■AliceQuartet OBBLIGATO (藤枝雅・源久也)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : キャラ企画・デザイン
・おまけ: 登場人物紹介。
・その他: 原作「MooNPhase」、カラー(24P)、
イラストストーリー×5、漫画×8(1話番外編)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤枝雅(ふじえだ・みやび)・源久也(みなもと・ひさなり)」両センセの「AliceQuartet OBBLIGATO[アリスカルテット・オブリガート] 」です。
いきなりなんなんですが、ぜんぜん詳しくはありません。
毎度のごとく(笑)
まぁ、よく知ったファンは黙っていても購入するでしょうから、初見の方向けに素人意見でいいのかな。
そんな感じでご覧下さいませ。
※「AliceQuartet」の4名です。
こちら「AliceQuartet」については、実は多少だけ見知っておりました。
よくまとまった小奇麗なイラストと、特徴的な白黒の服装で目立っていたのですよ。
ただ、それがなんなんだか知らなかったのねー。
ひでるさんは小説かゲームなんかだと思っていました。
駆け出し服装デザイナーである「藍原まきの」、「十和田悠希」、「楠瀬文」、「織倉翠夏」の4名。
彼女らの活動するブランド名こそが「AQ」こと「AliceQuartet[アリスカルテット]」なのです。
また、武蔵野には古い教会を改良した同名の洋服店「AliceQuartet」があり、4名は日夜そちらで洋服を創っているのでした。
だいたいそんなん。
※左から「十和田悠希」、「織倉翠夏」、「楠瀬文」です。
そうした設定をもったキャラクター企画こそが、「AliceQuartet[アリスカルテット]」
今回の単行本「AliceQuartet OBBLIGATO」は、企画の一端なんですね。
漫画としては、4名それぞれの日常とか、デザイナーとしての苦悩などが楽しくも真剣に描かれております。
発端がそうした企画であるため設定がしっかりしており、お話も非常に丁寧に描かれているような印象。
逆に言うと、”仕事に情熱を傾ける女の子らの平凡な日常を描く”ということが基本になっているので、ストーリーでの際立つコレ、というものには欠けていると思います。
…ええと、別に悪い意味ではないんですが。
微笑ましい光景を眺めるような風情なので、そんなんが嫌いな方は避けた方がいいかもしれません。
まぁ、キャラ企画からのコミックス化なので、これで良いのでしょう。
ひでるさんとしては、もう少し百合漫画っぽくても良かった(※登場人物は女性ばかりです)かなぁ、と。
オーナー「御厨幸乃」さんの出番がもう少しあったなら…。
※オーナー「御厨幸乃さん」
唯一、世界を百合方面へともっていける方です。
イラストストーリーの漫画部分、番外編などのコメディー部分は絵の雰囲気からして「源久也」センセがメインなのかな?
(↑違っていたらごめんなさい)
そちらも適度な崩し具合で、イメージを損なうことなく、楽しく描かれておりました。
これがあるからこそ、漫画としての幅が広がっているように感じます。
また、それぞれがデザイナーということで、服装や小物については↓表紙そのまま凝っておりました。
このあたりのビジュアル的なものは企画の核というべきポイントですから、さすがにまったく問題ありませんね。
そうしたデザイン的なものがお好きな方は、見ていてほわわーとなるに違いありません。
どっちかというと、こういうのは女性のが楽しいんじゃないかなぁ。
※「藍原まきのさん」です。
ちょっと小さいですが、左から前半・後半・番外編のまきのん。
しっかり丁寧な線のバランス良い絵柄。
”白と黒に彩られた少女達”とか帯に宣伝文句がありましたが、ベタ・トーンなどの色合いは適度な具合です。
特に服装・髪での黒は、ページ全体を引き締めておりました。
「藤枝雅」センセはイラストでのお仕事も多いだけあって、単独・カラーなどの絵は抜群に巧かったです。
世界観もしっかりと固定されており、それぞれ目を引くものになっていると思いました。
さらに、漫画でのお仕事も多く手掛けているためか、よくイラストレーターの方にありがちな”強弱ある作画”にもなっておりません。
全体の安定感は非常に高いものです。
ただ、後半のがより綺麗な線でしたけどねー。
以上、位置付けが微妙な単行本なので、読み手を選ぶと思います。
初見の方は、雰囲気そのままな↓表紙での判断で問題ありません。
ちょっとでも気になったなら、「AliceQuartet」のHPなどで色々見れますんで、お試し下さいませ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : キャラ企画・デザイン
・おまけ: 登場人物紹介。
・その他: 原作「MooNPhase」、カラー(24P)、
イラストストーリー×5、漫画×8(1話番外編)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤枝雅(ふじえだ・みやび)・源久也(みなもと・ひさなり)」両センセの「AliceQuartet OBBLIGATO[アリスカルテット・オブリガート] 」です。
いきなりなんなんですが、ぜんぜん詳しくはありません。
毎度のごとく(笑)
まぁ、よく知ったファンは黙っていても購入するでしょうから、初見の方向けに素人意見でいいのかな。
そんな感じでご覧下さいませ。
※「AliceQuartet」の4名です。
こちら「AliceQuartet」については、実は多少だけ見知っておりました。
よくまとまった小奇麗なイラストと、特徴的な白黒の服装で目立っていたのですよ。
ただ、それがなんなんだか知らなかったのねー。
ひでるさんは小説かゲームなんかだと思っていました。
駆け出し服装デザイナーである「藍原まきの」、「十和田悠希」、「楠瀬文」、「織倉翠夏」の4名。
彼女らの活動するブランド名こそが「AQ」こと「AliceQuartet[アリスカルテット]」なのです。
また、武蔵野には古い教会を改良した同名の洋服店「AliceQuartet」があり、4名は日夜そちらで洋服を創っているのでした。
だいたいそんなん。
※左から「十和田悠希」、「織倉翠夏」、「楠瀬文」です。
そうした設定をもったキャラクター企画こそが、「AliceQuartet[アリスカルテット]」
今回の単行本「AliceQuartet OBBLIGATO」は、企画の一端なんですね。
漫画としては、4名それぞれの日常とか、デザイナーとしての苦悩などが楽しくも真剣に描かれております。
発端がそうした企画であるため設定がしっかりしており、お話も非常に丁寧に描かれているような印象。
逆に言うと、”仕事に情熱を傾ける女の子らの平凡な日常を描く”ということが基本になっているので、ストーリーでの際立つコレ、というものには欠けていると思います。
…ええと、別に悪い意味ではないんですが。
微笑ましい光景を眺めるような風情なので、そんなんが嫌いな方は避けた方がいいかもしれません。
まぁ、キャラ企画からのコミックス化なので、これで良いのでしょう。
ひでるさんとしては、もう少し百合漫画っぽくても良かった(※登場人物は女性ばかりです)かなぁ、と。
オーナー「御厨幸乃」さんの出番がもう少しあったなら…。
※オーナー「御厨幸乃さん」
唯一、世界を百合方面へともっていける方です。
イラストストーリーの漫画部分、番外編などのコメディー部分は絵の雰囲気からして「源久也」センセがメインなのかな?
(↑違っていたらごめんなさい)
そちらも適度な崩し具合で、イメージを損なうことなく、楽しく描かれておりました。
これがあるからこそ、漫画としての幅が広がっているように感じます。
また、それぞれがデザイナーということで、服装や小物については↓表紙そのまま凝っておりました。
このあたりのビジュアル的なものは企画の核というべきポイントですから、さすがにまったく問題ありませんね。
そうしたデザイン的なものがお好きな方は、見ていてほわわーとなるに違いありません。
どっちかというと、こういうのは女性のが楽しいんじゃないかなぁ。
※「藍原まきのさん」です。
ちょっと小さいですが、左から前半・後半・番外編のまきのん。
しっかり丁寧な線のバランス良い絵柄。
”白と黒に彩られた少女達”とか帯に宣伝文句がありましたが、ベタ・トーンなどの色合いは適度な具合です。
特に服装・髪での黒は、ページ全体を引き締めておりました。
「藤枝雅」センセはイラストでのお仕事も多いだけあって、単独・カラーなどの絵は抜群に巧かったです。
世界観もしっかりと固定されており、それぞれ目を引くものになっていると思いました。
さらに、漫画でのお仕事も多く手掛けているためか、よくイラストレーターの方にありがちな”強弱ある作画”にもなっておりません。
全体の安定感は非常に高いものです。
ただ、後半のがより綺麗な線でしたけどねー。
以上、位置付けが微妙な単行本なので、読み手を選ぶと思います。
初見の方は、雰囲気そのままな↓表紙での判断で問題ありません。
ちょっとでも気になったなら、「AliceQuartet」のHPなどで色々見れますんで、お試し下さいませ。
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