■松ヶ丘エンジェル (めいびい)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : コメディー・えっち
・おまけ: おまけ「松ヶ丘エンジェルのひみつ」、
カバー裏に漫画「中林蓮華の華麗なる日常」
・その他: 初単行本、全て表題作(全9話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「めいびい」センセの「松ヶ丘エンジェル」です。
はい、買っちゃいました(笑)
こないだの成年系「満開乙女」が刺さったので、ぜひセンセの一般系を読んでみたくなったんですよ。
そんな訳で、手に入れました「めいびい」センセの一般系にして初単行本、「松ヶ丘エンジェル」なのです。
…こうして、本が次々と増えていくんですね。たはー。
発売は今年の1月18日のこと。
これはねー、ちゃんと記憶があるんですよ。珍しく。
あちらの↓表紙です。
なんとなーく、胸元がユルくてえっちっぽい雰囲気があって目が止まったんですが、左下の「淀屋めろん」さんの表情がために、やめたのです。
もともと表情の明るい娘さんではなかったですが、なんであんな顔にしたんだろう。
折り返しとか中表紙の絵のがいいかなぁ。
※松ヶ丘エンジェルのみなさま。
個性的な面々です。…統率するの大変そうね。
ちょっと関係あって、ないことですが…。
AVの売れ行きというのは、パッケージの写真でだいぶ左右されるんですが…同じ女優さんでも、ふとした表情の違い程度で売れ行きがはっきり分かれたんですよ。
キツいというか、厳しい表情のは不思議と売れていかないのね。
そうした流れからか、TMAさんの素人モノは構図うまく、顔がはっきりと見えない、綺麗なイメージになっていたのでした。
…余談おしまい。
そんなんを思い出しました。
こちらのブログでは、何度も↓表紙について書かせて頂いておりますが、そう言った意味ではこちらイマイチかなぁ…。
他の2人はいいですけど、半開き目なロリ担当の「めろんさん」はもっとしれっとした、おすまし表情のが良かったと思ったのですよ。
長くなりましたが、お話について。
こちらは全て表題作の長編漫画ですね。
やたらはっちゃけた、なんでもアリなハイテンションコメディーになっています。
さらに、あちこちで胸が露出したり、全裸になったりするという、サービス満点な展開なのです。
こないだの「ペンギン娘MAX/高橋てつや」とジャンル・方向性的には同じ路線ですかね。
(※ちなみに、どちらも「秋田書店」の一般向けえっち漫画)
そちらはだいぶ厳しかったですが、こちらは絵が巧いこと、ハチャメチャなりにお話がしっかりしていること、という2点がため、楽しく読ませて頂きました。
※必殺!加奈佳コレダー
両腕が電動なので、こうした芸当ができるのです。
主人公「鈴木翔一」は公務員。
町を守るヒーロー「松ヶ丘エンジェル」を擁する、松ヶ丘防衛課に課長(隊長)として配属されてしまうのでした。
腕だけサイボーグの「天満加奈佳(てんま・かなか)」、歩く頭脳戦艦「淀屋めろん」、役場のアイドル「長堀小枝子」という3名で構成された「松ヶ丘エンジェル」は、全裸で町内を走りまわるような、がっかりヒーロー。
アンドロイドから触手生物、果ては「ヘル・ヴァニラ」こと「中林蓮華」らと、町の平和を守るために対決するのでした。
…大雑把には、だいたいそんなん。
紹介にも”主人公”という冠がありました、普通の人「鈴木翔一」くんの目線で進むコメディーかと思いましたが…なんと彼は2話目にてびっくりな展開を迎え、そのままフェードアウト。
あちらの展開はもの凄くブラックなネタで、面白いと笑うよりもちょっと怖かったですねー。
コメディー漫画というのは、基本”どんな結末を迎えても次の回では普通に登場する”というのがセオリーなんでしょうけれど、こちらはそのまま進んでおりました。
なんと、開始3話目にして主人公という冠のついたキャラが交代するという、トンデモな事態を迎えるのです。
まぁ、ほとんど「加奈佳さん」がメインで主人公扱いだったため、さして気にはなりませんでしたけれど。
ちょっと気になったのが、↓表紙と同様に「淀屋めろんさん」のこと。
当初は「国家を転覆させる智略」とか言われていた、お利口さんキャラでした。
1話では発信機をあらかじめ取り付けておいて犯人の割り出しに成功したほか、3話では次の放火地点を予測してました。
戦闘中にパソコン使ったりしてましたからねー。(←検索してただけですが)
それが、5話の主役回あたりから周囲に感化されたのか、クールな突っ込みという雰囲気ではなくなっていくのでした。
バレンタインデーの日に無理やり「学校へ行く」と主張した「めろんさん」
しかし、その割にあげたい相手などおらず、適当な下駄箱へチョコを入れたりして、普通の中学生生活を満喫しておりました。
なかなかお茶目な娘さんですね~。
また、チョコにはメッセージを付けていたんですが、どう見ても賢くなさそうな文だったりして(笑)
7話での「魔法女子よしこ」のコスプレ、最終話での3分発言など、どんどんアホっぽくなっていく様が悲しいです。
※左:天満加奈佳、右:淀屋めろん
なにしろすぐ脱いじゃう(笑)ので、ぎりぎりなサービスシーンが少ないのです。
なお、サービスから戦闘、ボケまで物語を牽引した「加奈佳さん」、終始サービス担当として役目を全うしていた「小枝子さん」は、ほぼそのまんまでした。
1話にてアンドロイドを蹴っ飛ばした「加奈佳さん」がちゃんと骨折していたり、1コマもないまま負けた巨大触手生物との再戦にて、ちゃんとセクシーカットが入っていたところ(※小枝子さん曰く、「こんな感じでいいのかにゃ?」)、流れであっさり捕まる「深江勇太」などの描写が良かったです。
「思い返してみると、ほとんどのことはこの人が元凶のような…」
とか言われている、なにげにあちこち関与していた松ヶ丘町長「中林恒夫」もぴったりなキャラでした。
強い線と濃い色のコテコテ絵柄。
コマ割り小さく、またごっちゃり描かれる方で、黒ベタやトーン処理などで黒々としたページの比率が高いのです。
細かな描き込みの、賑やかな漫画はちょっと分かり辛い部分もありました。
しかし、メカから触手まで絵の巧い方ですから、おおむね問題はないと思われます。たぶん。
バランスに優れた、写実と漫画の中間あたりな人物絵です。
コメディーでの崩れ具合も良く、全体的に安定しておりました。
直接のえっちシーンはさすがにないものの、すぐに胸がポロリと露出する気前の良さ(※ちゃんとバストトップも描かれています)、成年漫画っぽい触手との絡み、貧乳「めろんさん」の搾乳シーン(※規格外で実現しなかった)など、サービスシーンについては抜群の出来栄えでした。
ちょっとえっち度合が強いので、慣れていない方は置き場所とかに注意(笑)
全体的にこってり濃厚な作画で、特徴的なお話です。
どちらも人を選ぶため幅広く好まれるものではありませんけれど、一定方面には強いので刺さる方もいるでしょう。
ただ、このえっち具合ならばやっぱり成年漫画のがいいなぁ。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : コメディー・えっち
・おまけ: おまけ「松ヶ丘エンジェルのひみつ」、
カバー裏に漫画「中林蓮華の華麗なる日常」
・その他: 初単行本、全て表題作(全9話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「めいびい」センセの「松ヶ丘エンジェル」です。
はい、買っちゃいました(笑)
こないだの成年系「満開乙女」が刺さったので、ぜひセンセの一般系を読んでみたくなったんですよ。
そんな訳で、手に入れました「めいびい」センセの一般系にして初単行本、「松ヶ丘エンジェル」なのです。
…こうして、本が次々と増えていくんですね。たはー。
発売は今年の1月18日のこと。
これはねー、ちゃんと記憶があるんですよ。珍しく。
あちらの↓表紙です。
なんとなーく、胸元がユルくてえっちっぽい雰囲気があって目が止まったんですが、左下の「淀屋めろん」さんの表情がために、やめたのです。
もともと表情の明るい娘さんではなかったですが、なんであんな顔にしたんだろう。
折り返しとか中表紙の絵のがいいかなぁ。
※松ヶ丘エンジェルのみなさま。
個性的な面々です。…統率するの大変そうね。
ちょっと関係あって、ないことですが…。
AVの売れ行きというのは、パッケージの写真でだいぶ左右されるんですが…同じ女優さんでも、ふとした表情の違い程度で売れ行きがはっきり分かれたんですよ。
キツいというか、厳しい表情のは不思議と売れていかないのね。
そうした流れからか、TMAさんの素人モノは構図うまく、顔がはっきりと見えない、綺麗なイメージになっていたのでした。
…余談おしまい。
そんなんを思い出しました。
こちらのブログでは、何度も↓表紙について書かせて頂いておりますが、そう言った意味ではこちらイマイチかなぁ…。
他の2人はいいですけど、半開き目なロリ担当の「めろんさん」はもっとしれっとした、おすまし表情のが良かったと思ったのですよ。
長くなりましたが、お話について。
こちらは全て表題作の長編漫画ですね。
やたらはっちゃけた、なんでもアリなハイテンションコメディーになっています。
さらに、あちこちで胸が露出したり、全裸になったりするという、サービス満点な展開なのです。
こないだの「ペンギン娘MAX/高橋てつや」とジャンル・方向性的には同じ路線ですかね。
(※ちなみに、どちらも「秋田書店」の一般向けえっち漫画)
そちらはだいぶ厳しかったですが、こちらは絵が巧いこと、ハチャメチャなりにお話がしっかりしていること、という2点がため、楽しく読ませて頂きました。
※必殺!加奈佳コレダー
両腕が電動なので、こうした芸当ができるのです。
主人公「鈴木翔一」は公務員。
町を守るヒーロー「松ヶ丘エンジェル」を擁する、松ヶ丘防衛課に課長(隊長)として配属されてしまうのでした。
腕だけサイボーグの「天満加奈佳(てんま・かなか)」、歩く頭脳戦艦「淀屋めろん」、役場のアイドル「長堀小枝子」という3名で構成された「松ヶ丘エンジェル」は、全裸で町内を走りまわるような、がっかりヒーロー。
アンドロイドから触手生物、果ては「ヘル・ヴァニラ」こと「中林蓮華」らと、町の平和を守るために対決するのでした。
…大雑把には、だいたいそんなん。
紹介にも”主人公”という冠がありました、普通の人「鈴木翔一」くんの目線で進むコメディーかと思いましたが…なんと彼は2話目にてびっくりな展開を迎え、そのままフェードアウト。
あちらの展開はもの凄くブラックなネタで、面白いと笑うよりもちょっと怖かったですねー。
コメディー漫画というのは、基本”どんな結末を迎えても次の回では普通に登場する”というのがセオリーなんでしょうけれど、こちらはそのまま進んでおりました。
なんと、開始3話目にして主人公という冠のついたキャラが交代するという、トンデモな事態を迎えるのです。
まぁ、ほとんど「加奈佳さん」がメインで主人公扱いだったため、さして気にはなりませんでしたけれど。
ちょっと気になったのが、↓表紙と同様に「淀屋めろんさん」のこと。
当初は「国家を転覆させる智略」とか言われていた、お利口さんキャラでした。
1話では発信機をあらかじめ取り付けておいて犯人の割り出しに成功したほか、3話では次の放火地点を予測してました。
戦闘中にパソコン使ったりしてましたからねー。(←検索してただけですが)
それが、5話の主役回あたりから周囲に感化されたのか、クールな突っ込みという雰囲気ではなくなっていくのでした。
バレンタインデーの日に無理やり「学校へ行く」と主張した「めろんさん」
しかし、その割にあげたい相手などおらず、適当な下駄箱へチョコを入れたりして、普通の中学生生活を満喫しておりました。
なかなかお茶目な娘さんですね~。
また、チョコにはメッセージを付けていたんですが、どう見ても賢くなさそうな文だったりして(笑)
7話での「魔法女子よしこ」のコスプレ、最終話での3分発言など、どんどんアホっぽくなっていく様が悲しいです。
※左:天満加奈佳、右:淀屋めろん
なにしろすぐ脱いじゃう(笑)ので、ぎりぎりなサービスシーンが少ないのです。
なお、サービスから戦闘、ボケまで物語を牽引した「加奈佳さん」、終始サービス担当として役目を全うしていた「小枝子さん」は、ほぼそのまんまでした。
1話にてアンドロイドを蹴っ飛ばした「加奈佳さん」がちゃんと骨折していたり、1コマもないまま負けた巨大触手生物との再戦にて、ちゃんとセクシーカットが入っていたところ(※小枝子さん曰く、「こんな感じでいいのかにゃ?」)、流れであっさり捕まる「深江勇太」などの描写が良かったです。
「思い返してみると、ほとんどのことはこの人が元凶のような…」
とか言われている、なにげにあちこち関与していた松ヶ丘町長「中林恒夫」もぴったりなキャラでした。
強い線と濃い色のコテコテ絵柄。
コマ割り小さく、またごっちゃり描かれる方で、黒ベタやトーン処理などで黒々としたページの比率が高いのです。
細かな描き込みの、賑やかな漫画はちょっと分かり辛い部分もありました。
しかし、メカから触手まで絵の巧い方ですから、おおむね問題はないと思われます。たぶん。
バランスに優れた、写実と漫画の中間あたりな人物絵です。
コメディーでの崩れ具合も良く、全体的に安定しておりました。
直接のえっちシーンはさすがにないものの、すぐに胸がポロリと露出する気前の良さ(※ちゃんとバストトップも描かれています)、成年漫画っぽい触手との絡み、貧乳「めろんさん」の搾乳シーン(※規格外で実現しなかった)など、サービスシーンについては抜群の出来栄えでした。
ちょっとえっち度合が強いので、慣れていない方は置き場所とかに注意(笑)
全体的にこってり濃厚な作画で、特徴的なお話です。
どちらも人を選ぶため幅広く好まれるものではありませんけれど、一定方面には強いので刺さる方もいるでしょう。
ただ、このえっち具合ならばやっぱり成年漫画のがいいなぁ。
松ヶ丘エンジェル (ヤングチャンピオン烈コミックス) (2008/01/18) めいびい 商品詳細を見る |
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