■Piaキャロットへようこそ!!G.P. (宇佐美渉)
★まんがデーター [6/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: あとがき、原作者コメント、イラスト、
カバー裏に別絵・コメント3コマ。
・その他: 原作「みささぎらん」・「FC-G/G.P.製作委員会」、
折り返しにコメント、折り込み小ポスター、
6話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宇佐美渉(うさみ・わたる)」センセの「Piaキャロットへようこそ!!G.P.」です。
うわ、ゲームは発売されたばっかなんだ…。
発売時期としては、実にタイムリーと言えるでしょう。
そんなこんなで、「Piaキャロットへようこそ!!G.P.」です。
「Piaキャロット~」ですが、実は珍しくプレイしたことあります。
もっとも最初のやつね。
試しに調べてみたら、1996年が発売でした。
うひゃー、懐かしいなぁ。
当時は98でMSDOSでしたよ。
あの頃は良かったなぁ……………。
とまぁ、余談はそれくらいにして、今回の漫画「Piaキャロットへようこそ!!G.P.」について。
この手のモノは合わないだろう、と知っているんです。
知っているんですが…描いていたのが「宇佐美渉」センセだったので、手にとりました。
いちおう、どんなんか見届けたかったのです。
しかし、ついこないだ「最終試験くじら」を取り上げましたが、センセ最近はこんなんばっかですねー。
えっちでなくてもいいので、ぜひオリジナルを描いてほしいですよ。
そうした訳で、これから正直な感想を書かせて頂きます。
毎度のことですが、そんなん得意でない方はご退出下さいませ。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
だって全然刺さらなかったんだもん。
※左:諸見里葵、右:黒須美羽
両極端な接客の図。キレた時点でサービス業は失格。
生まれて不幸続きという主人公「鴨下大翔(かもした・ひろと)」
両親にも先立たれ、天涯孤独の身であった「大翔」は、「Piaキャロット8号店」のバイトに採用されていたんですが…なんと初日に爆発事故があり、仕事どころか賠償問題を抱えてしまったのでした。
自暴自棄になっていた「大翔」ですが、謎の仮面ウェイトレスの助けもあり、学生のみで運営される街に完成した「Piaキャロット学園特区店」の店長として働くこととなったのです。
…だいたいそんな導入部。
各話それぞれメインヒロインが変わるタイプでそれぞれの連続性は薄く、同キャラ・ブツ切りという感覚。
複数ヒロインに囲まれるゲームをそのまま割り振ってネタとしており、非常にユルユルとした漫画に仕上がっておりました。
こりゃー、だめだ。
冒頭に収録されたプロローグ部分。
掴みとなる大事な部分だと思うんですが、これがガチャガチャして先行き不安になるだけでした。
もう少し長くページを割いてちゃんとスタッフ集める描写を描くとか、あるいはキャラ紹介ページだけで軽くさらっと流した方が良かったのでは?
だいたい、”学園特区店”という設定が疑問。
わざわざ店舗スタッフを学生だけにしたい理由はなんなんだろう??
”学生のみで運営される街”、というのもひでるさんの想像を超えているんですねー。
よっく分かんないです。
実績ゼロな「大翔くん」が店長として抜擢されたのも意味不明。
リアリティないなぁ。
1話は小さいながら暴力的という先輩「黒須美羽」がメイン。
いきなり客に怒鳴る場面があってげんなり。
こんなウェイトレスいるかいな。
後半のトラブルとなる客も同様ですね。
だいたい、隣に座って接客したら風俗になっちゃいますよ。
届け出必要なのですよ。(→それに学生でしょーが)
無理やりお見合いさせられる「汐月さくら」の3話。
見合い場所をファミレスとするのは仕方ないとしても、あの後半はなんだかなぁ。
女子供にやられるヤクザってなに?
最も酷いのが4話。
地味な「黒須美咲」をイメチェンさせるというお話なんですが…ウェイトレス目立たせる理由って?
わざわざ皆で示し合わせたのも意味不明。
彼女はキチンと仕事できており、どうにかすべきは姉の「美羽さん」の方でしょう?
※左:紗東陽菜、右:汐月さくら
同居中は何もなかったのかなぁ。
幼馴染み「紗東陽菜(さとう・ひな)」とのエピソードは、メインヒロインというだけあって最終の5話でした。
逆に言うと、それまでほとんどほったらかし。
だらだらと↑上に書いてきた、色々ユルかったのはまーいいとしても、ここに最大のポイントがあるんです
街に来た主人公「大翔くん」は住むところなく、1年ぶりに再会した「陽菜さん」の女子寮にてこっそり同居することとなるんですが…はっきり言ってこっちのが気になりませんか??
幼馴染みな女の子と同居ですよ?
しかも、女子寮にこっそりなんでしょ??
そりゃー、普通に生活するだけで色々なイベントがありそうなもんです。
5話の不意な事故で2人急接近していましたが、日常でもあーした場面は多くありそうで…。
だいたい、「大翔くん」の不幸がどーのこーのというのは、「陽菜さん」向け設定なの?
やっぱりよく分かんない。
相変わらずの可愛らしい絵柄です。
実際のゲームと比較すると、だいぶ「宇佐美渉」センセちっくにデフォルメされておりました。
やや癖が強いので、評価は分かれるところでしょう。
ちなみに、漫画中ではちょくちょくパンチラあったほか、妄想部分ですがバストトップまで描かれておりました。
こうした単行本では、珍しくサービス良好でしたね。
どうせなら、もう一歩踏み込んでギリギリを狙ってくれれば、また違った魅力が出たかもしれないのに…。
”題材を漫画とした際、どう見せたら面白いのか”という部分をまったく考えないまま、ストーリー・構成を組んだような印象。
原作の「みささぎらん」さんは実際のゲームにてシナリオ書いていた方らしいので、その流れだったのでしょう。
完全にゲームをやった人向けで、各キャラ別エピソードの紹介という感じなのかな。
残念ながら、こちらだけではゲームの面白さ伝わりませんし、単行本として評価できたものではありません。
安易に漫画とするのはやめた方がいいのではないかなぁ。
「WILD ARMS XF/鈴羅木かりん」、「キラ☆キラ/上田キク」などよく練られて仕上がり良かったのもあるというのに、これでは漫画家さんが気の毒ですよ。
なんだか3月にも「宇佐美渉」センセ描いたゲーム原作の単行本が発売されるようでしたが…。
やっぱり昔のようなオリジナルを描いてほしいなぁ。
Pia・キャロットへようこそ!!G.P. (チャンピオンREDコミックス)
※こちらが原作。
★「宇佐美渉」センセの漫画紹介記事
[メイプル・フール・デイズ]
[We/Are -Cruel Angel's]
[最終試験くじら Progressive C‐side]
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・独創性:■■□□□
・属性 : 原作ゲーム・ラブコメ
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カバー裏に別絵・コメント3コマ。
・その他: 原作「みささぎらん」・「FC-G/G.P.製作委員会」、
折り返しにコメント、折り込み小ポスター、
6話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宇佐美渉(うさみ・わたる)」センセの「Piaキャロットへようこそ!!G.P.」です。
うわ、ゲームは発売されたばっかなんだ…。
発売時期としては、実にタイムリーと言えるでしょう。
そんなこんなで、「Piaキャロットへようこそ!!G.P.」です。
「Piaキャロット~」ですが、実は珍しくプレイしたことあります。
もっとも最初のやつね。
試しに調べてみたら、1996年が発売でした。
うひゃー、懐かしいなぁ。
当時は98でMSDOSでしたよ。
あの頃は良かったなぁ……………。
とまぁ、余談はそれくらいにして、今回の漫画「Piaキャロットへようこそ!!G.P.」について。
この手のモノは合わないだろう、と知っているんです。
知っているんですが…描いていたのが「宇佐美渉」センセだったので、手にとりました。
いちおう、どんなんか見届けたかったのです。
しかし、ついこないだ「最終試験くじら」を取り上げましたが、センセ最近はこんなんばっかですねー。
えっちでなくてもいいので、ぜひオリジナルを描いてほしいですよ。
そうした訳で、これから正直な感想を書かせて頂きます。
毎度のことですが、そんなん得意でない方はご退出下さいませ。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
だって全然刺さらなかったんだもん。
※左:諸見里葵、右:黒須美羽
両極端な接客の図。キレた時点でサービス業は失格。
生まれて不幸続きという主人公「鴨下大翔(かもした・ひろと)」
両親にも先立たれ、天涯孤独の身であった「大翔」は、「Piaキャロット8号店」のバイトに採用されていたんですが…なんと初日に爆発事故があり、仕事どころか賠償問題を抱えてしまったのでした。
自暴自棄になっていた「大翔」ですが、謎の仮面ウェイトレスの助けもあり、学生のみで運営される街に完成した「Piaキャロット学園特区店」の店長として働くこととなったのです。
…だいたいそんな導入部。
各話それぞれメインヒロインが変わるタイプでそれぞれの連続性は薄く、同キャラ・ブツ切りという感覚。
複数ヒロインに囲まれるゲームをそのまま割り振ってネタとしており、非常にユルユルとした漫画に仕上がっておりました。
こりゃー、だめだ。
冒頭に収録されたプロローグ部分。
掴みとなる大事な部分だと思うんですが、これがガチャガチャして先行き不安になるだけでした。
もう少し長くページを割いてちゃんとスタッフ集める描写を描くとか、あるいはキャラ紹介ページだけで軽くさらっと流した方が良かったのでは?
だいたい、”学園特区店”という設定が疑問。
わざわざ店舗スタッフを学生だけにしたい理由はなんなんだろう??
”学生のみで運営される街”、というのもひでるさんの想像を超えているんですねー。
よっく分かんないです。
実績ゼロな「大翔くん」が店長として抜擢されたのも意味不明。
リアリティないなぁ。
1話は小さいながら暴力的という先輩「黒須美羽」がメイン。
いきなり客に怒鳴る場面があってげんなり。
こんなウェイトレスいるかいな。
後半のトラブルとなる客も同様ですね。
だいたい、隣に座って接客したら風俗になっちゃいますよ。
届け出必要なのですよ。(→それに学生でしょーが)
無理やりお見合いさせられる「汐月さくら」の3話。
見合い場所をファミレスとするのは仕方ないとしても、あの後半はなんだかなぁ。
女子供にやられるヤクザってなに?
最も酷いのが4話。
地味な「黒須美咲」をイメチェンさせるというお話なんですが…ウェイトレス目立たせる理由って?
わざわざ皆で示し合わせたのも意味不明。
彼女はキチンと仕事できており、どうにかすべきは姉の「美羽さん」の方でしょう?
※左:紗東陽菜、右:汐月さくら
同居中は何もなかったのかなぁ。
幼馴染み「紗東陽菜(さとう・ひな)」とのエピソードは、メインヒロインというだけあって最終の5話でした。
逆に言うと、それまでほとんどほったらかし。
だらだらと↑上に書いてきた、色々ユルかったのはまーいいとしても、ここに最大のポイントがあるんです
街に来た主人公「大翔くん」は住むところなく、1年ぶりに再会した「陽菜さん」の女子寮にてこっそり同居することとなるんですが…はっきり言ってこっちのが気になりませんか??
幼馴染みな女の子と同居ですよ?
しかも、女子寮にこっそりなんでしょ??
そりゃー、普通に生活するだけで色々なイベントがありそうなもんです。
5話の不意な事故で2人急接近していましたが、日常でもあーした場面は多くありそうで…。
だいたい、「大翔くん」の不幸がどーのこーのというのは、「陽菜さん」向け設定なの?
やっぱりよく分かんない。
相変わらずの可愛らしい絵柄です。
実際のゲームと比較すると、だいぶ「宇佐美渉」センセちっくにデフォルメされておりました。
やや癖が強いので、評価は分かれるところでしょう。
ちなみに、漫画中ではちょくちょくパンチラあったほか、妄想部分ですがバストトップまで描かれておりました。
こうした単行本では、珍しくサービス良好でしたね。
どうせなら、もう一歩踏み込んでギリギリを狙ってくれれば、また違った魅力が出たかもしれないのに…。
”題材を漫画とした際、どう見せたら面白いのか”という部分をまったく考えないまま、ストーリー・構成を組んだような印象。
原作の「みささぎらん」さんは実際のゲームにてシナリオ書いていた方らしいので、その流れだったのでしょう。
完全にゲームをやった人向けで、各キャラ別エピソードの紹介という感じなのかな。
残念ながら、こちらだけではゲームの面白さ伝わりませんし、単行本として評価できたものではありません。
安易に漫画とするのはやめた方がいいのではないかなぁ。
「WILD ARMS XF/鈴羅木かりん」、「キラ☆キラ/上田キク」などよく練られて仕上がり良かったのもあるというのに、これでは漫画家さんが気の毒ですよ。
なんだか3月にも「宇佐美渉」センセ描いたゲーム原作の単行本が発売されるようでしたが…。
やっぱり昔のようなオリジナルを描いてほしいなぁ。
Pia・キャロットへようこそ!!G.P. (チャンピオンREDコミックス)
※こちらが原作。
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comment
何様でもないですが
私の書き方が気に入らないのはすみません。
だから”得意でない方はご退出”とあらかじめ書いてるんですが…。
ただ、作品として世に出せば、良いにせよ、悪いにせよ、なんらか言われるのは当然だと思います。
せっかくブログという形式なのに、良くなかったと感じた漫画を褒めるのは違うでしょ。
出版社さんの紹介文面見るのをオススメしますよ。
だから”得意でない方はご退出”とあらかじめ書いてるんですが…。
ただ、作品として世に出せば、良いにせよ、悪いにせよ、なんらか言われるのは当然だと思います。
せっかくブログという形式なのに、良くなかったと感じた漫画を褒めるのは違うでしょ。
出版社さんの紹介文面見るのをオススメしますよ。
あ
あんた何様?
自分でこれかけんの?
文句ゆうんだったら自分で同人誌
かいてみろ
自分でこれかけんの?
文句ゆうんだったら自分で同人誌
かいてみろ