■お姉さんといっしょ (さのたかよし)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・お姉さん
・おまけ: あとがき、アシスタントKのアシマンガ。
・その他: 折り返しにコメント、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さのたかよし」センセの「お姉さんといっしょ 」です。
もう12月も半ば近くになってしまいました。
早いですね、ぼけーっとしてられません。
そろそろ年末年始の単行本を決めないといけないんですが、まだいろいろと迷ってます。
いちおう候補として1、2冊ほど確保しました。
秋くらいからの発売で、まだ紹介していない本です。
…というか、単純にまだ読めてないのも多くあるんですよねー。
※左:クローンお姉さん、右:美晴さん
このアングルであれば、あちこち見ても仕方ないでしょう。
さて、今回は「お姉さんといっしょ 」です。
記憶の上で、「さのたかよし」センセは一般系のが多いベテランさん。
ざーとラインアップを見たところ、2、3は覚えある単行本がありましたが…ブログでは初めてのようでした。
こちらは、直接えっちあるものの、一般系の短編集。
タイトルそのまま”お姉さん”なヒロインですが、広義な意味なのでお間違えなく。
各話にはサブタイトルなかったので、収録順で”どんなお姉さんか”と共に軽く書いていきます。
1話目「家庭教師のお姉さん」
合格のご褒美に、家庭教師「藤原カオリ」さんとのえっちを約束していた主人公「鈴木マサト」くん。
その直後に、突如ベッドは崩壊。
えっちの約束もうやむやになり、それを切っ掛けに40年後まで童貞となってしまうのでした。
そんな運命を変えるべく、タイムマシンを開発した58才の「マサトくん」は未来からやってきたのです。
だいたいそんなん。
まぁ、くだらん理由で大そうドエライものを作りますねー。
それだけの頭があれば、前向きにえっちを考えた方が早いと思うのだけれど。
…いや、そのエロスがあればこその発明か。
オモロイ漫画でした。
なにげに、未来世界の軍人さん(女性)が可愛いです。
※おまけ:軍人さん
こんなんです。
2話目「義理のお姉さんのクローン」
大学通学のため、付近に暮らしていた義姉のマンションに居候する弟。
しかし、相性は最悪で”奴隷”と断言されるような間柄だったのです。
そこで、彼女が旅行に出た隙に長年研究していた姉のクローンを完成させたのでした。
…後にもありますが、「さのたかよし」センセはおバカ発明ネタがお好きな様子。
普通のアパートで、感情豊かでそっくりなクローンを作りあげる彼は相当な天才でしょう。
また、彼女が間違ってメイド服を着たり、髪をみつ編みにしてたり、非常に可愛らしいんです。
そりゃー復讐の対象にはならんわね。
ただ、”再婚して10年”とあったので、2人の雰囲気から考えてそこそこ物心つく年齢からの姉弟。
一緒に住み、あれだけ素を晒せているというのは、仲が良い証拠みたいなものですねー。
オチはお約束ですが、あれは逆視点で見たいなぁ。
3話目「幼馴染みのお姉さん」
人見知りでえっちな話題に弱い、小動物ちっくな「アキ」さん。
しかしその本性は、エログッズのモニターを仕事とする、えろえろな女性だったのでした。
眼鏡ヒロインは収録で彼女だけ。
当初、「士郎」くんの前で野暮ったい格好の彼女の変貌ぶりに注目です。
カミングアウトの部分は、誤解して当然。
ただ、それを切っ掛けにごく近しい関係になったのだから、逆に良かったのでしょう。
エロくはあるものの、Mっぽい可愛らしさもあって素敵でした。
4話目「お姉さんの友人」
クールで質実剛健そのままという姉の友人「美晴」さん。
告白にも、勝率がどうのと妙な理屈で怒って追い返すような人でした。
水泳部では先輩である彼女の厳しい指導がありながら、その内面の可愛らしい一面がため耐え続けるのです。
これは競泳水着漫画ですね。
「人と話す時は目を見る!!」
そう殴られていましたが、仕方ないってば。
水着姿のまま密着されるというのも、たまんないですね(笑)
普段の強さがあるだけ、やたら可愛らしい方でした。
※左:香苗さん、右:西尾綾音
こんな格好でいられたら、ドキドキするでしょうね。
5話目「近所のお姉さん?」
古い村に伝わる儀式なお話。
つまんなくなるので、詳細については割愛しますね。
ネタとしてはよくある感じでしたが、ちょっと不思議ちっくな構成になっています。
いいんじゃないでしょうか。
読後感良く、ページ的にもまとまっていました。
6話目「現在は義母、高校時代の先輩なお姉さん」
父親の再婚相手は、高校時代に憧れていた先輩「香苗」さんでした。
2人のえっちシーンも偶然目撃してしまい、やりきれない気持ちに悩んでいた「智也」くんは、拘束・放置プレイの真っ最中だった「香苗さん」と鉢合わせしてしまったのです。
望んでいたのは、父親ではなく「香苗さん」の方。
彼女が、そーしたプレイが好みである理由が明示されていればより良かったかな。
全裸で拘束、目隠しで放置なんて状況であれば、手を出さない方が不自然。
想いが無い訳ではなかったようなので、ページがもう少し足りなかったかも。
7話目「大家のお姉さん」
「斉藤琢也」・「西尾綾音」は両想い。
しかし、お互いもう一歩が踏み出せず、親しい顔見知り程度の間柄でした。
思い切って花火に誘おうと決意した「綾音さん」に対し、同時刻に「琢也くん」は彼女そっくりなリアルドールを注文していたのでした。
どうなるのかなーと思っていたら、そっくりな2人がどっちつかずになるという漫画。
性格・喋りを合わせ、服もわざわざ同じ浴衣を着せていたんですね。
マメだなぁ。
再起動スイッチが某漫画の影響で大事な部分にあるらしく、ためしに指を…というドキドキ展開でした。
下着脱がせていましたけど、よくよく考えたら下着まで同じってことないのでは?
あの場はうまくおさまってましたが、「綾音さん」としては複雑でしょうねー。
今後、先のクローン漫画のようなオチにはならんだろうし。
8話目「大学・研修室の変わった先輩・お姉さん」
美人であると同時に、変わった先輩「稲森佐和子」さん。
「藤田」くんのイメージとしては、”アニメなどに登場する、洋館で高笑いしているような研究者”というマッドな方でした。
これまでも怪しげな薬を飲まされていた彼は、笑顔な彼女からドクロマークの錠剤を服用させられ、
「1ヶ月後が楽しみだ」
そんな捨て台詞を残されてしまったのです。
しかし、特に変調・副作用なく、おそるおそる本人に聞いてみたところ…と、そんな流れ。
なるほど、これは面白い。
ここで書くとつまんないので詳細は伏せますが、不器用で可愛らしい方でした。
下着姿となった「佐和子さん」に、わざわざ白衣を着せる「藤田くん」が分かってますね。
そうだ!いいぞ!!
えっちから後半にかけて、やたら可愛らしかったです。
※稲森佐和子
白衣+下着姿です。いいじゃーないですか!
9話目「タレントの卵なお姉さん」
気を抜くと太る体質なモデル「高村小杉」さんと、芸能プロダクションの寮管理人。
あと2kg減量しないといけない彼女は、テレビで見たえっちによるダイエットを実践してみるのでした。
漫画ちっく(漫画ですが)な太り方です。
あれがモデル体型になるのならば、そっち関係で売った方が良さそうですね。
気になったのは、漫画中頃の描写。
「軽く酔いが覚めるくらい大っきい~~~っ」
…だって。
それは羨ましいなぁ(笑)
どんなんだろ。
安定した丁寧な線の絵柄。
適度な描き込みと濃淡で、スッキリ見易いもの。
表現的にも引っ掛かる、違和感などはありません。
漫画らしいふっくらした可愛らしさと、極端過ぎない大きさな目鼻の人物絵。
あちこちのバランスに優れていました。
実際の白黒絵は、↓表紙・裏表紙よりも癖のない感じ。
万人に好まれるものだと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: クドさなく、またあっさり過ぎない見易い作画です。
・話4: やや突飛なものもありましたが、面白くまとまってます。
・独5: 一般えっちな短編としては、独特な仕上がりでした。
合計:[14/15]
これは面白い。
一般えっち系の単行本ではオススメな1冊です。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・お姉さん
・おまけ: あとがき、アシスタントKのアシマンガ。
・その他: 折り返しにコメント、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さのたかよし」センセの「お姉さんといっしょ 」です。
もう12月も半ば近くになってしまいました。
早いですね、ぼけーっとしてられません。
そろそろ年末年始の単行本を決めないといけないんですが、まだいろいろと迷ってます。
いちおう候補として1、2冊ほど確保しました。
秋くらいからの発売で、まだ紹介していない本です。
…というか、単純にまだ読めてないのも多くあるんですよねー。
※左:クローンお姉さん、右:美晴さん
このアングルであれば、あちこち見ても仕方ないでしょう。
さて、今回は「お姉さんといっしょ 」です。
記憶の上で、「さのたかよし」センセは一般系のが多いベテランさん。
ざーとラインアップを見たところ、2、3は覚えある単行本がありましたが…ブログでは初めてのようでした。
こちらは、直接えっちあるものの、一般系の短編集。
タイトルそのまま”お姉さん”なヒロインですが、広義な意味なのでお間違えなく。
各話にはサブタイトルなかったので、収録順で”どんなお姉さんか”と共に軽く書いていきます。
1話目「家庭教師のお姉さん」
合格のご褒美に、家庭教師「藤原カオリ」さんとのえっちを約束していた主人公「鈴木マサト」くん。
その直後に、突如ベッドは崩壊。
えっちの約束もうやむやになり、それを切っ掛けに40年後まで童貞となってしまうのでした。
そんな運命を変えるべく、タイムマシンを開発した58才の「マサトくん」は未来からやってきたのです。
だいたいそんなん。
まぁ、くだらん理由で大そうドエライものを作りますねー。
それだけの頭があれば、前向きにえっちを考えた方が早いと思うのだけれど。
…いや、そのエロスがあればこその発明か。
オモロイ漫画でした。
なにげに、未来世界の軍人さん(女性)が可愛いです。
※おまけ:軍人さん
こんなんです。
2話目「義理のお姉さんのクローン」
大学通学のため、付近に暮らしていた義姉のマンションに居候する弟。
しかし、相性は最悪で”奴隷”と断言されるような間柄だったのです。
そこで、彼女が旅行に出た隙に長年研究していた姉のクローンを完成させたのでした。
…後にもありますが、「さのたかよし」センセはおバカ発明ネタがお好きな様子。
普通のアパートで、感情豊かでそっくりなクローンを作りあげる彼は相当な天才でしょう。
また、彼女が間違ってメイド服を着たり、髪をみつ編みにしてたり、非常に可愛らしいんです。
そりゃー復讐の対象にはならんわね。
ただ、”再婚して10年”とあったので、2人の雰囲気から考えてそこそこ物心つく年齢からの姉弟。
一緒に住み、あれだけ素を晒せているというのは、仲が良い証拠みたいなものですねー。
オチはお約束ですが、あれは逆視点で見たいなぁ。
3話目「幼馴染みのお姉さん」
人見知りでえっちな話題に弱い、小動物ちっくな「アキ」さん。
しかしその本性は、エログッズのモニターを仕事とする、えろえろな女性だったのでした。
眼鏡ヒロインは収録で彼女だけ。
当初、「士郎」くんの前で野暮ったい格好の彼女の変貌ぶりに注目です。
カミングアウトの部分は、誤解して当然。
ただ、それを切っ掛けにごく近しい関係になったのだから、逆に良かったのでしょう。
エロくはあるものの、Mっぽい可愛らしさもあって素敵でした。
4話目「お姉さんの友人」
クールで質実剛健そのままという姉の友人「美晴」さん。
告白にも、勝率がどうのと妙な理屈で怒って追い返すような人でした。
水泳部では先輩である彼女の厳しい指導がありながら、その内面の可愛らしい一面がため耐え続けるのです。
これは競泳水着漫画ですね。
「人と話す時は目を見る!!」
そう殴られていましたが、仕方ないってば。
水着姿のまま密着されるというのも、たまんないですね(笑)
普段の強さがあるだけ、やたら可愛らしい方でした。
※左:香苗さん、右:西尾綾音
こんな格好でいられたら、ドキドキするでしょうね。
5話目「近所のお姉さん?」
古い村に伝わる儀式なお話。
つまんなくなるので、詳細については割愛しますね。
ネタとしてはよくある感じでしたが、ちょっと不思議ちっくな構成になっています。
いいんじゃないでしょうか。
読後感良く、ページ的にもまとまっていました。
6話目「現在は義母、高校時代の先輩なお姉さん」
父親の再婚相手は、高校時代に憧れていた先輩「香苗」さんでした。
2人のえっちシーンも偶然目撃してしまい、やりきれない気持ちに悩んでいた「智也」くんは、拘束・放置プレイの真っ最中だった「香苗さん」と鉢合わせしてしまったのです。
望んでいたのは、父親ではなく「香苗さん」の方。
彼女が、そーしたプレイが好みである理由が明示されていればより良かったかな。
全裸で拘束、目隠しで放置なんて状況であれば、手を出さない方が不自然。
想いが無い訳ではなかったようなので、ページがもう少し足りなかったかも。
7話目「大家のお姉さん」
「斉藤琢也」・「西尾綾音」は両想い。
しかし、お互いもう一歩が踏み出せず、親しい顔見知り程度の間柄でした。
思い切って花火に誘おうと決意した「綾音さん」に対し、同時刻に「琢也くん」は彼女そっくりなリアルドールを注文していたのでした。
どうなるのかなーと思っていたら、そっくりな2人がどっちつかずになるという漫画。
性格・喋りを合わせ、服もわざわざ同じ浴衣を着せていたんですね。
マメだなぁ。
再起動スイッチが某漫画の影響で大事な部分にあるらしく、ためしに指を…というドキドキ展開でした。
下着脱がせていましたけど、よくよく考えたら下着まで同じってことないのでは?
あの場はうまくおさまってましたが、「綾音さん」としては複雑でしょうねー。
今後、先のクローン漫画のようなオチにはならんだろうし。
8話目「大学・研修室の変わった先輩・お姉さん」
美人であると同時に、変わった先輩「稲森佐和子」さん。
「藤田」くんのイメージとしては、”アニメなどに登場する、洋館で高笑いしているような研究者”というマッドな方でした。
これまでも怪しげな薬を飲まされていた彼は、笑顔な彼女からドクロマークの錠剤を服用させられ、
「1ヶ月後が楽しみだ」
そんな捨て台詞を残されてしまったのです。
しかし、特に変調・副作用なく、おそるおそる本人に聞いてみたところ…と、そんな流れ。
なるほど、これは面白い。
ここで書くとつまんないので詳細は伏せますが、不器用で可愛らしい方でした。
下着姿となった「佐和子さん」に、わざわざ白衣を着せる「藤田くん」が分かってますね。
そうだ!いいぞ!!
えっちから後半にかけて、やたら可愛らしかったです。
※稲森佐和子
白衣+下着姿です。いいじゃーないですか!
9話目「タレントの卵なお姉さん」
気を抜くと太る体質なモデル「高村小杉」さんと、芸能プロダクションの寮管理人。
あと2kg減量しないといけない彼女は、テレビで見たえっちによるダイエットを実践してみるのでした。
漫画ちっく(漫画ですが)な太り方です。
あれがモデル体型になるのならば、そっち関係で売った方が良さそうですね。
気になったのは、漫画中頃の描写。
「軽く酔いが覚めるくらい大っきい~~~っ」
…だって。
それは羨ましいなぁ(笑)
どんなんだろ。
安定した丁寧な線の絵柄。
適度な描き込みと濃淡で、スッキリ見易いもの。
表現的にも引っ掛かる、違和感などはありません。
漫画らしいふっくらした可愛らしさと、極端過ぎない大きさな目鼻の人物絵。
あちこちのバランスに優れていました。
実際の白黒絵は、↓表紙・裏表紙よりも癖のない感じ。
万人に好まれるものだと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: クドさなく、またあっさり過ぎない見易い作画です。
・話4: やや突飛なものもありましたが、面白くまとまってます。
・独5: 一般えっちな短編としては、独特な仕上がりでした。
合計:[14/15]
これは面白い。
一般えっち系の単行本ではオススメな1冊です。
お姉さんといっしょ (バンブーコミックス NAMAIKI SELECT) (2010/11/27) さの たかよし 商品詳細を見る |
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