■Escape Creator (井上よしひさ)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・緊縛
・おまけ: 描き下ろし「縄原縛郎の女体緊縛ルポ」、
カバー裏に別絵・ダムダム講座。
・その他: 折り返しにコメント、短編×8
(うち「縄原くんシリーズ」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井上よしひさ(いのうえ・よしひさ)」センセの「Escape Creator ~責絵少女~」です。
いきなりですが…
これは良いです!
たぶん、「井上よしひさ」センセの最高傑作というべき単行本であると思います!!
まぁ、単にひでるさんがこうしたもの好きなだけなんですけどね。
(※緊縛とか黒タイツとか独立した短編がまとまるとか…まぁ色々)
さて、こちら「Escape Creator ~責絵少女~」は成年漫画だけだと8冊目(くらい)な単行本。
「井上よしひさ」センセと言えばやっぱりポニーテールなんですが、こちらのジャンルとしては「緊縛」となっております。
えー、こうした可愛らしい絵柄で、かつ緊縛をメインにした単行本ってのは、そうそうないでしょう。…たぶん。
そんなん好きな方はオススメ。
※左:ダム蜂さん、右:淳さん
カバー裏でダム講座をしているのが、その「ダム蜂さん」です。
収録の「淳~すなお~2008年・初春」は単行本「淳~すなお~」に収録された、同タイトル中編の主人公「横山ヒカル」、ヒロイン「鈴代淳」の後日談です。
お話としては相変わらずで、「淳さん」に誘われた「ヒカルくん」が緊縛プレイをするというもの。
具体的には、”緊縛”というより”磔”なんですが。
そうしたシチュエーションがためか、盛り上げようとする「淳さん」は設定をつけるんですが…
「しかしこの私、セーラーメガネタイツ刑事はどんな拷問にも屈しないわ!!」
…とか言っておりました。
どんな刑事だ(笑)
眼鏡と黒タイツが特徴である「淳さん」の健在ぶりが幸せでした。
ふと思い出す単行本は「独蛾/月吉ヒロキ」ですが、やっぱり”黒タイツとそれ越しの下着”ってーのは実にいいもんですね。
↑あの台詞は、なにげに短編のポイントを押さえているのです。
なお、フィギュアスケート部の「川村美央」さんはやっぱり出番ありませんでした。
今回単行本では、なんと言ってもコミックスをまたいで登場していた「縄原くんシリーズ」が収録のメイン。
漫画家のアシスタントとして登場する「縛遼太郎(PN)の実践緊縛され講座」、陸上部の後輩という位置づけの「緊トレ」、温泉スタッフとして顔を見せている「緊縛温泉縄目の湯」、そして彼の正体などが明らかにされる最終話「Escape Creator ~責絵少女~」という4話です。
ほか、「淳~すなお~」収録の「縄道~ROPE WAY~」、「Escape Artist」収録の「Escape Artist」が全シリーズなんですね。
もし読んでいない方は、ぜひそちらも揃えるのをオススメします。
↓表紙を飾る、緊縛えっち漫画家「縛遼太郎」先生の「縛遼太郎(PN)の実践緊縛され講座」
ラストの漫画、描き下ろし「縄原縛郎の女体緊縛ルポ」などを考慮すると、彼女がシリーズのメインヒロインかもしれません。
眼鏡と黒タイツは「淳さん」と同じですが、全体的にふっくら気味であるのが最大の特徴。
比較的身体はふくよかで、輪郭も丸めに描かれておりました。
こうした漫画なので、実に最適なキャラと言えるでしょう。
なんとなくですが、脱ぐ前のがえっちに見えますよ。
※緊縛えっち漫画家「縛遼太郎」先生。
こんな感じ。服着ているほうがえっちくさいのです。いいなぁ。
「緊トレ」、「緊縛温泉縄目の湯」という2話。
当初はロングなんですが、どちらも途中からなんかんのとポニーテールにするのが良いですね。
普段は人畜無害そうな「縄原くん」が、すっと冷たく表情を変えるのが素敵です。
やっぱり男子はかくありたいですよねー。
短編「緊トレ」では、なにげに扉絵の縄跡がえっち。
お話で面白いのは「緊縛温泉縄目の湯」でして、なんやーかんやー言いながら、興味本位に自ら縛ってしまうパターンでした。
温泉スタッフとして登場する「縄原くん」ですが、うまーく誘導した感じです。
シリーズ総括漫画「Escape Creator ~責絵少女~」
こちらでは、それまで出演していたヒロインらが再登場しておりました。
詳しくは単行本にてどうぞ。
こうした「和」っぽい雰囲気で、重ためな背景を抱えているようなネタは、PCゲーム「月花美人」から大好物なひでるさんなのです。
それぞれ独立した短編としても楽しめ、たまに緊縛豆知識のようなものもありました。
そうしたジャンルが好きな方は無論、そうでない方も趣味趣向を揺り動かされるかもしれない漫画です。
オススメです。
※コメディー描写:「御子柴理恵子さん」
巫女さんも縛られます。
ほか、「御子柴理恵子の緊縛」、「電波少女」という2話も、上記シリーズとは無関係ですがそうした系統。
「御子柴理恵子の緊縛」はタイトルそのまま、実家が神社である「御子柴理恵子」さんが同級生「ヤワタ」くんにお願いして縛られるという短編。
コメディーちっくに描かれた、強引な誘い方が素敵です。
「電波少女」はとある理由がため、勝手に縛られていく姉のお話。
こちらも、非常にコメディー色の強い短編でした。
シマパンはいいんですが、ああも丸出しだとなんだか嬉しくないのが不思議よ。
収録では、唯一縛りと無関係な短編「ひねりもなんにもニャい」
ヒロインは猫の擬人化なんですが、微妙に可愛くないところが最大のポイントでしょう(笑)
うん、「~耳」だからと言って、必ずしも美少女(…に耳と尻尾デスか?)な訳ないですもんね。
これはなかなか新鮮でした。
やや太めで、強い線のくっきり絵柄。
どちらかというと濃いめで、ページは賑やかです。
一般でも活躍されているだけあって、各描写についてはさすがの安定感でした。
特にコメディー部分の崩しなどは抜群ですね。
(※当然、縛りの描写も巧くえっちに描かれてます)
大き過ぎないきらきらとした目、広めの輪郭、そしてポニーテールが特徴。
ロリ過ぎず、アダルト過ぎずという、どっちつかずな雰囲気があります。
お話ともども作風を確立されており、多少の癖があるのでご注意下さい。
なお↓表紙は塗り方がためか、やや雰囲気異なります。
(※過去に発売された「Escape Artist」と、タイトル・表紙を合わせたそうなんですが、色の塗り方、構図などはひでるさんの好みなので実に嬉しい仕様ですけれど)
紹介帯があるならば、その裏面が参考になるでしょう。
ちなみに、同日発売された「おじいちゃんは少年探偵 4巻」とで、”特製小冊子の応募者全員サービス”があります。
締切は9月10日なので、気になる方はお早めにどうぞ。
Escape Creator (セラフィンコミックス)
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・緊縛
・おまけ: 描き下ろし「縄原縛郎の女体緊縛ルポ」、
カバー裏に別絵・ダムダム講座。
・その他: 折り返しにコメント、短編×8
(うち「縄原くんシリーズ」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井上よしひさ(いのうえ・よしひさ)」センセの「Escape Creator ~責絵少女~」です。
いきなりですが…
これは良いです!
たぶん、「井上よしひさ」センセの最高傑作というべき単行本であると思います!!
まぁ、単にひでるさんがこうしたもの好きなだけなんですけどね。
(※緊縛とか黒タイツとか独立した短編がまとまるとか…まぁ色々)
さて、こちら「Escape Creator ~責絵少女~」は成年漫画だけだと8冊目(くらい)な単行本。
「井上よしひさ」センセと言えばやっぱりポニーテールなんですが、こちらのジャンルとしては「緊縛」となっております。
えー、こうした可愛らしい絵柄で、かつ緊縛をメインにした単行本ってのは、そうそうないでしょう。…たぶん。
そんなん好きな方はオススメ。
※左:ダム蜂さん、右:淳さん
カバー裏でダム講座をしているのが、その「ダム蜂さん」です。
収録の「淳~すなお~2008年・初春」は単行本「淳~すなお~」に収録された、同タイトル中編の主人公「横山ヒカル」、ヒロイン「鈴代淳」の後日談です。
お話としては相変わらずで、「淳さん」に誘われた「ヒカルくん」が緊縛プレイをするというもの。
具体的には、”緊縛”というより”磔”なんですが。
そうしたシチュエーションがためか、盛り上げようとする「淳さん」は設定をつけるんですが…
「しかしこの私、セーラーメガネタイツ刑事はどんな拷問にも屈しないわ!!」
…とか言っておりました。
どんな刑事だ(笑)
眼鏡と黒タイツが特徴である「淳さん」の健在ぶりが幸せでした。
ふと思い出す単行本は「独蛾/月吉ヒロキ」ですが、やっぱり”黒タイツとそれ越しの下着”ってーのは実にいいもんですね。
↑あの台詞は、なにげに短編のポイントを押さえているのです。
なお、フィギュアスケート部の「川村美央」さんはやっぱり出番ありませんでした。
今回単行本では、なんと言ってもコミックスをまたいで登場していた「縄原くんシリーズ」が収録のメイン。
漫画家のアシスタントとして登場する「縛遼太郎(PN)の実践緊縛され講座」、陸上部の後輩という位置づけの「緊トレ」、温泉スタッフとして顔を見せている「緊縛温泉縄目の湯」、そして彼の正体などが明らかにされる最終話「Escape Creator ~責絵少女~」という4話です。
ほか、「淳~すなお~」収録の「縄道~ROPE WAY~」、「Escape Artist」収録の「Escape Artist」が全シリーズなんですね。
もし読んでいない方は、ぜひそちらも揃えるのをオススメします。
↓表紙を飾る、緊縛えっち漫画家「縛遼太郎」先生の「縛遼太郎(PN)の実践緊縛され講座」
ラストの漫画、描き下ろし「縄原縛郎の女体緊縛ルポ」などを考慮すると、彼女がシリーズのメインヒロインかもしれません。
眼鏡と黒タイツは「淳さん」と同じですが、全体的にふっくら気味であるのが最大の特徴。
比較的身体はふくよかで、輪郭も丸めに描かれておりました。
こうした漫画なので、実に最適なキャラと言えるでしょう。
なんとなくですが、脱ぐ前のがえっちに見えますよ。
※緊縛えっち漫画家「縛遼太郎」先生。
こんな感じ。服着ているほうがえっちくさいのです。いいなぁ。
「緊トレ」、「緊縛温泉縄目の湯」という2話。
当初はロングなんですが、どちらも途中からなんかんのとポニーテールにするのが良いですね。
普段は人畜無害そうな「縄原くん」が、すっと冷たく表情を変えるのが素敵です。
やっぱり男子はかくありたいですよねー。
短編「緊トレ」では、なにげに扉絵の縄跡がえっち。
お話で面白いのは「緊縛温泉縄目の湯」でして、なんやーかんやー言いながら、興味本位に自ら縛ってしまうパターンでした。
温泉スタッフとして登場する「縄原くん」ですが、うまーく誘導した感じです。
シリーズ総括漫画「Escape Creator ~責絵少女~」
こちらでは、それまで出演していたヒロインらが再登場しておりました。
詳しくは単行本にてどうぞ。
こうした「和」っぽい雰囲気で、重ためな背景を抱えているようなネタは、PCゲーム「月花美人」から大好物なひでるさんなのです。
それぞれ独立した短編としても楽しめ、たまに緊縛豆知識のようなものもありました。
そうしたジャンルが好きな方は無論、そうでない方も趣味趣向を揺り動かされるかもしれない漫画です。
オススメです。
※コメディー描写:「御子柴理恵子さん」
巫女さんも縛られます。
ほか、「御子柴理恵子の緊縛」、「電波少女」という2話も、上記シリーズとは無関係ですがそうした系統。
「御子柴理恵子の緊縛」はタイトルそのまま、実家が神社である「御子柴理恵子」さんが同級生「ヤワタ」くんにお願いして縛られるという短編。
コメディーちっくに描かれた、強引な誘い方が素敵です。
「電波少女」はとある理由がため、勝手に縛られていく姉のお話。
こちらも、非常にコメディー色の強い短編でした。
シマパンはいいんですが、ああも丸出しだとなんだか嬉しくないのが不思議よ。
収録では、唯一縛りと無関係な短編「ひねりもなんにもニャい」
ヒロインは猫の擬人化なんですが、微妙に可愛くないところが最大のポイントでしょう(笑)
うん、「~耳」だからと言って、必ずしも美少女(…に耳と尻尾デスか?)な訳ないですもんね。
これはなかなか新鮮でした。
やや太めで、強い線のくっきり絵柄。
どちらかというと濃いめで、ページは賑やかです。
一般でも活躍されているだけあって、各描写についてはさすがの安定感でした。
特にコメディー部分の崩しなどは抜群ですね。
(※当然、縛りの描写も巧くえっちに描かれてます)
大き過ぎないきらきらとした目、広めの輪郭、そしてポニーテールが特徴。
ロリ過ぎず、アダルト過ぎずという、どっちつかずな雰囲気があります。
お話ともども作風を確立されており、多少の癖があるのでご注意下さい。
なお↓表紙は塗り方がためか、やや雰囲気異なります。
(※過去に発売された「Escape Artist」と、タイトル・表紙を合わせたそうなんですが、色の塗り方、構図などはひでるさんの好みなので実に嬉しい仕様ですけれど)
紹介帯があるならば、その裏面が参考になるでしょう。
ちなみに、同日発売された「おじいちゃんは少年探偵 4巻」とで、”特製小冊子の応募者全員サービス”があります。
締切は9月10日なので、気になる方はお早めにどうぞ。
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