まんがさんぽ　2006年09月05日

スポンサーサイト

上記の広告は１ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-------- :
スポンサー広告 :

★まんがデーター　［１０／１５］
・絵　　　：■■■□□
・話　　　：■■□□□
・独創性：■■■■■
・属性　：　成年・ギャグ
・おまけ：　カバー裏に漫画。
　　　　　　あとがき、おまけ４コマ、他数ページおまけあり。
・その他：　同人誌でガイドブックあり。１話は雑誌掲載から大幅描き下ろし。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Ｊ・さいろー」センセの「ＪＡＣＫ　ＵＰ」です。

覚えてるかな～。
若い人は知ってるかな～。
その昔、ブラザーがパソコンゲームの販売機で「タケル」ってのやってたこと。
（※簡単に言うと、ファミコン・ディスクシステムの書き換え機みたいなやつです。…って、これ自体がもう古いですか？）
ひでるさんと同時期にパソコンやっていた方はおそらく記憶されていると思います。

そのタケルのゲームで、「徳川玄徳　ｖｓ　とんち小娘」ってゲームがあったんですよ。たしか。
それに携わっていた方が、今回紹介する「Ｊ・さいろー」センセなのです。
さらに、当単行本に出てくる主人公も「徳川玄徳」という名前で、キャラが多少違いますが分身のような存在です。
ちなみに、「とんち小娘」ってのも作中に登場するヒロイン「豊臣みさお」みたいなもんです。
（※こちらは性格・容姿共に全然違う）
…でね、何を言いたいかというと、それらを知っていたひでるさんは単行本読む前からもう親しみがあったんですね。
この漫画。

この「Ｊ・さいろー」センセは上の経緯でも想像できるように、漫画家というくくりには当てはまらない、プロデューサーみたいな方のようです。
なんと！「抜忍伝説」などでお馴染み（？）の「ウルフチーム」に在籍していたそうです。
まぁ、詳しくは知りませんが。

漫画は…なんというか、おかしな世界でのらんちき騒ぎ、みたいな感覚です。
はっきり言ってストーリーとして期待されるようなモノはありません。
ギャグ系統ですし、気軽に読み進んで下さい。

もう手には入らないでしょうが、同人誌でセンセが出されていたガイドブックを読むと、もっと深く世界が味わえるでしょう。
実はひでるさんも何故か持ってたりして。
うふふ…。
特に１話は発表当時とまるで別物だったことが分かって楽しかったです。
（※ちなみに単行本収録の第１話はほぼ前編描き直しのようです。大変ですねぇ）

絵柄は濃く、はっきりした太線の少年誌のようなものです。女の子はロリ系な人物絵で、ぷりちーに描かれています。
好みは分かれる絵ですね。表紙↓で判断できますんで、そちらでご確認下さい。
ちなみに、成年漫画ですがえっち度は低めです。
…なにせ、主人公の「徳川玄徳」が寡黙で禁欲的という特徴があり、ほぼソレに参加しないんですね。
変わった漫画です。

と、いう訳でコチラはかなーり昔の漫画ですんで、もう店頭で見かけることはないでしょう。
どこかで見かけたなら、ちょっと見てみて下さい。
あまり読んだことのない、特殊なさいろーワールドが楽しめるでしょう。