■妄想・極楽・夢気分 (由雅なおは)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、
カラー描き下ろし「妄想・極楽・夢気分」、
カバー裏に「天然天才少女作家 彩子先生」
・その他: カラー(4P)、折り返しにコメント、短編×11
(うち「温泉~夢気分」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「由雅なおは(ゆいが・なおは)」センセの「妄想・極楽・夢気分」です。
昨日に続いて、ふらふらと店頭を彷徨う悪癖がため、手に取った単行本です。
しかし、「なおは」ですか…これまた変わったお名前ですねー。
私は「ひでる」ですが。
そんな、「由雅なおは」センセ2冊目の単行本「妄想・極楽・夢気分」なのです。
こちらは表題作の中編をメインとした構成。
同時収録の短編は、動物メイドからロリな妹まで、バラエティに富んだ内容でした。
前述したように、なにげな~く手に取ったものですが、刺さる漫画もありましたよー。
※左から、かなえ、明美、りん。
温泉だけでなく、こんな制服姿もあったりします。
まず、↓表紙・裏表紙を飾っている表題作「夢気分シリーズ」
卒業旅行として、友人らと共に温泉旅館へ来ていた「一矢」くん。
なんと、朝の風呂入れ替えに気付かぬまま、間違えて女湯へ入ってしまうのでした。
朝風呂を楽しんでいた、学園長令嬢「明美」さん、爆乳「かなえ」さん、真面目な「りん」さんという3名とはち合わせし、大ピンチになってしまうのです。
「筆下ろしさせてくれない?」
しかし、見逃す条件として、リーダー格の「明美さん」が言ったのは、そんな意外な台詞だったのでした。
大雑把にはそんな導入部。
個性の異なるヒロイン3名とのラブコメえっち話です。
特にコレという極端なオススメ要素には欠けるものの、華やか・ハーレムちっくな、読後感の良い作品に仕上がっておりました。
舞台を温泉宿としたのは、浴衣などのビジュアルとしてもそうですが、お話として効果的であったと思います。
温泉シーンがあったのは、1話目「温泉気分夢気分」とカラー描き下ろし「妄想・極楽・夢気分」だけですね。
それらは、成年漫画らしい複数プレイ話です。
2話目「温泉前でも夢気分」は、貧乳・ツインテールな「りんさん」が主役。
車内にて運転する「明美さん」、誘った「かなえさん」を横目に、がっちり「一矢くん」を独占しておりました。
まぁ、そのように仕向けられていたんですけどね。
走っている道路は山道なんでしょうか?
あまり他の車はなく、天候も雪であったとはいえ、車内で疲れて寝てしまうほどシテしまうのは…あー見えて「りんさん」大胆ですね~。
真面目な性格がため、ツンデレちっくな「りんさん」なんですが、その不器用さがため……(一応伏せます)……なのでした。
※左:かなえさん、右:明美さん。
ごめんなさい、「りんさん」のアップ絵だけ、ぎりぎりで掲載できないものとなってしまいました。
3話目「温泉旅館で夢気分」では、丁寧な言葉使いとウエーブかかったロングヘアーが特徴の「かなえさん」です。
こちらでは、旅館エレベータ内えっちなのでした。
先の「りんさん」が車内えっちを満喫していた(笑)のに対し、「見られちゃうかも」という、ドキドキシチュエーションになっております。
オチも良く、最も派手な容姿と柔軟な性格である、「かなえさん」の魅力が満載された1話でした。
…そんな訳で、この「かなえさん」がお気に入りなひでるさんです。
4話目「この先ずっと夢気分」は、タイトルから”温泉”の二文字が外れたそのまま、日常・学園生活でのエピソードです。
こちらでは、3名の正体(…ってほど大袈裟なものでないですが)が判明すると同時に、決着をつけるお話になっております。
とりあえず、前半部分はだけはショートカットな「明美さん」がメインですね。
普段はその言動がため目立っているんですが、えっちシーンになると短い髪の毛、標準的な胸など中間的な要素がためか、もっとも地味な存在となってしまうのでした。
なんだろ、器用貧乏みたいな。…ちょっと違うか。
でも、4ページ目の台詞とか、なかなか格好良かったです。
ああもキッパリ言い切ってくれるのは男性として嬉しいですねー。
以上、長々と書かせて頂きましたが、個性的なヒロインたちとのラブえっち話は素直に心地よいものでした。
よくまとまっていた良作品なので、さらなる続編を期待するのは欲張り過ぎでしょうけれど、もう少しあの4名を見たいです。
※成年漫画家「彩子先生」
うーん、いいキャラです。今回はお気に入りだけにしてみました。
カバー裏の両面にて頑張っておりました、漫画家「彩子」先生が登場する「天然作家彩子先生」
憧れの成年漫画家「彩子先生」のもとにて、アシスタントをすることとなった「宮川裕」くん。
猫メイドなコスプレに眼鏡・巨乳という、可愛らしい「彩子先生」の出迎えにテンションは上昇。
漫画での話から、”きちんと男性の裸を見たことがない”とお願いされて~。
上記の連続話と並んで、コチラもなかなか捨て難い短編作品でした。
容姿そのままなドジっ娘キャラ「彩子先生」
コスプレ衣装のまま玄関へ対応に出てしまうほか、ポーズをつけて写真を撮らせてくれたりしてました。
小さいころからコンプレックスだという、立派な乳の持ち主なんですが、
「こんな…大きいだけの胸…」
とかなんとか、下手すると喧嘩売ってしまうような台詞もありました。
ううむ、同性には嫌われてそうですね。
残念ながら執筆シーンはなかったんですが、あれで「キャノン先生」みたいに一気に原稿仕上げるような描写とかあれば、より話が膨らんでいくと思います。
1話だけで終わらせるには勿体ないキャラでしたから、強く続編を希望します。
※おまけ:「そ、そんなにエッチでしたか?」
あっさりシテしまう近親系、妹「葵」さんとお兄ちゃんの「はじめてのお勉強?」は収録で唯一のロリ系。
ほか、野外・露出えっち好きな「真哉」くんに振り回される「綾瀬」さんの「シチュエーション・ラブ」、「美空」ちゃんと「優」くんの幼馴染みなラブえっち「僕だって男の子!」、狸の化ける「狸花(りか)」ちゃん、狐の化ける「紀津音(きつね)」ちゃんというWヒロインな「こちらアニマルメイドカフェ」などが収録されております。
上で紹介しました「夢気分シリーズ」と「彩子先生」の出来が良かっただけ、他の短編はそれなりという印象でした。
店頭で見た際、↓表紙にて”たまにバランス悪いかなー”と思ったそのままな感じです。
細線のごっちゃり系。
トーン処理を多用する、艶々とした作風・原稿は好き嫌い分かれるでしょう。
大きめな作画で、基本的に巧い方なんですが、たまーに気が抜けたようなバランスの崩れがありました。
正直なところ、目にはつきましたが、全体的にそう問題はないだろう程度ですが。
当然ながら、最近の絵の方がより洗練された感覚ですね。
なお、”お姉さん系はあまり描いたことない”とのことですが、収録作品を見た限りこの路線は正解だと思いました。
問題は「由雅なおは」センセ自身の好みとジャンルが合致しているかどうか、なのだけれども。
妄想・極楽・夢気分 (ポプリコミックス 28号)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、
カラー描き下ろし「妄想・極楽・夢気分」、
カバー裏に「
・その他: カラー(4P)、折り返しにコメント、短編×11
(うち「温泉~夢気分」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「由雅なおは(ゆいが・なおは)」センセの「妄想・極楽・夢気分」です。
昨日に続いて、ふらふらと店頭を彷徨う悪癖がため、手に取った単行本です。
しかし、「なおは」ですか…これまた変わったお名前ですねー。
私は「ひでる」ですが。
そんな、「由雅なおは」センセ2冊目の単行本「妄想・極楽・夢気分」なのです。
こちらは表題作の中編をメインとした構成。
同時収録の短編は、動物メイドからロリな妹まで、バラエティに富んだ内容でした。
前述したように、なにげな~く手に取ったものですが、刺さる漫画もありましたよー。
※左から、かなえ、明美、りん。
温泉だけでなく、こんな制服姿もあったりします。
まず、↓表紙・裏表紙を飾っている表題作「夢気分シリーズ」
卒業旅行として、友人らと共に温泉旅館へ来ていた「一矢」くん。
なんと、朝の風呂入れ替えに気付かぬまま、間違えて女湯へ入ってしまうのでした。
朝風呂を楽しんでいた、学園長令嬢「明美」さん、爆乳「かなえ」さん、真面目な「りん」さんという3名とはち合わせし、大ピンチになってしまうのです。
「筆下ろしさせてくれない?」
しかし、見逃す条件として、リーダー格の「明美さん」が言ったのは、そんな意外な台詞だったのでした。
大雑把にはそんな導入部。
個性の異なるヒロイン3名とのラブコメえっち話です。
特にコレという極端なオススメ要素には欠けるものの、華やか・ハーレムちっくな、読後感の良い作品に仕上がっておりました。
舞台を温泉宿としたのは、浴衣などのビジュアルとしてもそうですが、お話として効果的であったと思います。
温泉シーンがあったのは、1話目「温泉気分夢気分」とカラー描き下ろし「妄想・極楽・夢気分」だけですね。
それらは、成年漫画らしい複数プレイ話です。
2話目「温泉前でも夢気分」は、貧乳・ツインテールな「りんさん」が主役。
車内にて運転する「明美さん」、誘った「かなえさん」を横目に、がっちり「一矢くん」を独占しておりました。
まぁ、そのように仕向けられていたんですけどね。
走っている道路は山道なんでしょうか?
あまり他の車はなく、天候も雪であったとはいえ、車内で疲れて寝てしまうほどシテしまうのは…あー見えて「りんさん」大胆ですね~。
真面目な性格がため、ツンデレちっくな「りんさん」なんですが、その不器用さがため……(一応伏せます)……なのでした。
※左:かなえさん、右:明美さん。
ごめんなさい、「りんさん」のアップ絵だけ、ぎりぎりで掲載できないものとなってしまいました。
3話目「温泉旅館で夢気分」では、丁寧な言葉使いとウエーブかかったロングヘアーが特徴の「かなえさん」です。
こちらでは、旅館エレベータ内えっちなのでした。
先の「りんさん」が車内えっちを満喫していた(笑)のに対し、「見られちゃうかも」という、ドキドキシチュエーションになっております。
オチも良く、最も派手な容姿と柔軟な性格である、「かなえさん」の魅力が満載された1話でした。
…そんな訳で、この「かなえさん」がお気に入りなひでるさんです。
4話目「この先ずっと夢気分」は、タイトルから”温泉”の二文字が外れたそのまま、日常・学園生活でのエピソードです。
こちらでは、3名の正体(…ってほど大袈裟なものでないですが)が判明すると同時に、決着をつけるお話になっております。
とりあえず、前半部分はだけはショートカットな「明美さん」がメインですね。
普段はその言動がため目立っているんですが、えっちシーンになると短い髪の毛、標準的な胸など中間的な要素がためか、もっとも地味な存在となってしまうのでした。
なんだろ、器用貧乏みたいな。…ちょっと違うか。
でも、4ページ目の台詞とか、なかなか格好良かったです。
ああもキッパリ言い切ってくれるのは男性として嬉しいですねー。
以上、長々と書かせて頂きましたが、個性的なヒロインたちとのラブえっち話は素直に心地よいものでした。
よくまとまっていた良作品なので、さらなる続編を期待するのは欲張り過ぎでしょうけれど、もう少しあの4名を見たいです。
※成年漫画家「彩子先生」
うーん、いいキャラです。今回はお気に入りだけにしてみました。
カバー裏の両面にて頑張っておりました、漫画家「彩子」先生が登場する「天然作家彩子先生」
憧れの成年漫画家「彩子先生」のもとにて、アシスタントをすることとなった「宮川裕」くん。
猫メイドなコスプレに眼鏡・巨乳という、可愛らしい「彩子先生」の出迎えにテンションは上昇。
漫画での話から、”きちんと男性の裸を見たことがない”とお願いされて~。
上記の連続話と並んで、コチラもなかなか捨て難い短編作品でした。
容姿そのままなドジっ娘キャラ「彩子先生」
コスプレ衣装のまま玄関へ対応に出てしまうほか、ポーズをつけて写真を撮らせてくれたりしてました。
小さいころからコンプレックスだという、立派な乳の持ち主なんですが、
「こんな…大きいだけの胸…」
とかなんとか、下手すると喧嘩売ってしまうような台詞もありました。
ううむ、同性には嫌われてそうですね。
残念ながら執筆シーンはなかったんですが、あれで「キャノン先生」みたいに一気に原稿仕上げるような描写とかあれば、より話が膨らんでいくと思います。
1話だけで終わらせるには勿体ないキャラでしたから、強く続編を希望します。
※おまけ:「そ、そんなにエッチでしたか?」
あっさりシテしまう近親系、妹「葵」さんとお兄ちゃんの「はじめてのお勉強?」は収録で唯一のロリ系。
ほか、野外・露出えっち好きな「真哉」くんに振り回される「綾瀬」さんの「シチュエーション・ラブ」、「美空」ちゃんと「優」くんの幼馴染みなラブえっち「僕だって男の子!」、狸の化ける「狸花(りか)」ちゃん、狐の化ける「紀津音(きつね)」ちゃんというWヒロインな「こちらアニマルメイドカフェ」などが収録されております。
上で紹介しました「夢気分シリーズ」と「彩子先生」の出来が良かっただけ、他の短編はそれなりという印象でした。
店頭で見た際、↓表紙にて”たまにバランス悪いかなー”と思ったそのままな感じです。
細線のごっちゃり系。
トーン処理を多用する、艶々とした作風・原稿は好き嫌い分かれるでしょう。
大きめな作画で、基本的に巧い方なんですが、たまーに気が抜けたようなバランスの崩れがありました。
正直なところ、目にはつきましたが、全体的にそう問題はないだろう程度ですが。
当然ながら、最近の絵の方がより洗練された感覚ですね。
なお、”お姉さん系はあまり描いたことない”とのことですが、収録作品を見た限りこの路線は正解だと思いました。
問題は「由雅なおは」センセ自身の好みとジャンルが合致しているかどうか、なのだけれども。
妄想・極楽・夢気分 (ポプリコミックス 28号)
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