■ナイショの残業 （海野留珈）
★まんがデーター ［５／１５］
・絵 ：■■□□□
・話 ：■■□□□
・独創性：■□□□□
・属性 ： ラブコメ・王道展開
・おまけ：
・その他： 短編×９。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「海野留珈（うみの・るか）」センセの「ナイショの残業」です。
一応、何冊か候補はあるんですが、ちょっとした事情がため保留。
ブログは難しいですねー。
そんな訳で、本日は「海野留珈」センセは３冊目の単行本、「ナイショの残業」です。
以前、”単行本には紹介しやすい・しづらい漫画がありますよー”と書いたことありますが、こちらはあまり言葉が浮かばない、書きづらい系統なの。
積んだままほったらかしておいたのはそんな理由なんですが…やっぱり難しいですね。
がんばりましょう。
※左：従妹「白河清奈」、右：ＯＬ「月野友愛」
「清奈ちゃわん」はこーんな容姿で大学生なのでした。うっそーん（笑）
さて、「ナイショの残業」は全て短編の、ラブコメ漫画を集めた構成。
軽く爽やかなものが多いシリーズそのままで、読みやすく分かりやすいという良さのある反面、はっきり言って読んだ後には何も残りません。
寝る前など、頭を休めるにはぴったりでしょう。
冒頭にフルネームが出てくるのも、こうした漫画の特徴ですよね。
主人公「滝島和也」くんは３つ年下の「岩舘栞」さんと付き合っておりました。
可愛らしい彼女には困った性癖があり…という「ザ・野外」
あまり見られない、なかなか珍しい設定です。
通常、野外でどうのしたがるのは男性なんですが、こちらは女性。
しかも、彼女に露出癖がある訳でなく、あくまでも”野外で男性を喜ばせる”ことに快感を得るという、実に変わった娘さんなのでした。
そのため脱がされるのは「和也くん」なので…下手すると捕まりそうです。
さすがに後半は逆襲する流れでしたが。
見栄えの良し悪しもありますから、当然ですかねー。
ややノスタルジーちっくな「祭りの夜」
秋祭りでの人手確保のため、実家へ呼ばれた「東野優」くん。
そこで、幼馴染みの「庄田雛奈」さんと久しぶりに出会うのでした。
小さい頃は仲が良かったものの、成長するにつれて疎遠となっていた二人。
思い切った「優くん」は、「雛奈さん」を祭りに誘うのでした。
コテコテな王道ラブコメで、やっぱり「雛奈さん」は着物姿なのでした。
もう少し、素敵に描いてほしかったですねぇ。
ひでるさん的には、サブキャラの「木乃美」姉さんのがふくよかで好みでしたが…出番少なく、当然ながらえっちもなく。
ああ、残念。るるるー。
※おまけ：この方が「木乃美姉さん」です。
ＯＬ「月野友愛」さんの会社受難・ラブラブ話「ナイショの残業」
こうした、深夜のオフィスでどうの～目撃されてうんぬん～、というパターンは結構多く見かけますが、非現実的。
まぁ、現代ファンタジーですかね。
とっとと仕事終わらせて帰って下さい（笑）
これが同意えっちなら、アリなんですれど…。
そんな流れ以外でも、業務風景などの描写はリアリティ薄く、ゆるいお話になっております。
多少のフィクションはあって当然と思いますが、サラリーマンの視点ではあまりに残念な内容。
センセは宮仕えの経験ないのでは？
また、「愛玩少女」の「雲山愛育」さんはバイト、「海辺のヴィーナス」の「南」さんは部の先輩、「ラブ・ドローイング」の「白河清奈」ちゃんは従妹、「君は天然娘」の「帆波初奈」ちゃんは年下…という具合で、他の短編はビジネス色がほぼ皆無という構成なのでした。
以上の理由で、なにゆえこれを表題に選択したのか、甚だ疑問。
残業、って横にいるのはビキニの女性ですし。
※文学部「東雲紅美さん」です。
ツンデレ、ということなので両方用意してみました。
巻末「冬の祭典」は、分かりやすいツンデレちっくな「東雲紅美」さんが可愛らしいお話。
「こみっくパーティー」を想像させられる単純話は新鮮味ないものの読みやすくていいんですが、作画の不安定さが全てを台無しにしておりました。
特に、序盤のサービスカットであるパンチラシーンの悪さが致命的なのです。
そんな絵柄について。
基本的に、下手な方ではないと思います。
↓表紙もそうですが、扉絵などは巧く描かれておりました。
ただ、漫画に入ってしまうと、やたら崩れやすく、バランスが悪くなってしまう箇所が目立つのです。
特にえっちシーンになると、それなりの年齢であったヒロインも、子供っぽくなってしまうのが微妙。
もともとほわんとした可愛らしい絵柄なので、年齢高い色っぽい女性は合わないんですね。
年下、妹系で押したほうが良いように思いました。
だいたい、宣伝帯は”妹系フェチ大集合”って文言でしたから。
（※妹みたいにカワイイ娘、というくくりなようですが、この文句は的確でないのでは？）
細かい描写も弱く、限られたページに詰め込んでいるためか、説明の文字数が多いのも気になりました。
以上、こうした軽いラブコメ系統が好きな方はいいでしょう。
そうでない場合には、ちょっとオススメしづらい単行本ですね。
（※センセ、およびファンの方、ごめんなさい。正直な感想を書かせて頂きました）
ナイショの残業 (バンブー・コミックス NAMAIKI SELECT)
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・絵 ：■■□□□
・話 ：■■□□□
・独創性：■□□□□
・属性 ： ラブコメ・王道展開
・おまけ：
・その他： 短編×９。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「海野留珈（うみの・るか）」センセの「ナイショの残業」です。
一応、何冊か候補はあるんですが、ちょっとした事情がため保留。
ブログは難しいですねー。
そんな訳で、本日は「海野留珈」センセは３冊目の単行本、「ナイショの残業」です。
以前、”単行本には紹介しやすい・しづらい漫画がありますよー”と書いたことありますが、こちらはあまり言葉が浮かばない、書きづらい系統なの。
積んだままほったらかしておいたのはそんな理由なんですが…やっぱり難しいですね。
がんばりましょう。
※左：従妹「白河清奈」、右：ＯＬ「月野友愛」
「清奈ちゃわん」はこーんな容姿で大学生なのでした。うっそーん（笑）
さて、「ナイショの残業」は全て短編の、ラブコメ漫画を集めた構成。
軽く爽やかなものが多いシリーズそのままで、読みやすく分かりやすいという良さのある反面、はっきり言って読んだ後には何も残りません。
寝る前など、頭を休めるにはぴったりでしょう。
冒頭にフルネームが出てくるのも、こうした漫画の特徴ですよね。
主人公「滝島和也」くんは３つ年下の「岩舘栞」さんと付き合っておりました。
可愛らしい彼女には困った性癖があり…という「ザ・野外」
あまり見られない、なかなか珍しい設定です。
通常、野外でどうのしたがるのは男性なんですが、こちらは女性。
しかも、彼女に露出癖がある訳でなく、あくまでも”野外で男性を喜ばせる”ことに快感を得るという、実に変わった娘さんなのでした。
そのため脱がされるのは「和也くん」なので…下手すると捕まりそうです。
さすがに後半は逆襲する流れでしたが。
見栄えの良し悪しもありますから、当然ですかねー。
ややノスタルジーちっくな「祭りの夜」
秋祭りでの人手確保のため、実家へ呼ばれた「東野優」くん。
そこで、幼馴染みの「庄田雛奈」さんと久しぶりに出会うのでした。
小さい頃は仲が良かったものの、成長するにつれて疎遠となっていた二人。
思い切った「優くん」は、「雛奈さん」を祭りに誘うのでした。
コテコテな王道ラブコメで、やっぱり「雛奈さん」は着物姿なのでした。
もう少し、素敵に描いてほしかったですねぇ。
ひでるさん的には、サブキャラの「木乃美」姉さんのがふくよかで好みでしたが…出番少なく、当然ながらえっちもなく。
ああ、残念。るるるー。
※おまけ：この方が「木乃美姉さん」です。
ＯＬ「月野友愛」さんの会社受難・ラブラブ話「ナイショの残業」
こうした、深夜のオフィスでどうの～目撃されてうんぬん～、というパターンは結構多く見かけますが、非現実的。
まぁ、現代ファンタジーですかね。
とっとと仕事終わらせて帰って下さい（笑）
これが同意えっちなら、アリなんですれど…。
そんな流れ以外でも、業務風景などの描写はリアリティ薄く、ゆるいお話になっております。
多少のフィクションはあって当然と思いますが、サラリーマンの視点ではあまりに残念な内容。
センセは宮仕えの経験ないのでは？
また、「愛玩少女」の「雲山愛育」さんはバイト、「海辺のヴィーナス」の「南」さんは部の先輩、「ラブ・ドローイング」の「白河清奈」ちゃんは従妹、「君は天然娘」の「帆波初奈」ちゃんは年下…という具合で、他の短編はビジネス色がほぼ皆無という構成なのでした。
以上の理由で、なにゆえこれを表題に選択したのか、甚だ疑問。
残業、って横にいるのはビキニの女性ですし。
※文学部「東雲紅美さん」です。
ツンデレ、ということなので両方用意してみました。
巻末「冬の祭典」は、分かりやすいツンデレちっくな「東雲紅美」さんが可愛らしいお話。
「こみっくパーティー」を想像させられる単純話は新鮮味ないものの読みやすくていいんですが、作画の不安定さが全てを台無しにしておりました。
特に、序盤のサービスカットであるパンチラシーンの悪さが致命的なのです。
そんな絵柄について。
基本的に、下手な方ではないと思います。
↓表紙もそうですが、扉絵などは巧く描かれておりました。
ただ、漫画に入ってしまうと、やたら崩れやすく、バランスが悪くなってしまう箇所が目立つのです。
特にえっちシーンになると、それなりの年齢であったヒロインも、子供っぽくなってしまうのが微妙。
もともとほわんとした可愛らしい絵柄なので、年齢高い色っぽい女性は合わないんですね。
年下、妹系で押したほうが良いように思いました。
だいたい、宣伝帯は”妹系フェチ大集合”って文言でしたから。
（※妹みたいにカワイイ娘、というくくりなようですが、この文句は的確でないのでは？）
細かい描写も弱く、限られたページに詰め込んでいるためか、説明の文字数が多いのも気になりました。
以上、こうした軽いラブコメ系統が好きな方はいいでしょう。
そうでない場合には、ちょっとオススメしづらい単行本ですね。
（※センセ、およびファンの方、ごめんなさい。正直な感想を書かせて頂きました）
ナイショの残業 (バンブー・コミックス NAMAIKI SELECT)
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