■桃娘 ももむすめ (桃之助)
★まんがデーター [6/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]ラブコメ・お姉さん
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
イラスト、カラー描き下ろし「桃娘」
・その他: 初単行本、携帯待ち受けFLASHプレゼント、
カラー(4P)、短編×9(うち「ももこなでしこ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桃之助(もものすけ)」センセの「桃娘 ももむすめ」です。
知ってますか?
サントリーはBOSSの缶コーヒーにウルトラマンのグッズがついていることを!
★参照:「サントリーコーヒー ボス キャンペーン ウルトラマンシリーズコレクション」
もう、コレが最高!!
1缶用が10タイプ、2缶用で5タイプだって。
コンプリートはなかなか厳しいですね。
それぞれシリーズの車については、なんとか集めたいと思います。
やっぱり「ポインター」かなー。
■桃娘 ももむすめ (桃之助)
★構成・概要 一般えっち系
こちらが初単行本。
収録は、ほぼ短編による構成です。
1話のみ連続モノありましたが、そちらは原稿時期最も古く、内容もはっちゃけた感じ。
↓表紙・裏表のイメージとは違うかなー。
ヒロインはお姉さん系が多めでしたけど、そちらから感じられるような、しっとり・官能的な雰囲気があるかというと、そうでもなく。
ちょっと↓表紙が巧くハマり過ぎた感覚です。
カラー描き下ろしの「桃娘」で彼女は堪能できるものの、和服からして1人だけでした。
あまり引っ張られ過ぎないよう、ご用心。
※左:桜木さん、右:橘さん
できれば、こんな感じでまとめてほしかったですが。
★収録話 9話収録
005:「勿忘草(わすれなぐさ)」
引越しの際のアクシデントから、「壱宮」は同じアパートに住む人妻「桜木」に強い想いを抱いておりました。
仕事も手につかなくなるほどで、困惑していたところ…夜に顔を見せた彼女を押し倒してしまうのです。
これはオチにてびっくりする漫画。
ううん、なるほどねぇ。
お話としては面白いものの、彼にまったく何も残っていないのは、漫画的に面白味がないような。
個人的に好きなタイプなんですが、微妙に好みとズレてしまったかと。
なお、タイトル左の数値はページ数となっています。
025:「従×属」
もともとサラリーマンだった主人公「修平」くん。
父の入院から、彼女を東京に残したまま、急遽実家の酒屋を継ぐこととなってしまったのでした。
そちらにはお手伝いの「佐藤」さんがおり、彼女とうまく稼業をこなしていたんですが…と、そんな感じ。
ちょっと無理矢理ですかね。
「修平くん」の心理描写ももう1歩、2歩という風情でした。
ツッコミ入れたい所はあちこちありますが、そんなんはやめにして。
ぴっちりと張り付いた服とかおへそはいい感じなんですが、あの下着の野暮ったいデザインが勿体なかったと思います。
タイトルは大袈裟で勘違いしそう。
045:「愛人遊戯」
雨の日に出会った、和服美人な「橘」さんとのお話。
屋敷に1人で住むミステリアスな女性で、毎日のように訪ねていた「高橋」くん。
しかし、態度を変えた彼女は別の男性を迎え入れていたのでした。
色っぽい年上女性で、↓表紙に釣り上げられた方に最も刺さりそうな短編。
えっちに至る流れもいいですね。
ただ、ラストのページは、じんわり示す程度にとどめた方がまとまったかも。
しつこいかな。
067:「桃色てんぷてーしょん」
「私の命令なんでも聞いてくださいね」
そんな事を言う、可愛いけどミステリアスな「桃江」さんに一目惚れした「柿崎」くんのお話。
これは冒頭の流れがイマイチ。
分かり辛いまではないですが、テンポ悪いです。
また、先の「修平くん」と同様で、男性「柿崎くん」の言動も共感できるものではなく。
ヒロイン「桃江さん」も、魅力的なキャラには感じませんでした。
容姿はいいんですけどね。
085:「私ノ帰ル家」
東京でモデルとしてデピューした、幼馴染みの妹的存在「吉絵」さん。
父と共に定食屋を営む「健吾」は、突然帰省した彼女のある噂を耳にしてしまうのでした。
これも男性の心理がぶっと飛んでますね。
まるで子供以下なことをしており、ストーリーを陳腐なものにしています。
あー描くのであれば、前フリが足りないかと。
さらに、その直後である浜辺の2人がまた酷い。
眼鏡な「吉絵さん」のビジュアルはいいんですが。
103:「残念なんて言わないで」
会社では眼鏡で地味な印象だった、契約社員の「山田」さん。
しかし、その素顔は可愛らしく、偶然に彼女の派手な下着を目撃していた「朝霧」くんは、忘れ物の眼鏡を届けに自ら向かったのでした。
これまた、だいぶ端折った描かれ方ですね。
眼鏡・派手な下着というポイントついて説明なく。
ドジという設定の割に多く仕事が割り振られているなど、あちこちの描写もよく分かりません。
125:「ももこなでしこ」
収録では唯一の連続モノ。
下っ端サラリーマン「真田修一」は、実は社長令嬢という噂のある「桃子」と社の皆には内緒のままこっそり結婚していました。
そんな彼に想いを寄せていた先輩「相沢あかり」
近くに住んでいた彼女は、偶然「修一」の部屋にもう1人の人影を目撃してしまったのでした。
酒の席で迫る「あかり」に対し、「修一」は…と、そんな前後編。
一般えっち漫画でありそうね。
お話の長さがため、実は社長令嬢という設定は生かし切れておらず、かといってそう長々続けるほどの雰囲気もなく。
優等生な「桃子さん」より、「あかりさん」のがこれから面白い存在になりそうでした。
※左:桃江さん、右:山田さん
後半ヒロインは可愛らしい感じですね。
★絵柄
強めな濃淡。
コマ割りは中小でやや細かく、ページは賑やかでした。
全体的に濃い目でした。
ゆったりとした曲線で、特に目立つような乱れはありません。
ただし、バランスについては微妙で崩れ気味。
なんとなく…身体の割に頭が大きく見えるんですよ。
それでいて顔のパーツ配置など、窮屈そうな時があります。
個人的に、台詞と表情がしっくり感じません。
動きのある絵も弱め。
また、そう時期に差はなかったものの、古めな原稿はもっさりとしていて微妙。
新しいのは洗練されて奇麗だったので、次回に期待ですかね。
★その他
描かれている「桃之助」センセは、こちら「桃娘 ももむすめ」が初単行本。
絵柄はまとまっている方だと思います。
ただ、お話についてはどれも描き切れていない印象で、↓表紙が雰囲気あっただけ落差がありました。
もっとシンプルでもいいかなぁ。
なお、お名前がためか、あちこちに「桃」が散らばってましたね。
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・絵 :■■□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]ラブコメ・お姉さん
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
イラスト、カラー描き下ろし「桃娘」
・その他: 初単行本、携帯待ち受けFLASHプレゼント、
カラー(4P)、短編×9(うち「ももこなでしこ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桃之助(もものすけ)」センセの「桃娘 ももむすめ」です。
知ってますか?
サントリーはBOSSの缶コーヒーにウルトラマンのグッズがついていることを!
★参照:「サントリーコーヒー ボス キャンペーン ウルトラマンシリーズコレクション」
もう、コレが最高!!
1缶用が10タイプ、2缶用で5タイプだって。
コンプリートはなかなか厳しいですね。
それぞれシリーズの車については、なんとか集めたいと思います。
やっぱり「ポインター」かなー。
■桃娘 ももむすめ (桃之助)
★構成・概要 一般えっち系
こちらが初単行本。
収録は、ほぼ短編による構成です。
1話のみ連続モノありましたが、そちらは原稿時期最も古く、内容もはっちゃけた感じ。
↓表紙・裏表のイメージとは違うかなー。
ヒロインはお姉さん系が多めでしたけど、そちらから感じられるような、しっとり・官能的な雰囲気があるかというと、そうでもなく。
ちょっと↓表紙が巧くハマり過ぎた感覚です。
カラー描き下ろしの「桃娘」で彼女は堪能できるものの、和服からして1人だけでした。
あまり引っ張られ過ぎないよう、ご用心。
※左:桜木さん、右:橘さん
できれば、こんな感じでまとめてほしかったですが。
★収録話 9話収録
005:「勿忘草(わすれなぐさ)」
引越しの際のアクシデントから、「壱宮」は同じアパートに住む人妻「桜木」に強い想いを抱いておりました。
仕事も手につかなくなるほどで、困惑していたところ…夜に顔を見せた彼女を押し倒してしまうのです。
これはオチにてびっくりする漫画。
ううん、なるほどねぇ。
お話としては面白いものの、彼にまったく何も残っていないのは、漫画的に面白味がないような。
個人的に好きなタイプなんですが、微妙に好みとズレてしまったかと。
なお、タイトル左の数値はページ数となっています。
025:「従×属」
もともとサラリーマンだった主人公「修平」くん。
父の入院から、彼女を東京に残したまま、急遽実家の酒屋を継ぐこととなってしまったのでした。
そちらにはお手伝いの「佐藤」さんがおり、彼女とうまく稼業をこなしていたんですが…と、そんな感じ。
ちょっと無理矢理ですかね。
「修平くん」の心理描写ももう1歩、2歩という風情でした。
ツッコミ入れたい所はあちこちありますが、そんなんはやめにして。
ぴっちりと張り付いた服とかおへそはいい感じなんですが、あの下着の野暮ったいデザインが勿体なかったと思います。
タイトルは大袈裟で勘違いしそう。
045:「愛人遊戯」
雨の日に出会った、和服美人な「橘」さんとのお話。
屋敷に1人で住むミステリアスな女性で、毎日のように訪ねていた「高橋」くん。
しかし、態度を変えた彼女は別の男性を迎え入れていたのでした。
色っぽい年上女性で、↓表紙に釣り上げられた方に最も刺さりそうな短編。
えっちに至る流れもいいですね。
ただ、ラストのページは、じんわり示す程度にとどめた方がまとまったかも。
しつこいかな。
067:「桃色てんぷてーしょん」
「私の命令なんでも聞いてくださいね」
そんな事を言う、可愛いけどミステリアスな「桃江」さんに一目惚れした「柿崎」くんのお話。
これは冒頭の流れがイマイチ。
分かり辛いまではないですが、テンポ悪いです。
また、先の「修平くん」と同様で、男性「柿崎くん」の言動も共感できるものではなく。
ヒロイン「桃江さん」も、魅力的なキャラには感じませんでした。
容姿はいいんですけどね。
085:「私ノ帰ル家」
東京でモデルとしてデピューした、幼馴染みの妹的存在「吉絵」さん。
父と共に定食屋を営む「健吾」は、突然帰省した彼女のある噂を耳にしてしまうのでした。
これも男性の心理がぶっと飛んでますね。
まるで子供以下なことをしており、ストーリーを陳腐なものにしています。
あー描くのであれば、前フリが足りないかと。
さらに、その直後である浜辺の2人がまた酷い。
眼鏡な「吉絵さん」のビジュアルはいいんですが。
103:「残念なんて言わないで」
会社では眼鏡で地味な印象だった、契約社員の「山田」さん。
しかし、その素顔は可愛らしく、偶然に彼女の派手な下着を目撃していた「朝霧」くんは、忘れ物の眼鏡を届けに自ら向かったのでした。
これまた、だいぶ端折った描かれ方ですね。
眼鏡・派手な下着というポイントついて説明なく。
ドジという設定の割に多く仕事が割り振られているなど、あちこちの描写もよく分かりません。
125:「ももこなでしこ」
収録では唯一の連続モノ。
下っ端サラリーマン「真田修一」は、実は社長令嬢という噂のある「桃子」と社の皆には内緒のままこっそり結婚していました。
そんな彼に想いを寄せていた先輩「相沢あかり」
近くに住んでいた彼女は、偶然「修一」の部屋にもう1人の人影を目撃してしまったのでした。
酒の席で迫る「あかり」に対し、「修一」は…と、そんな前後編。
一般えっち漫画でありそうね。
お話の長さがため、実は社長令嬢という設定は生かし切れておらず、かといってそう長々続けるほどの雰囲気もなく。
優等生な「桃子さん」より、「あかりさん」のがこれから面白い存在になりそうでした。
※左:桃江さん、右:山田さん
後半ヒロインは可愛らしい感じですね。
★絵柄
強めな濃淡。
コマ割りは中小でやや細かく、ページは賑やかでした。
全体的に濃い目でした。
ゆったりとした曲線で、特に目立つような乱れはありません。
ただし、バランスについては微妙で崩れ気味。
なんとなく…身体の割に頭が大きく見えるんですよ。
それでいて顔のパーツ配置など、窮屈そうな時があります。
個人的に、台詞と表情がしっくり感じません。
動きのある絵も弱め。
また、そう時期に差はなかったものの、古めな原稿はもっさりとしていて微妙。
新しいのは洗練されて奇麗だったので、次回に期待ですかね。
★その他
描かれている「桃之助」センセは、こちら「桃娘 ももむすめ」が初単行本。
絵柄はまとまっている方だと思います。
ただ、お話についてはどれも描き切れていない印象で、↓表紙が雰囲気あっただけ落差がありました。
もっとシンプルでもいいかなぁ。
なお、お名前がためか、あちこちに「桃」が散らばってましたね。
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