■Lovable (鬼束直)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に「鬼束的堕落生活」、
鬼束直めったに見せないキャラクター設定画
・その他: 折り返しにコメント、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼束直(おにづか・なおし)」センセの「Lovable らばぼー」です。
最近は慣れない動きでへろへろしております。
年末までいっぱい・いっぱいで、もう寝たいんですが…こちらをば
きました、「鬼束直」センセ3冊目の単行本「Lovable」です。
こちらで紹介した2冊目「ワンホットミニット」からの続編も収録されていたので、所持している方は嬉しい仕様。
なお、こちらの紹介帯では「甘い」を連発されていました。
頭の弱いひでるさんには、いまいち分かったような、分からんような…という感じね。
もっと簡潔に、短く紹介してあげた方がいいと思ったんですが…人のこと言えないか(笑)
※左:ユミちゃん、右:咲さん
先生の愛は変な形なんですが…さて、なんでしょう(笑)
兄妹の近親モノ「こんな感じで、いく?」
朝起きた兄妹は、気まずさと現実に困惑しておりました。
両親不在だった昨夜、調子に乗ってお酒をガブ飲みし、ゲームをしていた2人はその勢いからか、えっちしていたのです。
お互いずるずると学校から帰ってきた2人は、当然昨夜の話題になり…。
「なぁ、今日素面(しらふ)で試してみないか?」
うーん、これが秀逸。
その昔、ひでるさんが直撃された「染谷美帆」センセの短編「アルコールラプソディー(※単行本「おんなのこ」収録)」と似た、”酒の上でのえっちがあった後の兄妹”を描いたもの。
ラブな気持ちを意識するあたりに比重の置かれていた「染谷美帆」センセに対し、”とりあえず、もう一度試してみよう!”みたいな、ほんわかしたノリ・感覚がいかにも「鬼束直」センセ。
そうした脳内での対比もあり、今回収録では最も刺さった短編になりました。
服を脱いで、
”や…やばい。なにかフツーにできちゃいそう”
とか、お互い思っているところが楽しいですね。
学校での「ユミ」ちゃんも良かったです。
※おまけ:ほんわかした雰囲気。
こんな感じですね。”それでも一緒にご飯たべる”の文字も良い感覚。
「あ~ちょっと待ってみようか」は、実に特徴的な短編漫画。
教師と生徒「倉橋咲」さんのお話なんですが…こうした自然な空気は、「鬼束直」センセの真骨頂。
あまりロリ系では見られない、慣れた感じのカップルが描かれておりました。
2人の掛け合いも面白く、しれっとした顔の「咲さん」が大人っぽいのです。
これは、付き合っている彼の年齢に引きずられているのかなぁ。
前単行本にて、10万円をゲットした妹「知花」ちゃんの続編「だから愛だけじゃ生きていけないと何度言ったら…」
相変わらず、お年玉を使いきってしまった「知花ちゃん」
限定春ものをゲットするため、ついに最終手段を実行するのでした。
やっぱりお金目的な「知花ちゃん」
なにげに、律儀に支払っているお兄ちゃんもいいですねー。
一度えっちしているものの、あちこちの言動を見る限りその後ずるずると関係してはおらず、普通に兄妹していたらしいところがスゴイのです。
ラブラブな感覚はまったくなく、あくまでもお金・えっち目的なの。
しかし、考えようによっては、援交とか風俗へ走られるより、よっぽど安全というのも事実。
”…もしかしたら実際にあるかも”と、世のお兄ちゃんたちを震撼させるような内容でした。(←ないよ)
なお、今回の「知花ちゃん」は、セーラー服にスクール水着という凶悪な組み合わせ。
そこまで男心を理解していながら、お兄ちゃんに走るのも意外ですね(笑)
※左:知花ちゃん、右:有貴ちゃん
「知花ちゃん」は毎回単行本にてお金稼ぎしてほしいですね。
兄妹、ではなく妹の友人とのエピソード「Hug Hug」
妹「亜以」の友人「有貴」ちゃんはよく家へ遊びに来る、顔見知り。
ある日、学校へ忘れ物をしたという「亜以」が出かけたことで、兄「正佳」くんは彼女と2人っきりになってしまうのでした。
現在発育中という「有貴ちゃん」は、膨らみかけな胸や身体までをくっつけてくるんですが…。
「ホントは裸でくっつきたいくらい」
うん、この娘はヤル気満々。
服も胸元を強調するようなもので、自らのアピールポイントを熟知している、したたかさを感じました。
えっち最中の台詞にも余裕がありますね。
一見、純粋そうに見えるところが、逆にえろいのですよ。
漫画内でも言われてましたが、その通り。
ほか、収録で最も異質な短編「魔法少女マユリちゃん ちょお廉価版」
タイトルは「魔法少女」ですが、内容は触手コメディー。
こんな感じの漫画も描かれるんですねー、という意外・新鮮な漫画でした。
悪くはないですが、こんなんはセンセの読者が求めているものかなぁ…。
そうした意味で、微妙。
※左:莉奈ちゃん、右:魔法少女「マユリちゃん」
下で紹介はタイトルだけですが、「莉奈ちゃん」の「「WINGS FOR~」も良い短編。
「すまいるふぉーゆー」と「WINGS FOR YOUR HEART」は同年代カップル。
あたり前ですが、ロリ系は男性年上が基本。
それが同年代くらいになると、やっぱりませているのは女の子。
サッカー仲間の「岡崎」くんから告白された「上園」さんのお話「すまいるふぉーゆー」はまさにそんなん。
普段は見られない女の子らしい素顔と、予想以上の展開はさぞびっくりしたことでしょう。
たぶん、「岡崎くん」はあの後寝れなかったんじゃないかなぁ。
従妹「カンナ」さんと「ミツル」くんの「勝てる気しませんよ?」
これは背中で独りえっちを始めちゃう眼鏡の「カンナさん」と、それを察知して思考をぐるぐる回転させる「ミツルくん」が良かったです。
「Endearing with the sound turned off」はスタンダートなショート短編でした。
安定した線のすっきり絵柄。
どちらかというと濃淡は薄めで、枠線に収まる大人しい描かれ方です。
幅広な輪郭と小さめな目が特徴。
リアル気味なんですが、クドクドしさなく、キャラクターは微妙なバランスによって保たれておりました。
派手さはないものの、独特の落ち着いた空気が漂っている漫画です。
↓表紙のようなカラーイラストより、動きが感じられる白黒絵のが良いので、プラス判定でどうぞ。
紹介帯があれば、カット絵が参考になりますね。
魔法少女「マユリちゃん」はとりあえず置いといて、今回もおそらくファン納得の一冊に仕上がっていたと思います。たぶん。
次は、センセの描かれる連続話・長編がどんなんになるのか、見てみたいなぁ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に「鬼束的堕落生活」、
鬼束直めったに見せないキャラクター設定画
・その他: 折り返しにコメント、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼束直(おにづか・なおし)」センセの「Lovable らばぼー」です。
最近は慣れない動きでへろへろしております。
年末までいっぱい・いっぱいで、もう寝たいんですが…こちらをば
きました、「鬼束直」センセ3冊目の単行本「Lovable」です。
こちらで紹介した2冊目「ワンホットミニット」からの続編も収録されていたので、所持している方は嬉しい仕様。
なお、こちらの紹介帯では「甘い」を連発されていました。
頭の弱いひでるさんには、いまいち分かったような、分からんような…という感じね。
もっと簡潔に、短く紹介してあげた方がいいと思ったんですが…人のこと言えないか(笑)
※左:ユミちゃん、右:咲さん
先生の愛は変な形なんですが…さて、なんでしょう(笑)
兄妹の近親モノ「こんな感じで、いく?」
朝起きた兄妹は、気まずさと現実に困惑しておりました。
両親不在だった昨夜、調子に乗ってお酒をガブ飲みし、ゲームをしていた2人はその勢いからか、えっちしていたのです。
お互いずるずると学校から帰ってきた2人は、当然昨夜の話題になり…。
「なぁ、今日素面(しらふ)で試してみないか?」
うーん、これが秀逸。
その昔、ひでるさんが直撃された「染谷美帆」センセの短編「アルコールラプソディー(※単行本「おんなのこ」収録)」と似た、”酒の上でのえっちがあった後の兄妹”を描いたもの。
ラブな気持ちを意識するあたりに比重の置かれていた「染谷美帆」センセに対し、”とりあえず、もう一度試してみよう!”みたいな、ほんわかしたノリ・感覚がいかにも「鬼束直」センセ。
そうした脳内での対比もあり、今回収録では最も刺さった短編になりました。
服を脱いで、
”や…やばい。なにかフツーにできちゃいそう”
とか、お互い思っているところが楽しいですね。
学校での「ユミ」ちゃんも良かったです。
※おまけ:ほんわかした雰囲気。
こんな感じですね。”それでも一緒にご飯たべる”の文字も良い感覚。
「あ~ちょっと待ってみようか」は、実に特徴的な短編漫画。
教師と生徒「倉橋咲」さんのお話なんですが…こうした自然な空気は、「鬼束直」センセの真骨頂。
あまりロリ系では見られない、慣れた感じのカップルが描かれておりました。
2人の掛け合いも面白く、しれっとした顔の「咲さん」が大人っぽいのです。
これは、付き合っている彼の年齢に引きずられているのかなぁ。
前単行本にて、10万円をゲットした妹「知花」ちゃんの続編「だから愛だけじゃ生きていけないと何度言ったら…」
相変わらず、お年玉を使いきってしまった「知花ちゃん」
限定春ものをゲットするため、ついに最終手段を実行するのでした。
やっぱりお金目的な「知花ちゃん」
なにげに、律儀に支払っているお兄ちゃんもいいですねー。
一度えっちしているものの、あちこちの言動を見る限りその後ずるずると関係してはおらず、普通に兄妹していたらしいところがスゴイのです。
ラブラブな感覚はまったくなく、あくまでもお金・えっち目的なの。
しかし、考えようによっては、援交とか風俗へ走られるより、よっぽど安全というのも事実。
”…もしかしたら実際にあるかも”と、世のお兄ちゃんたちを震撼させるような内容でした。(←ないよ)
なお、今回の「知花ちゃん」は、セーラー服にスクール水着という凶悪な組み合わせ。
そこまで男心を理解していながら、お兄ちゃんに走るのも意外ですね(笑)
※左:知花ちゃん、右:有貴ちゃん
「知花ちゃん」は毎回単行本にてお金稼ぎしてほしいですね。
兄妹、ではなく妹の友人とのエピソード「Hug Hug」
妹「亜以」の友人「有貴」ちゃんはよく家へ遊びに来る、顔見知り。
ある日、学校へ忘れ物をしたという「亜以」が出かけたことで、兄「正佳」くんは彼女と2人っきりになってしまうのでした。
現在発育中という「有貴ちゃん」は、膨らみかけな胸や身体までをくっつけてくるんですが…。
「ホントは裸でくっつきたいくらい」
うん、この娘はヤル気満々。
服も胸元を強調するようなもので、自らのアピールポイントを熟知している、したたかさを感じました。
えっち最中の台詞にも余裕がありますね。
一見、純粋そうに見えるところが、逆にえろいのですよ。
漫画内でも言われてましたが、その通り。
ほか、収録で最も異質な短編「魔法少女マユリちゃん ちょお廉価版」
タイトルは「魔法少女」ですが、内容は触手コメディー。
こんな感じの漫画も描かれるんですねー、という意外・新鮮な漫画でした。
悪くはないですが、こんなんはセンセの読者が求めているものかなぁ…。
そうした意味で、微妙。
※左:莉奈ちゃん、右:魔法少女「マユリちゃん」
下で紹介はタイトルだけですが、「莉奈ちゃん」の「「WINGS FOR~」も良い短編。
「すまいるふぉーゆー」と「WINGS FOR YOUR HEART」は同年代カップル。
あたり前ですが、ロリ系は男性年上が基本。
それが同年代くらいになると、やっぱりませているのは女の子。
サッカー仲間の「岡崎」くんから告白された「上園」さんのお話「すまいるふぉーゆー」はまさにそんなん。
普段は見られない女の子らしい素顔と、予想以上の展開はさぞびっくりしたことでしょう。
たぶん、「岡崎くん」はあの後寝れなかったんじゃないかなぁ。
従妹「カンナ」さんと「ミツル」くんの「勝てる気しませんよ?」
これは背中で独りえっちを始めちゃう眼鏡の「カンナさん」と、それを察知して思考をぐるぐる回転させる「ミツルくん」が良かったです。
「Endearing with the sound turned off」はスタンダートなショート短編でした。
安定した線のすっきり絵柄。
どちらかというと濃淡は薄めで、枠線に収まる大人しい描かれ方です。
幅広な輪郭と小さめな目が特徴。
リアル気味なんですが、クドクドしさなく、キャラクターは微妙なバランスによって保たれておりました。
派手さはないものの、独特の落ち着いた空気が漂っている漫画です。
↓表紙のようなカラーイラストより、動きが感じられる白黒絵のが良いので、プラス判定でどうぞ。
紹介帯があれば、カット絵が参考になりますね。
魔法少女「マユリちゃん」はとりあえず置いといて、今回もおそらくファン納得の一冊に仕上がっていたと思います。たぶん。
次は、センセの描かれる連続話・長編がどんなんになるのか、見てみたいなぁ。
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