■恥ずかしい乳房 （狼亮輔）
★まんがデーター ［８／１５］
・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■□□□
・属性 ： ［成年］巨乳・恋愛
・おまけ： あとがき、コメント、ゲストページ。
・その他： カラー（４８Ｐ）、短編×１１（うち「教師・渚さんシリーズ」×２）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「狼亮輔（おおかみ・りょうすけ）」センセの「恥ずかしい乳房」です。
ゲームの原画ほか、イラストのお仕事も多いらしい「狼亮輔」センセ。
こちらの単行本もカラーページは多く、冒頭には担当されていたエンジェル倶楽部の表紙が１４ページほど収録されていました。
さすがに、その表紙イラスト群は良いものです。
ただ、どちらかと言うと…そうした単体イラストの優れた方でしょう。
その他にカラー原稿も多く収録されていましたが、個人的にはそう巧くは感じませんでした。
えー、白黒原稿もですね。
当然ながら下手ではないんですが…。
ごめんなさい。
濃淡ではさほど濃くはないものの、線は強め。
漫画によってやや異なりますが、極細線でエッチングのような風情。
銅板削ったような感じね。
勢いで牽引するタイプでなく、綺麗・見易さが売り。
そのため、逆に悪さもはっきり見えていました。
今回タイトルにもなっていますが、大きめに胸を描かれる方。
これが全身絵になってくると、バランスが崩れ気味になるのです。
良く描けているコマも当然ながら多いものの、イマイチなところもよく目につきました。
特に引き絵になると弱く、イラストな方に多く見られる”コマによる強弱”が大きめ。
単体イラストのクオリティが長続きしないんですね。
また、綺麗な絵があるだけ、コメディー絵の極端な崩れも目立っていました。
背景や小物から、動きある絵までぎこちないです。
これは、ちょっと合わない。
新しいだろう原稿は良くなっていたので、今後に期待です。
※左：教師「渚さん」、右：奥さま「鷹司時子」
こうした良い絵も多くあるんですが。
いきなりすみません。
まずは、特に気になった絵柄について、書かせていただきました。
イラストは良いものの、漫画はもう少し頑張ってほしかったです。
前述したように、バラツキあるだけ悪い部分が引っ掛かりやすいんですね。
単行本は、こちらの「恥ずかしい乳房」で２冊目。
こちらのブログでは、初単行本「もみゅちち」を紹介していました。
収録は１話以外は短編群で、初えっちみたいなお話が多め。
可愛らしい雰囲気とは違ってシリアス系統になってます。
ラブコメちっくなものは少な目でした。
イラストに続く、カラー原稿８ページのショート「プレゼントは他人棒」、「れこえろ」の２話。
前者は猫耳コスプレな人妻の複数えっちです。
旦那のＥＤと性癖がため、結婚後も関係がなかった夫婦。
考えた夫「功治」の出した結論は、妻「みさと」の痴態を見ることだったのです
まぁ、「功治くん」に「みさとさん」が合わせたような感じで、展開とは裏腹に実はラブラブな２人。
彼の状態（笑）を見て満足していたようなので、いいんじゃないでしょうか。
「みさとさん」はそれなりに抵抗してくれた方が良いように思いますが。
後者は幼馴染みの「映児」くんと「ななみ」さん。
付き合っている２人でしたが、カメラ越しが好きな彼はまるで手を出してこなかったのでした。
こちらもえっちなかったカップル。
「映児くん」は…参加するより第三者的に眺めるのが好きなタイプなんでしょうねー。
冒頭では着替える彼女に対し、わざわざ距離を取って撮影していました。
漫画は業を煮やした「ななみさん」が直接行動に出ているんですが、オチを見る限りその後も彼は変化ないみたい。
難儀な感じです。
ある意味、凄い愛情表現にも見えるんですけど…イメージビデオ的に頑張るしかないか。
カラー原稿から始まる「卒業と喪失」
こちらは、後半に収録の「散華結実－再会、そして愛のあるセックス－」と連続話になっています。
担任教師「渚」さんと付き合う「太陽」くん。
卒業するまでは教師・生徒の関係を崩さないよう、振舞っていました。
そして、彼が卒業式を迎えた夜、お祝いにと服を脱いだ「渚さん」は、唐突に他の男との結婚話をしてきたのでした。
タイトルである程度バレてるかな。
８ページほどあるカラー原稿部分は彼の妄想。
白黒原稿が本編になっていました。
「渚さん」は頑張ってましたね。
ぜひ、続く「散華結実」とセットで読んでください。
えっち重視なため、お話にはやや唐突感ありましたが。
やはりカラー原稿から始まる「兄弟しゃぶり」は、「瀬織」さんと「真」・「一輝」
母親を亡くし、ふさぐ「真」、荒れる「一輝」という兄弟を身体で元気づける、みたいな漫画です。
詳しい事情は知りませんが、どちらも女々しいなぁ。
そんな２人に対して「瀬織さん」はかなり面倒見良く、えっちをもってじっくり優しくフォローしていました。
女神のような方ですねー。
「社宅妻・蓉子－午後の騎乗位レッスン－」、「奥様と使用人－乱れた和服－」という２話、さらに「バスガイド輪姦ツアー」、「輪姦祭」の複数系の合計４話はブラック系統。
まず「社宅妻・蓉子－午後の騎乗位レッスン－」は部長の愛人「田辺蓉子」さんが関係を続けるため、彼の求めに応じてその部下「一樹」偽装結婚をするというもの。
えっちは無論、いちおう妻として不足なくこなしているらしい「蓉子さん」
地味な顔して、部長はなかなかのヤリ手ですね。
なかなかエグいです。
これは「一樹くん」が真相を知ったら面白そうなんですが…。
「奥様と使用人－乱れた和服－」は、旧家「鷹司」の奥さま「時子」が、金と権力を持つ「近衛」の妾になるというもの。
１人残っていた使用人「久我」に対し、その望みを叶えるのでした。
こちらはブラックと言うより、文学的な感じ。
真っ直ぐに頑張る彼に対し、奥さま「時子さん」はさすがに堂々とした振舞いです。
こちらも、近衛家に入った「時子さん」のその後が見たいですね。
げんなりするようなえっちされちゃってたりして。
続く「バスガイド輪姦ツアー」、「輪姦祭」の２話はどちらも複数えっち。
前者はバスガイド「三輪」さんが裏のエロいサービス”夜の社交会”を担当するというもの。
いちおう合意の上で、どうやら特別手当も出る様子。
「三輪さん」は家庭の事情で仕方なくそれに参加しており、運転手「狭野」とラブラブというのがポイントになっていました。
後者は山奥の地元に続く裏の儀式パターン。
村長から巫女になるよう強要されていた妹「風華」
久しぶりに村へ戻っていた「唯」は、彼女の代わりに巫女を担当するのでした。
彼氏「卓哉」くんは事情を知っていたようですが…あの場面ではどっちも止められないか。
非常に重い話で、オチにげんなりすると思います。
※左：バスガイド「三輪さん」、右：みゆさん
ヒロインは可愛く巨乳揃いです。
ほか「濡れ乳アタック」、「３Ｐ保健室」の２話はラブコメちっく。
「濡れ乳アタック」は、なかなかはっきりしない「将太」くんに、「みゆ」さんが雨でびしょ濡れになったという切っ掛けでアプローチするもの。
「シャツの…胸の辺りがきつくて上手く留められないの…」
とか言ってた１コマがいいですね。
その後には胸圧でボタンをはじき飛ばしていましたよ。
「３Ｐ保健室」は「健」くんを幼馴染み「友香」・保健医「二見」が取り合うというもの。
この漫画の凄いところは、「健くん」の想い人が別であること。
勝手に勝負で盛り上がっていた２人に対する一言が秀逸でした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵３： 良い・悪いの差が極端でした。漫画はもう２、３歩足りないかと。
・話３： 全体的にシリアス傾向です。これはコレでまた良かったですが。
・独２： イラストなど絵が売りだと思うので、ちょっと問題ではないかなぁ。
合計：［８／１５］
出版社さんも違い、前巻とはかなり趣の違う１冊です。
お話はもう少し軽い方がいいかなー。
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・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■□□□
・属性 ： ［成年］巨乳・恋愛
・おまけ： あとがき、コメント、ゲストページ。
・その他： カラー（４８Ｐ）、短編×１１（うち「教師・渚さんシリーズ」×２）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「狼亮輔（おおかみ・りょうすけ）」センセの「恥ずかしい乳房」です。
ゲームの原画ほか、イラストのお仕事も多いらしい「狼亮輔」センセ。
こちらの単行本もカラーページは多く、冒頭には担当されていたエンジェル倶楽部の表紙が１４ページほど収録されていました。
さすがに、その表紙イラスト群は良いものです。
ただ、どちらかと言うと…そうした単体イラストの優れた方でしょう。
その他にカラー原稿も多く収録されていましたが、個人的にはそう巧くは感じませんでした。
えー、白黒原稿もですね。
当然ながら下手ではないんですが…。
ごめんなさい。
濃淡ではさほど濃くはないものの、線は強め。
漫画によってやや異なりますが、極細線でエッチングのような風情。
銅板削ったような感じね。
勢いで牽引するタイプでなく、綺麗・見易さが売り。
そのため、逆に悪さもはっきり見えていました。
今回タイトルにもなっていますが、大きめに胸を描かれる方。
これが全身絵になってくると、バランスが崩れ気味になるのです。
良く描けているコマも当然ながら多いものの、イマイチなところもよく目につきました。
特に引き絵になると弱く、イラストな方に多く見られる”コマによる強弱”が大きめ。
単体イラストのクオリティが長続きしないんですね。
また、綺麗な絵があるだけ、コメディー絵の極端な崩れも目立っていました。
背景や小物から、動きある絵までぎこちないです。
これは、ちょっと合わない。
新しいだろう原稿は良くなっていたので、今後に期待です。
※左：教師「渚さん」、右：奥さま「鷹司時子」
こうした良い絵も多くあるんですが。
いきなりすみません。
まずは、特に気になった絵柄について、書かせていただきました。
イラストは良いものの、漫画はもう少し頑張ってほしかったです。
前述したように、バラツキあるだけ悪い部分が引っ掛かりやすいんですね。
単行本は、こちらの「恥ずかしい乳房」で２冊目。
こちらのブログでは、初単行本「もみゅちち」を紹介していました。
収録は１話以外は短編群で、初えっちみたいなお話が多め。
可愛らしい雰囲気とは違ってシリアス系統になってます。
ラブコメちっくなものは少な目でした。
イラストに続く、カラー原稿８ページのショート「プレゼントは他人棒」、「れこえろ」の２話。
前者は猫耳コスプレな人妻の複数えっちです。
旦那のＥＤと性癖がため、結婚後も関係がなかった夫婦。
考えた夫「功治」の出した結論は、妻「みさと」の痴態を見ることだったのです
まぁ、「功治くん」に「みさとさん」が合わせたような感じで、展開とは裏腹に実はラブラブな２人。
彼の状態（笑）を見て満足していたようなので、いいんじゃないでしょうか。
「みさとさん」はそれなりに抵抗してくれた方が良いように思いますが。
後者は幼馴染みの「映児」くんと「ななみ」さん。
付き合っている２人でしたが、カメラ越しが好きな彼はまるで手を出してこなかったのでした。
こちらもえっちなかったカップル。
「映児くん」は…参加するより第三者的に眺めるのが好きなタイプなんでしょうねー。
冒頭では着替える彼女に対し、わざわざ距離を取って撮影していました。
漫画は業を煮やした「ななみさん」が直接行動に出ているんですが、オチを見る限りその後も彼は変化ないみたい。
難儀な感じです。
ある意味、凄い愛情表現にも見えるんですけど…イメージビデオ的に頑張るしかないか。
カラー原稿から始まる「卒業と喪失」
こちらは、後半に収録の「散華結実－再会、そして愛のあるセックス－」と連続話になっています。
担任教師「渚」さんと付き合う「太陽」くん。
卒業するまでは教師・生徒の関係を崩さないよう、振舞っていました。
そして、彼が卒業式を迎えた夜、お祝いにと服を脱いだ「渚さん」は、唐突に他の男との結婚話をしてきたのでした。
タイトルである程度バレてるかな。
８ページほどあるカラー原稿部分は彼の妄想。
白黒原稿が本編になっていました。
「渚さん」は頑張ってましたね。
ぜひ、続く「散華結実」とセットで読んでください。
えっち重視なため、お話にはやや唐突感ありましたが。
やはりカラー原稿から始まる「兄弟しゃぶり」は、「瀬織」さんと「真」・「一輝」
母親を亡くし、ふさぐ「真」、荒れる「一輝」という兄弟を身体で元気づける、みたいな漫画です。
詳しい事情は知りませんが、どちらも女々しいなぁ。
そんな２人に対して「瀬織さん」はかなり面倒見良く、えっちをもってじっくり優しくフォローしていました。
女神のような方ですねー。
「社宅妻・蓉子－午後の騎乗位レッスン－」、「奥様と使用人－乱れた和服－」という２話、さらに「バスガイド輪姦ツアー」、「輪姦祭」の複数系の合計４話はブラック系統。
まず「社宅妻・蓉子－午後の騎乗位レッスン－」は部長の愛人「田辺蓉子」さんが関係を続けるため、彼の求めに応じてその部下「一樹」偽装結婚をするというもの。
えっちは無論、いちおう妻として不足なくこなしているらしい「蓉子さん」
地味な顔して、部長はなかなかのヤリ手ですね。
なかなかエグいです。
これは「一樹くん」が真相を知ったら面白そうなんですが…。
「奥様と使用人－乱れた和服－」は、旧家「鷹司」の奥さま「時子」が、金と権力を持つ「近衛」の妾になるというもの。
１人残っていた使用人「久我」に対し、その望みを叶えるのでした。
こちらはブラックと言うより、文学的な感じ。
真っ直ぐに頑張る彼に対し、奥さま「時子さん」はさすがに堂々とした振舞いです。
こちらも、近衛家に入った「時子さん」のその後が見たいですね。
げんなりするようなえっちされちゃってたりして。
続く「バスガイド輪姦ツアー」、「輪姦祭」の２話はどちらも複数えっち。
前者はバスガイド「三輪」さんが裏のエロいサービス”夜の社交会”を担当するというもの。
いちおう合意の上で、どうやら特別手当も出る様子。
「三輪さん」は家庭の事情で仕方なくそれに参加しており、運転手「狭野」とラブラブというのがポイントになっていました。
後者は山奥の地元に続く裏の儀式パターン。
村長から巫女になるよう強要されていた妹「風華」
久しぶりに村へ戻っていた「唯」は、彼女の代わりに巫女を担当するのでした。
彼氏「卓哉」くんは事情を知っていたようですが…あの場面ではどっちも止められないか。
非常に重い話で、オチにげんなりすると思います。
※左：バスガイド「三輪さん」、右：みゆさん
ヒロインは可愛く巨乳揃いです。
ほか「濡れ乳アタック」、「３Ｐ保健室」の２話はラブコメちっく。
「濡れ乳アタック」は、なかなかはっきりしない「将太」くんに、「みゆ」さんが雨でびしょ濡れになったという切っ掛けでアプローチするもの。
「シャツの…胸の辺りがきつくて上手く留められないの…」
とか言ってた１コマがいいですね。
その後には胸圧でボタンをはじき飛ばしていましたよ。
「３Ｐ保健室」は「健」くんを幼馴染み「友香」・保健医「二見」が取り合うというもの。
この漫画の凄いところは、「健くん」の想い人が別であること。
勝手に勝負で盛り上がっていた２人に対する一言が秀逸でした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵３： 良い・悪いの差が極端でした。漫画はもう２、３歩足りないかと。
・話３： 全体的にシリアス傾向です。これはコレでまた良かったですが。
・独２： イラストなど絵が売りだと思うので、ちょっと問題ではないかなぁ。
合計：［８／１５］
出版社さんも違い、前巻とはかなり趣の違う１冊です。
お話はもう少し軽い方がいいかなー。
 | 恥ずかしい乳房 (エンジェルコミックス) (2011/04/16) 狼 亮輔 商品詳細を見る |
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