■好色チロリズム (恩田チロ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ツリ目キャラ
・おまけ: あとがき、作品解説まんが、
描き下ろし「好色チロリズム」?、
加筆・修正あり、カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、カラー(16P)、短編×13。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「恩田チロ(おんだ・ちろ)」センセの「好色チロリズム」です。
そうかー、こちらも初単行本だったんですね。
お名前「恩田チロ」センセ、ってなんだかどちらかで聞いたような記憶があったんですが…これは気のせいですか。
MSX以下という、ひでるさんの脳味噌は中の情報すら曖昧なようでした。
くれぐれも言うことを鵜呑みにしないで下さいね(笑)
そんな訳で、「恩田チロ」センセの初単行本「好色チロリズム」です。
アマゾンさんの内容紹介にて、「最もコミックス化が切望される気鋭作家による、注目度ナンバーワンの1冊」とありましたが、なるほどなかなか良い作品集となっておりました。
※左:母乳なお姉さん、右:志穂ちゃん、です。
きました、王道ネタですが、母乳プレイもあったりする本単行本です。
真っ暗な終わり方をする「CRIMSON RED」
「日高修司」くんと同じ、超難関の「帝都芸大」を必死になって目指す「北原」さん。
しかし、彼は友人の「碧」ちゃんと付き合っており、その一方通行な想いは残念ながら破れてしまうのでした。
絶望した「北原さん」は…。
だいたいそんな感じ。
詳しく描かれておりませんが、復讐劇、というよりもこれは完全な逆恨みですね。
そのため、大金を使ったにも関わらず一緒になってされてしまう「北原さん」に同情の余地はありません。
ラストの一言にも、性格のさもしさが表れておりました。
…もっと前向きに生きましょうね、という教訓話ですか。
一方、完全な被害者である「碧ちゃん」は可愛らしい容姿ながら、なかなかスタイルの良い娘。
漫画では無理やり集団に色々されてしまうのですが…とりあえず、肝心なところが彼氏だったというのが多少の救い。多少ね。
色々な意味で、かわいそうなお話でした。
小さな映画館にあるレストラン「きねま猫」にて頑張る館主さんとウェイトレスの「志穂」ちゃん。
客引きのため、メイド・コスプレをした「志穂ちゃん」はなぜだか従順で、調子に乗った館主さんはいままで拒絶されていたお尻でのえっちをお願いするのでした…。
そんな「桃色HIP・マジック」はややラブコメっぽい雰囲気漂う作品。
小さい映画館のおまけレストランにしては、メイド・コスプレの影響か、それなりに客の入りがあるらしいお店ですね。
そんな、ある程度のお客さんがいる状況なのに、途中で二人して事務所へ行ってしまうんですが…店は大丈夫なんでしょうか?
しかもえっち始めちゃってるし…。
ノーパンで接客させたり、カウンター裏でいじくったりと、好き勝手にされる「志穂」ちゃんの我慢する姿が素敵です。
「館主さんのエッチ!ヘンタイ!!」
と、怒った顔も可愛らしかったですよ。
いかにもヤバそうな雰囲気の年代からお手がつき、現在まで続いている関係を描いた表題作でもある「好色チロリズム」
全編カラーではありますが、わずか4ページというのがやや残念。
ただ、冒頭の掴みとしては最適な作品でしょう。
ひでるさんは、裏表紙を飾るショートカットの「みずき」ちゃんのが好みでした。
二人制服が異なるのは、違う学校ってことなのかな。
続く「快感☆ストライク」も全編カラーでして、こちらは8ページとそれなりのボリューム。
髪が長く色っぽい野球コーチと、チアガールらしい、ツインテールなロリっぽい「水島」さんの即えっち話ですね。
先の「好色チロリズム」とは違った濃いめな色使いで、ややこってりとした雰囲気でした。
※時期はわかんないですが…画像比較サンプルです。
左:やや古め?「佐藤美雨」、右:「北原さん」です。
母親になるかもしれなかった、父親の愛人「由美」さんと関係を持っていた「和馬」くん。
朝に良く出会う、ちょっと気になっていたお姉さん「架奈」さんと何故か隣の部屋で出会い、ひょんな偶然から求められるままえっちしてしまうんですが…という、「壁のむこうで」
こちらは最後、ラスト1ページにて驚愕の事実が判明する、ドロドロとした漫画です。
「和馬くん」も決して褒められたものではないですが、そのお父さんが輪をかけて最低。うわぁ。
などなと、想いを秘めた、微妙な心理描写が巧い方ですね。
やや統一感に欠けるバラエティ豊かな内容ながらそれぞれレベル高く、静かな漫画から無理やりえっち、そして緊張感ある重ためなお話まで、どちらも良い出来栄えでした。
次はぜひ連続話とか見てみたいですねー。
正確な初出は描かれておりませんでしたが、後半に収録された3~4話くらいが古い漫画なのかな?
全体的には、やや不安定と言えるでしょう。
順のまま普通に読んだ場合はさほど気にならない程度なんですが、連続で見てしまうと差がはっきりとしておりました。
昔の方がぱっさりとした印象ですか。微妙な表現ですけれど。
しっかりとした線で黒が強く、それがため若干濃く感じる絵柄です。
横に広めな輪郭で、基本的には可愛らしい人物絵。
ただ、登場する女性キャラは悪戯っぽいツリ目の娘が多く、それがためかやや独特な雰囲気になっておりました。
(※だからラブコメちっくな話が少ないのかなー、とか…)
あとは、そうした絵とばっちり合う、お話・キャラがあればより良いと思われます。
今後が楽しみですね。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ツリ目キャラ
・おまけ: あとがき、作品解説まんが、
描き下ろし「好色チロリズム」?、
加筆・修正あり、カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、カラー(16P)、短編×13。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「恩田チロ(おんだ・ちろ)」センセの「好色チロリズム」です。
そうかー、こちらも初単行本だったんですね。
お名前「恩田チロ」センセ、ってなんだかどちらかで聞いたような記憶があったんですが…これは気のせいですか。
MSX以下という、ひでるさんの脳味噌は中の情報すら曖昧なようでした。
くれぐれも言うことを鵜呑みにしないで下さいね(笑)
そんな訳で、「恩田チロ」センセの初単行本「好色チロリズム」です。
アマゾンさんの内容紹介にて、「最もコミックス化が切望される気鋭作家による、注目度ナンバーワンの1冊」とありましたが、なるほどなかなか良い作品集となっておりました。
※左:母乳なお姉さん、右:志穂ちゃん、です。
きました、王道ネタですが、母乳プレイもあったりする本単行本です。
真っ暗な終わり方をする「CRIMSON RED」
「日高修司」くんと同じ、超難関の「帝都芸大」を必死になって目指す「北原」さん。
しかし、彼は友人の「碧」ちゃんと付き合っており、その一方通行な想いは残念ながら破れてしまうのでした。
絶望した「北原さん」は…。
だいたいそんな感じ。
詳しく描かれておりませんが、復讐劇、というよりもこれは完全な逆恨みですね。
そのため、大金を使ったにも関わらず一緒になってされてしまう「北原さん」に同情の余地はありません。
ラストの一言にも、性格のさもしさが表れておりました。
…もっと前向きに生きましょうね、という教訓話ですか。
一方、完全な被害者である「碧ちゃん」は可愛らしい容姿ながら、なかなかスタイルの良い娘。
漫画では無理やり集団に色々されてしまうのですが…とりあえず、肝心なところが彼氏だったというのが多少の救い。多少ね。
色々な意味で、かわいそうなお話でした。
小さな映画館にあるレストラン「きねま猫」にて頑張る館主さんとウェイトレスの「志穂」ちゃん。
客引きのため、メイド・コスプレをした「志穂ちゃん」はなぜだか従順で、調子に乗った館主さんはいままで拒絶されていたお尻でのえっちをお願いするのでした…。
そんな「桃色HIP・マジック」はややラブコメっぽい雰囲気漂う作品。
小さい映画館のおまけレストランにしては、メイド・コスプレの影響か、それなりに客の入りがあるらしいお店ですね。
そんな、ある程度のお客さんがいる状況なのに、途中で二人して事務所へ行ってしまうんですが…店は大丈夫なんでしょうか?
しかもえっち始めちゃってるし…。
ノーパンで接客させたり、カウンター裏でいじくったりと、好き勝手にされる「志穂」ちゃんの我慢する姿が素敵です。
「館主さんのエッチ!ヘンタイ!!」
と、怒った顔も可愛らしかったですよ。
いかにもヤバそうな雰囲気の年代からお手がつき、現在まで続いている関係を描いた表題作でもある「好色チロリズム」
全編カラーではありますが、わずか4ページというのがやや残念。
ただ、冒頭の掴みとしては最適な作品でしょう。
ひでるさんは、裏表紙を飾るショートカットの「みずき」ちゃんのが好みでした。
二人制服が異なるのは、違う学校ってことなのかな。
続く「快感☆ストライク」も全編カラーでして、こちらは8ページとそれなりのボリューム。
髪が長く色っぽい野球コーチと、チアガールらしい、ツインテールなロリっぽい「水島」さんの即えっち話ですね。
先の「好色チロリズム」とは違った濃いめな色使いで、ややこってりとした雰囲気でした。
※時期はわかんないですが…画像比較サンプルです。
左:やや古め?「佐藤美雨」、右:「北原さん」です。
母親になるかもしれなかった、父親の愛人「由美」さんと関係を持っていた「和馬」くん。
朝に良く出会う、ちょっと気になっていたお姉さん「架奈」さんと何故か隣の部屋で出会い、ひょんな偶然から求められるままえっちしてしまうんですが…という、「壁のむこうで」
こちらは最後、ラスト1ページにて驚愕の事実が判明する、ドロドロとした漫画です。
「和馬くん」も決して褒められたものではないですが、そのお父さんが輪をかけて最低。うわぁ。
などなと、想いを秘めた、微妙な心理描写が巧い方ですね。
やや統一感に欠けるバラエティ豊かな内容ながらそれぞれレベル高く、静かな漫画から無理やりえっち、そして緊張感ある重ためなお話まで、どちらも良い出来栄えでした。
次はぜひ連続話とか見てみたいですねー。
正確な初出は描かれておりませんでしたが、後半に収録された3~4話くらいが古い漫画なのかな?
全体的には、やや不安定と言えるでしょう。
順のまま普通に読んだ場合はさほど気にならない程度なんですが、連続で見てしまうと差がはっきりとしておりました。
昔の方がぱっさりとした印象ですか。微妙な表現ですけれど。
しっかりとした線で黒が強く、それがため若干濃く感じる絵柄です。
横に広めな輪郭で、基本的には可愛らしい人物絵。
ただ、登場する女性キャラは悪戯っぽいツリ目の娘が多く、それがためかやや独特な雰囲気になっておりました。
(※だからラブコメちっくな話が少ないのかなー、とか…)
あとは、そうした絵とばっちり合う、お話・キャラがあればより良いと思われます。
今後が楽しみですね。
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