■彼女の残り香 (陸乃家鴨)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ビジネス
・おまけ: カバー裏にコメント・別絵、
描き下ろし「彼女の残り香/夏の残り香 後日談」
・その他: 短編×12
(うち「夏の残り香」×4、「DOGシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「陸乃家鴨(おかの・あひる)」センセの「彼女の残り香」です。
あちこちに書かれていましたが、本当に久しぶりな「陸乃家鴨」センセの成年マークつき単行本。
当ブログでも「花咲け!おとめ塾」を紹介させていただきましたが、あれはマークなしでしたから…ひょっとして「桃華幻戯」以来なのかな?
この方のスゴイところは、別名義ながらNHK系漫画を描いていたり、少女漫画を描いていたり(※「亜藤潤子」と言うんだって)もするんですが、それでも成年系を変わらず続けておられるところですね。
応援してます、今後もがんばって下さい。
そんな訳で、やっと出ました単行本「彼女の残り香」です。
連続・関連話・短編という構成で、サラリーマンが多数登場する、ビジネス系えっち漫画となっておりました。
※左:旅人な「夏子さん」、右:OL「浜田さん」です。
涼しげな絵と並べてみました。仕事ってーのは大変なもんですね(笑)
そうそう、あるよねーという「MUGGY BIZ~灼熱オフィス25時」
残業禁止を名目としている会社。
定時以後は照明とパソコン以外の電気が落とされ、当然ながらエアコンも切られたオフィスビルはさながら灼熱地獄のようになってしまうのでした。
暑さに壊れだすパソコン、壊れ始める人々。
結果、一時休憩となったOL「浜田」さんは同僚と共に屋上で涼むべく退避するのでした。
そうなんですよ、実際の会社ってーのは、こんなんです。
ひでるさんは過去に「定時退勤日」なんてやっかいな日を設けている会社に勤めていたことありましたが、当然定時なんかに帰れる訳もなく(笑)
そりゃーこちらの漫画そのまま、一時間もしないうち同様な灼熱地獄となっておりました。
パソコン壊れ、続いて人が壊れるという流れも、コメディーちっくながらも現実的で良かったです。
登場しているヒロイン「浜田さん」はショートカットな巨乳キャラなんですが、途中で体勢を変えるあたりは男性心理を見事に理解しておられますね。
入社3年目で室長になったという、エリート「佐原亜沙子」さん。
実は、同期の入社ながらまだヒラ社員である「水島」くんとこっそり付き合っているんですが、あまりに差が有りすぎて”なぜ自分なのか”彼自身疑問なのでした…。
という、「エコノミックな彼女」
女性の上司というのが珍しくない昨今、「こんなのもあるんだろうなー」ってな漫画。
スイッチのON/OFFが素早い「亜沙子さん」の、エレベーターでのキスシーンがリアルっぽいです。
わざわざ彼を呼んで、二人っきりで乗るあたりは可愛らしいんですが…本人が感じている通り、一生「亜沙子さん」の考えには到達できないでしょう。
まぁ、そんなんが好かれている部分でもあるので、そのままがいいのでしょうけれど。
※左:制服姿の「水原先輩」、右:上司「亜沙子さん」です。
損益80億ですよ!いや、本当に仕事ってーのは大変なもんです。ええ。
ほか、連続話で単行本メインな「夏の残り香」
酒好きで自由奔放なヒロイン「今川夏子」さんのキャラが際立ちますが、単純ではない、えっちながらもしっとり落ち着いたお話。
こちらは描き下ろし部分での、ビールを飲むあたりが好き。
「なぜ素直に缶を渡さんのだ」
…って、その通りなんですよ。「夏子さん」えろいな~。
懐かしい中学時代の制服・小学校時代のランドセルから抜けれなくなってしまう「水原」先輩の「メモリアルMODE」
そうですね、業務パソコンでやたらなサイトへは行かないほうがいいと思いますよ、「今田」くん(笑)
こちらの漫画は、とにかく眼鏡な「水原先輩」のピチピチな制服姿につきるでしょう。
細かいですが、”高さがちょうどいい”って、ランドセルが活かされているところが秀逸。
もしかして「陸乃家鴨」センセは会社勤めの経験あるのかな?
どちらの話にも微妙なリアルさがあり、ひでる同年代くらいな方々には楽しい単行本となっておりました。
身近にありそな親しみやすい話で安定感も抜群、久しぶりな成年単行本でしたが実にレベル高い出来栄えです。
柔らくもしっかりとした線のあっさり絵。
くりくりっとした目とコメディーっぽい漫符・擬音に特徴ある方です。
さすがにベテランだけあって、話だけでなく絵柄の安定感もしっかりとしておりました。
崩れ絵も不自然でなく、はっきり言って問題は見当たりません。
ちなみに、成年マークのなかった「花咲け!おとめ塾」とは、細部描写の力の入れ具合と消しの大小が異なっておりました。
とかく話やその運びが巧い方ですから、どちらにしろオススメですよ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ビジネス
・おまけ: カバー裏にコメント・別絵、
描き下ろし「彼女の残り香/夏の残り香 後日談」
・その他: 短編×12
(うち「夏の残り香」×4、「DOGシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「陸乃家鴨(おかの・あひる)」センセの「彼女の残り香」です。
あちこちに書かれていましたが、本当に久しぶりな「陸乃家鴨」センセの成年マークつき単行本。
当ブログでも「花咲け!おとめ塾」を紹介させていただきましたが、あれはマークなしでしたから…ひょっとして「桃華幻戯」以来なのかな?
この方のスゴイところは、別名義ながらNHK系漫画を描いていたり、少女漫画を描いていたり(※「亜藤潤子」と言うんだって)もするんですが、それでも成年系を変わらず続けておられるところですね。
応援してます、今後もがんばって下さい。
そんな訳で、やっと出ました単行本「彼女の残り香」です。
連続・関連話・短編という構成で、サラリーマンが多数登場する、ビジネス系えっち漫画となっておりました。
※左:旅人な「夏子さん」、右:OL「浜田さん」です。
涼しげな絵と並べてみました。仕事ってーのは大変なもんですね(笑)
そうそう、あるよねーという「MUGGY BIZ~灼熱オフィス25時」
残業禁止を名目としている会社。
定時以後は照明とパソコン以外の電気が落とされ、当然ながらエアコンも切られたオフィスビルはさながら灼熱地獄のようになってしまうのでした。
暑さに壊れだすパソコン、壊れ始める人々。
結果、一時休憩となったOL「浜田」さんは同僚と共に屋上で涼むべく退避するのでした。
そうなんですよ、実際の会社ってーのは、こんなんです。
ひでるさんは過去に「定時退勤日」なんてやっかいな日を設けている会社に勤めていたことありましたが、当然定時なんかに帰れる訳もなく(笑)
そりゃーこちらの漫画そのまま、一時間もしないうち同様な灼熱地獄となっておりました。
パソコン壊れ、続いて人が壊れるという流れも、コメディーちっくながらも現実的で良かったです。
登場しているヒロイン「浜田さん」はショートカットな巨乳キャラなんですが、途中で体勢を変えるあたりは男性心理を見事に理解しておられますね。
入社3年目で室長になったという、エリート「佐原亜沙子」さん。
実は、同期の入社ながらまだヒラ社員である「水島」くんとこっそり付き合っているんですが、あまりに差が有りすぎて”なぜ自分なのか”彼自身疑問なのでした…。
という、「エコノミックな彼女」
女性の上司というのが珍しくない昨今、「こんなのもあるんだろうなー」ってな漫画。
スイッチのON/OFFが素早い「亜沙子さん」の、エレベーターでのキスシーンがリアルっぽいです。
わざわざ彼を呼んで、二人っきりで乗るあたりは可愛らしいんですが…本人が感じている通り、一生「亜沙子さん」の考えには到達できないでしょう。
まぁ、そんなんが好かれている部分でもあるので、そのままがいいのでしょうけれど。
※左:制服姿の「水原先輩」、右:上司「亜沙子さん」です。
損益80億ですよ!いや、本当に仕事ってーのは大変なもんです。ええ。
ほか、連続話で単行本メインな「夏の残り香」
酒好きで自由奔放なヒロイン「今川夏子」さんのキャラが際立ちますが、単純ではない、えっちながらもしっとり落ち着いたお話。
こちらは描き下ろし部分での、ビールを飲むあたりが好き。
「なぜ素直に缶を渡さんのだ」
…って、その通りなんですよ。「夏子さん」えろいな~。
懐かしい中学時代の制服・小学校時代のランドセルから抜けれなくなってしまう「水原」先輩の「メモリアルMODE」
そうですね、業務パソコンでやたらなサイトへは行かないほうがいいと思いますよ、「今田」くん(笑)
こちらの漫画は、とにかく眼鏡な「水原先輩」のピチピチな制服姿につきるでしょう。
細かいですが、”高さがちょうどいい”って、ランドセルが活かされているところが秀逸。
もしかして「陸乃家鴨」センセは会社勤めの経験あるのかな?
どちらの話にも微妙なリアルさがあり、ひでる同年代くらいな方々には楽しい単行本となっておりました。
身近にありそな親しみやすい話で安定感も抜群、久しぶりな成年単行本でしたが実にレベル高い出来栄えです。
柔らくもしっかりとした線のあっさり絵。
くりくりっとした目とコメディーっぽい漫符・擬音に特徴ある方です。
さすがにベテランだけあって、話だけでなく絵柄の安定感もしっかりとしておりました。
崩れ絵も不自然でなく、はっきり言って問題は見当たりません。
ちなみに、成年マークのなかった「花咲け!おとめ塾」とは、細部描写の力の入れ具合と消しの大小が異なっておりました。
とかく話やその運びが巧い方ですから、どちらにしろオススメですよ。
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