■御堂按摩院にようこそ (たいらはじめ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・按摩
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
描き下ろし「愛の女神フローラ エピローグ」
・その他: 折り返しに4コマ、短編×8
(うち「御堂按摩院にようこそ」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たいらはじめ」センセの「御堂按摩院にようこそ」です。
昨日書いているように、なかなか寂しい発売状況。
月末に集中したいくらかを回してくれれば助かるんですが、仕方ないか。
そんな中、並んでいた成年系のメインというと、やっぱり「たいらはじめ」センセだと思います。
過去に紹介したファンタジー中編「エルリア」は、たぶんまだ未完だと思うんですが…今回の単行本はそちらの続きでなく、まったくの別話。
表題の連続話「御堂按摩院にようこそ」を中心とした単行本です。
他短編は1話だけだったので、できれば外伝とかなんとかで統一してくれた方がよかったなぁ。
あるいは、せめて短編も現代劇にしてくれたのがイイと思うんですが…収録されている短編は「愛の女神フローラ」ということで、まったく異なるファンタジー系なのでした。
※左:按摩師「御堂杏子」、右:女神「フローラ」
「フローラさま」の後ろにいるのが淫魔さんです。
とりあえず、その短編「愛の女神フローラ」は女神様が堕落するというお約束なもの。
新鮮味は薄いものの、これは王道展開で正解なのでしょう。
ただ、漫画部分はあくまでも切っ掛けパートに留まっているので、さほどハードではありません。
皆さんお好きなのは、エピローグ部分でしょう。
ここが描き下ろしなのかな?
続いて表題話「御堂按摩院にようこそ」です。
按摩師「御堂杏子」は黄金の手を持つ女子高生。
「アイツが来る」
などと、何かに怯えて逃げてしまったおじいちゃんに代わり、代表として患者さんを診ることとなったのです。
あやしげな秘伝書まである”御堂流按摩術”は「杏子さん」で十五代目。
さまざまな術(ツボ)を駆使して、患者さんの悩みを解決するのでした…。
大雑把ですが、そんな感じ。
※発動!”御堂流按摩術”
こんな感じね。ぴきゅーん、て効果音が似合いそう。
女性の按摩師がネタになっているのは…あんまり見かけないですよね、どう?
よくある病院系漫画では、美人の女医(看護婦)さんと患者がえっちする流れが一般的なんですが、こちらは基本的に患者も全て女性。
だいたい按摩師というよりも某有名拳法使いのように、”悩みをもつ方に術を施し、その結果問題解決(?)する”という流れになっておりました。
そんな訳で、訪れた患者さんにスポットを当てた2~5話はサブキャラ扱いで、各女性のエピソードを追いかけたオムニバスっぽいお話になっています。
なお、「杏子さん」の身近に起こった出来事の1、6、7話は連続性あるストーリーになっていました。
江戸時代から続くという由緒正しい按摩術が強力なのか、結構私的に活用(悪用)してたりもする「杏子さん」がスゴイのか、その効果は絶大。
お友達の「リカ」ちゃんの問題を解決していたりもするんですが、実験に付き合わされた「ケンゴ」くんとか近所の奥様「及川」さんに至っては逆に効き過ぎてエロ暴走。
さらに、単なるお仕置きで仕掛けた放尿術によって、競泳水着のまましてしまった教師「太田」、感覚を解放された健康ジャーナリスト「折原レイコ」は電車内でのえっちにハマってしまいました。
4コマ部分でも突っ込まれていましたが、えっち関連ばかりな秘伝の数々。
(※子孫繁栄という意味で、そっち関係が秘伝となっているというのは、なんとなーく理解できるような気もする)
6話目にて「杏子さん」以外に術を使うキャラ、姉弟子「ヒロ」さんが登場し、さらに事件を巻き起こしておりました。
※左:折原レイコ、右:太田先生
こうなると分かり辛いですが、かなりぎりぎりです。
患者さんを助けるというより、娯楽っぽくやっているという描写のが多い「杏子さん」
さすがに評判はいいのか、雑誌の取材まで受けてたりしました。
この感じだと商売的にもよさそうなんですが…女子高生店主ってのはいいのかなぁ。
細線のすっきりとした絵柄。
全体的には安定しているんですが、引き絵の弱さがちと気になります。
特に、1コマだけ描かれていた、「杏子さん」らの子供時代絵にはちょっとびっくり。
…センセ、子供絵はダメなんですね。
横長の目としっかり描かれた鼻が特徴。
服装などが凝っていないのは前単行本と同様でした。
活動の長いベテランさんということでか、なんというか昭和ちっくな雰囲気です。
かなり癖のある作画なので、人を選ぶでしょう。
判断には、↓表紙で問題ないと思われます。
以上、シチュエーション豊富な、重くないお話でした。
様々な女性たちは無論のこと、メインである「杏子さん」自らもターゲットになるため、そういった意味では満足頂けると思います。
ストーリー的には、一般系えっち単行本にありがちなユルめのものでしたが…。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・按摩
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
描き下ろし「愛の女神フローラ エピローグ」
・その他: 折り返しに4コマ、短編×8
(うち「御堂按摩院にようこそ」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たいらはじめ」センセの「御堂按摩院にようこそ」です。
昨日書いているように、なかなか寂しい発売状況。
月末に集中したいくらかを回してくれれば助かるんですが、仕方ないか。
そんな中、並んでいた成年系のメインというと、やっぱり「たいらはじめ」センセだと思います。
過去に紹介したファンタジー中編「エルリア」は、たぶんまだ未完だと思うんですが…今回の単行本はそちらの続きでなく、まったくの別話。
表題の連続話「御堂按摩院にようこそ」を中心とした単行本です。
他短編は1話だけだったので、できれば外伝とかなんとかで統一してくれた方がよかったなぁ。
あるいは、せめて短編も現代劇にしてくれたのがイイと思うんですが…収録されている短編は「愛の女神フローラ」ということで、まったく異なるファンタジー系なのでした。
※左:按摩師「御堂杏子」、右:女神「フローラ」
「フローラさま」の後ろにいるのが淫魔さんです。
とりあえず、その短編「愛の女神フローラ」は女神様が堕落するというお約束なもの。
新鮮味は薄いものの、これは王道展開で正解なのでしょう。
ただ、漫画部分はあくまでも切っ掛けパートに留まっているので、さほどハードではありません。
皆さんお好きなのは、エピローグ部分でしょう。
ここが描き下ろしなのかな?
続いて表題話「御堂按摩院にようこそ」です。
按摩師「御堂杏子」は黄金の手を持つ女子高生。
「アイツが来る」
などと、何かに怯えて逃げてしまったおじいちゃんに代わり、代表として患者さんを診ることとなったのです。
あやしげな秘伝書まである”御堂流按摩術”は「杏子さん」で十五代目。
さまざまな術(ツボ)を駆使して、患者さんの悩みを解決するのでした…。
大雑把ですが、そんな感じ。
※発動!”御堂流按摩術”
こんな感じね。ぴきゅーん、て効果音が似合いそう。
女性の按摩師がネタになっているのは…あんまり見かけないですよね、どう?
よくある病院系漫画では、美人の女医(看護婦)さんと患者がえっちする流れが一般的なんですが、こちらは基本的に患者も全て女性。
だいたい按摩師というよりも某有名拳法使いのように、”悩みをもつ方に術を施し、その結果問題解決(?)する”という流れになっておりました。
そんな訳で、訪れた患者さんにスポットを当てた2~5話はサブキャラ扱いで、各女性のエピソードを追いかけたオムニバスっぽいお話になっています。
なお、「杏子さん」の身近に起こった出来事の1、6、7話は連続性あるストーリーになっていました。
江戸時代から続くという由緒正しい按摩術が強力なのか、結構私的に活用(悪用)してたりもする「杏子さん」がスゴイのか、その効果は絶大。
お友達の「リカ」ちゃんの問題を解決していたりもするんですが、実験に付き合わされた「ケンゴ」くんとか近所の奥様「及川」さんに至っては逆に効き過ぎてエロ暴走。
さらに、単なるお仕置きで仕掛けた放尿術によって、競泳水着のまましてしまった教師「太田」、感覚を解放された健康ジャーナリスト「折原レイコ」は電車内でのえっちにハマってしまいました。
4コマ部分でも突っ込まれていましたが、えっち関連ばかりな秘伝の数々。
(※子孫繁栄という意味で、そっち関係が秘伝となっているというのは、なんとなーく理解できるような気もする)
6話目にて「杏子さん」以外に術を使うキャラ、姉弟子「ヒロ」さんが登場し、さらに事件を巻き起こしておりました。
※左:折原レイコ、右:太田先生
こうなると分かり辛いですが、かなりぎりぎりです。
患者さんを助けるというより、娯楽っぽくやっているという描写のが多い「杏子さん」
さすがに評判はいいのか、雑誌の取材まで受けてたりしました。
この感じだと商売的にもよさそうなんですが…女子高生店主ってのはいいのかなぁ。
細線のすっきりとした絵柄。
全体的には安定しているんですが、引き絵の弱さがちと気になります。
特に、1コマだけ描かれていた、「杏子さん」らの子供時代絵にはちょっとびっくり。
…センセ、子供絵はダメなんですね。
横長の目としっかり描かれた鼻が特徴。
服装などが凝っていないのは前単行本と同様でした。
活動の長いベテランさんということでか、なんというか昭和ちっくな雰囲気です。
かなり癖のある作画なので、人を選ぶでしょう。
判断には、↓表紙で問題ないと思われます。
以上、シチュエーション豊富な、重くないお話でした。
様々な女性たちは無論のこと、メインである「杏子さん」自らもターゲットになるため、そういった意味では満足頂けると思います。
ストーリー的には、一般系えっち単行本にありがちなユルめのものでしたが…。
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