■いぬかみっ! 全6巻 (松沢まり)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・アクション
・おまけ: あとがき(1,2,3,4,5,6)、
原作・キャラデザより(1,2,4,5,6)。
・その他: 原作「有沢まみず」、合作おまけマンガ(6)、
合間にキャラ紹介・イラスト、全6巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松沢まり(まつざわ・まり)」センセの「いぬかみっ! 全6巻」です。
目がしばしばしてます。
えー、毎度のごとく業務が多忙のため、今回はちょろっとでごめんなさい。
本日は、こないだ最終となる6巻が発売されました、「松沢まり」センセの「いぬかみっ!」です。
いまさらこんなブログで取り上げる必要のないくらいに有名な作品ですよ。
作画を担当された「松沢まり」センセの作品は、初連載・初単行本という「ひなどりGIRL」を読んでおりました。
…が、この時はあまり刺さらなかったんですよねー。
好きな絵柄ではあったんですが、なんというか「毒」が無さ過ぎで、邪悪なひでるさんには耐えれなかったのです。
それに続く連載が、今回の「いぬかみっ!」だったみたいなの。
多くの方はご存じでしょうけれど、こちらは小説を皮切りにこちらの漫画、アニメ、ゲームという具合でメディアミックス展開されております。あちこちで見かける機会があるでしょう。
※2巻・4巻の「ようこさん」です。
他の犬神もおりますが、今回は比較も兼ねて「ようこさん」オンリーです。
代々犬神使いの血筋である川平家は、「犬神」と共に魑魅魍魎の類を退治することを生業としておりました。
その末裔「川平啓太」は、十三歳の時に行われた儀式”品定め”において不適格の烙印を押され、勘当の身だったのです。
ある日、当主に呼び出された「啓太」はとある事情がため儀式で名乗り出れなかった犬神「ようこ」を与えられ、晴れて犬神使いとなったのでした。
しかし、自らの犬神に喜んだ「啓太」ですが、可愛らしい容姿とは裏腹に「ようこ」はわがままで家事などを一切しない上、桁はずれに高い能力を有するという、問題児だったのです。
大雑把ですが、まぁそんな感じ。
確かアニメをやっていた際に、「飛龍乱」センセは「うる星やつら」を連想したとかなんとか書かれていましたが、そんな感じが基本ですね。
魅力的な人外女子とのドキドキ同居生活でありながら、その娘は置いといて他の女子を追いかけ、嫉妬される~みたいなとこ。
身近な女性よりも他の女性が恋しくなるというのは、悲しい男性の性と言えるでしょう(笑)
お話でのポイントとしては、魔物との対決がある犬神使いということ、ヒロイン「ようこさん」が犬神…(まぁ、いいか)…であること。
軟派な振る舞いとえっちさがため誤解されている犬神使い「啓太くん」は、言われているほどのハチャメチャさはありません。
それぞれ依頼をサボらずにちゃんと対処しているほか、手を焼いてはいるものの「ようこさん」の面倒をしっかり見ており、また気は多いものの直接手を出そうとはしておりません。
「こう見えて結構紳士なんだぜ?」
という台詞もありましたが、その通りなのでしょう。
また、「啓太くん」の明るく前向きで、ときたま鋭い面は依頼・事件などの解決において大いに発揮されており、特に中盤のクライマックスたる死神とのエピソード(4巻)でも、困難な仕事をきっちり完遂していました。
相棒たる「ようこさん」の能力もありますが、彼はなかなかの人物ですね。
※1巻・6巻の「ようこさん」です。
左が初登場、右はラスト話。ちなみに、中央上あたりにいる「ともはね」の生長後の姿がみたいです。
もうひとつ、犬神「ようこさん」ですが、ぜひブログを書きたいと思った切っ掛けは、2巻に収録された7話「続々・なでしこ登場」の回。
過去に紹介した「いぬみみ/中島零」の際にも書きましたが、
「他の犬神を排除し、独占したのですよ。私が」
…この一言が妙に刺さったんですねー。
後に「ようこさん」自身も、
「実はわたしがみんなけちらしちゃったの。だってだってそうしないと、わたしがケイタの犬神になれなかったんだもん」
とか、明るく告白しております。
1巻後半で「なでしこ」が来た際には「街を焼き払う」と激しい怒りをあらわにしたほか、帰宅して「ともはね」の姿を見つけると部屋を破壊するほど怒ってみたり、3巻にて「川平薫」宅へ呼ばれた際には終始彼を監視し続けておりました。
ひでるさんは複数犬を見て実感してますが、犬というのはそうしたものだと思います。
それぞれ多少性格の違いはあるものの、従順である反面、非常に嫉妬しますよね。
ましてや「ようこさん」みたいな激しい性格なら、尚更です。
外出では必ず連れて行ってほしいでしょうし、他に関心を向けられるのは猛烈に嫌なことでしょう。
そんな訳で、他の犬神がちょくちょく出る1巻後半以降になってから、面白さは倍増しました。
もう少し色々絡んでほしかったという気持ちもありますが。
今回のブログに際して改めて1巻を見ましたが、最新刊とほぼ遜色はありません。
全6巻にわたって非常に安定感があり、またすっきりとした高レベルな作画です。
少女漫画っぽい原作絵よりも広く好まれそうな雰囲気ですが、そのあたりの違いをどう捉えるかで評価は変わるでしょう。
漫画なので動かしやすくなったかなぁ、とか思いましたけど。
…とまぁ、好き勝手に書きましたが、さすがに人気作品だけあって設定・お話など良かったです。
また、「松沢まり」センセも巧く漫画化したと感じます。
この出来栄えなら、原作ファンの方も問題ないでしょう…かな?
猫耳とか漫画ではよく「猫」を目にしますが、やっぱり「犬」ですよねー。
お話はまだ続くようですし、可能ならば連載を再開してほしいところでした。
いぬかみっ! 6 (6) (電撃コミックス)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・アクション
・おまけ: あとがき(1,2,3,4,5,6)、
原作・キャラデザより(1,2,4,5,6)。
・その他: 原作「有沢まみず」、合作おまけマンガ(6)、
合間にキャラ紹介・イラスト、全6巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松沢まり(まつざわ・まり)」センセの「いぬかみっ! 全6巻」です。
目がしばしばしてます。
えー、毎度のごとく業務が多忙のため、今回はちょろっとでごめんなさい。
本日は、こないだ最終となる6巻が発売されました、「松沢まり」センセの「いぬかみっ!」です。
いまさらこんなブログで取り上げる必要のないくらいに有名な作品ですよ。
作画を担当された「松沢まり」センセの作品は、初連載・初単行本という「ひなどりGIRL」を読んでおりました。
…が、この時はあまり刺さらなかったんですよねー。
好きな絵柄ではあったんですが、なんというか「毒」が無さ過ぎで、邪悪なひでるさんには耐えれなかったのです。
それに続く連載が、今回の「いぬかみっ!」だったみたいなの。
多くの方はご存じでしょうけれど、こちらは小説を皮切りにこちらの漫画、アニメ、ゲームという具合でメディアミックス展開されております。あちこちで見かける機会があるでしょう。
※2巻・4巻の「ようこさん」です。
他の犬神もおりますが、今回は比較も兼ねて「ようこさん」オンリーです。
代々犬神使いの血筋である川平家は、「犬神」と共に魑魅魍魎の類を退治することを生業としておりました。
その末裔「川平啓太」は、十三歳の時に行われた儀式”品定め”において不適格の烙印を押され、勘当の身だったのです。
ある日、当主に呼び出された「啓太」はとある事情がため儀式で名乗り出れなかった犬神「ようこ」を与えられ、晴れて犬神使いとなったのでした。
しかし、自らの犬神に喜んだ「啓太」ですが、可愛らしい容姿とは裏腹に「ようこ」はわがままで家事などを一切しない上、桁はずれに高い能力を有するという、問題児だったのです。
大雑把ですが、まぁそんな感じ。
確かアニメをやっていた際に、「飛龍乱」センセは「うる星やつら」を連想したとかなんとか書かれていましたが、そんな感じが基本ですね。
魅力的な人外女子とのドキドキ同居生活でありながら、その娘は置いといて他の女子を追いかけ、嫉妬される~みたいなとこ。
身近な女性よりも他の女性が恋しくなるというのは、悲しい男性の性と言えるでしょう(笑)
お話でのポイントとしては、魔物との対決がある犬神使いということ、ヒロイン「ようこさん」が犬神…(まぁ、いいか)…であること。
軟派な振る舞いとえっちさがため誤解されている犬神使い「啓太くん」は、言われているほどのハチャメチャさはありません。
それぞれ依頼をサボらずにちゃんと対処しているほか、手を焼いてはいるものの「ようこさん」の面倒をしっかり見ており、また気は多いものの直接手を出そうとはしておりません。
「こう見えて結構紳士なんだぜ?」
という台詞もありましたが、その通りなのでしょう。
また、「啓太くん」の明るく前向きで、ときたま鋭い面は依頼・事件などの解決において大いに発揮されており、特に中盤のクライマックスたる死神とのエピソード(4巻)でも、困難な仕事をきっちり完遂していました。
相棒たる「ようこさん」の能力もありますが、彼はなかなかの人物ですね。
※1巻・6巻の「ようこさん」です。
左が初登場、右はラスト話。ちなみに、中央上あたりにいる「ともはね」の生長後の姿がみたいです。
もうひとつ、犬神「ようこさん」ですが、ぜひブログを書きたいと思った切っ掛けは、2巻に収録された7話「続々・なでしこ登場」の回。
過去に紹介した「いぬみみ/中島零」の際にも書きましたが、
「他の犬神を排除し、独占したのですよ。私が」
…この一言が妙に刺さったんですねー。
後に「ようこさん」自身も、
「実はわたしがみんなけちらしちゃったの。だってだってそうしないと、わたしがケイタの犬神になれなかったんだもん」
とか、明るく告白しております。
1巻後半で「なでしこ」が来た際には「街を焼き払う」と激しい怒りをあらわにしたほか、帰宅して「ともはね」の姿を見つけると部屋を破壊するほど怒ってみたり、3巻にて「川平薫」宅へ呼ばれた際には終始彼を監視し続けておりました。
ひでるさんは複数犬を見て実感してますが、犬というのはそうしたものだと思います。
それぞれ多少性格の違いはあるものの、従順である反面、非常に嫉妬しますよね。
ましてや「ようこさん」みたいな激しい性格なら、尚更です。
外出では必ず連れて行ってほしいでしょうし、他に関心を向けられるのは猛烈に嫌なことでしょう。
そんな訳で、他の犬神がちょくちょく出る1巻後半以降になってから、面白さは倍増しました。
もう少し色々絡んでほしかったという気持ちもありますが。
今回のブログに際して改めて1巻を見ましたが、最新刊とほぼ遜色はありません。
全6巻にわたって非常に安定感があり、またすっきりとした高レベルな作画です。
少女漫画っぽい原作絵よりも広く好まれそうな雰囲気ですが、そのあたりの違いをどう捉えるかで評価は変わるでしょう。
漫画なので動かしやすくなったかなぁ、とか思いましたけど。
…とまぁ、好き勝手に書きましたが、さすがに人気作品だけあって設定・お話など良かったです。
また、「松沢まり」センセも巧く漫画化したと感じます。
この出来栄えなら、原作ファンの方も問題ないでしょう…かな?
猫耳とか漫画ではよく「猫」を目にしますが、やっぱり「犬」ですよねー。
お話はまだ続くようですし、可能ならば連載を再開してほしいところでした。
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