■ほろあまオモチャ箱 (のら猫長屋)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ミニマム
・おまけ: なかがき、加筆修正あり、
作品説明「オモチャとかのいろいろ」、
カバー裏に漫画「耶社ちゃん/演ちゃん」
・その他: カラー(12P)、短編×12
(うち「オモチャシリーズ」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「のら猫長屋(のらねこながや)」センセの「ほろあまオモチャ箱」です。
長いので前置きそこそこに始めます。
でました、人気である「オモチャシリーズ」を含めた最新単行本「ほろあまオモチャ箱」です。
全体的にはラブコメな漫画ですね。
お馴染みの妹さんほかちまちまっとしたヒロイン多く、くくりはロリというよりミニマム系なのでした。
まずは神様(?)から戦隊ヒーローまで、実にバラエティ豊かな短編から。
※左:無憂弥ちゃん、右:姫奈さん
容姿の割に年齢高いだろう2人です。特に「無憂弥ちゃん」は…。
バイトにて近道をした主人公は、建物の間にひっそりとあった社を発見。
それと同時に、お稲荷さま「無憂弥(むうや)」と出会いました。
社を認識していたお婆さんが亡くなったことで、自らの存在が希薄になっていた「無憂弥」は…という、ファンタジーな短編「故に我在り」
巫女さん風な「無憂弥ちゃん」は、キツネ耳と尻尾の可愛い幼女キャラ。
彼女の性格やテンションなど、まんま「オモチャシリーズ」みたいなカップルでした。
思い出したように口調を変えるコメディー部分ほか、尻尾が弱いなんてお約束ちっくな所はいいですね。
ちなみに、「二百年前は見目良かった」ということで、できるならそちらの姿も見たいです。
たぶん、すらりとした美人なんだろうなぁ…。
ぜひ、続きが見たくなるお話でした。
小さい「姫奈(ひいな)」さんと彼氏「祐二」くんの、カラーで始まる冒頭話「街角の恋人」
同い年な2人ですが、「姫奈さん」は身長差がため恋人として見られないことを不満に思っていました。
それを察した「祐二くん」は…という短編。
やや羞恥プレイっぽい、街中・往来にてのコート内えっちでした。
これは、体格差を生かした見事なシチュエーションだと思います。
ちなみに、「姫奈さん」は小さい割にしっかりと胸がありました。
「弾丸戦隊 ガンバレンジャー」のピンクを演じる「縞野優」さん。
彼女の実姉「演」さんは、舞台にて妹の役柄を担当していたのですが…という戦隊モノ漫画「ピンクの舞台」
お話置いといて、こちらはスーツでのえっちがやたらいいですねー。
ひでるさんほかお好きな人には、ぐっさりと刺さるシチュエーションだと思います。たぶん。
ラストも良く、これまたぜひ続きを見たい短編なのです。
髪型が同じポニーテールでは姉妹2人そっくりで、映像にて自らの様を楽しむ「演さん」が素敵。
いい趣味だなぁ(笑)
ちなみに、背景にはどっかで見たような顔が並んでいました。
(※そんな意味では、外伝的な話と言えるかも)
※左:演さん、右:風雅さん
果たして、スーツの切れ目はどんなんになっているんでしょう??
ほか、眼鏡とオデコの可愛い生徒会長「風雅」さんの「些し重いモノ」
何気ない描写ですが、「ネクタイ……曲がっていますよ」はぐっときますね。
ラストの表情も色っぽかったです。
「なない」さんのえろえろ話「常世」は、なんとなく「智沢渚優」センセを思い出す、和テイストなもの。
カバー裏を飾っていた「乙子」さんらの「チジョウの楽園」は「タイ子」さん、「ヒラメ子」さんらも加わる複数プレイ話でした。
これら短編はえっち度合が高かったです。
さて、やっぱりメインは前単行本「オモチャたちの吐息」から続く「オモチャシリーズ」でしょう。
お兄ちゃんにべったりな妹「稲葉耶社(いなば・やしろ)」ちゃんは、日々の雑用だけでなく性欲処理まで従順に従っていました。
兄妹のえっちはイケナイこと。
そう知った「耶社ちゃん」は、妹ではなく”最高の道具”として自らを提供するのです。
「きみおたまこ」センセがよくやっていたような、ぽつぽつ連続話です。
基本としては兄妹の近親。
話数が進んでキャラ・世界観が広がっているため外伝的な別話があり、同キャラ・同世界観という風情。
いちおう別話を引き継いでいるものの複雑さはなく、どれも普通に楽しめると思います。
ヒロイン「耶社ちゃん」がまったく登場しない回もあり、お気に入りの方には複雑かもしれません。
以下より、それぞれのお話について。
「オモチャのスーパー合体風」は、掃除していてうっかり兄のエログッズをちらかしてしまった「耶社ちゃん」のお話。
自らを道具とする彼女にとって、それらは心情的に複雑な存在。
ちらほらと気にする描写は、当然のことでしょう。
センセはもともと液体描写の派手な方ですが、こちらはぬるぬるローションプレイだったので、いつもより増量!みたいな風情でした。
「オモチャの改造計画」は、とある理由にての揉みプレイ。
控え目な胸をわざわざ重点的にというのは、なんだか余計にえっち。
中盤のお兄ちゃんが怒るシーン、「耶社ちゃん」が疑問を持ったオチ部分が可笑しいです。
両親のえっちからスイッチ入るパターンである、「オモチャの夜ふかし」
前半にお兄ちゃんの言った台詞は、まさにその通り。
普通あのくらいの年代なら、引くか極端にはトラウマとなってもおかしくありません。
誰のせいかな。
ただ、「”弟”か”妹”できる?」とかキラキラして聞いてくるのは、いかにも女の子。
ラスト付近の毛布な描写も良かったです。
※左:稲葉耶社、右:森本サキ
お兄ちゃんオンリーな「耶社ちゃん」は、他キャラと絡ませられないのが難しい点かと。
「雨の日 梅雨空 秋の空」は、目立つツインテールなクラスメイト、「森本サキ」ちゃんの初主役話。
同学年の男の子「細川仁志」くんをあっさり陥落させ、「男子では1番好き」みたいなことを言っていながら…小悪魔ですね。
続く「そんなお仕事」との関係は深く、こちらでは母グループ指揮官である「森本冴理」さんが「来珠遠乃(※旧姓が細川なのです)」さん、「相川実依(あいかわ・みい)」さんらとパーティーを楽しむ流れ。
母子揃ってトンデモな親子ですよ。
「ゆっくり歩いて」は「オモチャの改造計画」からの新キャラ、「松坂美紐」ちゃんと先生の短編。
同学年ながらスタイル良く、”学年最強戦闘力”とか言われている「美紐ちゃん」
しかし、皆が羨むほどに成長の早い身体は、彼女にとって嬉しいものではなかったのです。
前単行本からどんどん縮んでいく「耶社ちゃん」らとは違って大人っぽい娘ですね。
(私に擦り替わらないように…)
とか、年上と付き合っているだけあってか、精神的にも複雑なことを考えておりました。
なるほどなぁ。
ちなみに、あらすじ・人物紹介な「オモチャとかのいろいろ」というページもキチンとありました。
こういったのは親切で嬉しいですね。
ただ、やっぱり前単行本もきっちり揃えるのがオススメです。
柔らかな線の丁寧・繊細なデジタル絵柄。
濃淡では非常に薄いですが、ぬるぬるとした液体描写などが細かいごっちゃり系です。
めいっぱいキュートなキャラ絵は漫画調。
ロリの印象が強いものの、人妻も巧い方なのです。
…ただ、色っぽいというよりは少女のようですが(笑)
全体的に癖はあるものの安定感あり、雰囲気よりもあちこちえっちな良質漫画です。
「のら猫長屋」センセは↓表紙のようなカラーより段違いに白黒絵が素敵ですから、いくらかプラス判定でどうぞ。
(※あの繊細な絵はカラーに不向きな気がします)
なお、カバー裏の漫画はネタ分かる人には面白いでしょうが、知らない人は訳分からんでしょうねぇ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ミニマム
・おまけ: なかがき、加筆修正あり、
作品説明「オモチャとかのいろいろ」、
カバー裏に漫画「耶社ちゃん/演ちゃん」
・その他: カラー(12P)、短編×12
(うち「オモチャシリーズ」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「のら猫長屋(のらねこながや)」センセの「ほろあまオモチャ箱」です。
長いので前置きそこそこに始めます。
でました、人気である「オモチャシリーズ」を含めた最新単行本「ほろあまオモチャ箱」です。
全体的にはラブコメな漫画ですね。
お馴染みの妹さんほかちまちまっとしたヒロイン多く、くくりはロリというよりミニマム系なのでした。
まずは神様(?)から戦隊ヒーローまで、実にバラエティ豊かな短編から。
※左:無憂弥ちゃん、右:姫奈さん
容姿の割に年齢高いだろう2人です。特に「無憂弥ちゃん」は…。
バイトにて近道をした主人公は、建物の間にひっそりとあった社を発見。
それと同時に、お稲荷さま「無憂弥(むうや)」と出会いました。
社を認識していたお婆さんが亡くなったことで、自らの存在が希薄になっていた「無憂弥」は…という、ファンタジーな短編「故に我在り」
巫女さん風な「無憂弥ちゃん」は、キツネ耳と尻尾の可愛い幼女キャラ。
彼女の性格やテンションなど、まんま「オモチャシリーズ」みたいなカップルでした。
思い出したように口調を変えるコメディー部分ほか、尻尾が弱いなんてお約束ちっくな所はいいですね。
ちなみに、「二百年前は見目良かった」ということで、できるならそちらの姿も見たいです。
たぶん、すらりとした美人なんだろうなぁ…。
ぜひ、続きが見たくなるお話でした。
小さい「姫奈(ひいな)」さんと彼氏「祐二」くんの、カラーで始まる冒頭話「街角の恋人」
同い年な2人ですが、「姫奈さん」は身長差がため恋人として見られないことを不満に思っていました。
それを察した「祐二くん」は…という短編。
やや羞恥プレイっぽい、街中・往来にてのコート内えっちでした。
これは、体格差を生かした見事なシチュエーションだと思います。
ちなみに、「姫奈さん」は小さい割にしっかりと胸がありました。
「弾丸戦隊 ガンバレンジャー」のピンクを演じる「縞野優」さん。
彼女の実姉「演」さんは、舞台にて妹の役柄を担当していたのですが…という戦隊モノ漫画「ピンクの舞台」
お話置いといて、こちらはスーツでのえっちがやたらいいですねー。
ひでるさんほかお好きな人には、ぐっさりと刺さるシチュエーションだと思います。たぶん。
ラストも良く、これまたぜひ続きを見たい短編なのです。
髪型が同じポニーテールでは姉妹2人そっくりで、映像にて自らの様を楽しむ「演さん」が素敵。
いい趣味だなぁ(笑)
ちなみに、背景にはどっかで見たような顔が並んでいました。
(※そんな意味では、外伝的な話と言えるかも)
※左:演さん、右:風雅さん
果たして、スーツの切れ目はどんなんになっているんでしょう??
ほか、眼鏡とオデコの可愛い生徒会長「風雅」さんの「些し重いモノ」
何気ない描写ですが、「ネクタイ……曲がっていますよ」はぐっときますね。
ラストの表情も色っぽかったです。
「なない」さんのえろえろ話「常世」は、なんとなく「智沢渚優」センセを思い出す、和テイストなもの。
カバー裏を飾っていた「乙子」さんらの「チジョウの楽園」は「タイ子」さん、「ヒラメ子」さんらも加わる複数プレイ話でした。
これら短編はえっち度合が高かったです。
さて、やっぱりメインは前単行本「オモチャたちの吐息」から続く「オモチャシリーズ」でしょう。
お兄ちゃんにべったりな妹「稲葉耶社(いなば・やしろ)」ちゃんは、日々の雑用だけでなく性欲処理まで従順に従っていました。
兄妹のえっちはイケナイこと。
そう知った「耶社ちゃん」は、妹ではなく”最高の道具”として自らを提供するのです。
「きみおたまこ」センセがよくやっていたような、ぽつぽつ連続話です。
基本としては兄妹の近親。
話数が進んでキャラ・世界観が広がっているため外伝的な別話があり、同キャラ・同世界観という風情。
いちおう別話を引き継いでいるものの複雑さはなく、どれも普通に楽しめると思います。
ヒロイン「耶社ちゃん」がまったく登場しない回もあり、お気に入りの方には複雑かもしれません。
以下より、それぞれのお話について。
「オモチャのスーパー合体風」は、掃除していてうっかり兄のエログッズをちらかしてしまった「耶社ちゃん」のお話。
自らを道具とする彼女にとって、それらは心情的に複雑な存在。
ちらほらと気にする描写は、当然のことでしょう。
センセはもともと液体描写の派手な方ですが、こちらはぬるぬるローションプレイだったので、いつもより増量!みたいな風情でした。
「オモチャの改造計画」は、とある理由にての揉みプレイ。
控え目な胸をわざわざ重点的にというのは、なんだか余計にえっち。
中盤のお兄ちゃんが怒るシーン、「耶社ちゃん」が疑問を持ったオチ部分が可笑しいです。
両親のえっちからスイッチ入るパターンである、「オモチャの夜ふかし」
前半にお兄ちゃんの言った台詞は、まさにその通り。
普通あのくらいの年代なら、引くか極端にはトラウマとなってもおかしくありません。
誰のせいかな。
ただ、「”弟”か”妹”できる?」とかキラキラして聞いてくるのは、いかにも女の子。
ラスト付近の毛布な描写も良かったです。
※左:稲葉耶社、右:森本サキ
お兄ちゃんオンリーな「耶社ちゃん」は、他キャラと絡ませられないのが難しい点かと。
「雨の日 梅雨空 秋の空」は、目立つツインテールなクラスメイト、「森本サキ」ちゃんの初主役話。
同学年の男の子「細川仁志」くんをあっさり陥落させ、「男子では1番好き」みたいなことを言っていながら…小悪魔ですね。
続く「そんなお仕事」との関係は深く、こちらでは母グループ指揮官である「森本冴理」さんが「来珠遠乃(※旧姓が細川なのです)」さん、「相川実依(あいかわ・みい)」さんらとパーティーを楽しむ流れ。
母子揃ってトンデモな親子ですよ。
「ゆっくり歩いて」は「オモチャの改造計画」からの新キャラ、「松坂美紐」ちゃんと先生の短編。
同学年ながらスタイル良く、”学年最強戦闘力”とか言われている「美紐ちゃん」
しかし、皆が羨むほどに成長の早い身体は、彼女にとって嬉しいものではなかったのです。
前単行本からどんどん縮んでいく「耶社ちゃん」らとは違って大人っぽい娘ですね。
(私に擦り替わらないように…)
とか、年上と付き合っているだけあってか、精神的にも複雑なことを考えておりました。
なるほどなぁ。
ちなみに、あらすじ・人物紹介な「オモチャとかのいろいろ」というページもキチンとありました。
こういったのは親切で嬉しいですね。
ただ、やっぱり前単行本もきっちり揃えるのがオススメです。
柔らかな線の丁寧・繊細なデジタル絵柄。
濃淡では非常に薄いですが、ぬるぬるとした液体描写などが細かいごっちゃり系です。
めいっぱいキュートなキャラ絵は漫画調。
ロリの印象が強いものの、人妻も巧い方なのです。
…ただ、色っぽいというよりは少女のようですが(笑)
全体的に癖はあるものの安定感あり、雰囲気よりもあちこちえっちな良質漫画です。
「のら猫長屋」センセは↓表紙のようなカラーより段違いに白黒絵が素敵ですから、いくらかプラス判定でどうぞ。
(※あの繊細な絵はカラーに不向きな気がします)
なお、カバー裏の漫画はネタ分かる人には面白いでしょうが、知らない人は訳分からんでしょうねぇ。
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