■花咲け!おとめ塾 (陸乃家鴨)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 大正・コメディー
・おまけ: あとがき、おまけ4コマ、徒然(コメント・解説ページ)、
初版特典でしおり。
・その他: 全2巻、カラー(4P)、それぞれ1話づつ短編を収録。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「陸乃家鴨」センセの「花咲け!おとめ塾」です。
「陸乃家鴨」で「おかの・あひる」と読みます。
おもろい名前ですが、「カスミン」とかの一般漫画だと「あもい潤」という名前になりますね。
成年系漫画だと、「陸乃家鴨」センセになります。
…そんな訳で、今回紹介は成年指定ではないですが、えっち系ですんでこちらの名前。
大正時代。
東京府立柳華第三女学院、通称「おとめ塾」へ赴任した独逸語(ドイツ語)の新米教師「八雲平吾」はとある試験に合格し、”健やかな家庭を築くための知識”を教える「家政学」の備品として扱われていくのでした。
若い女性に囲まれてウハウハ…ではあるんですが、連日繰り返される情事でやつれていく様は逆に無限地獄。
※八雲くん、女生徒に襲われるの図。…不幸(笑)
そのため、主人公「八雲くん」は羨ましくも同情のが大きく、またこざっぱりとしたコメディーであるため、男・女ともに楽しく見れる仕上がりとなっています。たぶん。
ストーリーもどうなってしまうのか、最後までハラハラ・ドキドキ(…はしないか)と先が見えない展開でした。
一般誌で連載しているだけあって、読ませる漫画です。
ラストは良かったですよ。
設定はなかなか珍しい大正モノ。
漫画にはハイカラな雰囲気が漂い、ちょっと新鮮です。ほら、「影崎由那」センセの「桜の一番!」みたいに。
あちこちに紹介された時代の豆知識が嬉しいんですが、家鴨センセ曰く
「どれが捏造でどこが本当かは各々のひらめきと常識で自己判断してくださいねー」
…だって。
鵜呑みにして吹聴するのは危険かもしれませんね。(しないか)
メインヒロインである「篠崎まつり」とはなかなか結ばれないくせに、あっちこっちでえっちなのはまさにギャルゲーちっく。
登場するその他女性陣は髪のアップダウンが色っぽい「杉原先生」など、皆個性的です。
過去の漫画も同様だったと記憶してますが、「陸乃家鴨」センセの描かれる女性は強いですね(笑)
ちなみに、上下巻それぞれに収録された短編はどちらも現代劇。
猫を連れてる少女強盗犯「バンデット・キティ」の漫画(※上巻収録)は連載してほしい感じでした。
絵柄は柔らかく丁寧な細線。パッと見ではえっち漫画っぽくないです。
技術のある方で、描き分けや変化も豊富。
やや白めに感じるものの濃淡のバランスは良く、黒髪が映えておりました。
それだけに↓表紙は…なんだか損をしているように見えます。
裏表紙のが本来の絵に近いので、判断には裏をご利用下さい。
最後にお知らせ。
こちら、初版特典でキラキラと光るしおりが付きます。上下巻で一枚の絵になるんだって。
※こんなんです。キラキラしてるでしょ?下で寝ているのがまつりさんの親友・紅子さん。
帯に「オリジナル・ブックマーク」なんてあったので、当初は「なんのこっちゃ」とか思いましたが…そうか、しおりですよね。
こんなところまでカタカナな言い方せんでもいいのに…。
とりあえず貰えるのは初版だけらしいので、欲しいなーと感じた方は書店へお急ぎくださいませ。
損しない単行本だと思います。
花咲け!おとめ塾 上 (1) / 陸乃 家鴨
花咲け!おとめ塾 下 (3) / 陸乃 家鴨
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・属性 : 大正・コメディー
・おまけ: あとがき、おまけ4コマ、徒然(コメント・解説ページ)、
初版特典でしおり。
・その他: 全2巻、カラー(4P)、それぞれ1話づつ短編を収録。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「陸乃家鴨」センセの「花咲け!おとめ塾」です。
「陸乃家鴨」で「おかの・あひる」と読みます。
おもろい名前ですが、「カスミン」とかの一般漫画だと「あもい潤」という名前になりますね。
成年系漫画だと、「陸乃家鴨」センセになります。
…そんな訳で、今回紹介は成年指定ではないですが、えっち系ですんでこちらの名前。
大正時代。
東京府立柳華第三女学院、通称「おとめ塾」へ赴任した独逸語(ドイツ語)の新米教師「八雲平吾」はとある試験に合格し、”健やかな家庭を築くための知識”を教える「家政学」の備品として扱われていくのでした。
若い女性に囲まれてウハウハ…ではあるんですが、連日繰り返される情事でやつれていく様は逆に無限地獄。
※八雲くん、女生徒に襲われるの図。…不幸(笑)
そのため、主人公「八雲くん」は羨ましくも同情のが大きく、またこざっぱりとしたコメディーであるため、男・女ともに楽しく見れる仕上がりとなっています。たぶん。
ストーリーもどうなってしまうのか、最後までハラハラ・ドキドキ(…はしないか)と先が見えない展開でした。
一般誌で連載しているだけあって、読ませる漫画です。
ラストは良かったですよ。
設定はなかなか珍しい大正モノ。
漫画にはハイカラな雰囲気が漂い、ちょっと新鮮です。ほら、「影崎由那」センセの「桜の一番!」みたいに。
あちこちに紹介された時代の豆知識が嬉しいんですが、家鴨センセ曰く
「どれが捏造でどこが本当かは各々のひらめきと常識で自己判断してくださいねー」
…だって。
鵜呑みにして吹聴するのは危険かもしれませんね。(しないか)
メインヒロインである「篠崎まつり」とはなかなか結ばれないくせに、あっちこっちでえっちなのはまさにギャルゲーちっく。
登場するその他女性陣は髪のアップダウンが色っぽい「杉原先生」など、皆個性的です。
過去の漫画も同様だったと記憶してますが、「陸乃家鴨」センセの描かれる女性は強いですね(笑)
ちなみに、上下巻それぞれに収録された短編はどちらも現代劇。
猫を連れてる少女強盗犯「バンデット・キティ」の漫画(※上巻収録)は連載してほしい感じでした。
絵柄は柔らかく丁寧な細線。パッと見ではえっち漫画っぽくないです。
技術のある方で、描き分けや変化も豊富。
やや白めに感じるものの濃淡のバランスは良く、黒髪が映えておりました。
それだけに↓表紙は…なんだか損をしているように見えます。
裏表紙のが本来の絵に近いので、判断には裏をご利用下さい。
最後にお知らせ。
こちら、初版特典でキラキラと光るしおりが付きます。上下巻で一枚の絵になるんだって。
※こんなんです。キラキラしてるでしょ?下で寝ているのがまつりさんの親友・紅子さん。
帯に「オリジナル・ブックマーク」なんてあったので、当初は「なんのこっちゃ」とか思いましたが…そうか、しおりですよね。
こんなところまでカタカナな言い方せんでもいいのに…。
とりあえず貰えるのは初版だけらしいので、欲しいなーと感じた方は書店へお急ぎくださいませ。
損しない単行本だと思います。
花咲け!おとめ塾 上 (1) / 陸乃 家鴨
花咲け!おとめ塾 下 (3) / 陸乃 家鴨
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