まんがさんぽ　■わーるどいずまいん　（オオハシタカユキ）

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■わーるどいずまいん　（オオハシタカユキ）

★まんがデーター　［１１／１５］
・絵　　　：■■■■□
・話　　　：■■□□□
・独創性：■■■■■
・属性　：　成年・マニアック
・おまけ：　あとがき、ゲストページ、
　　　　　　　カバー裏に質問コーナー「ナマハゲさんに聞け！」
・その他：　紹介ページ、短編×７（うち「わーるどいずまいん」×４）
　　　　　　　　　　　　
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「オオハシタカユキ」センセの「わーるどいずまいん」です。

えーっと、くたくたです。
なんだかこのプログもどこまで続けられるか、というぎりぎりな状態になってきましたが、気力あるうちはなんとか頑張りたいと思います。
ちょっと時間も本当にないので、挨拶はそこそこに、さっそく「オオハシタカユキ」センセ２冊目の単行本「わーるどいずまいん」です。

とりあえず…えろえろなのですよ！

以前、こちらのブログでは初単行本の「怪盗ブルーライスチャイルド」を紹介しております。
そちらもやたらハードでマニアックな描写が目立ちましたが、今回もそんなんでした。
見る人によっては…というより、普通に引きますね（笑）

※左：主人公、右：薔薇騎士「乙女皇帝」
　まだはっきりと名前がでていない主人公なのです。…って、この娘が主役だと気付きませんでしたよ！

さて、表題にもなっている連続話「わーるどいずまいん」から。
性暦３０１２年。
環境変化や食糧事情などによって人々の精子不足は深刻なものとなっておりました。
政府への不信はやがて各地方の独立へと発展し、精子資産を求めてそれぞれが争うこととなってしまうのです。
アキハバラ特殊部隊、イケブクロ防衛軍、そして主人公という各勢力は、前時代に「怪盗ブルーライスチャイルド」が残したという遺産「スペルムーン」を求めて争奪戦を繰り広げるのでした…。
だいたいそんなお話。

とりあえず名前だけですが、ちゃっかり登場している前単行本主人公。
そういえば、あちらも精子不足でどうの～って基本でしたね。
サポートアンドロイドの「ＡＮＡＬ」さんあたりは、登場することがあるかもしれませんね。
なにげに、次巻予告にはお名前が見えましたよ。
（※もしかして～～～～なのかな、とか思いますが、とりあえずここでは内緒ね）

…って、勘の良い方は気付いたかもしれませんが、この話はまだ続くのでした。未完です。
えろさよりもしんどさを感じるような過激描写をウリとしている漫画なので、さほど気になるストーリーでもないんですが、きっちり終わっていないのはなんだかスッキリしませんね。
単行本に巻数表記などがなく、また裏表紙のあらすじにもそういった記述はなかったので、注意して下さい。

※左：犬耳「ハチ」、右：湊ヨーコ
　可愛らしい方から大人っぽい女性まで巧い方です。それぞれの名前も楽しいですね。

何度も書きますが、えっちシーンはものスゴイこととなっています。
１、２話あたりならまだいいんですが、３話「チャイニーズデストロイ」での胸描写、４話「ふんどしんどろーむ！」でのお腹など、前作同様な特殊えっちが繰り広げられています。
裏表紙のカット絵で多少確認できますんで、購入前に見ておくのがいいでしょう。

ほか、明るい作画のコメディー話「ガチンコ★マジカルハイスクール」、タイトルから想像される通りな尋問えっちの「特務捜査官アスカ」、ふたなりちっくな「奴隷メイドプリンセス」、といった短編が収録されております。
前巻紹介した時も書いてますが、ひでるさん的にはもう少し落ち着いた感じのがいいなぁ…。

全体的に作画レベルは高く、安定感は大幅に向上しております。
細線で薄めな色のすっきりとした絵柄ですが、液体描写などえっちシーンでの描き込みは激しく、ごっちゃりとした風情。
派手で大仰ではありますが、基本的にしっかりとした画力のある方で、バランス感覚にも優れております。
漫画の見せ方なども巧いですね。
…ただ、散々書いているような過激プレイやその描写、他愛ないバカ話（※褒め言葉ですよ）など、人を選ぶ漫画には違いありません。
成年漫画に不慣れな読者の方は不用意に手を出さないようご注意ください。
保管はくれぐれも、お子様・奥様・お母様の手の届かない場所へするように（笑）