■となりのだんな様 (野々原ちき)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・年の差
・おまけ: あとがき・4コマ、合間にちょっと絵、
カバー裏にちょっと絵。
・その他: 1巻完結・全て表題作(全17話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「野々原ちき(ののはら・ちき)」センセの「となりのだんな様」です。
やっと木曜まできました。
あともうひと踏ん張りです。
寒暖の差もあってか、仕事面は無論のこと体調面までぎりぎりなひでるさんなのでした。
皆さんも注意して下さいねー。
さて、本日は動物コメディー「とりねこ」を過去に紹介しております、「野々原ちき」センセです。
そちらが6月でしたか。
比較的早いリリースですね。
こちら「となりのだんな様」は、1巻まるまる使った長編漫画。
4コマでなく、1話8ページくらいのエピソードが続いておりました。
予想以上に良かったですよ。
※ヒロイン「城之内ヒメ」
さばけた可愛らしい方ですね。
主人公「城之内ヒメ」はこの春から高校1年生。
荒れた中学時代は「鬼」などと呼ばれていた「ヒメ」ですが、進学と共に女の子らしく、穏やかに過ごそうと誓っていたのでした。
隣に住む幼馴染み「青葉龍之介」は小学生。
なんと、彼は親同士の決めた許嫁なのです。
「ヒメ」にはそんな気ないものの「龍之介」はこの関係を気に入っている様子で、なにかとくっついてくるのでした。
…大雑把には、そんな感じ。
年の差ラブコメな漫画です。
小さいくせして上からのモノを言ってくる、生意気な小学生「龍之介くん」
「毎日こつこつ勉強しているだけだ」
と言う彼は「ヒメさん」よりも遥かに頭良く、小学生ながら高校レベルの問題まで解いておりました。
センター試験の自己採点が”正解率95%”とか言っておりましたからねぇ。
只者ではありません(笑)
…まぁ、それというのも年上の「ヒメさん」に一歩でも近づき、相応しい男となるため、常に努力している結果なのでしょう。
「嫁にもらう」だの「一緒にいたい」だのという日常の言葉から、発見するたびに飛びつき・抱きついたりするなど、ラブラブっぶりを隠そうともしていない「龍之介くん」
バイト先で意外にモテている「ヒメさん」に嫉妬し、店長と掛け合ってクビにさせてしまう(※代わりに自分が働くのね)ほか、彼女のあやしい料理を完食するなど、男前な一面も見せていました。
クラスの委員長「泉清香」さんには片想いされておりましたけど、なるほどあの学力と純粋さと積極性は、女性にとってなかなか心地よいものかと思います。
(※ちなみに、「ヒメさん」と「清香さん」の口喧嘩は概ね同レベルだったりして(笑))
※おまけ:委員長「泉清香さん」
「あんこ玉にガムシロかけたみたいな許嫁ライフを送る予定だったのに…」
なーんて台詞もあります。
ずいぶんと甘々なカップルが理想のようですが、それを目指している割には日々の言葉が厳しすぎすね。
あれはもうちょっと改めた方がいいかなぁ。
ただ、対する「ヒメさん」はちょっとした言動に照れる描写もあり、中学時代に荒れていただけあってか年上ながらも恋愛経験、男女経験は薄い様子。
なんとなく、”あの年の差がため、現在のような関係を維持できている”感がありました。
もうひと山越えたら、一気に成年漫画な世界へいっちゃいそうですねー。
「龍之介くん」よりも上のメロメロ・ラブラブっぶりを見せてくれそうな気がしました。
(※とりあえず、言葉より先に手が出てしまう癖を直してもらわないと危険ですが)
※過去には尖っていた「ヒメさん」
相変わらず周囲には恐れられているのでした。
なお、漫画冒頭話では、”今日から高校1年生”とか言っていた「ヒメさん」
終盤16話にて「龍之介くん」が中学生になっていたので…年の差は4歳くらい?
「恋愛ディストーション(2巻)/犬上すくね」にありましたけれど、”子供の頃の1歳違いは大きい”ものの、”社会に出た途端5年も10年も大して変わらない”というのは、その通りだと思います。
中学生になったばかりの「龍之介くん」は相変わらずな関係にかなりショックを受けておりました。
いや、あともうちょっとの辛抱ですよ。
それぞれのキャラ設定がためにややこしいリアルさはほとんどなく、軽い気持ちで楽しめるラブコメ漫画でした。
男女どちらにもオススメですが、もしかしたら女性のがこうした漫画は好きでないかな?違う?
丁寧な細線のすっきり絵柄。
濃淡では白比率高く、ぺらりと平たい絵と共に4コマちっく。
コメディーとしてのバランスに優れており、そうした系統の漫画が実に巧い方。
縦長黒目と丸い輪郭、細めな手足が特徴。
癖はありますが強く意識させられるものではないので、人は選ばないと思います。
なお、↓表紙のようなカラーよりも白黒絵のが味あるタイプの漫画家さんなので、判断はプラスで問題ありません。
適度な毒気と、本当の悪人不在という温かな雰囲気のほんわかラブコメに仕上がっておりました。
ラブコメ好きなひでるさんとしては、やっぱり「とりねこ」よりもこっちのネタのが面白かったです。
となりのだんな様 (電撃コミックス EX)
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・年の差
・おまけ: あとがき・4コマ、合間にちょっと絵、
カバー裏にちょっと絵。
・その他: 1巻完結・全て表題作(全17話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「野々原ちき(ののはら・ちき)」センセの「となりのだんな様」です。
やっと木曜まできました。
あともうひと踏ん張りです。
寒暖の差もあってか、仕事面は無論のこと体調面までぎりぎりなひでるさんなのでした。
皆さんも注意して下さいねー。
さて、本日は動物コメディー「とりねこ」を過去に紹介しております、「野々原ちき」センセです。
そちらが6月でしたか。
比較的早いリリースですね。
こちら「となりのだんな様」は、1巻まるまる使った長編漫画。
4コマでなく、1話8ページくらいのエピソードが続いておりました。
予想以上に良かったですよ。
※ヒロイン「城之内ヒメ」
さばけた可愛らしい方ですね。
主人公「城之内ヒメ」はこの春から高校1年生。
荒れた中学時代は「鬼」などと呼ばれていた「ヒメ」ですが、進学と共に女の子らしく、穏やかに過ごそうと誓っていたのでした。
隣に住む幼馴染み「青葉龍之介」は小学生。
なんと、彼は親同士の決めた許嫁なのです。
「ヒメ」にはそんな気ないものの「龍之介」はこの関係を気に入っている様子で、なにかとくっついてくるのでした。
…大雑把には、そんな感じ。
年の差ラブコメな漫画です。
小さいくせして上からのモノを言ってくる、生意気な小学生「龍之介くん」
「毎日こつこつ勉強しているだけだ」
と言う彼は「ヒメさん」よりも遥かに頭良く、小学生ながら高校レベルの問題まで解いておりました。
センター試験の自己採点が”正解率95%”とか言っておりましたからねぇ。
只者ではありません(笑)
…まぁ、それというのも年上の「ヒメさん」に一歩でも近づき、相応しい男となるため、常に努力している結果なのでしょう。
「嫁にもらう」だの「一緒にいたい」だのという日常の言葉から、発見するたびに飛びつき・抱きついたりするなど、ラブラブっぶりを隠そうともしていない「龍之介くん」
バイト先で意外にモテている「ヒメさん」に嫉妬し、店長と掛け合ってクビにさせてしまう(※代わりに自分が働くのね)ほか、彼女のあやしい料理を完食するなど、男前な一面も見せていました。
クラスの委員長「泉清香」さんには片想いされておりましたけど、なるほどあの学力と純粋さと積極性は、女性にとってなかなか心地よいものかと思います。
(※ちなみに、「ヒメさん」と「清香さん」の口喧嘩は概ね同レベルだったりして(笑))
※おまけ:委員長「泉清香さん」
「あんこ玉にガムシロかけたみたいな許嫁ライフを送る予定だったのに…」
なーんて台詞もあります。
ずいぶんと甘々なカップルが理想のようですが、それを目指している割には日々の言葉が厳しすぎすね。
あれはもうちょっと改めた方がいいかなぁ。
ただ、対する「ヒメさん」はちょっとした言動に照れる描写もあり、中学時代に荒れていただけあってか年上ながらも恋愛経験、男女経験は薄い様子。
なんとなく、”あの年の差がため、現在のような関係を維持できている”感がありました。
もうひと山越えたら、一気に成年漫画な世界へいっちゃいそうですねー。
「龍之介くん」よりも上のメロメロ・ラブラブっぶりを見せてくれそうな気がしました。
(※とりあえず、言葉より先に手が出てしまう癖を直してもらわないと危険ですが)
※過去には尖っていた「ヒメさん」
相変わらず周囲には恐れられているのでした。
なお、漫画冒頭話では、”今日から高校1年生”とか言っていた「ヒメさん」
終盤16話にて「龍之介くん」が中学生になっていたので…年の差は4歳くらい?
「恋愛ディストーション(2巻)/犬上すくね」にありましたけれど、”子供の頃の1歳違いは大きい”ものの、”社会に出た途端5年も10年も大して変わらない”というのは、その通りだと思います。
中学生になったばかりの「龍之介くん」は相変わらずな関係にかなりショックを受けておりました。
いや、あともうちょっとの辛抱ですよ。
それぞれのキャラ設定がためにややこしいリアルさはほとんどなく、軽い気持ちで楽しめるラブコメ漫画でした。
男女どちらにもオススメですが、もしかしたら女性のがこうした漫画は好きでないかな?違う?
丁寧な細線のすっきり絵柄。
濃淡では白比率高く、ぺらりと平たい絵と共に4コマちっく。
コメディーとしてのバランスに優れており、そうした系統の漫画が実に巧い方。
縦長黒目と丸い輪郭、細めな手足が特徴。
癖はありますが強く意識させられるものではないので、人は選ばないと思います。
なお、↓表紙のようなカラーよりも白黒絵のが味あるタイプの漫画家さんなので、判断はプラスで問題ありません。
適度な毒気と、本当の悪人不在という温かな雰囲気のほんわかラブコメに仕上がっておりました。
ラブコメ好きなひでるさんとしては、やっぱり「とりねこ」よりもこっちのネタのが面白かったです。
となりのだんな様 (電撃コミックス EX)
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