■Only You (青木幹治)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ラブコメ・貧乳
・おまけ: あとがき4コマ、描き下ろし「彼女は矢島さん」、
カバー裏に作品解説・漫画「トリプル・ツインテール」
・その他: カラー(12P)、短編×13
(うち「節子さん」シリーズ」×5、「天崎さん」シリーズ×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「青木幹治(あおき・かんじ)」センセの「Only You」です。
先日、故あって体力ないのに山登りなんてしまして。
往復はちょうど2時間程度の山なんですが、バテバテになりました。
山自体が神様ということで、そのうち表ブログの方に詳細を掲載しますんで、興味ある方は覗いてみてください。
…そんな訳で、現在も本調子ではありません(笑)
さて、本日は「矢島節子」さんのシリーズが記憶に残る「青木幹治」センセです。
こちらの「Only You」が2冊目ですね。
初単行本「さよなら、おっぱい」はブログで取り上げさせて頂き、お話というかキャラが非常に良かったんです。
今回も同様。
ぐいっと、ヒロインらに引っ張られる感覚でした。
※矢島節子
ぜひ、前巻と共にお楽しみください。良かったです!
収録は、ありがとうございます、と言いたい「矢島節子」さんのシリーズを中心に、ほか短編という風情。
やっぱり今回もロリでない貧乳漫画集となってます。
”むしろ貧乳じゃなきゃダメ!”
…とか、紹介帯に書いてありましたが、その通りですね。
「今年の誓い」とも合致してます。
そんな訳で、完結してしまうのがやたらめったら惜しい、「矢島節子」さんのシリーズです。
今回は描き下ろし「彼女は矢島さん」を含めて5話ほど収録されているんですが、時間の流れがあり、結婚して子供を成して…と、彼女らカップルの歩み一部を切り取って見せられる、壮大な大河ドラマちっくな感覚がありました。
思わず前巻「さよなら、おっぱい」を読み返してしまいましたよ。
前巻収録の「兎の節子さん」の続きになるという「Fetishist節子さん」
よくよく読んではっきり思い出しましたが、そちらでも学生時代から就職までが描かれていましたね。
いきなりメイド服で家事をしている「節子さん」
就職・同棲生活をしており、仕事に疲れた「マサくん」こと「工藤正臣」くんを癒す目的。
「全力で御奉仕してあげるから全力で休養しなさい」
そんな事を言っていました。
これは嬉しい。
「マサくん」は歳を考えろ、とか思っていましたが、あのしれっとした表情とメイド服の相性は抜群。
色々言ってましたが、最後のコマに注目です。
なんだかこちらがじーんときますよ。
いきなりコスプレな「節子さん」が、花嫁衣装で部屋にいたという「花嫁節子さん」
えっち最中に言ってることがまた可愛いんだ。
前半の台詞がまた非常に良いんですね。
いかにも彼女らしいですね。
「節子さん」がそうしたキャラであるためか、お話はよりリアルで、独特な緊張感と静寂がありました。
なんだかこちらもじーんと…って、ついさっきも書きましたか。
そんなこんなで、ついに人妻となってしまった「節子さん」の「新妻節子さん」
エプロン姿で髪をポニーテールにしてます。
あれは…背中からいきたくなりますねー。
いいなぁ。
「マサくん」の反応もいちいち面白く、やり取りはあーでもどこか安定しており、成熟したカップルという風情でした。
コスプレから、「お母さんかわいー!!」なんて衝撃な台詞で始まる最終話「彼女は節子さん」
うわわ、娘さん登場ですか。
女の子だし、なるほどそーした反応になるのかも。
漫画でも描かれていますが、「節子さん」の意外な反応が素敵。
オチでも良い事を言ってました。
描き下ろし「彼女は矢島さん」は…なるほど、2人の出会い話なんですね。
1話目「しましま節子さん」でのシチュエーションであった、屋上・制服という舞台での彼女が見れました。
えっちシーンはないものの、これまでのシリーズの流れと「節子さん」のキャラがためか、楽しく見させていただきました。
やっぱり…このまま終えてしまうのは惜しいですよ。
ちらほら程度でも良いので、ぜひ今後も「節子さん」を見続けたいです。
なにげに「節子さん」がゲスト出演していた短編「若社長と島津君」
こちらに登場する社長さんが学生時代見て憧れたのが…たぶん「節子さん」、そしてブルマーという訳で。
秘書「島津」さんがその願いを叶えるべく、ブルマー姿で登場するのでした。
厚い唇が特徴のヒロイン。
「節子さん」と似た雰囲気をもっていましたが、また違った可愛さあるのかな。
休暇を頂いてよろしいでしょうか、という冒頭があー展開するとは意外。
※左:ジョセさん、右:義妹「三子ちゃん」
ツインテールな2人。皆さん魅力的でした。
カバー裏に登場している、ユニット名「トリプル・ツインテール」な3名の漫画「Template and Chocolate」、「Black Box Girl」、「Active Canine」・「ビキニでお邪魔」という4話。
まず、「Template and Chocolate」はツインテールなツンデレさんで、幼馴染みな間柄という王道ネタ。
バレンタインで、「ジョセ」さんが「吉田」くんにチョコレートを渡すお話。
口と共に身体が動いてしまうタイプで、手足が出ています。
照れもあって、本来のを隠して20円の チロリチョコなんですが、その渡し方が秀逸。
「わけがわからない…」
と言っていた「吉田くん」はその通りでしょう。
あの胸をいきなり見せてるところが、愛情の深さだと思います。
義妹「三子」ちゃんとのお話「Black Box Girl」
こちらは黒髪のツインテールで、半開きな目が特徴…かと思いましたが、あれは故意にそうした態度を見せてるだけですね。
友人らの悪ふざけによって、初家族の雰囲気をぶち壊してしまった兄「圭一」くん。
その気まずいイメージを引きずってていた彼を、「三子ちゃん」は誘惑してくるのでした。
あの、いかにも成年漫画なシチュエーションで、なかなか動かない「圭一くん」は現実的。
どっちかと言うと、アンリアルな感じでしょうからねー。
彼が手を出すのは、結局相当後半になってからのこと。
オチの彼女はまた魅力的でした。
「Active Canine」・「ビキニでお邪魔」の「天崎」さんは、ツインテールに八重歯とツリ目な女性。
カラー原稿によると髪は赤で塗られ、先の2人とはまったく違う雰囲気になっていました。
「金井」くんとは同級生ですが、まだ付き合う前。
お互いちょっと気になる存在であった2人のうち、夏休みに「天崎さん」が仕掛ける流れです。
うん、あーいう言い方しかできないんだろうなぁ。
マイクロビキニを描きたかった、という「ビキニでお邪魔」は4ページのカラーショート。
そちらにて、もう少し彼女のことが分かるようになっていました。
できれば学校の描写とか欲しいですねー。
2人の付き合いは結構意外な感じになっているのでは。
担当さんアドバイスによる、さわやか青春モノ「やりたい季節 新緑のさかり」
こちらが冒頭話ですね。
簡単には、初体験まで済ませたカップル「則安」・「陽菜」のうち、「陽菜さん」が2度目をしたくなるというもの。
ああ、それは男性側だって同じ事ですよ、「陽菜さん」
そんな彼女を知ってか知らずか、気遣った「則安くん」に対する彼女の表情が実に良いです。
こうしたキャラも素敵ですねー。
いかにも幸せそうで、見ていて気持ちの良いヒロインです。
そんな一方、「伏し目がちな彼女」は大人しく引っ込み思案な「宇佐見」さん。
ちょとした切っ掛けで、「宇佐見さん」を意識するようになった「小松」くん。
声を掛けると真っ赤になって照れるリアクションが気に入り、度々ちょっかいを出すようにしていたんですが…というもの。
彼の気持ちはまたよく分かるなぁ。
普通ならばアレで終わってしまっても不思議でないですが、「宇佐見さん」が頑張ったことで縁が切れずに済みました。
可愛いです。
さらにいぢめたくなりますわね。
ラストページもキュートてでした。
どきどきしますよ。
※左:秘書「島津さん」、右:メイド「香苗さん」
この「島津さん」のブルマー姿も素敵でした。
収録ではダントツに初期頃という「Iron Maid」はメイド「香苗」さんと坊ちゃん「晴彦」くん。
借金からメイドとなった「香苗さん」に好意を持つ「晴彦くん」でしたが、対等に付き合いたいという彼に対して、彼女はなかなか連れない態度だったのです。
「そんなに私がお気に入りなら押し倒せばどうです?」
そんな事を言っていました。
中盤に「香苗さん」の心情が描かれてますが、なかなか難儀な娘さん。
ただ、こんなキャラはいかにも「青木幹治」センセらしいですね。
絵柄の差は当然ながら強く感じましたが、キャラ・お話が良く、そう極端な落差でもないため、あまり気になりません。
そう、前回も述べたようにそう好きな系統ではないんですが…キャラと合って魅力的。
線は強めで全体的には鋭角なイメージ。
やや色は濃い目。
描き込みは気になるほどでなく、あっさりもしておらず。
個性的ではあるもののあちこちのバランスはあり、極端に人を選びません。
表現とか構図とかに違和感もなく。
ああした難しいキャラを生き生きと表現できる、技術ある方でしょう。
優れた漫画でした。
彩色原稿では「青木幹治」センセの魅力が発揮されておらず、判断に↓表紙らは不適当。
「コアマガジン」さんのHPか、ぎりぎり紹介帯のカット絵だと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖はあるものの、良い感じです。
・話5: 魅力的なキャラがお話をぐいぐいと牽引するイメージでした。
・独5: あまり見られないヒロイン群をお楽しみ下さい。
合計:[14/15]
「矢島節子さん」を筆頭に良かったです。
ヒロイン群らの交流していたカバー裏漫画も、より長く見たいですよ。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ラブコメ・貧乳
・おまけ: あとがき4コマ、描き下ろし「彼女は矢島さん」、
カバー裏に作品解説・漫画「トリプル・ツインテール」
・その他: カラー(12P)、短編×13
(うち「節子さん」シリーズ」×5、「天崎さん」シリーズ×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「青木幹治(あおき・かんじ)」センセの「Only You」です。
先日、故あって体力ないのに山登りなんてしまして。
往復はちょうど2時間程度の山なんですが、バテバテになりました。
山自体が神様ということで、そのうち表ブログの方に詳細を掲載しますんで、興味ある方は覗いてみてください。
…そんな訳で、現在も本調子ではありません(笑)
さて、本日は「矢島節子」さんのシリーズが記憶に残る「青木幹治」センセです。
こちらの「Only You」が2冊目ですね。
初単行本「さよなら、おっぱい」はブログで取り上げさせて頂き、お話というかキャラが非常に良かったんです。
今回も同様。
ぐいっと、ヒロインらに引っ張られる感覚でした。
※矢島節子
ぜひ、前巻と共にお楽しみください。良かったです!
収録は、ありがとうございます、と言いたい「矢島節子」さんのシリーズを中心に、ほか短編という風情。
やっぱり今回もロリでない貧乳漫画集となってます。
”むしろ貧乳じゃなきゃダメ!”
…とか、紹介帯に書いてありましたが、その通りですね。
「今年の誓い」とも合致してます。
そんな訳で、完結してしまうのがやたらめったら惜しい、「矢島節子」さんのシリーズです。
今回は描き下ろし「彼女は矢島さん」を含めて5話ほど収録されているんですが、時間の流れがあり、結婚して子供を成して…と、彼女らカップルの歩み一部を切り取って見せられる、壮大な大河ドラマちっくな感覚がありました。
思わず前巻「さよなら、おっぱい」を読み返してしまいましたよ。
前巻収録の「兎の節子さん」の続きになるという「Fetishist節子さん」
よくよく読んではっきり思い出しましたが、そちらでも学生時代から就職までが描かれていましたね。
いきなりメイド服で家事をしている「節子さん」
就職・同棲生活をしており、仕事に疲れた「マサくん」こと「工藤正臣」くんを癒す目的。
「全力で御奉仕してあげるから全力で休養しなさい」
そんな事を言っていました。
これは嬉しい。
「マサくん」は歳を考えろ、とか思っていましたが、あのしれっとした表情とメイド服の相性は抜群。
色々言ってましたが、最後のコマに注目です。
なんだかこちらがじーんときますよ。
いきなりコスプレな「節子さん」が、花嫁衣装で部屋にいたという「花嫁節子さん」
えっち最中に言ってることがまた可愛いんだ。
前半の台詞がまた非常に良いんですね。
いかにも彼女らしいですね。
「節子さん」がそうしたキャラであるためか、お話はよりリアルで、独特な緊張感と静寂がありました。
なんだかこちらもじーんと…って、ついさっきも書きましたか。
そんなこんなで、ついに人妻となってしまった「節子さん」の「新妻節子さん」
エプロン姿で髪をポニーテールにしてます。
あれは…背中からいきたくなりますねー。
いいなぁ。
「マサくん」の反応もいちいち面白く、やり取りはあーでもどこか安定しており、成熟したカップルという風情でした。
コスプレから、「お母さんかわいー!!」なんて衝撃な台詞で始まる最終話「彼女は節子さん」
うわわ、娘さん登場ですか。
女の子だし、なるほどそーした反応になるのかも。
漫画でも描かれていますが、「節子さん」の意外な反応が素敵。
オチでも良い事を言ってました。
描き下ろし「彼女は矢島さん」は…なるほど、2人の出会い話なんですね。
1話目「しましま節子さん」でのシチュエーションであった、屋上・制服という舞台での彼女が見れました。
えっちシーンはないものの、これまでのシリーズの流れと「節子さん」のキャラがためか、楽しく見させていただきました。
やっぱり…このまま終えてしまうのは惜しいですよ。
ちらほら程度でも良いので、ぜひ今後も「節子さん」を見続けたいです。
なにげに「節子さん」がゲスト出演していた短編「若社長と島津君」
こちらに登場する社長さんが学生時代見て憧れたのが…たぶん「節子さん」、そしてブルマーという訳で。
秘書「島津」さんがその願いを叶えるべく、ブルマー姿で登場するのでした。
厚い唇が特徴のヒロイン。
「節子さん」と似た雰囲気をもっていましたが、また違った可愛さあるのかな。
休暇を頂いてよろしいでしょうか、という冒頭があー展開するとは意外。
※左:ジョセさん、右:義妹「三子ちゃん」
ツインテールな2人。皆さん魅力的でした。
カバー裏に登場している、ユニット名「トリプル・ツインテール」な3名の漫画「Template and Chocolate」、「Black Box Girl」、「Active Canine」・「ビキニでお邪魔」という4話。
まず、「Template and Chocolate」はツインテールなツンデレさんで、幼馴染みな間柄という王道ネタ。
バレンタインで、「ジョセ」さんが「吉田」くんにチョコレートを渡すお話。
口と共に身体が動いてしまうタイプで、手足が出ています。
照れもあって、本来のを隠して20円の チロリチョコなんですが、その渡し方が秀逸。
「わけがわからない…」
と言っていた「吉田くん」はその通りでしょう。
あの胸をいきなり見せてるところが、愛情の深さだと思います。
義妹「三子」ちゃんとのお話「Black Box Girl」
こちらは黒髪のツインテールで、半開きな目が特徴…かと思いましたが、あれは故意にそうした態度を見せてるだけですね。
友人らの悪ふざけによって、初家族の雰囲気をぶち壊してしまった兄「圭一」くん。
その気まずいイメージを引きずってていた彼を、「三子ちゃん」は誘惑してくるのでした。
あの、いかにも成年漫画なシチュエーションで、なかなか動かない「圭一くん」は現実的。
どっちかと言うと、アンリアルな感じでしょうからねー。
彼が手を出すのは、結局相当後半になってからのこと。
オチの彼女はまた魅力的でした。
「Active Canine」・「ビキニでお邪魔」の「天崎」さんは、ツインテールに八重歯とツリ目な女性。
カラー原稿によると髪は赤で塗られ、先の2人とはまったく違う雰囲気になっていました。
「金井」くんとは同級生ですが、まだ付き合う前。
お互いちょっと気になる存在であった2人のうち、夏休みに「天崎さん」が仕掛ける流れです。
うん、あーいう言い方しかできないんだろうなぁ。
マイクロビキニを描きたかった、という「ビキニでお邪魔」は4ページのカラーショート。
そちらにて、もう少し彼女のことが分かるようになっていました。
できれば学校の描写とか欲しいですねー。
2人の付き合いは結構意外な感じになっているのでは。
担当さんアドバイスによる、さわやか青春モノ「やりたい季節 新緑のさかり」
こちらが冒頭話ですね。
簡単には、初体験まで済ませたカップル「則安」・「陽菜」のうち、「陽菜さん」が2度目をしたくなるというもの。
ああ、それは男性側だって同じ事ですよ、「陽菜さん」
そんな彼女を知ってか知らずか、気遣った「則安くん」に対する彼女の表情が実に良いです。
こうしたキャラも素敵ですねー。
いかにも幸せそうで、見ていて気持ちの良いヒロインです。
そんな一方、「伏し目がちな彼女」は大人しく引っ込み思案な「宇佐見」さん。
ちょとした切っ掛けで、「宇佐見さん」を意識するようになった「小松」くん。
声を掛けると真っ赤になって照れるリアクションが気に入り、度々ちょっかいを出すようにしていたんですが…というもの。
彼の気持ちはまたよく分かるなぁ。
普通ならばアレで終わってしまっても不思議でないですが、「宇佐見さん」が頑張ったことで縁が切れずに済みました。
可愛いです。
さらにいぢめたくなりますわね。
ラストページもキュートてでした。
どきどきしますよ。
※左:秘書「島津さん」、右:メイド「香苗さん」
この「島津さん」のブルマー姿も素敵でした。
収録ではダントツに初期頃という「Iron Maid」はメイド「香苗」さんと坊ちゃん「晴彦」くん。
借金からメイドとなった「香苗さん」に好意を持つ「晴彦くん」でしたが、対等に付き合いたいという彼に対して、彼女はなかなか連れない態度だったのです。
「そんなに私がお気に入りなら押し倒せばどうです?」
そんな事を言っていました。
中盤に「香苗さん」の心情が描かれてますが、なかなか難儀な娘さん。
ただ、こんなキャラはいかにも「青木幹治」センセらしいですね。
絵柄の差は当然ながら強く感じましたが、キャラ・お話が良く、そう極端な落差でもないため、あまり気になりません。
そう、前回も述べたようにそう好きな系統ではないんですが…キャラと合って魅力的。
線は強めで全体的には鋭角なイメージ。
やや色は濃い目。
描き込みは気になるほどでなく、あっさりもしておらず。
個性的ではあるもののあちこちのバランスはあり、極端に人を選びません。
表現とか構図とかに違和感もなく。
ああした難しいキャラを生き生きと表現できる、技術ある方でしょう。
優れた漫画でした。
彩色原稿では「青木幹治」センセの魅力が発揮されておらず、判断に↓表紙らは不適当。
「コアマガジン」さんのHPか、ぎりぎり紹介帯のカット絵だと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖はあるものの、良い感じです。
・話5: 魅力的なキャラがお話をぐいぐいと牽引するイメージでした。
・独5: あまり見られないヒロイン群をお楽しみ下さい。
合計:[14/15]
「矢島節子さん」を筆頭に良かったです。
ヒロイン群らの交流していたカバー裏漫画も、より長く見たいですよ。
Only You (ホットミルクコミックス) (2011/08/10) 青木幹治 商品詳細を見る |
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