■発情彼女 (草野ゆぅ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・積極的
・おまけ: あとがき、描き下ろし「おまけマンガ」、
カバー裏にSD絵。
・その他: カラー(4P)、短編×13(うち「ヤル気シリーズ」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「草野ゆぅ(くさの・ゆぅ)」センセの「発情彼女」です。
なんだか久しぶりな気がする「華陵COMICS」ですね。
↓表紙のあれはタイツかな。
なんとなく、そこに引っぱられました(笑)
さて、本日は「草野ゆぅ」センセです。
ひでるさんはこちらが初見。
お名前の「う」は、「ぅ」と小さくて良いみたい。
今回の「発情彼女」でたぶん2冊目。
ちなみに、センセの初単行本「じぃ・ぷれい」は…アンソロジーでしょうか?
どうにも見覚えあるキャラが表紙を飾っていましたが。
今回単行本には区切りのページなど余裕はあったっぽいんですが、あとがき収録はなく、またHPも更新されてなく、いまいち詳細は分かりませんでした。
収録は中編のシリーズと、短編による構成。
正直なところ、絵についてはもう少し頑張ってほしい感じ。
しかし、キャラが良いのかお話が良いのか、個人的にはそう違和感なく、楽しく読めました。
※瑞保さん
この雰囲気が良いんですね。
しれっとした独特のテンションが可愛い「瑞保」さんの「ヤル気シリーズ」
冒頭のカラーショート「ヤル気あります!」は、「和泉」くんの寝込みを襲うパターン。
彼を起こしに行った筈なんですが、ただえっちをして、そのまま帰ってしまうのでした。
それでいいのか。
ラストコマの充実した表情が可愛いです。
「ヤル気を出して」は、タバコで雑誌を見つつ、彼のアレを足でもぞもぞしている「瑞保さん」
片手間ですよー。
彼の言葉から察するに、そもそも恥ずかしさからのようでした。
広義でのツンデレですかね、彼女は。
迫ってきた彼に対して、根性焼きで迎撃してたりします。
アレはひでぇなぁ。
同じ大学に進学してきた「瑞保さん」との風景「ヤル気を出しすぎ!」
大きめな帽子がキュートですが、しれっとした感じは相変わらず。
タバコは止めたようで、口寂しいのか飴を咥えてました。
進学で何らか心境の変化あったのか、よりラブラブになってます。
あの掴みどころなさそうな普段と、激しいえっちの差が素敵でした。
収録での最終話「ヤル気が空回り」は、「瑞保さん」視点でのエピソード。
お話は彼の部屋で見つけた雑誌を真似して、裸エプロンで出迎えるというもの。
あちこちに彼女の一人称が差し込まれ、しれっとした反応の裏が楽しめます。
見たかったような、あえて描かなくてもよかったような…どうでしょう?
あまり積極的過ぎると、最大の魅力が失われてしまうのが困ったところですね。
ちなみに、婦警「未奈」さんとの短編「捕まえた!」
こちらの後半部分には、たぶん先のエピソードと同一人物だろう「瑞保さん」が顔を見せていました。
トイレを我慢できなかった、男の子「ハル」くんとのえっちでした。
元気になってたソレを目前にしたら、とりあえず口にするというのは成年漫画のお約束。
こちらもセオリー通りでした。
実に早かったですよー。
制服だったりもするんですが、お仕事の設定は”声を掛けるのが自然”という以外に役立ってはいないみたい。
勿体ないですね。
※左:希ちゃん、右:佳澄さん
「希ちゃん」はぽーっとした表情が可愛かったです。
眼鏡を掛けるとえっちに豹変する…という幼馴染み「佳澄」さんと「勇司」くんのエピソード「フレーム淫」
なかなか素直に自分の気持ちを伝えられない彼女。
眼鏡の力を借りて、彼に迫るという展開です。
突飛な設定ですが…やや勢いはないかなー。
別に眼鏡まで手が届かない距離でもなく、「勇司くん」も本気で彼女を尊重したいなら奪い取れそうですからね。
また、眼鏡あっても本来の気持ちまで吹っ飛ぶ訳ではないようで、単に「佳澄さん」がそう演じているだけみたい。
なんというか、プレイっぽいのよ。
どうせなら、もっと劇的に豹変しちゃっても良かったのでは。
(※あるいは、まるでその気ない彼女に眼鏡を掛けさせ、えっちに持ち込むという男子側メインのパターンとか)
なお、このカップルはあとがき代わりみたいな「おまけマンガ」にも登場。
そちらでも「佳澄さん」は自ら眼鏡をかけ、えっちを楽しんでいます。
アニメキャラのシームレスドール「椛」が意識を持って動き出すというファンタジー「こんにちは3次元ドリーム」
前フリが少ないので、やや突飛な感じ。
たぶんサイズから動く・喋るとかなり変化している様子。
ただし、彼はいまいち状況を理解しきれていないのか、淡々とそれに対しておりました。
可愛らしいからね。
お茶をこぼしたことを切っ掛けに、お風呂えっち展開になっています。
半開きっぽい目と、言葉数少なく、背丈ぎりぎりの物を取ってもらうのに目で訴えるコマが好き。
妹「月夜」さんとの近親短編「たっち・まいしすたー」
胸のサイズをからかった兄の言葉”大きくなるよう揉んでやろうか”、を真に受けるという流れ。
いちおうコレが初めてのようなんですが、そんなんマジにやっちゃーダメよ。
もともと「月夜さん」も好意はあったっぽいですけどね。
一方、「ベタあね」は小さいお姉ちゃん。
タイトルそのまま弟「たーくん」にべったりで、甘えまくっていました。
背丈の違いから、抱きつくとぶら下がるみたいになってます。
あんなん、ちょっとイイかも。
また、ここは何と言っても胸を見せるまでのやり取りが秀逸。
胸元が見えた彼女に対し、
「姉さんブラはどうしたの?」
「たーくんお姉ちゃんの身体みたいの?」
とかなんとか、即座に返していました。
これは当て身投げみたいなもんでしょうねー。
先の「月夜さん」同様にやたら控え目なサイズでしたが(笑)
貧乳バンザイ。
ちなみに、カラー原稿と描き下ろしを除くと、こちらが最新原稿のようでした。
はっちゃけ義姉との「原因は兄嫁」
やはり普段からのアピール過剰で、寝ている彼女に思わず「弘樹」くんが手を出してしまう展開。
漫画では”えっちされちゃう”みたいになっていたものの、オチのあれはかなり深刻です。
それから察するに、こちらも当て身投げだったのかも。
※左:小さいお姉ちゃん、右:はっちゃけ義姉
どちらも可愛いお姉ちゃんでした。
ほか、短編「舐めさせて!」は、汗フェチな彼女のお話。
「ごめんっ、大人しく拉致られて」
学校内でのそんな台詞がキュートだった「希(のぞみ)」ちゃん。
「倉田」くんが引くくらいに、ぺろぺろしてましたね。
ラブラブです。
せっかくスパッツだったのに、あっさり脱いでしまったのは残念。
竹刀片手に道着姿な教師「小春」は、普段厳しい教師。
男子生徒に道場内での1人えっちを撮影され、脅されたんですが~という「脅しは計画的に」
当初「小春さん」はうろたえていたものの、年上で剣道の心得もあり、あっさり逆襲しておりました。
見た目そのまま弱気なのはバレバレで、そもそも向いていないんでしょう。
まぁ、切っ掛けにはなったようでしたが。
こざっぱりとした描き込みのすっきり系。
濃淡は適度なくらい。
個人的にはちらほら乱れ・崩れを感じましたが、単行本全体では可愛くまとまっていたと思います。
コメディー崩しも違和感ないですね。
どっちかと言うと、好みな作画でした。
なんらかの雰囲気があり、描き慣れ、洗練されればいいんですが…作風~みたいな所にはまだ至っておりません。
今後に期待です。
だいたいは↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 気になる箇所はあったものの、読むにそう違和感はありません。
・話3: ややページが足りない印象がありました。
・独4: 「瑞保さん」のシリーズほか、キャラに強さがあります。
合計:[10/15]
カバー裏のSD絵がキュートです。
こうした崩しバランスの良い方は巧いと思うので、次巻はまた見逃せません。
発情彼女 (OKS COMIX)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・積極的
・おまけ: あとがき、描き下ろし「おまけマンガ」、
カバー裏にSD絵。
・その他: カラー(4P)、短編×13(うち「ヤル気シリーズ」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「草野ゆぅ(くさの・ゆぅ)」センセの「発情彼女」です。
なんだか久しぶりな気がする「華陵COMICS」ですね。
↓表紙のあれはタイツかな。
なんとなく、そこに引っぱられました(笑)
さて、本日は「草野ゆぅ」センセです。
ひでるさんはこちらが初見。
お名前の「う」は、「ぅ」と小さくて良いみたい。
今回の「発情彼女」でたぶん2冊目。
ちなみに、センセの初単行本「じぃ・ぷれい」は…アンソロジーでしょうか?
どうにも見覚えあるキャラが表紙を飾っていましたが。
今回単行本には区切りのページなど余裕はあったっぽいんですが、あとがき収録はなく、またHPも更新されてなく、いまいち詳細は分かりませんでした。
収録は中編のシリーズと、短編による構成。
正直なところ、絵についてはもう少し頑張ってほしい感じ。
しかし、キャラが良いのかお話が良いのか、個人的にはそう違和感なく、楽しく読めました。
※瑞保さん
この雰囲気が良いんですね。
しれっとした独特のテンションが可愛い「瑞保」さんの「ヤル気シリーズ」
冒頭のカラーショート「ヤル気あります!」は、「和泉」くんの寝込みを襲うパターン。
彼を起こしに行った筈なんですが、ただえっちをして、そのまま帰ってしまうのでした。
それでいいのか。
ラストコマの充実した表情が可愛いです。
「ヤル気を出して」は、タバコで雑誌を見つつ、彼のアレを足でもぞもぞしている「瑞保さん」
片手間ですよー。
彼の言葉から察するに、そもそも恥ずかしさからのようでした。
広義でのツンデレですかね、彼女は。
迫ってきた彼に対して、根性焼きで迎撃してたりします。
アレはひでぇなぁ。
同じ大学に進学してきた「瑞保さん」との風景「ヤル気を出しすぎ!」
大きめな帽子がキュートですが、しれっとした感じは相変わらず。
タバコは止めたようで、口寂しいのか飴を咥えてました。
進学で何らか心境の変化あったのか、よりラブラブになってます。
あの掴みどころなさそうな普段と、激しいえっちの差が素敵でした。
収録での最終話「ヤル気が空回り」は、「瑞保さん」視点でのエピソード。
お話は彼の部屋で見つけた雑誌を真似して、裸エプロンで出迎えるというもの。
あちこちに彼女の一人称が差し込まれ、しれっとした反応の裏が楽しめます。
見たかったような、あえて描かなくてもよかったような…どうでしょう?
あまり積極的過ぎると、最大の魅力が失われてしまうのが困ったところですね。
ちなみに、婦警「未奈」さんとの短編「捕まえた!」
こちらの後半部分には、たぶん先のエピソードと同一人物だろう「瑞保さん」が顔を見せていました。
トイレを我慢できなかった、男の子「ハル」くんとのえっちでした。
元気になってたソレを目前にしたら、とりあえず口にするというのは成年漫画のお約束。
こちらもセオリー通りでした。
実に早かったですよー。
制服だったりもするんですが、お仕事の設定は”声を掛けるのが自然”という以外に役立ってはいないみたい。
勿体ないですね。
※左:希ちゃん、右:佳澄さん
「希ちゃん」はぽーっとした表情が可愛かったです。
眼鏡を掛けるとえっちに豹変する…という幼馴染み「佳澄」さんと「勇司」くんのエピソード「フレーム淫」
なかなか素直に自分の気持ちを伝えられない彼女。
眼鏡の力を借りて、彼に迫るという展開です。
突飛な設定ですが…やや勢いはないかなー。
別に眼鏡まで手が届かない距離でもなく、「勇司くん」も本気で彼女を尊重したいなら奪い取れそうですからね。
また、眼鏡あっても本来の気持ちまで吹っ飛ぶ訳ではないようで、単に「佳澄さん」がそう演じているだけみたい。
なんというか、プレイっぽいのよ。
どうせなら、もっと劇的に豹変しちゃっても良かったのでは。
(※あるいは、まるでその気ない彼女に眼鏡を掛けさせ、えっちに持ち込むという男子側メインのパターンとか)
なお、このカップルはあとがき代わりみたいな「おまけマンガ」にも登場。
そちらでも「佳澄さん」は自ら眼鏡をかけ、えっちを楽しんでいます。
アニメキャラのシームレスドール「椛」が意識を持って動き出すというファンタジー「こんにちは3次元ドリーム」
前フリが少ないので、やや突飛な感じ。
たぶんサイズから動く・喋るとかなり変化している様子。
ただし、彼はいまいち状況を理解しきれていないのか、淡々とそれに対しておりました。
可愛らしいからね。
お茶をこぼしたことを切っ掛けに、お風呂えっち展開になっています。
半開きっぽい目と、言葉数少なく、背丈ぎりぎりの物を取ってもらうのに目で訴えるコマが好き。
妹「月夜」さんとの近親短編「たっち・まいしすたー」
胸のサイズをからかった兄の言葉”大きくなるよう揉んでやろうか”、を真に受けるという流れ。
いちおうコレが初めてのようなんですが、そんなんマジにやっちゃーダメよ。
もともと「月夜さん」も好意はあったっぽいですけどね。
一方、「ベタあね」は小さいお姉ちゃん。
タイトルそのまま弟「たーくん」にべったりで、甘えまくっていました。
背丈の違いから、抱きつくとぶら下がるみたいになってます。
あんなん、ちょっとイイかも。
また、ここは何と言っても胸を見せるまでのやり取りが秀逸。
胸元が見えた彼女に対し、
「姉さんブラはどうしたの?」
「たーくんお姉ちゃんの身体みたいの?」
とかなんとか、即座に返していました。
これは当て身投げみたいなもんでしょうねー。
先の「月夜さん」同様にやたら控え目なサイズでしたが(笑)
貧乳バンザイ。
ちなみに、カラー原稿と描き下ろしを除くと、こちらが最新原稿のようでした。
はっちゃけ義姉との「原因は兄嫁」
やはり普段からのアピール過剰で、寝ている彼女に思わず「弘樹」くんが手を出してしまう展開。
漫画では”えっちされちゃう”みたいになっていたものの、オチのあれはかなり深刻です。
それから察するに、こちらも当て身投げだったのかも。
※左:小さいお姉ちゃん、右:はっちゃけ義姉
どちらも可愛いお姉ちゃんでした。
ほか、短編「舐めさせて!」は、汗フェチな彼女のお話。
「ごめんっ、大人しく拉致られて」
学校内でのそんな台詞がキュートだった「希(のぞみ)」ちゃん。
「倉田」くんが引くくらいに、ぺろぺろしてましたね。
ラブラブです。
せっかくスパッツだったのに、あっさり脱いでしまったのは残念。
竹刀片手に道着姿な教師「小春」は、普段厳しい教師。
男子生徒に道場内での1人えっちを撮影され、脅されたんですが~という「脅しは計画的に」
当初「小春さん」はうろたえていたものの、年上で剣道の心得もあり、あっさり逆襲しておりました。
見た目そのまま弱気なのはバレバレで、そもそも向いていないんでしょう。
まぁ、切っ掛けにはなったようでしたが。
こざっぱりとした描き込みのすっきり系。
濃淡は適度なくらい。
個人的にはちらほら乱れ・崩れを感じましたが、単行本全体では可愛くまとまっていたと思います。
コメディー崩しも違和感ないですね。
どっちかと言うと、好みな作画でした。
なんらかの雰囲気があり、描き慣れ、洗練されればいいんですが…作風~みたいな所にはまだ至っておりません。
今後に期待です。
だいたいは↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 気になる箇所はあったものの、読むにそう違和感はありません。
・話3: ややページが足りない印象がありました。
・独4: 「瑞保さん」のシリーズほか、キャラに強さがあります。
合計:[10/15]
カバー裏のSD絵がキュートです。
こうした崩しバランスの良い方は巧いと思うので、次巻はまた見逃せません。
発情彼女 (OKS COMIX)
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