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■悦びに咲く軀 (大嶋亮)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・巨乳
・おまけ: あとがき、キャラクター紹介、カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、カラー(40P)、短編×17
      (うち「担任教師のイケナイ・放課後」×6、「僕のイトコ」×5)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大嶋亮(おおしま・りょう)」センセの「悦びに咲く軀」です。

こちらは、帯がなかったら手を出さなかったかもしれない一冊ですね。
構図、あるいはバランスが気に入らないのかなぁ…。
↓表紙・裏表紙のどちらもなんとなく中途半端な印象で、引き寄せられませんでした。
いやね、別に悪いとまでは言いませんが、ひでるさん的に刺さらず。
(※金髪が好きでないというのも理由の一つかもしれませんが)

柊さん、先生
※左:柊さん、右:先生。
 この二人では、「みのりくん」今後も大変そうです。その後も描いてほしいですね。

…それなのに、なにゆえ手元にあるかと言うと、
1) 山積みされてたから。
2) 発売「コアマガジン」だったから。
3) 帯の漫画カットが良かったから。
…なのです。
帯というのは結構重要なもんですね。

さて、そんな訳で「悦びに咲く軀」は「大嶋亮」センセの初単行本なのです。
中編・短編含めて17話と多いですが、収録されている短編の4話はカラーのショート漫画(4ページ)でした。
それがまるごと収録されており、かなりカラーページのある単行本となっております。
中編2本がメインとなった構成を含め、出版社の期待が伺えますね。

連続の1つ、学校モノの「担任教師のイケナイ・放課後」
5年2組の「美作みのり」くんは”顔が女の子っぽい”という理由から、「柊由衣」さんを筆頭にクラスの女子から女装させられるなどのいじめを受けておりました。
落ち込む彼を発見した先生は、話を聞いているうちにちょっかいを出したくなり、特訓と称して…。
だいたいそんなお話。

非常によくありがちな、黄金展開のラブコメ漫画でした。
結果的に「みのりくん」は精神的に成長し、いじめ問題は解決。
さらに、見事にカップルが出来上がるという、読後感の良い作品です。
あれだけ出番があるのに、なぜか主要キャラで唯一名前のない先生が一応のヒロイン。
キツめな容姿と、えっち暴走するところからは想像できないほどに可愛らしい性格をしており、まさか後半でああいった流れになってしまうとは思いませんでした。
(※でも、そのフリがためにオチは綺麗)
サブキャラだけで引っ込むかと思われた同級生の「柊さん」は、意識してしまった以降のくるくる変わる表情が良かったです。
細かい話ですが、なぜか最終話だけ処理が違う(※デジタル・アナログ?)らしく、いきなりの変化が気になりました。

パーカー・ファミリー
※パーカー・ファミリーです。
 基本的にひでるさんは外人好きではないんですねぇ。

ちょっと珍しい、外人家族とのえっち漫画「僕のイトコ」
主人公「田坂卓也」は父親日本人、母親アメリカ人というハーフ。
イトコで、なぜか許嫁と言っている「アンドレア・パーカー」と同居しているのでした。
結婚を承諾されたと勝手に先走った「アンドレア」は実家から家族を呼ぶんですが、「卓也くん」は過去アメリカへ行った際に姉の「リサ・パーカー」と関係をしていたことがひっかかっていたのでした。
さて、「卓也くん」の運命は?

”全部俺が悪いんだ”と言っておりましたが、その通り(笑)
結局「卓也くん」は成年漫画主人公らしく、母親「リサ・パーカー」、三女「エレン・パーカー」など家族全員にお手付きをしておるのでした。
…あの感じだと、今後もなにかと苦労しそうですね。
話数のわりにキャラが多く、またストーリーうんぬんよりえっちに重点が置かれているためか、全体的に掘り下げ不足な印象。
カラーの1、2話は収録された短編と同じく4ページのショート漫画でしたから、後から無理やり連続話にしたのかな?
それが原因か、ヒロイン「アンドレア」があまり目立っていないのが残念でした。
あとね、やっぱりカタカナまじりの台詞はなんとも読みづらかったです
しかし、それがないと外人っぽさが薄れてしまうし…うーむ。

短編の二人
※おまけ:短編の二人。

ほか、短編はページ数が少ないこともあって、即えっち系。
眼鏡の凛々しい司書さんが登場する「図書館に通う理由」、ラクロス服にて特訓が行われる「ラクロスの道」、「仰天!中華飯店」は女体あんかけ、「FLASH」はアイドル「中島ミヤビ」の写真撮影…という感じです。
やや濃いめな塗り方で、↓表紙とはやや異なっておりました。
ひでるさんとしてはこちらのが好み。

しっかりとした線が強く、よく描き込まれた作画。
ややこってりとしてますね。
横に広い目とぽってり唇が特徴で、すらりとした人物絵でした。
カラーの短編に登場するような、大人っぽい女性のがやっぱり合ってますかね。
作画では特に問題の見られない、高いレベルの方だと思います。
ただ、”漫画の巧さ”という点では、構図の悪さからか分かりづらい点がいくつかありました。
…ここはもう少しかなぁ。
あまり目立つほどではないですが、読んでいてページを戻ったことが数回ありました。

以上、初単行本ですが、活動長かったためか非常に絵の巧い方でした。
まだ「大嶋亮」センセのコレという色が出ていないようだったので、次も見てみたいですね。

悦びに咲く� (メガストアコミックスシリーズ No. 154)悦びに咲く� (メガストアコミックスシリーズ No. 154)
(2008/01/19)
大嶋亮

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tag : コアマガジンラブコメ

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