲れ様です。
やや古めかしいキャラデザインが素敵な作者さんですね~
個人的には今月は「当て屋の椿」の4巻が出るのでこのシリーズはエログロですが暑い夏にこそオススメですよ。
やや古めかしいキャラデザインが素敵な作者さんですね~
個人的には今月は「当て屋の椿」の4巻が出るのでこのシリーズはエログロですが暑い夏にこそオススメですよ。