■プリンセスラバー!pure my heart (緑木邑)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、原作「Ricotta」、漫画原案「空蝉」、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緑木邑(みどりぎ・むら)」センセの「プリンセスラバー! pure my heart」です。
やっぱりサービス的に期待できそうなのは「緑木邑」センセ版ですかねー。
…そんなことを書いたのは、去年の10月のこと。
待っていました。
「緑木邑」センセ作画の「プリンセスラバー! pure my heart」がついに発売です。
さして原作も知らぬまま、
①コミックスアライブ版・「由雅なおは」センセ作画の「プリンセスラバー!」
②電撃コミックス版・「しゅー」センセ作画の「プリンセスラバー!~Eternal Love For My Lady~」
とかなんとか、発売された2冊を紹介してきた、こちらの作品。
今回のコレはヴァルキリーコミックス版です。
※プリンセスラバー!・ヒロインズ
ドレスでの集合絵です。
思えば、「由雅なおは」センセ紹介の際に引っ掛かったのが、「緑木邑」センセ作画のこちらでした。
単行本はこれが(たぶん)初めてなようですが、絵的には最も優秀だと思います。
さすがにゲーム原画なども手掛けておられる方ですね。
収録も9話と最も多く、またサービスシーンも期待通りでした。
発売3冊のうち、おそらく、ファンの心を鷲掴みにするのはやっぱりこちらの単行本だと思います。たぶん。
交通事故によって両親を亡くした主人公「有馬哲平」は顔も知らなかった祖父と対面しました。
有馬グループの総裁「有馬一心」は、”日本経済界のドン”という存在。
ひどく悲しい顔であった彼にそのまま引き取られ、「哲平」は有馬家の一員として以前とはまったく異なる環境にて過ごすこととなったのです。
ある日、祖父の主催するパーティーに参加することとなった「哲平」
ヘイゼルリンク公国の第一王女「シャルロット=ヘイゼルリンク」のエスコートをするよう命じられていたんですが…彼女は、以前街中で出会った娘さん。
また、パーティー会場は令嬢「シルヴィア=ファン・ホッセン」との婚約が発表されるなど、周囲は賑やかになっていくのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんなん。
高貴・華やかな上流社会でのラブコメ漫画です。
お話はオリジナルな様子。
はっきりと分かりませんが、各キャラの見せ場的なものは表現されているのかな。
各キャラの魅力を、大きい範囲ですくっているような感じがしました。
各話でざらりとヒロインを変えていた「由雅なおは」センセ版、メインヒロインの「シャルロットさん」を中心としている「しゅー」センセ版。
こちらは話数もあるためか、過不足なく各ヒロインらとうまーく付き合っていました。
明確な攻略対象は絞らず、学園生活を満喫している感覚。
深い関係にはならず、ややこしい事態へ発展しないだけ、お話としては軽めです。
(※「緑木邑」センセ曰く”アルフ(老執事)ルートみたいになってしまった”とのこと)
また、こちらの特徴として見逃せないのがサービスシーン。
3話まではタッチ、パンチラという程度でしたが、4話の着替えシーンでセミヌードにバストトップ。
そちらを切っ掛けに、ちらほら全裸シーンが差し込まれていました。
ここで”明確な攻略対象は絞らず”という設定が効果を発揮。
だいたい複数で行動しているため、コマは非常に華やかに描かれています。
見開きもありましたよ。
また、「哲平くん」もそうした場面に遭遇するエンカウント率高く、なかなか羨ましい限りです。
※左:シャルロット、右:シルヴィア
「シャルロットさん」はやたらなサイズで迫力満点でした。
1話「開演」は「シャルロットさん」との初遭遇。
偶然出会った彼女に流され、街を案内するというもの。
ジュースの自動販売機が初体験という世間知らずなだけあって、テンション高く楽しんでいました。
彼女の魅力爆発という感じですね。
初見からその巨乳に顔埋めていましたし、後半では不可抗力で股間にも顔を埋めることとなっています。
執事「アルフレッド」との追いかけっこは完全にコメディーでした。
オチ部分がパーティーになっており、お姫様然とした彼女に再会という流れです。
直接続く2話「騎士と舞踏会」は、タイトルそのまま「シルヴィアさん」…なんですが、言葉数少ない彼女がため、妹「マリア=ファン・ホッセン」のが目立っていました。
彼女ら家族に見とれていた「哲平くん」を察した「シャルロットさん」が良かったです。
3話「迷探偵マリアの華麗なる策動」…ということで、「マリアちゃん」がなんとメインまで強奪です。
こちらはパーティーに参加していなかった、社交部「鳳条院聖華」、「金子綾乃」、「竹園エリカ」、専属メイド「藤倉優」らの紹介みたいな感じ。
特に「聖華さん」の登場シーンには驚きでした。
…鍵かけてなかったの??
怯えてるとはいえ、その膝に座っちゃう彼女もまた可笑しいですね。
やり辛いってば。
後半のフェンシング衣装での「シルヴィアさん」にも注目。
そちらでの事件がため、社交部にて「聖華さん」主催のモデルをすることとなる4話「少女とドレスと微笑みと」
コメディーな3話違い、こちらはお色気押し。
前半ではメイド「優さん」の、
「ご奉仕します、私のご主人様…」
なーんて色っぽいシーンがあり、後半では参加ヒロインらの着替えがたっぷりでした。
なぜか皆の胸をチェックしている「マリアちゃん」が面白いです。
5話「饗宴!」がステージ開始。
あるトラブルが発生しており、ドレス姿の「シルヴィアさん」をまさぐるという羨まシーンから、ステージに出た「聖華さん」のスカート下に潜り込むという、マニアックなプレイまでが描かれます。
まぁ、いくらスカート丈あるとはいえ、実際にあんなんないわね。
こうした漫画で海(プール)と並ぶ定番イベント、温泉旅行回の6話「温泉旅行と秋の空」
懐いた猫のような「シャルロットさん」、ご奉仕なメイド「優さん」、前回からなんとなく近しい「聖華さん」など、フラグ立てている彼女らに遅れた「シルヴィアさん」
電車場面の難儀な感じが、いかにもそれっぽいですね。
こちらもサービス回で、なんと9ページが彼女らの露天風呂シーン。
見開きにもなっていましたよ。
直接続く、旅行の後編・7話「いつまでも、そのままで」はメイド「優さん」
貸切混浴の真価が発揮されます。
モロですね。
彼女だけずっと浸かっていたのかな。
「もう…仕方ないですね」
というコマが好き(笑)
なお、ある理由から「優さん」とサウナに閉じ込められており、のどが渇いていた「哲平くん」の成年漫画な発想に注目です。
※左:マリア、右:藤倉優
結構目立っていたのが「マリアちゃん」
8話「想い、想われ」、9話「心はいつもとなりにいて」が最終エピソード。
モテモテですね。
これら2話も、なんのかんのとサービスカット多めだったのでご期待下さい。
変わらぬテンションで、華やか・賑やかなまま終わっています。
極細線の今風な作画。
適度かやや淡い濃淡具合で、描き込みもしつこくない程度です。
極端に目立つ乱れ・崩れはなく、こざっぱりと綺麗にまとめられていました。
大きい黒目で可愛らしいキャラ絵は、そこそこ幅あって縦長。
お話もあってか、コメディー崩しは多め。
そのあたりで好み分かれるかもしれませんが、各話は安定しておりました。
極端な癖もなく、良い感じです。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 豊富なサービスカットも含めて良い按配です。
・話4: はっちゃけラブコメとしてまとまっていました。
・独4: たぶん、読者の期待にキッチリ答えた1冊でしょう。
合計:[12/15]
ほか、判断には「コミックヴァルキリー」さんの公式サイトが便利。
1話「開演」がまるまる立ち読みできます。
※アニメ版。こっちはアダルトだそうです。こんなんもあるのね。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、原作「Ricotta」、漫画原案「空蝉」、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緑木邑(みどりぎ・むら)」センセの「プリンセスラバー! pure my heart」です。
やっぱりサービス的に期待できそうなのは「緑木邑」センセ版ですかねー。
…そんなことを書いたのは、去年の10月のこと。
待っていました。
「緑木邑」センセ作画の「プリンセスラバー! pure my heart」がついに発売です。
さして原作も知らぬまま、
①コミックスアライブ版・「由雅なおは」センセ作画の「プリンセスラバー!」
②電撃コミックス版・「しゅー」センセ作画の「プリンセスラバー!~Eternal Love For My Lady~」
とかなんとか、発売された2冊を紹介してきた、こちらの作品。
今回のコレはヴァルキリーコミックス版です。
※プリンセスラバー!・ヒロインズ
ドレスでの集合絵です。
思えば、「由雅なおは」センセ紹介の際に引っ掛かったのが、「緑木邑」センセ作画のこちらでした。
単行本はこれが(たぶん)初めてなようですが、絵的には最も優秀だと思います。
さすがにゲーム原画なども手掛けておられる方ですね。
収録も9話と最も多く、またサービスシーンも期待通りでした。
発売3冊のうち、おそらく、ファンの心を鷲掴みにするのはやっぱりこちらの単行本だと思います。たぶん。
交通事故によって両親を亡くした主人公「有馬哲平」は顔も知らなかった祖父と対面しました。
有馬グループの総裁「有馬一心」は、”日本経済界のドン”という存在。
ひどく悲しい顔であった彼にそのまま引き取られ、「哲平」は有馬家の一員として以前とはまったく異なる環境にて過ごすこととなったのです。
ある日、祖父の主催するパーティーに参加することとなった「哲平」
ヘイゼルリンク公国の第一王女「シャルロット=ヘイゼルリンク」のエスコートをするよう命じられていたんですが…彼女は、以前街中で出会った娘さん。
また、パーティー会場は令嬢「シルヴィア=ファン・ホッセン」との婚約が発表されるなど、周囲は賑やかになっていくのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんなん。
高貴・華やかな上流社会でのラブコメ漫画です。
お話はオリジナルな様子。
はっきりと分かりませんが、各キャラの見せ場的なものは表現されているのかな。
各キャラの魅力を、大きい範囲ですくっているような感じがしました。
各話でざらりとヒロインを変えていた「由雅なおは」センセ版、メインヒロインの「シャルロットさん」を中心としている「しゅー」センセ版。
こちらは話数もあるためか、過不足なく各ヒロインらとうまーく付き合っていました。
明確な攻略対象は絞らず、学園生活を満喫している感覚。
深い関係にはならず、ややこしい事態へ発展しないだけ、お話としては軽めです。
(※「緑木邑」センセ曰く”アルフ(老執事)ルートみたいになってしまった”とのこと)
また、こちらの特徴として見逃せないのがサービスシーン。
3話まではタッチ、パンチラという程度でしたが、4話の着替えシーンでセミヌードにバストトップ。
そちらを切っ掛けに、ちらほら全裸シーンが差し込まれていました。
ここで”明確な攻略対象は絞らず”という設定が効果を発揮。
だいたい複数で行動しているため、コマは非常に華やかに描かれています。
見開きもありましたよ。
また、「哲平くん」もそうした場面に遭遇するエンカウント率高く、なかなか羨ましい限りです。
※左:シャルロット、右:シルヴィア
「シャルロットさん」はやたらなサイズで迫力満点でした。
1話「開演」は「シャルロットさん」との初遭遇。
偶然出会った彼女に流され、街を案内するというもの。
ジュースの自動販売機が初体験という世間知らずなだけあって、テンション高く楽しんでいました。
彼女の魅力爆発という感じですね。
初見からその巨乳に顔埋めていましたし、後半では不可抗力で股間にも顔を埋めることとなっています。
執事「アルフレッド」との追いかけっこは完全にコメディーでした。
オチ部分がパーティーになっており、お姫様然とした彼女に再会という流れです。
直接続く2話「騎士と舞踏会」は、タイトルそのまま「シルヴィアさん」…なんですが、言葉数少ない彼女がため、妹「マリア=ファン・ホッセン」のが目立っていました。
彼女ら家族に見とれていた「哲平くん」を察した「シャルロットさん」が良かったです。
3話「迷探偵マリアの華麗なる策動」…ということで、「マリアちゃん」がなんとメインまで強奪です。
こちらはパーティーに参加していなかった、社交部「鳳条院聖華」、「金子綾乃」、「竹園エリカ」、専属メイド「藤倉優」らの紹介みたいな感じ。
特に「聖華さん」の登場シーンには驚きでした。
…鍵かけてなかったの??
怯えてるとはいえ、その膝に座っちゃう彼女もまた可笑しいですね。
やり辛いってば。
後半のフェンシング衣装での「シルヴィアさん」にも注目。
そちらでの事件がため、社交部にて「聖華さん」主催のモデルをすることとなる4話「少女とドレスと微笑みと」
コメディーな3話違い、こちらはお色気押し。
前半ではメイド「優さん」の、
「ご奉仕します、私のご主人様…」
なーんて色っぽいシーンがあり、後半では参加ヒロインらの着替えがたっぷりでした。
なぜか皆の胸をチェックしている「マリアちゃん」が面白いです。
5話「饗宴!」がステージ開始。
あるトラブルが発生しており、ドレス姿の「シルヴィアさん」をまさぐるという羨まシーンから、ステージに出た「聖華さん」のスカート下に潜り込むという、マニアックなプレイまでが描かれます。
まぁ、いくらスカート丈あるとはいえ、実際にあんなんないわね。
こうした漫画で海(プール)と並ぶ定番イベント、温泉旅行回の6話「温泉旅行と秋の空」
懐いた猫のような「シャルロットさん」、ご奉仕なメイド「優さん」、前回からなんとなく近しい「聖華さん」など、フラグ立てている彼女らに遅れた「シルヴィアさん」
電車場面の難儀な感じが、いかにもそれっぽいですね。
こちらもサービス回で、なんと9ページが彼女らの露天風呂シーン。
見開きにもなっていましたよ。
直接続く、旅行の後編・7話「いつまでも、そのままで」はメイド「優さん」
貸切混浴の真価が発揮されます。
モロですね。
彼女だけずっと浸かっていたのかな。
「もう…仕方ないですね」
というコマが好き(笑)
なお、ある理由から「優さん」とサウナに閉じ込められており、のどが渇いていた「哲平くん」の成年漫画な発想に注目です。
※左:マリア、右:藤倉優
結構目立っていたのが「マリアちゃん」
8話「想い、想われ」、9話「心はいつもとなりにいて」が最終エピソード。
モテモテですね。
これら2話も、なんのかんのとサービスカット多めだったのでご期待下さい。
変わらぬテンションで、華やか・賑やかなまま終わっています。
極細線の今風な作画。
適度かやや淡い濃淡具合で、描き込みもしつこくない程度です。
極端に目立つ乱れ・崩れはなく、こざっぱりと綺麗にまとめられていました。
大きい黒目で可愛らしいキャラ絵は、そこそこ幅あって縦長。
お話もあってか、コメディー崩しは多め。
そのあたりで好み分かれるかもしれませんが、各話は安定しておりました。
極端な癖もなく、良い感じです。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 豊富なサービスカットも含めて良い按配です。
・話4: はっちゃけラブコメとしてまとまっていました。
・独4: たぶん、読者の期待にキッチリ答えた1冊でしょう。
合計:[12/15]
ほか、判断には「コミックヴァルキリー」さんの公式サイトが便利。
1話「開演」がまるまる立ち読みできます。
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※アニメ版。こっちはアダルトだそうです。こんなんもあるのね。
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