■恋の魔法の唱え方 (葵蜜柑)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵・馬絵、
キャラクターウラばなし。
・その他: 初単行本、折り返しにプロフィール、
短編×11(うち「恋の魔法の唱え方」×3、
「雨宮さんちの家庭事情」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「葵蜜柑(あおい・みかん)」センセの「恋の魔法の唱え方」です。
なんだか最近は妙に仕事が押しており、いっぱい・いっぱいです。
まぁ、順調にはいかないのが人生。
気合いで乗り切りましょう。
…とはいえ、気合いだけで疲労は回復しないので、毎度の如く本日はちょろっとでごめんなさい。
さて、「葵蜜柑」センセの初単行本「恋の魔法の唱え方」です。
昨日に引き続いて魔法関連なの。
せっかくなので、明日もそんな系統の漫画を紹介したいですねー。
こちらの収録は表題作を含めた連続話を中心に、短編を加えた構成。
全体的に女の子が積極的で、男性が受難っぽく巻き込まれるタイプの漫画でした。
※左:くるるさん、右:雨宮唯さん。
可愛い下着ですね。この「唯さん」がお気に入りなんですが。
まずは表題作、全3話の「恋の魔法の唱え方」から。
放課後、ちょっと変わった幼馴染み「くるる」さんによって、無理やり付き合わされてしまった「まーちゃん」
ふと目が覚めると、椅子にぐるぐる巻きで拘束されていたのです。
1人ではできない魔術書の儀式をしたいがため、彼の意見をまるで聞かずに淡々と事を進める「くるるさん」なんですが…。
「……えっとね、この儀式に…まーちゃんのせーえきが…いるの…」
儀式のためにえっちなことをするというのは、魔法使い少女との王道パターン。
あやしげな薬品を作ったりしているだけで、いわゆるファンタジーな魔法描写はありません。
「くるるさん」は縦ジマのニーソックスと、帽子・マントが特徴です。
↓表紙にも描かれてますので参考に。
いかにも魔女ちっくな雰囲気が漂っているんですけれど、実際のところは幼馴染みとのラブコメ漫画でした。
日常では何を考えているのか分からない、独特キャラの「くるるさん」なんですが、「まーちゃん」の前では色々女の子らしいところを見せておりました。
あの普通っぽさは、読み手によって評価分かれるかなぁ…。
(※ラブラブにならず、独特なペースのままが良いという人もいると思うけど…どうかな?)
特に2話目ではあらかじめ体操着(※当然ブルマね)だったり、精力剤を作っていたりと、いつもと趣向を変えるべく頑張ってくれておりました。実は放尿シーンもありますので、お好きな方はおめでたう!
遊びへ誘う際に、しびれ薬や毒をもって自分に従わせようとする「くるるさん」が良かったです。
一番人気だったそうですが、なるほどそれが納得できる作品だと思いました。
心なしか、半開きな目のコメディー絵柄のが可愛く見えますね(笑)
※おまけ:半開きな目・特集です。
やっぱり「唯」おねーさんがいいですねー。特にラストのアメリカ土産とか。
もう一つ「雨宮さんちの家庭事情」は、カバー裏を飾るWヒロインな連続話。
世界に通用するほどの天才「雨宮唯」さん。
その弟「豊」くんは大学受験を控える大事な身でしたが、呼びだされて何かしら手伝わされるため、浪人暮らしが続いておりました。
ある日、毎度の如く召喚された「豊くん」は、ほぼ人間そのものという家庭用メイドロボ「リリス」のモニターを任されるのでした。
部屋へ連れ帰った「リリス」にさっそく掃除をさせようとするんですが…彼女にはえっち以外の機能がなかったのです。
さらに、10万馬力の妹機「エリス」も完成し…と、だいたいそんなん。
…どこがメイドロボだ(笑)
似たお話で「幸田朋弘」センセの名作「Pろいど3」があるんですが、そちらはちゃんと家事ほか各場面で活躍していたのに対し、こちらの2人(2機)はただひたすらえっちするだけでした。
おまけに動力源がネジである「リリス」はそれを時々巻く必要があり、原子力の「エリス」はそれが漏れて(!)いたり、勉強している横でわいわいゲームしていたりと、きっちり役立たずなのです。
まぁ、なぜだかえっち機能だけは充実しているようでしたから、目をつけたアメリカ企業はさすがですね。
もう少しお話が続き、色々なエピソードが盛り込まれれば、また違った魅力が出てきそうでしたけれど、さすがに3話では短いかな。
ひでるさんは、先の「くるるさん」と似た半開きな目が可愛い「唯さん」が気に入ったんですが、残念ながらえっちシーンはありませんでした。
短編なり、続きなりでぜひ描いてほしいですね。
※左:リリス、右:エリス
いちおうメイドロボな2人です。しかし、ネジでどうやって動いているんでしょう??
ほか短編は、チャイナ服の悪徳金融「ラオシャン」の「みすていく で でいず」
こちらはかなりはっちゃけた感じで、強引さがコメディーっぽいお話でした。
美少年好きな学級委員長「蓮根雫」さんの「そういう趣味」、宇宙人「マム=アウステル」さんの「えんかうんたー」、稲荷様の呪いで狐耳となった巫女さんの「お腹の空いた巫女」は、なんだか「うたわれるもの」みたいなキャラでしたねー。
全体的にはファンタジーっぽい色の、楽しい作品集ですよ。
強い線のこってり絵柄。
濃淡ではさほど濃くありませんでしたが、基本となる太線から多用された変形コマ、トーン処理などが目立っております。
縦に短い顔と、くっきりと大きな目が特徴。
たまーにバランス崩れたような箇所もありましたが、さして気になるほどではありません。
コメディーの崩し絵はひでるさん普通に好きなんですけど、キャラ絵を含めて人を選ぶかもしれません。
ちょっと注意ね。
たまーに背景強かったのは、あまり良くないと思いますが。
うーん、どうでしょう。
お話はなかなか楽しめましたが、癖のある絵柄は正直なところ微妙。
悪くはなかったので、とりあえず様子見かな。
恋の魔法の唱え方 (ポプリコミックス 34)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵・馬絵、
キャラクターウラばなし。
・その他: 初単行本、折り返しにプロフィール、
短編×11(うち「恋の魔法の唱え方」×3、
「雨宮さんちの家庭事情」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「葵蜜柑(あおい・みかん)」センセの「恋の魔法の唱え方」です。
なんだか最近は妙に仕事が押しており、いっぱい・いっぱいです。
まぁ、順調にはいかないのが人生。
気合いで乗り切りましょう。
…とはいえ、気合いだけで疲労は回復しないので、毎度の如く本日はちょろっとでごめんなさい。
さて、「葵蜜柑」センセの初単行本「恋の魔法の唱え方」です。
昨日に引き続いて魔法関連なの。
せっかくなので、明日もそんな系統の漫画を紹介したいですねー。
こちらの収録は表題作を含めた連続話を中心に、短編を加えた構成。
全体的に女の子が積極的で、男性が受難っぽく巻き込まれるタイプの漫画でした。
※左:くるるさん、右:雨宮唯さん。
可愛い下着ですね。この「唯さん」がお気に入りなんですが。
まずは表題作、全3話の「恋の魔法の唱え方」から。
放課後、ちょっと変わった幼馴染み「くるる」さんによって、無理やり付き合わされてしまった「まーちゃん」
ふと目が覚めると、椅子にぐるぐる巻きで拘束されていたのです。
1人ではできない魔術書の儀式をしたいがため、彼の意見をまるで聞かずに淡々と事を進める「くるるさん」なんですが…。
「……えっとね、この儀式に…まーちゃんのせーえきが…いるの…」
儀式のためにえっちなことをするというのは、魔法使い少女との王道パターン。
あやしげな薬品を作ったりしているだけで、いわゆるファンタジーな魔法描写はありません。
「くるるさん」は縦ジマのニーソックスと、帽子・マントが特徴です。
↓表紙にも描かれてますので参考に。
いかにも魔女ちっくな雰囲気が漂っているんですけれど、実際のところは幼馴染みとのラブコメ漫画でした。
日常では何を考えているのか分からない、独特キャラの「くるるさん」なんですが、「まーちゃん」の前では色々女の子らしいところを見せておりました。
あの普通っぽさは、読み手によって評価分かれるかなぁ…。
(※ラブラブにならず、独特なペースのままが良いという人もいると思うけど…どうかな?)
特に2話目ではあらかじめ体操着(※当然ブルマね)だったり、精力剤を作っていたりと、いつもと趣向を変えるべく頑張ってくれておりました。実は放尿シーンもありますので、お好きな方はおめでたう!
遊びへ誘う際に、しびれ薬や毒をもって自分に従わせようとする「くるるさん」が良かったです。
一番人気だったそうですが、なるほどそれが納得できる作品だと思いました。
心なしか、半開きな目のコメディー絵柄のが可愛く見えますね(笑)
※おまけ:半開きな目・特集です。
やっぱり「唯」おねーさんがいいですねー。特にラストのアメリカ土産とか。
もう一つ「雨宮さんちの家庭事情」は、カバー裏を飾るWヒロインな連続話。
世界に通用するほどの天才「雨宮唯」さん。
その弟「豊」くんは大学受験を控える大事な身でしたが、呼びだされて何かしら手伝わされるため、浪人暮らしが続いておりました。
ある日、毎度の如く召喚された「豊くん」は、ほぼ人間そのものという家庭用メイドロボ「リリス」のモニターを任されるのでした。
部屋へ連れ帰った「リリス」にさっそく掃除をさせようとするんですが…彼女にはえっち以外の機能がなかったのです。
さらに、10万馬力の妹機「エリス」も完成し…と、だいたいそんなん。
…どこがメイドロボだ(笑)
似たお話で「幸田朋弘」センセの名作「Pろいど3」があるんですが、そちらはちゃんと家事ほか各場面で活躍していたのに対し、こちらの2人(2機)はただひたすらえっちするだけでした。
おまけに動力源がネジである「リリス」はそれを時々巻く必要があり、原子力の「エリス」はそれが漏れて(!)いたり、勉強している横でわいわいゲームしていたりと、きっちり役立たずなのです。
まぁ、なぜだかえっち機能だけは充実しているようでしたから、目をつけたアメリカ企業はさすがですね。
もう少しお話が続き、色々なエピソードが盛り込まれれば、また違った魅力が出てきそうでしたけれど、さすがに3話では短いかな。
ひでるさんは、先の「くるるさん」と似た半開きな目が可愛い「唯さん」が気に入ったんですが、残念ながらえっちシーンはありませんでした。
短編なり、続きなりでぜひ描いてほしいですね。
※左:リリス、右:エリス
いちおうメイドロボな2人です。しかし、ネジでどうやって動いているんでしょう??
ほか短編は、チャイナ服の悪徳金融「ラオシャン」の「みすていく で でいず」
こちらはかなりはっちゃけた感じで、強引さがコメディーっぽいお話でした。
美少年好きな学級委員長「蓮根雫」さんの「そういう趣味」、宇宙人「マム=アウステル」さんの「えんかうんたー」、稲荷様の呪いで狐耳となった巫女さんの「お腹の空いた巫女」は、なんだか「うたわれるもの」みたいなキャラでしたねー。
全体的にはファンタジーっぽい色の、楽しい作品集ですよ。
強い線のこってり絵柄。
濃淡ではさほど濃くありませんでしたが、基本となる太線から多用された変形コマ、トーン処理などが目立っております。
縦に短い顔と、くっきりと大きな目が特徴。
たまーにバランス崩れたような箇所もありましたが、さして気になるほどではありません。
コメディーの崩し絵はひでるさん普通に好きなんですけど、キャラ絵を含めて人を選ぶかもしれません。
ちょっと注意ね。
たまーに背景強かったのは、あまり良くないと思いますが。
うーん、どうでしょう。
お話はなかなか楽しめましたが、癖のある絵柄は正直なところ微妙。
悪くはなかったので、とりあえず様子見かな。
恋の魔法の唱え方 (ポプリコミックス 34)
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