■キラ☆キラ (上田キク)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 原作ゲーム・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: 原作「OVERDRIVE」、
全て表題(4話+α)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「上田キク(うえだ・きく)」センセの「キラ☆キラ」です。
いや毎日暑いですねー。
色々あって、やや疲れ気味です。
ビジネスマンな皆さまは、だいたい今頃が夏休みなんでしょうかね?
…う、うらやましい。
さて、ぐったりなひでるさんは置いといて、こちらは原作がPCゲームというコメディー「キラ☆キラ」です。
作画を担当されている「上田キク」センセの漫画はこれが初見。
絵柄が好みな系統なので、なんとなーく手にしました。
PCゲームの漫画版で1巻完結というのは、博打要素ありましたが…これがなかなかオススメなのです。
※左から、「樫原紗理奈」、「椎野きらり」、「紗理奈」、「石動千絵」
左はお泊りでのネグリジェ姿、右がステージ衣装です。
「また一から真面目に部活やるのもだるくてさ…」
テニス部をやめた主人公「前島鹿之助(まえじま・しかのすけ)」は幼馴染み「石動千絵」に誘われ、”ほとんど活動していない”という第2文芸部iへ入部しました。
その部室にて、お嬢様の「樫原紗理奈(かしわら・さりな)」、歌のうまい「椎野きらり」と出会います。
まったく別の意味で浮世離れしたその2人は「鹿之助」の持っていたライブビデオに魅了され、近づく文化祭の出し物としてパンクバンドを結成するのでした。
友人「村上」より楽器を借り、人気バンドの一員「殿谷健太」の指導を受けた4名は、3ヶ月後の本番まで練習を重ねるのです。
…だいたいそんな感じ。
原作は成年指定なんですが、やっぱりこちらは一般単行本。
毎度の如くひでるさんはPCゲーム未プレイですが、今後はプレステとか携帯アプリなども予定されているそうです。
へー、人気あるんですかね。
例によって漫画版にはえっちシーンは無論のこと、サービスシーンすらほぼ皆無でした。
…が。
なんでパンクなのかなぁ、と思ってましたが、なるほどそこがコメディーになっているんですね。
可愛らしい女の子らが(半分意味も分からぬまま)過激な単語を連発する様は、見ていて楽しいものです。
※お嬢様「樫原紗理奈さん」
ひでるさんのお気に入り。左の服はもの凄いこととなってます。
単行本では、車で送り迎えをされているほどのお嬢様「紗理奈さん」
笑顔で「豚野郎」とか言ってみたり、運転手と怪しげなプレイをしたりしておりました。
また身体が弱いという設定があり、儚げな容姿である割には、なかなかのスタイルをお持ちなんです。
大きいですね。
ステージ衣装もセクシーです。
いかにも正ヒロインという「きらりさん」は登場回数多めでしたが、いい娘過ぎてちょっと毒に欠けるかなぁ。
特に3話は彼女の主役エピソードという感じなんですが、もうひと捻りほしい気がしました。
…なんとなく。
緊張のあまり、訳のわからん行動をとるのは面白いんですけど。
また、バンドでは女装している「鹿之助くん」なんですが、2話途中にて語られるトラウマ部分、4話でのモテモテな様が素敵です。
とある理由でヒッチハイクすることとなるんですが、「きらりさん」では止まらなかった車(←「千絵さん」曰く”色気が足りない”とのこと)が、女装の「鹿之助くん」がアピールするとバンバン止まる描写などが最高ですね。
プライドがズタズタになっているだろう「きらりさん」の表情も非常に良かったです。
※おまけ:あうあう、な「きらりさん」
もっとこんな感じを出してもよかったかなぁ。
お話は4話とかなり短いんですが、全体的にまとまった単行本でした。
気になったのは、3話、4話の並びくらいですかね。
前述したように原作は知りませんが、選んだエピソードも適切だと思います。
ゲーム原作の漫画版としては、かなり良質な出来栄えと言えるでしょう。
なお、パンク用語辞典などもありましたよー。
かなり絵柄が変わっているんですが、それは大丈夫なのかなぁ。
中扉のカラー絵には、よくある原作絵(※片山真二さん)とのコラボなんですが、同じ服を着た「きらりさん」がまさしく別人のようになっていました。
ただ、決して悪くなっている訳でなく、原作絵は成年ゲームちっく、単行本は漫画ちっくという違いなのです。
ひでるさんとしては、漫画版のが好みです。
しっかりと引かれた、やや強い線の絵柄。
柔らかさには欠けますが乱れは少なく、全体的に安定しておりました。
構図や濃淡などのバランスについては、適度な感じだと思います。
まんまるな黒眼と尖った顎、ばっさりとした髪が特徴。
基本的には可愛らしいキャラ絵ですが、目は比較的小さめ・輪郭は広めということで、爽やかな綺麗さもありました。
できれば、いつものジャンルでも見たいですねー(笑)
大まかには↓表紙ですが、裏表紙にカット絵があるのでそちらが判断にオススメです。
ひでるさんの読後感は”もうちょっと見たいなぁ”でした。
ゲーム未プレイな人間にそう思わせたことこそ、漫画版が成功したと言えるでしょう。
オススメです。
逆にファンの方は…絵柄の違いが問題なければ、ですかね。
※こちらがゲーム版
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 原作ゲーム・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: 原作「OVERDRIVE」、
全て表題(4話+α)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「上田キク(うえだ・きく)」センセの「キラ☆キラ」です。
いや毎日暑いですねー。
色々あって、やや疲れ気味です。
ビジネスマンな皆さまは、だいたい今頃が夏休みなんでしょうかね?
…う、うらやましい。
さて、ぐったりなひでるさんは置いといて、こちらは原作がPCゲームというコメディー「キラ☆キラ」です。
作画を担当されている「上田キク」センセの漫画はこれが初見。
絵柄が好みな系統なので、なんとなーく手にしました。
PCゲームの漫画版で1巻完結というのは、博打要素ありましたが…これがなかなかオススメなのです。
※左から、「樫原紗理奈」、「椎野きらり」、「紗理奈」、「石動千絵」
左はお泊りでのネグリジェ姿、右がステージ衣装です。
「また一から真面目に部活やるのもだるくてさ…」
テニス部をやめた主人公「前島鹿之助(まえじま・しかのすけ)」は幼馴染み「石動千絵」に誘われ、”ほとんど活動していない”という第2文芸部iへ入部しました。
その部室にて、お嬢様の「樫原紗理奈(かしわら・さりな)」、歌のうまい「椎野きらり」と出会います。
まったく別の意味で浮世離れしたその2人は「鹿之助」の持っていたライブビデオに魅了され、近づく文化祭の出し物としてパンクバンドを結成するのでした。
友人「村上」より楽器を借り、人気バンドの一員「殿谷健太」の指導を受けた4名は、3ヶ月後の本番まで練習を重ねるのです。
…だいたいそんな感じ。
原作は成年指定なんですが、やっぱりこちらは一般単行本。
毎度の如くひでるさんはPCゲーム未プレイですが、今後はプレステとか携帯アプリなども予定されているそうです。
へー、人気あるんですかね。
例によって漫画版にはえっちシーンは無論のこと、サービスシーンすらほぼ皆無でした。
…が。
なんでパンクなのかなぁ、と思ってましたが、なるほどそこがコメディーになっているんですね。
可愛らしい女の子らが(半分意味も分からぬまま)過激な単語を連発する様は、見ていて楽しいものです。
※お嬢様「樫原紗理奈さん」
ひでるさんのお気に入り。左の服はもの凄いこととなってます。
単行本では、車で送り迎えをされているほどのお嬢様「紗理奈さん」
笑顔で「豚野郎」とか言ってみたり、運転手と怪しげなプレイをしたりしておりました。
また身体が弱いという設定があり、儚げな容姿である割には、なかなかのスタイルをお持ちなんです。
大きいですね。
ステージ衣装もセクシーです。
いかにも正ヒロインという「きらりさん」は登場回数多めでしたが、いい娘過ぎてちょっと毒に欠けるかなぁ。
特に3話は彼女の主役エピソードという感じなんですが、もうひと捻りほしい気がしました。
…なんとなく。
緊張のあまり、訳のわからん行動をとるのは面白いんですけど。
また、バンドでは女装している「鹿之助くん」なんですが、2話途中にて語られるトラウマ部分、4話でのモテモテな様が素敵です。
とある理由でヒッチハイクすることとなるんですが、「きらりさん」では止まらなかった車(←「千絵さん」曰く”色気が足りない”とのこと)が、女装の「鹿之助くん」がアピールするとバンバン止まる描写などが最高ですね。
プライドがズタズタになっているだろう「きらりさん」の表情も非常に良かったです。
※おまけ:あうあう、な「きらりさん」
もっとこんな感じを出してもよかったかなぁ。
お話は4話とかなり短いんですが、全体的にまとまった単行本でした。
気になったのは、3話、4話の並びくらいですかね。
前述したように原作は知りませんが、選んだエピソードも適切だと思います。
ゲーム原作の漫画版としては、かなり良質な出来栄えと言えるでしょう。
なお、パンク用語辞典などもありましたよー。
かなり絵柄が変わっているんですが、それは大丈夫なのかなぁ。
中扉のカラー絵には、よくある原作絵(※片山真二さん)とのコラボなんですが、同じ服を着た「きらりさん」がまさしく別人のようになっていました。
ただ、決して悪くなっている訳でなく、原作絵は成年ゲームちっく、単行本は漫画ちっくという違いなのです。
ひでるさんとしては、漫画版のが好みです。
しっかりと引かれた、やや強い線の絵柄。
柔らかさには欠けますが乱れは少なく、全体的に安定しておりました。
構図や濃淡などのバランスについては、適度な感じだと思います。
まんまるな黒眼と尖った顎、ばっさりとした髪が特徴。
基本的には可愛らしいキャラ絵ですが、目は比較的小さめ・輪郭は広めということで、爽やかな綺麗さもありました。
できれば、いつものジャンルでも見たいですねー(笑)
大まかには↓表紙ですが、裏表紙にカット絵があるのでそちらが判断にオススメです。
ひでるさんの読後感は”もうちょっと見たいなぁ”でした。
ゲーム未プレイな人間にそう思わせたことこそ、漫画版が成功したと言えるでしょう。
オススメです。
逆にファンの方は…絵柄の違いが問題なければ、ですかね。
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※こちらがゲーム版
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