■ラブ・カテゴリー (尾崎未来)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・別絵、ゲストページ、
紹介帯の折り返しに著者近影。
・その他: カラー(6P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「尾崎未来(おざき・みらい)」センセの「ラブ・カテゴリー」です。
さすがに年末。
本日も色々と注目単行本が発売されていました。
久し振りに「堀川悟郎」センセの新刊も出ていましたが…ひでるさんのメインはやっぱり「尾崎未来」センセでしょう。
こちらのブログでは、再販本「365★SUPER COLOR+PLUS」や「The Great Escape 1巻、2巻」を紹介しております。
さて、新刊「ラブ・カテゴリー」は「快楽天」からの短編集。
いかにもラブコメという軽いものから、何気に恋愛ドラマっぽいものまでが収録されておりました。
ただ、ややこしそうな要素があってもそこまで描かれていないので、読後感は悪くありません。
※柔道少女「神谷さん」
どんなイチゴパンツなのか、ぜひ単行本でどうぞ。
ちらほらと目に入ったのが、ポニーテールな女性群。
柔道少女「神谷」さんの「Power of Love」
運動のため、髪をまとめているパターンですね。
小さい頃から男勝りな柔道少女「神谷さん」に告白することを決意した「細倉」くん。
「ただし、あたしに勝てたらね!!」
しかし、承諾に続いた台詞は、そんなんだったのでした…。
道着の下にはシャツを着ておらず、しかもノーブラという「神谷さん」がキュートなのです。
あっさり脱がされていたので詳しくは分かりませんが、さらにノーパンではないよね?
そんな訳で、彼女はヤル気満々。
よくあるスポーツえっち漫画のように、真剣勝負を挑んではいませんでした。
なにしろ下着がイチゴ柄だったり、照れ隠しをしてしまうなど、可愛らしい方なんですね。
冒頭では小さい子にスカートめくられて追いかけるシーンがあったんですが…なんだかこれ懐かしいパターンでしたよ。
※左:宮川ミカさん、右:リオさん
たぷん、となってます。センセ、特にこうした女性は巧いですよねー。
実務・規則・ファッションなどのため、髪をまとめているのは先生たち。
「赤いランプ」は、結婚が決まった「久保田あゆこ」先生が以前から関係が続いていた生徒「相川真」くんとのえっちで、完全に骨抜きにされる話。
「ステップUP↑」は眼鏡の家庭教師「宮川ミカ」さんが、教え子「カズキ」くんに調教っぽくされていました。
こちらの「ミカ先生」は収録ヒロインの中でもトップクラスに色っぽく、なんとも「カズキくん」が羨ましいかぎり。
ただ、完全に蚊帳の外だった「ミカ先生」の彼氏、同じく単なる引き立て役であった「あゆこ先生」の結婚相手など、本来はパートナーであるべき男性陣が非常に気の毒です。
こうした”何気ない残酷さ”というのは有名な「あいちゃん」にも見え、「尾崎未来」センセの特徴だと思います。
店長と店員の女性2人の恋愛模様を描いた「カギリナイ ヨクボウ」、「ICE CREAM」
うち、「カギリナイ ヨクボウ」はダイニングバーでの複数プレイ。
お下げでロリっぽい容姿な「アヤ」ちゃんと、ポニーテールな「マキノ」さんですね。
こちらの注目点は、実はえろえろだった「アヤちゃん」でしょう。
前半と後半では別人のようなのです。
一方、「ICE CREAM」はヒロイン「磯月香菜」さん、先輩「由利」さんというウェイトレス2人の欲望が表現された内容。
ひでるさん、この話は最初から最後までキライです。
チャラチャラ仕事される描写はどうにもダメ。
展開もなんだか腹立ちますねー。
冒頭話「Sweet・Toys どんな事して欲しいの僕に?」、「ライン The line」は、偶然にも”隣のえっち音が煩い”というネタかぶり。
毎夜えっちボイスを聞かせていた隣人は、高校の時フラれた「坂下あんず」さんでした。
現在は人妻な彼女に文句を言った「純」くんですが…というのが「Sweet・Toys どんな事して欲しいの僕に?」
兄とその彼女「あゆみ」さんの絡む声にげんなりしていた弟「ミチヲ」くん。
ある日、兄が出かけたことで2人っきりになると、「あゆみさん」は…というのが「ライン The line」
前者はそうなる理由が(一応)ありましたが、後者は「あゆみさん」の言動から、相当なしたたかさを感じました。
なにしろ、「あゆみさん」は有段者みたいなもんですからねー。
「ミチヲくん」を完全に手玉に取っていましたよ。
※左:あゆみさん、右:河合真奈さん
比較サンプルです。左が04年、右が03年、↑上の神谷さんは08年、ミカ・リオは07年。
もう一つ気になった短編が「ラブカテゴリー」
”可愛い顔して怖い”、”付き合うには勇気がいる”、という評判の「佐倉ちな」さん。
フラれて泣いている彼女を見た主人公「国枝カイジ」は守ってあげたいと感じ、告白して付き合うこととしたのでした…。
結局はえろい女性で、ところ構わず身体が動いちゃう彼女。
「好きな人と一緒だと我忘れちゃうの…」
というのは本人の弁。
漫画は告白してからそう時間たっておらず、”そうした性癖を受け入れた”ところで終わっています。
結局「ちなさん」の本質は何も変わっておりません。
…あれは、慣れてくるに従ってより激しくなり、だんだん負担になってくるのではないかなぁ。
なんとなく、最終的には「カイジくん」も別れるように思いました。
ほか、”お互いデカいもの(笑)を持っていました”、というネタ「モンスター☆Complex」
ショートカットな「リオ」さんとのお風呂場えっちですね。
「愛の病」は、いかにもアピール全開だった「河合真奈」さんと先生のカップル。
…まぁ、何度も部屋へ招き入れた段階で「先生どうよ?」、って感じよね。
こちらはノーブラのシャツ姿が素敵でした。
収録で、「More&More」だけは同人誌発表作品。
友達「智哉」の彼女「幸」さんと主人公「史次」くんのえっち話です。
告白直後の2ページは雰囲気たっぶりで、アダルト系女性漫画みたいな風情(←ほとんど見たことないですが)
友情より愛情ですねー。
…まぁ、当然か(笑)
柔らかく乱れない線のすっきり絵柄。
濃淡はやや薄めで大小から変化まで豊富なコマ割りなどが見易く、表現とテンポの良さに繋がっていると思います。
クライマックス部分は、1ページぶち抜きで迫力もありますね。
今回単行本は古い原稿も収録されており、「ICE CREAM」「愛の病」が2003年、「ライン The line」「ラブカテゴリー」は2004年という具合。
はっきり言って当時から上手ではあるものの、最近の絵柄がなにしろ良過ぎるため、やっぱり落差がはっきりあるんですね。
過去の絵は目がくっきりと目立ち、キャラがより少女漫画っぽい風情なのでした。
現在もそうですが、”いかにもそんな雰囲気なさげなキャラ絵でえっち”というのは、魅力の一つでしょう。
カラーだと変化する方なので、↓表紙絵などがあまり参考になりません。
事前に調べるのがいいでしょう。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・別絵、ゲストページ、
紹介帯の折り返しに著者近影。
・その他: カラー(6P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「尾崎未来(おざき・みらい)」センセの「ラブ・カテゴリー」です。
さすがに年末。
本日も色々と注目単行本が発売されていました。
久し振りに「堀川悟郎」センセの新刊も出ていましたが…ひでるさんのメインはやっぱり「尾崎未来」センセでしょう。
こちらのブログでは、再販本「365★SUPER COLOR+PLUS」や「The Great Escape 1巻、2巻」を紹介しております。
さて、新刊「ラブ・カテゴリー」は「快楽天」からの短編集。
いかにもラブコメという軽いものから、何気に恋愛ドラマっぽいものまでが収録されておりました。
ただ、ややこしそうな要素があってもそこまで描かれていないので、読後感は悪くありません。
※柔道少女「神谷さん」
どんなイチゴパンツなのか、ぜひ単行本でどうぞ。
ちらほらと目に入ったのが、ポニーテールな女性群。
柔道少女「神谷」さんの「Power of Love」
運動のため、髪をまとめているパターンですね。
小さい頃から男勝りな柔道少女「神谷さん」に告白することを決意した「細倉」くん。
「ただし、あたしに勝てたらね!!」
しかし、承諾に続いた台詞は、そんなんだったのでした…。
道着の下にはシャツを着ておらず、しかもノーブラという「神谷さん」がキュートなのです。
あっさり脱がされていたので詳しくは分かりませんが、さらにノーパンではないよね?
そんな訳で、彼女はヤル気満々。
よくあるスポーツえっち漫画のように、真剣勝負を挑んではいませんでした。
なにしろ下着がイチゴ柄だったり、照れ隠しをしてしまうなど、可愛らしい方なんですね。
冒頭では小さい子にスカートめくられて追いかけるシーンがあったんですが…なんだかこれ懐かしいパターンでしたよ。
※左:宮川ミカさん、右:リオさん
たぷん、となってます。センセ、特にこうした女性は巧いですよねー。
実務・規則・ファッションなどのため、髪をまとめているのは先生たち。
「赤いランプ」は、結婚が決まった「久保田あゆこ」先生が以前から関係が続いていた生徒「相川真」くんとのえっちで、完全に骨抜きにされる話。
「ステップUP↑」は眼鏡の家庭教師「宮川ミカ」さんが、教え子「カズキ」くんに調教っぽくされていました。
こちらの「ミカ先生」は収録ヒロインの中でもトップクラスに色っぽく、なんとも「カズキくん」が羨ましいかぎり。
ただ、完全に蚊帳の外だった「ミカ先生」の彼氏、同じく単なる引き立て役であった「あゆこ先生」の結婚相手など、本来はパートナーであるべき男性陣が非常に気の毒です。
こうした”何気ない残酷さ”というのは有名な「あいちゃん」にも見え、「尾崎未来」センセの特徴だと思います。
店長と店員の女性2人の恋愛模様を描いた「カギリナイ ヨクボウ」、「ICE CREAM」
うち、「カギリナイ ヨクボウ」はダイニングバーでの複数プレイ。
お下げでロリっぽい容姿な「アヤ」ちゃんと、ポニーテールな「マキノ」さんですね。
こちらの注目点は、実はえろえろだった「アヤちゃん」でしょう。
前半と後半では別人のようなのです。
一方、「ICE CREAM」はヒロイン「磯月香菜」さん、先輩「由利」さんというウェイトレス2人の欲望が表現された内容。
ひでるさん、この話は最初から最後までキライです。
チャラチャラ仕事される描写はどうにもダメ。
展開もなんだか腹立ちますねー。
冒頭話「Sweet・Toys どんな事して欲しいの僕に?」、「ライン The line」は、偶然にも”隣のえっち音が煩い”というネタかぶり。
毎夜えっちボイスを聞かせていた隣人は、高校の時フラれた「坂下あんず」さんでした。
現在は人妻な彼女に文句を言った「純」くんですが…というのが「Sweet・Toys どんな事して欲しいの僕に?」
兄とその彼女「あゆみ」さんの絡む声にげんなりしていた弟「ミチヲ」くん。
ある日、兄が出かけたことで2人っきりになると、「あゆみさん」は…というのが「ライン The line」
前者はそうなる理由が(一応)ありましたが、後者は「あゆみさん」の言動から、相当なしたたかさを感じました。
なにしろ、「あゆみさん」は有段者みたいなもんですからねー。
「ミチヲくん」を完全に手玉に取っていましたよ。
※左:あゆみさん、右:河合真奈さん
比較サンプルです。左が04年、右が03年、↑上の神谷さんは08年、ミカ・リオは07年。
もう一つ気になった短編が「ラブカテゴリー」
”可愛い顔して怖い”、”付き合うには勇気がいる”、という評判の「佐倉ちな」さん。
フラれて泣いている彼女を見た主人公「国枝カイジ」は守ってあげたいと感じ、告白して付き合うこととしたのでした…。
結局はえろい女性で、ところ構わず身体が動いちゃう彼女。
「好きな人と一緒だと我忘れちゃうの…」
というのは本人の弁。
漫画は告白してからそう時間たっておらず、”そうした性癖を受け入れた”ところで終わっています。
結局「ちなさん」の本質は何も変わっておりません。
…あれは、慣れてくるに従ってより激しくなり、だんだん負担になってくるのではないかなぁ。
なんとなく、最終的には「カイジくん」も別れるように思いました。
ほか、”お互いデカいもの(笑)を持っていました”、というネタ「モンスター☆Complex」
ショートカットな「リオ」さんとのお風呂場えっちですね。
「愛の病」は、いかにもアピール全開だった「河合真奈」さんと先生のカップル。
…まぁ、何度も部屋へ招き入れた段階で「先生どうよ?」、って感じよね。
こちらはノーブラのシャツ姿が素敵でした。
収録で、「More&More」だけは同人誌発表作品。
友達「智哉」の彼女「幸」さんと主人公「史次」くんのえっち話です。
告白直後の2ページは雰囲気たっぶりで、アダルト系女性漫画みたいな風情(←ほとんど見たことないですが)
友情より愛情ですねー。
…まぁ、当然か(笑)
柔らかく乱れない線のすっきり絵柄。
濃淡はやや薄めで大小から変化まで豊富なコマ割りなどが見易く、表現とテンポの良さに繋がっていると思います。
クライマックス部分は、1ページぶち抜きで迫力もありますね。
今回単行本は古い原稿も収録されており、「ICE CREAM」「愛の病」が2003年、「ライン The line」「ラブカテゴリー」は2004年という具合。
はっきり言って当時から上手ではあるものの、最近の絵柄がなにしろ良過ぎるため、やっぱり落差がはっきりあるんですね。
過去の絵は目がくっきりと目立ち、キャラがより少女漫画っぽい風情なのでした。
現在もそうですが、”いかにもそんな雰囲気なさげなキャラ絵でえっち”というのは、魅力の一つでしょう。
カラーだと変化する方なので、↓表紙絵などがあまり参考になりません。
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