■Princess Force (七瀬瑞穂)
★まんがデーター [6/15]
・絵 :■□□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、作品解説、もくじ下にキャラクター紹介、
描き下ろし「Princess Force カラープロローグ」
・その他: カラー(4P)、短編×8(うち「Princess Force」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「七瀬瑞穂(ななせ・みずほ)」センセの「Princess Force [プリンセスフォース]」です。
察しのいい方ならば想像つくかもしれませんが、↓表紙につられた1冊。
なんとなく聞いた名前だなぁ…とは感じました(※どっかのヒロインに同名キャラがいるかと思った)が、こちらのブログでは2冊目の単行本「姉・づくし」を紹介してました。
初見ではなかったんですねー。
なんと、そっちも表紙によって釣り上げられ、後でがっかりしていたという…。
あれれー??
どんだけ黒ストッキングに弱いんだ(笑)
![タリア姫](https://blog-imgs-41-origin.2nt.com/h/i/d/hideruaobu/20090205003609.jpg)
※タリア=エル=ルゼルダ姫
触手も掲載してみましたが…どう?
さて、3冊目となる単行本「Princess Force」はつい先日に取り上げた、「その手に救いは届かない/抹茶ちゃもも」と同じ「キルタイムコミュニケーション」さん。
前巻「姉・づくし」は、ひでるさんにまったく合いませんでした。
締めの言葉は”今後に期待”でしたが、それもまだ先であるようです。
…ただ、アマゾンにて書き込まれていたコメントには、満足されている方がおりました。
人によりけりなんでしょう。
そんな訳で、↑上での採点通り、まったく刺さっておりません。
これからの文章もおそらく好ましいものは並ばないので、毎度の如く苦手な方はここで御遠慮下さい。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
正直な感想を書かせて頂きます。
・
・
・
そろそろいいですか?
いきます。
もっとも原因だと思われるのが、作画について。
前回も書いていましたが、とにかくコレが軽い、悪い。
すっきりと見やすく…という感じでもありませんね。
小物はともかく、背景については「描かない方がよかったのでは?」というほどの酷さ。
引き絵の厳しさは相変わらずで、相当バランスが崩れているところもありました。
そんな訳で、アクション描写についても同様。
迫力というレベルには程遠く、なんだか気の毒な感じさえしました。
そうした絵の怪しさは、最も肝心なキャラにまで波及しております。
正面はいいとして、横顔は苦手なのかなぁ…。
大崩れすることも多く、成年漫画として致命的。
よく描かれているコマもあるだけ、そうした点が大きいマイナス面となっていました。
発売が「キルタイムコミュニケーション」さんなので当然触手ネタもある(少し)んですが、これもダメ。
全然えっちに見えません。
質感は皆無で、なんというか薄過ぎ。
![リネル、ローザ](https://blog-imgs-41-origin.2nt.com/h/i/d/hideruaobu/20090205003624.jpg)
※左:リネル、右:「blood night」の「ローザさん」
こう見ると、「ローザさん」は…なんだか「エスカレイヤー」みたいですね。
また、コマ間の繋がりが弱いのでドカドカと唐突に展開し、お話についても”紙面の向こうで勝手にやっている”という印象でした。
台詞にも喋っている感じないんですね。
ファンタジー世界を表現する以前の問題である気がします。
↓表紙は相当良い感じに仕上がっているので、ひでるさんのように引っかけられないよう注意して下さい。
時期が(おそらく)新しい原稿はだいぶ改善されていましたが、それも収録はちょっとだけ。
はっきり、ファンの方以外にはオススメできません。
表題作「Princess Force」は6話の長編。
魔貴族「レゼ」の指揮する魔族軍の侵略を受けた「聖ルゼルダ国」
城門は破られ、結界も突破され、騎士「リネル」に守られた「タリア姫」はどうにか城外へと脱出。
古文書に記されていた”魔を滅ぼす力”を得るため、封印の地へと急ぐのでした。
しかし、国を襲った「レゼ」の目的もそこにあり、両者は封印の地に向かっていたんですが…。
ある意味びっくりな結末を迎える、ファンタジー漫画です。
黒騎士の正体がバレバレなのは…いいのかな。
2話くらいで終わる漫画を無理やりに引き延ばし、だらだらと間延びした印象でした。
ラストの1話だけは良かったんですけどねー。
とにかく、前述した作画のマイナス面が大きいので面白く感じません。
短編「blood night」は、絵的に最も安定しておりました。
結末を含め、こうしたジャンルにはよくある展開ですね。
もうひとつの短編「Angel Garden」は逆にお話が良かったです。
…とまぁ、こうした漫画はなかなか難しいものですね。
ちゃんと覚えとけ、というひでるさんでした。
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・絵 :■□□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、作品解説、もくじ下にキャラクター紹介、
描き下ろし「Princess Force カラープロローグ」
・その他: カラー(4P)、短編×8(うち「Princess Force」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「七瀬瑞穂(ななせ・みずほ)」センセの「Princess Force [プリンセスフォース]」です。
察しのいい方ならば想像つくかもしれませんが、↓表紙につられた1冊。
なんとなく聞いた名前だなぁ…とは感じました(※どっかのヒロインに同名キャラがいるかと思った)が、こちらのブログでは2冊目の単行本「姉・づくし」を紹介してました。
初見ではなかったんですねー。
なんと、そっちも表紙によって釣り上げられ、後でがっかりしていたという…。
あれれー??
どんだけ黒ストッキングに弱いんだ(笑)
![タリア姫](https://blog-imgs-41-origin.2nt.com/h/i/d/hideruaobu/20090205003609.jpg)
※タリア=エル=ルゼルダ姫
触手も掲載してみましたが…どう?
さて、3冊目となる単行本「Princess Force」はつい先日に取り上げた、「その手に救いは届かない/抹茶ちゃもも」と同じ「キルタイムコミュニケーション」さん。
前巻「姉・づくし」は、ひでるさんにまったく合いませんでした。
締めの言葉は”今後に期待”でしたが、それもまだ先であるようです。
…ただ、アマゾンにて書き込まれていたコメントには、満足されている方がおりました。
人によりけりなんでしょう。
そんな訳で、↑上での採点通り、まったく刺さっておりません。
これからの文章もおそらく好ましいものは並ばないので、毎度の如く苦手な方はここで御遠慮下さい。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
正直な感想を書かせて頂きます。
・
・
・
そろそろいいですか?
いきます。
もっとも原因だと思われるのが、作画について。
前回も書いていましたが、とにかくコレが軽い、悪い。
すっきりと見やすく…という感じでもありませんね。
小物はともかく、背景については「描かない方がよかったのでは?」というほどの酷さ。
引き絵の厳しさは相変わらずで、相当バランスが崩れているところもありました。
そんな訳で、アクション描写についても同様。
迫力というレベルには程遠く、なんだか気の毒な感じさえしました。
そうした絵の怪しさは、最も肝心なキャラにまで波及しております。
正面はいいとして、横顔は苦手なのかなぁ…。
大崩れすることも多く、成年漫画として致命的。
よく描かれているコマもあるだけ、そうした点が大きいマイナス面となっていました。
発売が「キルタイムコミュニケーション」さんなので当然触手ネタもある(少し)んですが、これもダメ。
全然えっちに見えません。
質感は皆無で、なんというか薄過ぎ。
![リネル、ローザ](https://blog-imgs-41-origin.2nt.com/h/i/d/hideruaobu/20090205003624.jpg)
※左:リネル、右:「blood night」の「ローザさん」
こう見ると、「ローザさん」は…なんだか「エスカレイヤー」みたいですね。
また、コマ間の繋がりが弱いのでドカドカと唐突に展開し、お話についても”紙面の向こうで勝手にやっている”という印象でした。
台詞にも喋っている感じないんですね。
ファンタジー世界を表現する以前の問題である気がします。
↓表紙は相当良い感じに仕上がっているので、ひでるさんのように引っかけられないよう注意して下さい。
時期が(おそらく)新しい原稿はだいぶ改善されていましたが、それも収録はちょっとだけ。
はっきり、ファンの方以外にはオススメできません。
表題作「Princess Force」は6話の長編。
魔貴族「レゼ」の指揮する魔族軍の侵略を受けた「聖ルゼルダ国」
城門は破られ、結界も突破され、騎士「リネル」に守られた「タリア姫」はどうにか城外へと脱出。
古文書に記されていた”魔を滅ぼす力”を得るため、封印の地へと急ぐのでした。
しかし、国を襲った「レゼ」の目的もそこにあり、両者は封印の地に向かっていたんですが…。
ある意味びっくりな結末を迎える、ファンタジー漫画です。
黒騎士の正体がバレバレなのは…いいのかな。
2話くらいで終わる漫画を無理やりに引き延ばし、だらだらと間延びした印象でした。
ラストの1話だけは良かったんですけどねー。
とにかく、前述した作画のマイナス面が大きいので面白く感じません。
短編「blood night」は、絵的に最も安定しておりました。
結末を含め、こうしたジャンルにはよくある展開ですね。
もうひとつの短編「Angel Garden」は逆にお話が良かったです。
…とまぁ、こうした漫画はなかなか難しいものですね。
ちゃんと覚えとけ、というひでるさんでした。
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