■少女の味覚 (MARUTA)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: 熱血おまけ漫画「MARUTAが行く」
・その他: カラー(8P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「MARUTA(まるた)」センセの「少女の味覚」です。
あー、ひでるさんの不確かで当てにならない記憶(笑)では…お名前覚えている、ような気もするんですけれど…。
わかんないですね。
まぁ、いいか。
こちらの「少女の味覚」は、たぶん4、5冊目くらいな単行本。
宣伝帯には、”幻のデビュー作+単行本未収録作品3本を含む”とか書いてありました。
…ということは、いくつかは収録済みな漫画なんですねー。いやー。
(※軽く調べました。↓下記参照のこと。…もし間違ってたらごめんなさい)
既に持っている方はくれぐれもご用心。
※左:美奈ちゃん、右:柚子ちゃん
単行本のひでるお気に入り両名です。柚子ちゃんのお話は収録済みだったのでレビュー外しましたが…傑作。
さて、単行本はデビュー作も含んだ、という1999年から2003年での作品集。
さほど絵に変化ある方ではないようですが、さすがに初期頃はもさもさっとした重いものですね。
初出なかったので確実なことは書けませんが、だんだん余計な線がなくなり、さらり・すっきりとしていくような印象でした。
ちょうど絵柄の話題が出たので、そのまま続けます。
細線で細部までよく描き込まれた、そういう意味では濃い目な絵柄。
背景もきっちりとしており、それが物語を深いものとしておりました。
今風の可愛らしい絵ではありませんが、女の子の明暗、幼・熟どちらも描ける稀有な漫画家さんだと思います。
いいんじゃないでしょうか。
単行本未収録作品のひとつ、「か・て・きょ」
家庭教師のバイトを始めた主人公。
その教え子の「美奈」ちゃんは無防備なわりに性への関心も強く、思わず手を出してしまったのでした。
それからというもの、家庭教師の時間のたび気分転換と称して…。
だいたいそんなん。
すぐ前に収録されていた短編が、カラーページから始まる名作「夏から夏まで」(※単行本「少女を脱いだ季節」収録)でして、同じロリ系ですが真っ暗でした。
それと違って、家庭教師モノの王道展開であるこちらは楽しく羨ましい漫画です。
とにかく、「ねーねー」で誘ってくるヒロイン「美奈ちゃん」の可愛らしさにつきるでしょう。
”まだクマさんパンツから卒業できていない微妙な年齢”というあたりの表現もしっかりとしてますね。
※左:「誰そ彼時」の妹さん、右:岩村理央さん。
未完が多い、とか突っ込まれていましたが…連載モノも終わってないのかな?
血の繋がらない兄妹の背徳的なお話「誰そ彼時」
こちらもおそらく未収録作品。
穏やかな空気区が流れておりますが決して褒められた関係でなく、「MARUTA」センセの細かく黒が強い絵柄がよく合った傑作です。
こうした、やや重苦しさのある漫画については非常に巧いですねー。
先の「か・て・きょ」とこちら「誰そ彼時」の短編は新しめな原稿らしく、良質な作画でした。
3つ目の未収録が「少女の人権と自由意志の束縛」でして、こちらはカラーの4ページなショート。
ややこしいタイトルですが、要するにロリ娘の緊縛漫画なんですね。
すぐ終わってしまうものの、ギャップある組み合わせがヤバさ満点です。
ほか、「綾歌」さんとメイド「悠梨」さんの「Noel」、コメディー色の強い「トラブルトライアングル」、大人の女性を目指す「晶」ちゃんの「春色前線異常なし」はどれも連載モノながら1話のみの収録。
(※過去単行本の収録も、まとまっておらずバラバラみたい…)
やや中途半端な気がしますね。
短編「スク水愛好歌」、「とある真夏の情事」はどちらも教師・生徒のカップリングで、スクール水着、ブルマというキーワードでした。
やや作画不安定気味な「スク水愛好歌」に比べると、「とある真夏の情事」はよく安定しております。
ただ、えっちシーンがブルマでないのが、ちょっぴり残念でしたが。
リアルっぽい作画とは裏腹に、全体的にはロリ系のが比率高めなのでした。
ちょっと意外。(※そう言えば、タイトル「少女の味覚」ですもんね)
※おまけ、左:「柊麗子さん」、右:「柊麗さん」です。
なお、巻末に収録されたおまけ漫画「MARUTAが行く」では、「MARUTA」センセと「夏から夏まで」でのヒロイン「柚子ちゃん」の掛け合いが非常に面白く描かれておりました。
そちらではゲスト出演として、新旧「とらぶる~アングル」の「柊麗子(ひいらぎ・れいこ)」さん、「柊麗(ひいらぎ・れい)」さんの両名が宣伝で登場しております。
近々、現在連載しているらしい「とらぶるTRYアングル 1巻」が発売されるとのことなので、期待して待ちましょう。
少女の味覚 (G.B.BEST COMICS)
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・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: 熱血おまけ漫画「MARUTAが行く」
・その他: カラー(8P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「MARUTA(まるた)」センセの「少女の味覚」です。
あー、ひでるさんの不確かで当てにならない記憶(笑)では…お名前覚えている、ような気もするんですけれど…。
わかんないですね。
まぁ、いいか。
こちらの「少女の味覚」は、たぶん4、5冊目くらいな単行本。
宣伝帯には、”幻のデビュー作+単行本未収録作品3本を含む”とか書いてありました。
…ということは、いくつかは収録済みな漫画なんですねー。いやー。
(※軽く調べました。↓下記参照のこと。…もし間違ってたらごめんなさい)
既に持っている方はくれぐれもご用心。
※左:美奈ちゃん、右:柚子ちゃん
単行本のひでるお気に入り両名です。柚子ちゃんのお話は収録済みだったのでレビュー外しましたが…傑作。
さて、単行本はデビュー作も含んだ、という1999年から2003年での作品集。
さほど絵に変化ある方ではないようですが、さすがに初期頃はもさもさっとした重いものですね。
初出なかったので確実なことは書けませんが、だんだん余計な線がなくなり、さらり・すっきりとしていくような印象でした。
ちょうど絵柄の話題が出たので、そのまま続けます。
細線で細部までよく描き込まれた、そういう意味では濃い目な絵柄。
背景もきっちりとしており、それが物語を深いものとしておりました。
今風の可愛らしい絵ではありませんが、女の子の明暗、幼・熟どちらも描ける稀有な漫画家さんだと思います。
いいんじゃないでしょうか。
単行本未収録作品のひとつ、「か・て・きょ」
家庭教師のバイトを始めた主人公。
その教え子の「美奈」ちゃんは無防備なわりに性への関心も強く、思わず手を出してしまったのでした。
それからというもの、家庭教師の時間のたび気分転換と称して…。
だいたいそんなん。
すぐ前に収録されていた短編が、カラーページから始まる名作「夏から夏まで」(※単行本「少女を脱いだ季節」収録)でして、同じロリ系ですが真っ暗でした。
それと違って、家庭教師モノの王道展開であるこちらは楽しく羨ましい漫画です。
とにかく、「ねーねー」で誘ってくるヒロイン「美奈ちゃん」の可愛らしさにつきるでしょう。
”まだクマさんパンツから卒業できていない微妙な年齢”というあたりの表現もしっかりとしてますね。
※左:「誰そ彼時」の妹さん、右:岩村理央さん。
未完が多い、とか突っ込まれていましたが…連載モノも終わってないのかな?
血の繋がらない兄妹の背徳的なお話「誰そ彼時」
こちらもおそらく未収録作品。
穏やかな空気区が流れておりますが決して褒められた関係でなく、「MARUTA」センセの細かく黒が強い絵柄がよく合った傑作です。
こうした、やや重苦しさのある漫画については非常に巧いですねー。
先の「か・て・きょ」とこちら「誰そ彼時」の短編は新しめな原稿らしく、良質な作画でした。
3つ目の未収録が「少女の人権と自由意志の束縛」でして、こちらはカラーの4ページなショート。
ややこしいタイトルですが、要するにロリ娘の緊縛漫画なんですね。
すぐ終わってしまうものの、ギャップある組み合わせがヤバさ満点です。
ほか、「綾歌」さんとメイド「悠梨」さんの「Noel」、コメディー色の強い「トラブルトライアングル」、大人の女性を目指す「晶」ちゃんの「春色前線異常なし」はどれも連載モノながら1話のみの収録。
(※過去単行本の収録も、まとまっておらずバラバラみたい…)
やや中途半端な気がしますね。
短編「スク水愛好歌」、「とある真夏の情事」はどちらも教師・生徒のカップリングで、スクール水着、ブルマというキーワードでした。
やや作画不安定気味な「スク水愛好歌」に比べると、「とある真夏の情事」はよく安定しております。
ただ、えっちシーンがブルマでないのが、ちょっぴり残念でしたが。
リアルっぽい作画とは裏腹に、全体的にはロリ系のが比率高めなのでした。
ちょっと意外。(※そう言えば、タイトル「少女の味覚」ですもんね)
※おまけ、左:「柊麗子さん」、右:「柊麗さん」です。
なお、巻末に収録されたおまけ漫画「MARUTAが行く」では、「MARUTA」センセと「夏から夏まで」でのヒロイン「柚子ちゃん」の掛け合いが非常に面白く描かれておりました。
そちらではゲスト出演として、新旧「とらぶる~アングル」の「柊麗子(ひいらぎ・れいこ)」さん、「柊麗(ひいらぎ・れい)」さんの両名が宣伝で登場しております。
近々、現在連載しているらしい「とらぶるTRYアングル 1巻」が発売されるとのことなので、期待して待ちましょう。
少女の味覚 (G.B.BEST COMICS)
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