■マンマ・ミーア! (高津)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・むちむち
・おまけ: あとがき・ゲストページ、
描き下ろし(?)「マンマ・ミーア!」、
カバー裏に別絵。
・その他: 折り返しに4コマ(帯でオチ2通り)、
短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「高津(たかつ)」センセの「マンマ・ミーア!」です。
なんだか調子が優れません。
その関係かどうか、週末(※20,21,22日ね)の文は誤字脱字だらけでしたねー。
移動中、携帯にてのチェックで気付きました。
さぞ読み辛かったことと思います、すみません。
気付いた箇所は修正しておりますので…宜しければまたどうぞ。
さて、そんな具合にへろへろなひでるさんは置いといて、本日は「高津(たかつ)」センセの「マンマ・ミーア!」です。
あとがきによると、成年では初めての単行本とのことでしたが…HPは無く(たぶん)、幅広くヒットしてしまうお名前がため、一般漫画とかなんとかはよく調べれませんでした。
(※このあたりについては、↓コメント参照下さい 080625)
せめて4文字にしてほしいのですよぅ、これからペンネーム考えてる漫画家志望の皆さま。
この「マンマ・ミーア!」は、連続のない、全て短編という構成です。
確かに母モノは多いんですが、姉弟近親モノが1話、救助犬・悪魔・呪いのフィギュアなんて人外ネタが3話と意外にバラついた内容。
うーん、タイトルをそんなんにしたなら、全て母モノでも良かったかなぁ…。
↓表紙の絵柄からもそんな感じがしますし。
※左:タクミくんの母親、右:怪盗ナイトウィドー。
ううーん、「怪盗ナイトウィドー」が実に残念なのですよ。こうしたシーンもいいんですけどねぇ。
ネタがぴったりとハマった短編「母さん+α」
痩せるため、様々なダイエットに挑む母親。
しかし、なかなか思い通りに体重は減らず、どうにも難儀しておりました。
というのも、実は”ぽっちゃりボディー”を愛する息子「タクミ」くんが理想とする体型を維持させるため、密かに妨害していたからなのです。
そんな頃、ネットで発見したという新たなダイエットを試してみることとなったんですが、その内容というのが…。
だいたいそんなん。
「だっ大丈夫だよ母さんっ」
…って、何が大丈夫なのやら(笑)
母子の近親モノというジャンルですけれど、ラブラブではなく、また暗く重い訳でもない、微妙な立ち位置が珍しい作品。
こちらの「タクミくん」は、えっちの欲求もあるんですが、理想の体型にコントロールしているだけで、積極的ではありません。
母親が迫ってきた際にも、”テキトーにごまかしてりゃ諦めるだろ”とか考えておりました。
さらに、この後も関係は一度もないらしく、普通に親子という枠を維持しているんですね。(※オチでひっくり返されますが)
なんだかスゴいなぁ。
むちむちでロール髪、ややお馬鹿っぽい母のキャラも良かったですが、そうした描き方が独特で印象に残りました。
「ご家族の方と一緒にやるのもよいでしょう(笑)」の文と、「タクミくん」の突っ込みも最高です。
世間を騒がす3人組「怪盗ナイトウィドー」
それを追う少年探偵「古林芳雄」くんは、罠にかかっていた1人を捕縛しかかったんですが…逆に返り討ちにあってしまうのでした。
目を覚ました「古林少年」が見たのは、よく知る「本間」さん、「葛乃葉」さんという近所のおばさんに混じった、実の母親「かえで」さんの姿だったのです…という、「お手柄でしたね少年探偵」
”追いかけていた対象が実は母親だった”という、非常に斬新(?)で興味深い設定の本作品。
うーん、もっと好きなタイプの漫画になるかと期待したんですけれどねぇ。
えっちシーンは複数がために派手なんですが、「怪盗ナイトウィドー」が3人組という設定は余計だったかなー。
人数がいるため、それぞれの個性を打ち消し合っているように感じました。
また、拘束対象であり、さらに母子でもあるという、緊張感すら弱まっているようでした。
複数話であれば良かったんですが、短編では全て描き切るにページ足りませんね。
また、こうした漫画はヒロインがピンチになる、ぎりぎりなシーンが見たかったところ。
せっかく次の展開が期待できそうな罠にかかったというのに…なんであーかなー。
ついでに、「かえでさん」らは全裸になるの早過ぎます。
仕事着でのコマが多少でも欲しかったのですよ。
※左:綾瀬さん、右:海香先生。
これですよ、目線の高さ。そう言えば、こんなんだったかなーとか思い出しました。
人妻モノでは、イベント用のコスプレをしていた母を「悪魔」と勘違いする母子の近親話「リビングに居たのはママじゃない」、娘「環」さんの身代りで、人身御供となった母「棗」さんのコメディー「困った時のなんとやら。」
近所の人妻「綾瀬」さんと個人レッスンをする話「コートの中では平気なの?」は、ママさんバレーのコーチを頼まれた…という、ひでるさん好きな某単行本と同じようなネタの短編でした。
期待そのまま「綾瀬さん」はブルマ姿でむちむちだったんですが…なんだかパンチに欠けるんですね。
もちっと濃厚なエロスを期待します。
「マモル」くんと「海香」先生の「僕と先生だけの海」
こちらも、もう少し水着の質感を表現してほしかったところではありますが、やっぱり競泳水着はいいもんです。
お話としては、「海香先生」のことが好きな「マモルくん」という短編ですね。
これはスイミングスクールとかなのかな?
どうやら自宅まで送迎してくれている「海香先生」は教師としても優れた方。
トンデモない場面をばっちり目撃され、震える「マモルくん」だったんですが…あの対処は優しく、素敵でした。
別に感動する話でもないですが、なんだかじーんときたひでるさん。
自分自身のことながらオカシイですね。
涙腺「徳光和夫」は、伊達ではありません。
しかし、あの”プールに入った際の目線の高さ”というのは…なんだかもう一度スクールへ通いたくなりますよ(笑)
ほか、姉弟の催眠術ネタ「1,2…の後で命令を」、犬耳な女の子「救助犬」2名の「雪山よりSOS」、”呪いの人形”のフィギュア版という「僕よりも大きな人形」などが収録されておりました。
普通”呪いの人形”と言えば髪の毛が伸びる、おっかないものですが、こちらは髪の毛でなく身体が成長するのでした。
うん、そんなんならいいですねー。
最後のオチは成年漫画ではどうかなーというものでしたが、コメディーとしては正解でしょう。
なお、巻末の表題作「マンマ・ミーア!」は、収録キャラが総出演する、えっち学園話となっておりました。
…これは描き下ろしかな?
ベタや太めな線の黒が強い作画です。
描かれた時期が違うのかな…ごっちゃりとして濃い目なものもあるんですが、短編によってはすっきり気味。
タイトルはあんなんですし、あちらの↓表紙から濃厚なこってり系を想像していたんですが、意外にそうでもありませんでした。
これは、やや肩透かしと感じるかもしれませんね~。
↑上の文中で何度か書いてますが、もっとコテコテでも良いと思いました。
これは人によって感覚違うでしょうけどねぇ。
判断には裏表紙のが近いかもしれませんが、カラーとは雰囲気違うので注意して下さい。
ちなみに、内臓描写も多めでした。
なぜか運動会というテーマな、カバー絵などのカラーイラスト群。
折り返しには4コマ漫画があるんですが、こちら紹介帯によってオチが2通りあるという構成になっておりました。
こんなんは非常に良いですね!
ちなみに某書店では、登場キャラの4コマ漫画が収録された小冊子がついてたりしますので、オススメ。
まだ在庫が残っているか、微妙なとこですが。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・むちむち
・おまけ: あとがき・ゲストページ、
描き下ろし(?)「マンマ・ミーア!」、
カバー裏に別絵。
・その他: 折り返しに4コマ(帯でオチ2通り)、
短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「高津(たかつ)」センセの「マンマ・ミーア!」です。
なんだか調子が優れません。
その関係かどうか、週末(※20,21,22日ね)の文は誤字脱字だらけでしたねー。
移動中、携帯にてのチェックで気付きました。
さぞ読み辛かったことと思います、すみません。
気付いた箇所は修正しておりますので…宜しければまたどうぞ。
さて、そんな具合にへろへろなひでるさんは置いといて、本日は「高津(たかつ)」センセの「マンマ・ミーア!」です。
あとがきによると、成年では初めての単行本とのことでしたが…HPは無く(たぶん)、幅広くヒットしてしまうお名前がため、一般漫画とかなんとかはよく調べれませんでした。
(※このあたりについては、↓コメント参照下さい 080625)
せめて4文字にしてほしいのですよぅ、これからペンネーム考えてる漫画家志望の皆さま。
この「マンマ・ミーア!」は、連続のない、全て短編という構成です。
確かに母モノは多いんですが、姉弟近親モノが1話、救助犬・悪魔・呪いのフィギュアなんて人外ネタが3話と意外にバラついた内容。
うーん、タイトルをそんなんにしたなら、全て母モノでも良かったかなぁ…。
↓表紙の絵柄からもそんな感じがしますし。
※左:タクミくんの母親、右:怪盗ナイトウィドー。
ううーん、「怪盗ナイトウィドー」が実に残念なのですよ。こうしたシーンもいいんですけどねぇ。
ネタがぴったりとハマった短編「母さん+α」
痩せるため、様々なダイエットに挑む母親。
しかし、なかなか思い通りに体重は減らず、どうにも難儀しておりました。
というのも、実は”ぽっちゃりボディー”を愛する息子「タクミ」くんが理想とする体型を維持させるため、密かに妨害していたからなのです。
そんな頃、ネットで発見したという新たなダイエットを試してみることとなったんですが、その内容というのが…。
だいたいそんなん。
「だっ大丈夫だよ母さんっ」
…って、何が大丈夫なのやら(笑)
母子の近親モノというジャンルですけれど、ラブラブではなく、また暗く重い訳でもない、微妙な立ち位置が珍しい作品。
こちらの「タクミくん」は、えっちの欲求もあるんですが、理想の体型にコントロールしているだけで、積極的ではありません。
母親が迫ってきた際にも、”テキトーにごまかしてりゃ諦めるだろ”とか考えておりました。
さらに、この後も関係は一度もないらしく、普通に親子という枠を維持しているんですね。(※オチでひっくり返されますが)
なんだかスゴいなぁ。
むちむちでロール髪、ややお馬鹿っぽい母のキャラも良かったですが、そうした描き方が独特で印象に残りました。
「ご家族の方と一緒にやるのもよいでしょう(笑)」の文と、「タクミくん」の突っ込みも最高です。
世間を騒がす3人組「怪盗ナイトウィドー」
それを追う少年探偵「古林芳雄」くんは、罠にかかっていた1人を捕縛しかかったんですが…逆に返り討ちにあってしまうのでした。
目を覚ました「古林少年」が見たのは、よく知る「本間」さん、「葛乃葉」さんという近所のおばさんに混じった、実の母親「かえで」さんの姿だったのです…という、「お手柄でしたね少年探偵」
”追いかけていた対象が実は母親だった”という、非常に斬新(?)で興味深い設定の本作品。
うーん、もっと好きなタイプの漫画になるかと期待したんですけれどねぇ。
えっちシーンは複数がために派手なんですが、「怪盗ナイトウィドー」が3人組という設定は余計だったかなー。
人数がいるため、それぞれの個性を打ち消し合っているように感じました。
また、拘束対象であり、さらに母子でもあるという、緊張感すら弱まっているようでした。
複数話であれば良かったんですが、短編では全て描き切るにページ足りませんね。
また、こうした漫画はヒロインがピンチになる、ぎりぎりなシーンが見たかったところ。
せっかく次の展開が期待できそうな罠にかかったというのに…なんであーかなー。
ついでに、「かえでさん」らは全裸になるの早過ぎます。
仕事着でのコマが多少でも欲しかったのですよ。
※左:綾瀬さん、右:海香先生。
これですよ、目線の高さ。そう言えば、こんなんだったかなーとか思い出しました。
人妻モノでは、イベント用のコスプレをしていた母を「悪魔」と勘違いする母子の近親話「リビングに居たのはママじゃない」、娘「環」さんの身代りで、人身御供となった母「棗」さんのコメディー「困った時のなんとやら。」
近所の人妻「綾瀬」さんと個人レッスンをする話「コートの中では平気なの?」は、ママさんバレーのコーチを頼まれた…という、ひでるさん好きな某単行本と同じようなネタの短編でした。
期待そのまま「綾瀬さん」はブルマ姿でむちむちだったんですが…なんだかパンチに欠けるんですね。
もちっと濃厚なエロスを期待します。
「マモル」くんと「海香」先生の「僕と先生だけの海」
こちらも、もう少し水着の質感を表現してほしかったところではありますが、やっぱり競泳水着はいいもんです。
お話としては、「海香先生」のことが好きな「マモルくん」という短編ですね。
これはスイミングスクールとかなのかな?
どうやら自宅まで送迎してくれている「海香先生」は教師としても優れた方。
トンデモない場面をばっちり目撃され、震える「マモルくん」だったんですが…あの対処は優しく、素敵でした。
別に感動する話でもないですが、なんだかじーんときたひでるさん。
自分自身のことながらオカシイですね。
涙腺「徳光和夫」は、伊達ではありません。
しかし、あの”プールに入った際の目線の高さ”というのは…なんだかもう一度スクールへ通いたくなりますよ(笑)
ほか、姉弟の催眠術ネタ「1,2…の後で命令を」、犬耳な女の子「救助犬」2名の「雪山よりSOS」、”呪いの人形”のフィギュア版という「僕よりも大きな人形」などが収録されておりました。
普通”呪いの人形”と言えば髪の毛が伸びる、おっかないものですが、こちらは髪の毛でなく身体が成長するのでした。
うん、そんなんならいいですねー。
最後のオチは成年漫画ではどうかなーというものでしたが、コメディーとしては正解でしょう。
なお、巻末の表題作「マンマ・ミーア!」は、収録キャラが総出演する、えっち学園話となっておりました。
…これは描き下ろしかな?
ベタや太めな線の黒が強い作画です。
描かれた時期が違うのかな…ごっちゃりとして濃い目なものもあるんですが、短編によってはすっきり気味。
タイトルはあんなんですし、あちらの↓表紙から濃厚なこってり系を想像していたんですが、意外にそうでもありませんでした。
これは、やや肩透かしと感じるかもしれませんね~。
↑上の文中で何度か書いてますが、もっとコテコテでも良いと思いました。
これは人によって感覚違うでしょうけどねぇ。
判断には裏表紙のが近いかもしれませんが、カラーとは雰囲気違うので注意して下さい。
ちなみに、内臓描写も多めでした。
なぜか運動会というテーマな、カバー絵などのカラーイラスト群。
折り返しには4コマ漫画があるんですが、こちら紹介帯によってオチが2通りあるという構成になっておりました。
こんなんは非常に良いですね!
ちなみに某書店では、登場キャラの4コマ漫画が収録された小冊子がついてたりしますので、オススメ。
まだ在庫が残っているか、微妙なとこですが。
マンマ ミーア!(メガストアコミックスNo.171) (2008/06/19) 高津 商品詳細を見る |
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comment
それはいー
むちむちな方なので、そしたら次は期待大ですね!!
No title
最近はとても絵柄や作風も成長していますよ。
それは歴史にカかないでっ!という3話モノがあるのですが、肉感の描写力が異常に伸びています。
それは歴史にカかないでっ!という3話モノがあるのですが、肉感の描写力が異常に伸びています。
ありがとうございます
モコさん、コメントありがとうございます。
助かりますー。
分かんなかったんですよぅ。
助かりますー。
分かんなかったんですよぅ。