まんがさんぽ　2006年09月02日

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★まんがデーター　［９／１５］
・絵　　　：■■■□□
・話　　　：■□□□□
・独創性：■■■■■
・属性　：　成年・機械
・おまけ：　おまけ漫画、設定ラフ、あとがき
　　　　　　ゲスト投稿、解説「矢柴理望」
・その他：　短編１０話。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は美少女エロ漫画家「もりばやしりんご」センセの「少女探偵ＲＩＮＮちゃんの事件簿」です。

めっちゃ古い漫画ですね。
今こーんな時期の漫画（初版1993）をやっているブログもなかなかないのではないでしょうか？
ということで。

さて、漫画はよく知らないけど、タイトルを何処かで聞いたことがあるような気がするよー、というそこの貴方。
たぶん、ひでるさんと同世代か、同時期にパソコンやっていた方でしょう。
実はコレ、ＰＣ８８時代（ふるっ！）にパソコンゲームにもなっているという、時代を語るような漫画なのです。
すごいでしょ！
ゲーム持っていたらプレミアつくかもしれません。たぶん。

お話は解説で「学芸会まんが」と、評されているそのままな感じ。
（※りんごセンセはパロディーというくくりが嫌い）
真剣に読めばきっと後悔する、なんでもありで脈略ない、学芸会のような世界が延々続きます。気軽な感覚で楽しむのが正解で、色々考えてしまう人は合わないでしょう。
のんきな漫画ですよ。基本的に。

絵はさすがに今見ると古い感じです。やったら細かく描き込まれたメカと、逆にあっさりとした人物絵は目の大きく丸っこいのが特徴。シリアスが似合わない、可愛らしい雰囲気です。だいたい↓表紙のような雰囲気ですね。
（※そちらにあるように、主人公のＲＩＮＮちゃん以下登場するのはロボットばかりです）
話・絵共に、物凄く人を選ぶ漫画です。
結構好き勝手に描かれているようなので、最悪なんだか伝わらないこともあります（笑）

まぁ、歴史的には貴重な１冊（大袈裟？）なので、見かけたらぜひ手にいれておきたい漫画です。たぶん。
ちなみにひでるさんは、「もりばやしりんご」センセの他の漫画「新・隷嬢物語」「ＵＬＴＲＡ－Ｍ」も所持しています。
その「新・隷嬢物語」の「恐怖放送局」は独特な世界でいい話なんですが、未完でばっさり終わっておりました。
当時こんなパターン初めて見たので、呆気にとられた記憶があります。