■ボクの番台さん 4巻[完結] (あずまゆき)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : ラブコメ・銭湯
・おまけ: あとがき(1,2,3,4)、イラスト(3,4)
カバー裏に別絵(2)
花乃湯・万代家間取り図(2)
・その他: 全4巻。
※括弧内数値は巻数です。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あずまゆき」センセの「ボクの番台さん 4巻[完結]」です。
終わりましたか、ああそうですか。
こちらのブログでは「あづまゆき」名義の一般漫画「Glee Green Island」「しらたま!」、そしてセンセの代表作と言える成年漫画「こんいろ」を紹介しておりますが…話が巧い方という印象はまったくありませんでした。
発売されている他の単行本も全て見させて頂いておりますが、結果としては同人誌が最も輝けるフィールドだと感じます。
要するに、”規制がゆるい中でのロリえっち話”がもっとも合っているのでは、ということなのですよ。
※左から、妹「楓子さん」、「千夏ちゃん」、「アンさん」
こちらは4巻での画像です。しかし…「楓子さん」は妹に見えませんねー(笑)
…と、そんなこんなで「あずまゆき」センセの最長記録となった長編「ボクの番台さん」です。
大学浪人中の「望月恋太」は部屋を探しておりました。
不動産屋にて紹介された物件は、なんと「花乃湯」という銭湯だったのです。
奥で倒れていた女主人「万代桜子」を助けると店を頼まれ、訳も分からぬまま番台に座るのでした…。
予備校講師にして「桜子さん」の妹「華稜院楓子」、近所の看護学生「アン」・「千夏」など、さまざまな女性たちから誘惑される中、「恋太くん」は本命「桜子さん」と両想いになれるんでしょうか!?
本命とはなかなかえっちできない、こうした漫画の定番。
1巻冒頭からくわえられたり、入る寸前という危機(?)は何度かありましたが、結局「恋太くん」がえっちしたのは「桜子さん」一人だけでした。
えろくはないけどえらい!
こうした漫画のセオリーを見事に打ち破ってくれた主人公「恋太くん」は、スゴイような、つまんないような…(笑)
そんな訳で、積極的に手を出してくれない受け身な主人公のため、舞台は銭湯というまんまサービス目的な設定。
皆さんお風呂にはよく入られるので、本命「桜子さん」をはじめとした各ヒロインは1巻から全裸全開状態なのでした。
必然的に脱がす安易なネタですが、そうした意味ではサービス満点。
経営がどうのという、ありがちな”誰も期待しない、くだらん展開”へ持っていかなかったのは正解だと思います。
※比較サンプル・「万代桜子さん」です。
左上:1巻(1話)、右上:2巻、左下:3巻、右下:4巻(最終話)
ただ、全体の内容としては、愛らしく、可愛らしいキャラ絵で牽引するお話。
ラブコメにしたいならもっとあっけらかんとした方が良いですし、恋愛モノならもっと追い込まないとダメ。
中途半端でどっちつかず。
お話は下手をすると単行本一冊だけで済みそうな、だだ伸ばしした薄っぺらストーリー。
さして波乱なく、大きな盛り上がりもないまま、当初の流れで落ち着いてしまいました。
もっと軽めな、がちゃがちゃっとするようなラブコメのが合っていると思います。
絵柄の雰囲気も含め、人の機微を繊細・丁寧に描写するほどの技術はありませんから。
…いや、悪くはないんですよ。
なんというか「背伸びし過ぎ」みたいなの。
いかにも「あずまゆき」センセっぽいネタである、1巻収録の番外編「お母さん」は良かったです。
ああいう身持ちの堅い女性が子供相手には油断してしまうという、見ていて楽しいエピソードでした。
4巻収録の「もしもシリーズ 学園生活編」など、そんなんがもっとも巧いかと。
極細でしなやかな線のスッキリとした絵柄。
丸く大きな目の可愛らしい人物絵が基本なんですが、いつもより若干大人っぽく意識をして描かれているように感じました。
連載当初は置いて、2巻以降はだいぶ作画の安定感が増しております。
前述したように、微妙な人間心理描写は今後に期待というところでしたけれど、他は特に問題ありません。
カラーでも大きく変化しませんので、↓表紙が気に入ったなら大丈夫でしょう。
昨日に引き続き、本日もごく正直な感想を書かせて頂きました。
センセ、およびファンの方、もしいらしてたらごめんなさい。
一応、ひでるさんは「あずまゆき」センセのファンなんですけどねぇ…。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : ラブコメ・銭湯
・おまけ: あとがき(1,2,3,4)、イラスト(3,4)
カバー裏に別絵(2)
花乃湯・万代家間取り図(2)
・その他: 全4巻。
※括弧内数値は巻数です。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あずまゆき」センセの「ボクの番台さん 4巻[完結]」です。
終わりましたか、ああそうですか。
こちらのブログでは「あづまゆき」名義の一般漫画「Glee Green Island」「しらたま!」、そしてセンセの代表作と言える成年漫画「こんいろ」を紹介しておりますが…話が巧い方という印象はまったくありませんでした。
発売されている他の単行本も全て見させて頂いておりますが、結果としては同人誌が最も輝けるフィールドだと感じます。
要するに、”規制がゆるい中でのロリえっち話”がもっとも合っているのでは、ということなのですよ。
※左から、妹「楓子さん」、「千夏ちゃん」、「アンさん」
こちらは4巻での画像です。しかし…「楓子さん」は妹に見えませんねー(笑)
…と、そんなこんなで「あずまゆき」センセの最長記録となった長編「ボクの番台さん」です。
大学浪人中の「望月恋太」は部屋を探しておりました。
不動産屋にて紹介された物件は、なんと「花乃湯」という銭湯だったのです。
奥で倒れていた女主人「万代桜子」を助けると店を頼まれ、訳も分からぬまま番台に座るのでした…。
予備校講師にして「桜子さん」の妹「華稜院楓子」、近所の看護学生「アン」・「千夏」など、さまざまな女性たちから誘惑される中、「恋太くん」は本命「桜子さん」と両想いになれるんでしょうか!?
本命とはなかなかえっちできない、こうした漫画の定番。
1巻冒頭からくわえられたり、入る寸前という危機(?)は何度かありましたが、結局「恋太くん」がえっちしたのは「桜子さん」一人だけでした。
えろくはないけどえらい!
こうした漫画のセオリーを見事に打ち破ってくれた主人公「恋太くん」は、スゴイような、つまんないような…(笑)
そんな訳で、積極的に手を出してくれない受け身な主人公のため、舞台は銭湯というまんまサービス目的な設定。
皆さんお風呂にはよく入られるので、本命「桜子さん」をはじめとした各ヒロインは1巻から全裸全開状態なのでした。
必然的に脱がす安易なネタですが、そうした意味ではサービス満点。
経営がどうのという、ありがちな”誰も期待しない、くだらん展開”へ持っていかなかったのは正解だと思います。
※比較サンプル・「万代桜子さん」です。
左上:1巻(1話)、右上:2巻、左下:3巻、右下:4巻(最終話)
ただ、全体の内容としては、愛らしく、可愛らしいキャラ絵で牽引するお話。
ラブコメにしたいならもっとあっけらかんとした方が良いですし、恋愛モノならもっと追い込まないとダメ。
中途半端でどっちつかず。
お話は下手をすると単行本一冊だけで済みそうな、だだ伸ばしした薄っぺらストーリー。
さして波乱なく、大きな盛り上がりもないまま、当初の流れで落ち着いてしまいました。
もっと軽めな、がちゃがちゃっとするようなラブコメのが合っていると思います。
絵柄の雰囲気も含め、人の機微を繊細・丁寧に描写するほどの技術はありませんから。
…いや、悪くはないんですよ。
なんというか「背伸びし過ぎ」みたいなの。
いかにも「あずまゆき」センセっぽいネタである、1巻収録の番外編「お母さん」は良かったです。
ああいう身持ちの堅い女性が子供相手には油断してしまうという、見ていて楽しいエピソードでした。
4巻収録の「もしもシリーズ 学園生活編」など、そんなんがもっとも巧いかと。
極細でしなやかな線のスッキリとした絵柄。
丸く大きな目の可愛らしい人物絵が基本なんですが、いつもより若干大人っぽく意識をして描かれているように感じました。
連載当初は置いて、2巻以降はだいぶ作画の安定感が増しております。
前述したように、微妙な人間心理描写は今後に期待というところでしたけれど、他は特に問題ありません。
カラーでも大きく変化しませんので、↓表紙が気に入ったなら大丈夫でしょう。
昨日に引き続き、本日もごく正直な感想を書かせて頂きました。
センセ、およびファンの方、もしいらしてたらごめんなさい。
一応、ひでるさんは「あずまゆき」センセのファンなんですけどねぇ…。
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tag : ラブコメ